『同志少女よ、敵を撃て』(著:逢坂冬馬 氏)は、言わずもがな……
2021年の第11回アガサ・クリスティ賞大賞と2022年本屋大賞のダブル受賞作。
発行部数は2022年4月現在で40万部近くに達する大ヒット作です。
ここでは少し変わ
った斜めの視点から、作品世界を楽しんでみましょう。
じつは、ミリタリーだけどミステリーな、幾つかの謎が……
作品中の描写に潜んでいます。
読んでいて、「あれっ、どこか変?」と違和感を覚える、何か。
これはおそらく、作者の意図による、謎かけなのです。
読めば読むほどに、深まる謎。
そこには多分、この作品の制作過程が隠されていると思われます。
あまりにも興味深いので、
文脈と行間に秘められた謎を探し、私なりに解いてみました。
これはあくまで、個人的な感想文であり評論です。
作品を批判するつもりは全くありませんが、
作者様、失礼がありましたら、何卒お許し下さい……
※いわゆるネタバレは避けますが、事前に必ず『同志少女よ、敵を撃て』を
読了なさってから、この評論をお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 12:37:00
57222文字
会話率:1%
ある日、彗星の如く現れた天才小説家睦月如月。
デビュー作にしてなんと本屋大賞を受賞してしまう。
経歴が全く不明であることから睦月如月の正体を人々はいろいろ噂するが、その真の姿は全く不明だった。
と。
一方その頃、僕はエロ小説のことにつ
いて色々と考えていた。
エロ小説の真髄とは何か。エロを夢想することでエロに似た何かを深い意味でエロ小説にすることはエロ的に可能なのか(意味不明)。
......
これはそんな物語である(どんな物語だよ)
※ラブコメです。国語の偏差値98の後輩がメインヒロインです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 21:40:26
10050文字
会話率:36%
ゆるい読書人を自認する有村瑞希は霧乃宮高校文芸部に入部する。
そこにはミステリマニアの鈴木早苗、海外の古典を愛する北条亜子、そして圧倒的読書量がありながら他人に本を薦めない結城恭平という濃い部員が揃っていた。
瑞希は彼らと交わることで徐々に
変化していき、自分でも小説を書いてみたいと思うようになっていく。
令和元年をリアルタイムで描いた物語です。
書評もあれば読書や創作にまつわるネタも満載。
本が読みたくなる、書いてみたくなること間違いなし!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-02 15:00:00
394562文字
会話率:28%
第十七回2020年本屋大賞本屋大賞一位作品「流浪の月」凪良ゆう・著 / 東京創元社(2019)を読んでの考察。
これは完全に個人的な感想です。特定の作家様や出版社への誹謗中傷の意図はまったくありません。誤解のないようにお願いします。
ネタバ
レをすることはありませんが、ストーリーの冒頭をある程度説明するため、これから読もうとお思いのかたはお避けください。
なるべく好き嫌いなど好みの問題に過ぎない部分は割愛しているつもりですが、それでもわりと辛口なエッセイになっているかと思われます。
そういうものが苦手な方はここでブラウザバックをお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 00:00:00
6300文字
会話率:3%
お嬢様が第1回本屋大賞の名作に挑む!
最終更新:2014-08-17 06:41:45
1125文字
会話率:88%