並木道を歩いて、木洩れ日を浴びて思いついた詩です。
最終更新:2024-04-30 19:55:02
237文字
会話率:0%
五月の風はまだ少し冷たいが、桜はすべて散って、夏の匂いがゆっくりと近づく。
時々紙の匂いがする部屋には、触れたら溶けてしまいそうな君がいて、俺はそれを書いている。
最終更新:2023-05-15 08:55:52
3358文字
会話率:35%
反省を込めた私小説です。
最終更新:2023-01-01 00:10:56
28969文字
会話率:22%
愛しい愛しい木洩れ日よ
葉っぱはまるで心臓みたいに
キーワード:
最終更新:2022-11-22 23:02:59
233文字
会話率:0%
サンファンバティスタ号に乗りスペインに渡り帰還しなかった仙台藩士瀧上嘉蔵から数えて一六代目の海彦は嘉蔵不帰還の謎を抱えていた。それは瀧上家にとって代々の解けない謎であった。海彦は帰還しようと思えば帰還できたのに不帰還とは、残された家族の悲し
みを顧みない嘉蔵には人間としての欠陥が在ったと捉えていた。その結果、嘉蔵は偉大ではあるが、尊敬できないに繋がっていた。そんな折に嘉蔵の子孫と名乗るマリアからの手紙が舞い込む。日西友好協会の招きで仙台に着いたマリアは四百年前の仙台とお正月を体験する。マリアは嘉蔵を尊敬していた。美人で聡明なマリアに一目惚れした高二の海彦は戸惑いながらもマリアへの想いを強める。マリアも海彦の優しさに触れ、切っても切れない関係の強さを確かめてゆく。マリアの唄は抜群だった。楽器が得意な海彦はバンドを組もうと提案。快諾された海彦は音楽の路に進もうと決意して曲を創り、カラオケテープを帰国したマリアに送り、唄を吹き込み、それを家族に披露。父親の海太郎から「大学に行って歴史を学べ。墓を守れ」と認められる。優しくも頑固な海彦は嘉蔵への認識を変えられずしてマリアとの関係は何時もギクシャク。軽音楽部に所属している海彦は正月明けの音出しにマリアの要望であった学校案内を兼ねて参加。マリアの挨拶と唄に静まり返る部員たち。マリアから「佐々木薫子に警戒を怠るな」と忠告。薫子は海彦を誘惑。かろうじて誘惑から逃れた海彦。ある日学校から帰ろうとした海彦に橘南が声をかけた。「海彦。話できる。時間ある」。南とは小五の時に学校の屋上で一枚の毛布にくるまっていた。二人は屋上から荒れ狂う黒色の津波を震えながら見つめていた。両親を喪った橘南は会津若松の祖父母の元に引き取られて行った。話すのは小五の時以来。橘南は海彦が通うであろう高校を予測して祖父母を説得。独り仙台に戻って来た。橘南は海彦に告白。健気な南に心惹かれる海彦。「マリアとは切っても切れない関係。私とは切ろうとすれば直ぐにでも切れる他人の関係。だから遠くて近いマリアを気にしていないんだ」。嘉蔵が暮らしていたアンダルシアのコリアデルリオの『ハポンの会』から招待状が届いた。揺れる橘南。海彦は嘉蔵不帰還の謎を解き晴らすチャンスと決めるも、海上保安庁に勤める海太郎がオホーツク海で国籍不明船から銃撃を受け生死を彷徨う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 20:00:00
153449文字
会話率:21%
※R15はもしかしたら書くかもしれません。
半田くんとクラスメイトのボクの話。
オムニバス半田くん。
あったかもしれないしなかったかもしれない。
最終更新:2021-05-04 19:51:01
334文字
会話率:0%
研究所で生まれ育った、感情の乏しい少年。彼を担当してきた3人の研究者。彼等が過ごした最期をそれぞれの視点で綴った数日間の話。密かに研究所が解体されていく中、少年が10歳の誕生日を迎えるまでの物語。
最終更新:2021-04-12 16:43:27
51144文字
会話率:32%
都岡美緒が岐阜へ転校したあと、主人丹波山は先輩たちと一緒に吹奏楽を続けていきました。
文化祭、定期演奏会が近い時にアニメ部の牛久保直美からアニメ部の誘いが来ていました。
紅茶とお菓子、魔女の宅急便のDVDの誘惑に負けて入りそうになったのです
が、吹奏楽部先輩、今宿清美や顧問の小机先生などにはっぱをかけられて、アニメ部の誘いを断りました。
文化祭と定期演奏会が終わり、3年生は引退し、卒業式には丹波山夏美をはじめとする1年生と2年生はお世話になった3年生に素敵なサプライズを用意しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-14 10:22:45
16203文字
会話率:62%
終わらない待ち時間、何を待っていたのか。
最終更新:2019-09-09 18:45:12
321文字
会話率:0%
誌です。
一文でも心に残ればと思っています。
キーワード:
最終更新:2019-04-18 08:34:32
462文字
会話率:0%
時は近未来――この世界の人々は、様々な機械を開発した。生活環境も十数年前よりかなり変化し、クリーン産業が発達し緑化が進んでいる―――
その中でも、ある「国」はアンドロイドタイプのロボット開発に秀でて、国民は最低一人一機所有している。
しかし
近年、この国では山中に破壊された所有者不明の破棄アンドロイドが増えつつあった・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-12 01:06:41
3599文字
会話率:50%
ほどほどに晴れた清々しい五月のとある日。憩いの場、自然公園にやってきた“私”はほっこり癒されようと思って、癒されはするけど………という日常の一コマです。短いので、一休みする時にでも、どうぞ。
最終更新:2017-06-06 10:50:55
776文字
会話率:9%
いつの間にか育っていた思い、ずっと続く気がしてた毎日――胸に秘めた願いはありませんか?
“精霊(せいれい)の神子(みこ)”という全ての自然を操れる女性を捜す兵士と、自分が神子だと知らずに彼に助けられる少――年ではなく幼女。でもなく、少女
。……まあ幼女かな。
これは幼女×野獣の心を温め合うハートフルストーリー。
笑いかけた子供に必ず泣かれる容姿以外、ごく普通の一等兵であるセージは、森の奥まで神子を探していた。
そこで足を挫いた少年に出会い、助けて以来仲の良い友達になる。世間知らずなラマルを教会に連れて行き、勉強を見てあげることに。
月日は過ぎて、町の住人にも受け入れられたラマルは、自分こそが神子だと気づく。
そんな折、ラマルを養子に引き取りたいという人物も現れ、セージはラマルとの別れを予感する。
※この小説はside形式ではありません。一話の長さもバラバラで、途中、王子×幼女になるなど、メインカップル以外の恋愛描写がわずかにありますのでご注意ください。
※『』内の言葉は音になっていません。考えた人、または一部の人にしかわかりません。わかりにくくて申し訳ないです。
6/21完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-21 07:00:00
366162文字
会話率:58%
あたたかい光の景色。
キーワード:
最終更新:2014-08-03 21:39:38
376文字
会話率:0%
越智木洩れ日学園高等学校には、代々変人が集まると噂の『オタクラブ』がある。オタクラブに所属する陽菜は、強気な性格とは裏腹に、いつか素敵な王子様が私を迎えに来てくれると信じている夢見る少女だ。彼女の他には、あだ名が王子で見た目が殿な幼馴染の貴
志や、イケメン悪ノリ双子の河原ツインズ。不思議霊感少年の仁に、腐女子な弥生と個性的な部員が集まっている。ある日双子の一人から、陽菜の王子は貴志がぴったりとからかわれ、殿は好みじゃないと否定するものの、貴志が告白されている所を見てから妙に貴志を意識してしまい……☆高校生の青春恋愛模様☆One for All , All for One and We are the One ~オンライン作家たちによるアンソロジー~VOL3に収録されていた作品を加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-01 21:00:00
16036文字
会話率:40%
話という話ではありませんが。
最終更新:2011-10-26 03:29:13
2834文字
会話率:12%