黒髪黒目の少女はドラゴンに願う、「私を食べて下さい!」と。
何をぬかすんだこの童は、とも思ったが、どうやら少女は『死』を求めているようだ。ならば、痛みも感じないよう、一瞬でその命を終わらせてやろうと、ドラゴンは最大火力の魔法を放った。
──
─だが、少女は傷一つ負う事なく、生きていた。
生まれ持ってのスキルか、加護か、あるいは呪いか。だが、この世界に永遠等ない、原因を解明して、少女の望みを叶えるべく、少女とドラゴンは、共に旅を始める───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 21:00:00
258732文字
会話率:41%
「エレーヌ! 貴様は、この国を破滅に導く、悪女だっ!」
この国の第四王子は、とても可愛らしい女性を片手で抱きながら、私を断罪した。
周囲の視線はすべて、あの第四王子の茶番に付き合わされて可哀想に、という憐れみの目。
それを知らないのは、さも
愉しそうにこちらを見下ろす第四王子と、その横にいる平民女だけ。
――4年間、耐えた甲斐があったわ。
あの4年前の屈辱のお返しをするときが、ついに来た。
覚悟しなさい、ディル・ドレイク・ノルシュタイン。
これから始まるのは、あなたが私を断罪する喜劇ではない。
私が、あなたを断罪する、喜劇よ。
クソ野郎を最大火力でざまぁする話です。
※行っても中編で、そんなに長くはならない予定です。
※週1更新くらいでどうにか保ちたい所存折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 22:00:00
61003文字
会話率:42%
パレスセレスト・ヒストリー。通称「パレヒス」。
ノンレベル制を採用した完全スキル制オンラインゲームが今流行のVRサーバーをリリース!
旧サーバーからのアバターが引き継ぎ可能と聞いた私は、さっそくVRサーバーに移籍したギルドメンバーと一緒に
、強くてニューゲームを始めたんだけど……
リアルな戦闘がトラウマになっちゃって、前衛職のギルメンたちが後衛職にジョブチェンジ!?
私は白魔導士だし、他のギルメンも調合師とテイマーで後衛職。ずっと行きたかった大型イベントも始まるのに、これじゃあパーティとして成り立たない!
急募・前衛職!
白魔道士な私の最大火力に期待しないで!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 07:00:00
70681文字
会話率:32%
ある日3名のくたびれた大人が、チュートリアル無しでいきなりラストダンジョン二個手前くらいにある秘境の地へと飛ばされた。
高レベルのハンターに大量のモンスター
隠れキャラクターである最強の聖女
最大火力を誇る強大な召喚獣が潜むその大陸に
ゴ
ブリン、サキュバス、スライムと初~中級程度の魔物に転生してしまった彼らは生き残れるのだろうか。
なんか微妙に好きになれない感じの癖のある元人間達による、スカッとしない冒険が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 17:00:00
15308文字
会話率:48%
VRMMO廃人である我原京はついにリリースされる新作VRMMO≪フェアリーディスタンス≫を楽しみにしていた。
が、正式リリース前に、姉から突然電話がかかってきた。
その内容は、娘がVRMMOを始めたいから保護者として一緒にプレイしてくれと
いうものだった。
姉のたっての頼みだ。
現廃人としては、可愛い姪っ子にゲームの厳しさを教えてやるしかないじゃないか。
ゲームに詳しくない姪だが、なぜだか運だけはよく、ベータテストでは見つからなかった激レアスキルをどんどんゲットしていき、果てには誰も存在を知らなかった激熱先着イベントを真っ先に攻略していくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-12 17:10:06
121263文字
会話率:42%
人からよく「マイペース」と評される女子高校生、鹿川玉藻は、親友である渡里彩から持ち前の豪運を頼りにされ、VRMMORPG『FPF』のβテストに応募する。見事に当選した玉藻は、送られて来たハードとソフトを彩に渡すのだった。
それから数ヶ月
後、そんな事はすっかり頭の中から抜け落ちていた玉藻の元に、製品版のソフトが二つと、もう一つハードが送られてくる。付いて来たメッセージを要約よると「誰かに渡して、プレイ人数を増やして下さい」という事らしい。
「それじゃあ、私もやってみるかな~」的な軽いノリで始めた玉藻は、キャラメイク時、偶然目に入った【砲術士】を職業に選ぶ。その選択が、『FPF』において【破界神】と呼ばれるプレイヤーを産み出してしまうとも知らずに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-18 17:23:19
37650文字
会話率:24%
例えば、最大火力の攻撃を魔王にぶつけて、仲間がこう叫んだとする。
「やったか!?」
やってない――そんなお約束のパターンを、口に出したり行動に起こしたりすることで再現させることができる者がいた。
世界でただひとり、そんなお約束を引き起
こす能力『お約束と誓約《フラグ・エンゲージ》』をもつシキは、魔王側で「やったか!?」と「まさか、無傷だと!?」を繰り返し、ほぼノーダメージで魔王討伐を成し遂げる。
彼を金で雇った美少女勇者三人組は、世間一般の評価とは裏腹に彼こそが真の勇者であると認め敬愛し、勇者パーティーの一員として在籍することを望むが――
「断る。輝かしい舞台も栄光も、権威も名誉も、俺には必要ない」
不用意に目立つことを嫌うシキは、それを拒絶する。
どうしても納得できない彼女らは、魔王討伐の褒賞である館でシキと一緒に暮らし、彼の力を世に知らしめようとするが――巻き起こるのは、シキを中心としたお約束による混乱の数々。
「だから、人前に出たくなかったんだ……」
自動的に巻き起こるお約束の困難を、チート染みたお約束で打倒する!!
コレは、王道を王道で裏返し、邪道を突き進む王道物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-10 00:07:03
138837文字
会話率:44%
時は二千五十年。
舞台は神戸沖の人工島、いざなみ県、いざなみ市。
内閣直属の非公開執行組織、『治安会』こと『治安調査会議』には”父親”とされる人物がいる。その男の名はライアン・ミウラ。身の丈二メートルの巨躯を誇る強面だ。”父親”であること
に自覚的だからこそ、彼には若いメンバーが子供のように愛しく思える。サポートしてやるべき連中であり、支えてやるべき存在であると考えている。そんなふうに縁の下の力持ちを自認するいっぽうで、『治安会』の最大火力を有しているという側面は、彼にとっては茶目っ気みたいなものだ。
過激派組織『オープン・ファイア』、『アンノウン・クローラー』の台頭。その他諸々の凶悪事件等々。悪い意味で賑々しいいざなみ市において、悪党の跳梁跋扈に対抗し、まさに”治安”を守るべく、ミウラを始めとする『治安会』の面々は、今日もチャレンジングに奮闘する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-12 23:17:24
96508文字
会話率:83%
デザイアオンラインなんて、思いつきのゲーム名で見栄を張ったところで、このぼくは、あらゆる森羅万象の前であまりにも非力で、巫山戯ていて、現実と、仮想空間の境すら曖昧で、勿論、現実と虚構の境すら曖昧にしたまま、物語は進む。否、話が進んでいく。否
、話以外進まない。
なにもわからないし、なんでもわかる。
なにもかも(概念を)ぶっ放すぼくの戯言集。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-20 10:05:05
47499文字
会話率:14%
異世界で勇者をやることになった俺ことシモン・ヒーローは愕然としていた。
彼の授かった能力はその名も『スロット』。
最大火力は魔王をワンパンで撃砕する威力だが、最小火力はスライムに手こずるようなクレイジー能力だった。
最終更新:2019-07-13 15:00:00
999文字
会話率:33%
無力な自分がただひたすらに嫌いだった。
ぼくはある日学園のマドンナに告白し了承をえた。
ぼくは浮かれていた。
放課後にクラスメイトに二人とも呼び出され、ぼくが暴力を受ける。
力がなかったぼくは暴力を一方的に受ける。
そこでもう名前も容姿も忘
れた学園のマドンナが責任を感じ、自殺する。
ぼくも彼女を追って自殺し、異世界に飛ばされる。そこでホワイトという男に拾われ剣を習う。力を得るために。そこで出会った少女がどこか初恋の相手に似ている気がして今度こそはと剣に誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-15 01:59:43
3657文字
会話率:24%