大陸で一二を争う強国の第一王女の12歳の誕生会が開かれた。招かれているのは国内外の王族・貴族。白豚王女と陰口をたたかれている王女の婚約者を決めるための誕生会だ。例え、白豚と言われても、国王に溺愛される王女の婚約者の地位は、非常に魅力的で、多
くの候補者が集まった。
その中に、貧乏王国の第二王子もいた。貧乏故、傭兵団を組織し外に出稼ぎに行かざるを得ない国で、強さを求める少年は、他国人には乱暴者に見えた。
そんな二人が出合い頭にぶつかって転がり落ちた先で出会ったのは、古の封印された魔法使い。
そこで知る衝撃の事実。
転がり落ちて封印を壊した時に王女と王子の心が入れ替わってしまった。
これは、そんな二人が元に戻る為に奮闘する中で、成長する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 07:00:00
245911文字
会話率:43%
*この物語は『悪役令嬢はやる気がない』の続編となります。こちらも掲載しておりますので、先に読んでからこちらを読み進めて頂いた方が内容が分かりやすいかと思います。どうぞよろしくお願いします。
王子の婚約者だったカサンドラは、自分が悪役令嬢だ
と思い込んでいた。いずれは明るく楽しい、頭のネジが緩んだ朗らか令嬢が現れて、王子に婚約破棄を突きつけられるのだろうと思っていた。だからこそ、全くやる気がない状態でいたものの、結局カサンドラは王子と結婚することになった。しかも出来ちゃった婚。おかげで結婚式は延期になったけれど、お友達の二人も延期となっている。隣国モラヴィア侯国の第三王子の元へ輿入れするはずだったカロリーネは、ドラホスラフ王子との結婚に大きな障害が立ち塞がることになったのだ。誰が黒幕なのか?何でカロリーネの侍女としてカサンドラが隣国に入り込むことになったのか?激怒したアルノルト王子は動き出す。過激な王子はカサンドラを助け出すためなら手段は厭わぬ乱暴王子。アルマ公国からやって来たシャリーフ王子は果たして生き延びることは出来るのか? カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 18:00:00
369287文字
会話率:45%
8年前に病気により惜しまれながらも帰らぬ人となった名君主の弟として蔑まれ続けた主人公が王となってはや8年、溜まり続けたストレスにいつしか人とも呼べぬ化け物になっていく物語です
最終更新:2023-06-27 15:23:47
2329文字
会話率:27%
第三時代――〈青い瞳の勇者〉と〈赤い瞳の魔王〉の戦いによって文明が崩壊したあとの時代に、世界最悪の暴王と呼ばれる者がいた。
そんな暴王を打ち倒すために各国が〈英雄〉を排出するのが当たり前になったころ、魔導振興国として知られるマナフ王国は
とある英雄を作り出す。
他国との戦争に敗北し、最後の希望としてすがったその英雄は白い髪を宿していた。
生まれ持った圧倒的な魔力。マナフ王国にふさわしい魔術の技量。そしてそんなマナフの〈白き英雄〉の隣には――もう一人の少年がいた。
黒い髪、赤い瞳、されど彼には生まれつき魔素がなかった。
マナフ王国にはとうてい似つかわしくないその少年は、しかし、もう一人の英雄として歴史に名を刻むことになる。
これは、世界最強にして最悪と謳われた〈ベスジアの王〉と、その王を打ち倒すべく生み出された〈廃英雄〉たちの物語。
※『カクヨム』にて同時連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-22 20:00:00
111003文字
会話率:45%
大陸最強の殺し屋集団<三奪>。
そこの中堅構成員であった『万力』は、運良く組織壊滅直後に現場に戻る事になり、組織の資産をそれなりに入手する。
人一人が生きて行くには十分すぎるお金と、初めて得る自由。
冒険者ギルドに併設さ
れた酒場で角煮を食べ、美味くは無いが工夫された味に感心し、各地の美味いものを食べて回ろうと決めたカイナこと元『万力』であったが、その前に元<三奪>の人間としてすべきことがあった。
『殺しは良、報復は善』
組織の暗黙の了解であったそれを成す為に、カイナは頭領を殺し組織を崩壊させた勇者に接触し、取引を持ちかける。
内容は、<三奪>の裏切り者の皆殺し。対価は<三奪>が蓄えていた資金。
元より黒幕を潰すつもりだった勇者は快くその提案にのり、<三奪>の残党狩りに協力。カイナは無事残党のトップを殺し、勇者は残党狩りに伴い膨大な資金を手に入れる。
カイナとの出会いにより十分な資金と情報を得る事が出来た勇者は、珍しく積極的に動き、第一王子を擁立し王を含めた多くの貴族を逮捕、処刑する事となる。
一人の女性がその大捕物に大きな貢献を果たしたという詩が吟遊詩人達によって歌われるようになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 19:00:00
217320文字
会話率:46%
私はお母さんに捨てられた。金で売られたんだ。だけど、そのお母さんは周りの人に金を奪われて悲惨な最後を迎えた。
私は絶対にあれみたいにはならない。絶対に、絶対にだ。そう思っても、世界は理不尽で溢れていて、先は真っ暗だ。
そんな道を進んで
いると、光が差し掛かる。
ああ、見つけた、私の太陽。
差し伸べられた手を掴み、私は思う。
この太陽を守り続けたいと。例え、この命を失うようなことになろうとも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-28 22:06:10
99184文字
会話率:49%
東雲 勇人は学校の帰り道で、突如開かれた召喚陣によって異世界に召喚される。勇者の称号を持つ…魔王として。
与えられたのは、すべての魔を従えることができる、一本の黒い魔剣と二人の女従者。
…時同じくして、召喚されたもう一人の人物がいる。赤い瞳
を持つ少女シオン…勇者として召喚された彼女は、異世界から来た魔族の姫だった。
与えられたのは、自分へ向けられる思いを力に変える事が出来る、白い聖剣。
「「魔王(勇者)様! どうか勇者(魔王)を倒してこの世界を支配(平和に)してください!」」
「「えー! 俺(私)が魔王(勇者)!?」」
「「無理無理無理無理! そんなの絶対無理だって!」」
かくして、勇者な魔王と魔王な勇者←(俺)を取り囲む奇妙な騒動が始まった。
魔王は居城を作るためと、なんだかんだと二人の従者に乗せられながらも、世界を気楽に旅する。
勇者は何時の間にかアイドルにされ、人気を勝ち取るため、スターロードを突き進む!
『光の神殿』『聖堂教会』『選定勇者と呼ばれる者達』『魔族領域の族長連合』『暴王と呼ばれる魔王』『帝国』やがて世界全土を巻き込む程の大きな災厄の渦に巻き込まれていくのだが、その時をまだ二人は知らない。
これは不幸にも、立場を間違って召喚された二人の少年少女が、ちょっと頭のおかしな周囲の人々に囲まれながらも、なんだかんだと楽しくやっていく珍道記。の予定である。
基本はコメディー稀にシリアス、チーレム物、不定期更新作品です。
書き直しでリメイク中。タイトル替えて再投稿します
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-15 03:11:30
229541文字
会話率:38%
偽りを演じる少年と傲慢を具現化する偽王女。
『この世にはいつわりしかないんだ。』
あの日言われた言葉が俺を戦いへ誘った。
最終更新:2010-08-13 00:26:30
3670文字
会話率:41%