アリアは光の魔法の才能を持つ男爵令嬢。公爵家の嫡男ヴィルヘルムと婚約していた。彼女は学園の魔法決闘トーナメントで、伯爵令嬢のイザベラと対戦。試合中にアリアが光の魔法を使った瞬間、イザベラは突然服を脱ぎ始める。これを見たヴィルヘルムは、アリア
が洗脳の禁呪を使ったと非難し、試合を中止させてしまった。
アリアは自分が禁呪を使ったことを否定するのだが、ヴィルヘルムは彼女を信じず、婚約を破棄してしまう。さらに、彼はアリアが所属する新魔法開発クラブを危険分子と非難し、クラブを解散させようとした。
アリアは学園から退学処分を受け、魔法資格も剥奪されてしまうのだが……絶望の最中、彼女に救いの手を差し伸べたのは、新魔法開発クラブの部長で美形だけど変人のフェリクスだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 18:11:01
22013文字
会話率:36%
主人公 斉藤雅之(作中:マサユキ)は再就職もせず、憂さ晴らしをするようにオンラインゲームにドップリ浸かった生活をしていた。
ある日、見慣れぬ地で目覚める。
そこは異世界。
自身の置かれた状況を受け入れられず戸惑ってしまうが、彼はこの世界で
生きる決意を固める。
偶然一人の女の子に出会い、やっとの思いでコミュニケーションに成功する。
束の間の安堵……。しかし、謎の激しい痛みで気を失ってしまう。
再び目覚めると、姿が12歳頃まで若返っていた。
「異世界転送」と「若返り」という異常事態に見舞われたマサユキだが、出会った家族に支えられながらも新たな人生を歩み始める。
異世界には魔法が存在する。しかし、彼には魔法は使えない。
半ば諦めていた所、「石鹸製作」で思わぬ発見をする。
正体不明の「特殊な能力」である。
能力は地味で限定的だが、物に能力を付与する事ができるようだ。
彼はその能力を使い、異世界では革新的な発明を世に送り出す。
それを機に、彼を取り巻く世界は静かに狂い始める。
後に彼は「黒の錬金術師」と呼ばれ……世界を震撼させる事になる。
<補足>
主人公の成り上がりを描く、異世界ファンタジー小説です。
魔法が存在する世界でありながらも、どこかしら現実と似た世界。
魔獣と呼ばれる猛獣、窃盗や殺人を平然と行う野盗、権力を振りかざす貴族たち、国家間の醜い争いなど、常に危険が付きまとう決して平穏ではない世界。
主人公は古武術を習得しているものの、それ自体が特別なアドバンテージにはならず、与えられた能力も特別強い物ではない。LV1どころかマイナススタートから、どう成り上がっていくのかを描く小説です。
<注意>
登場する現代知識や劇薬などは、リアリティの演出であり、危険性を考慮した表現としています。現実の物理法則や効能に違いがあるのも演出の一つであり、場面によっては曖昧な表現を活用します。
生半可な知識を実用しないようご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-23 07:00:00
867056文字
会話率:47%