侯爵家の子息であるランドルフは、幼馴染で公爵令嬢のミリアムと婚約していたが、十歳の時、ミリアムが王子に見初められてしまったことにより、王命で婚約解消となった。
衝撃を受けたランドルフは、それを機に隣国へ留学をしてより強く賢い男となる
ことを決意する。
そして十五歳の時、王族、貴族として生きていくために必須となる学院へと入学し、元婚約者であるミリアム、婚約解消の原因となった王子と再会した。
ところが王子は学院で男爵令嬢と恋に落ちる。
元々、成績も素行も悪い王子だが、教諭陣は王子を優先していたが、やがて・・・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 00:00:00
10694文字
会話率:50%
「アリス・モースタン。
君との婚約をここで破棄する!」
王国始まって以来の暗愚王子・ダイナムは、自身の婚約者・アリス・モースタンに婚約破棄を突き付けた。
しかもアリスの優秀さを知っていたダイナムは、"愛している"男爵
令嬢を正妃、優秀なアリスを側妃にすると言い出した。
それを聞いたアリスはこういいだした。
「なりません!!
私はあなたとの婚約中、努力をしたつもりでございました。
しかしそれをご理解いただけなかったのは私の不徳の致すところ!
レイ、お父様、例の準備を!!」
と言い出し、とある準備を始めた。
これがアリス・モースタンが伝説になるその瞬間だった。
※暴力描写がありますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 17:23:16
3874文字
会話率:34%
リリディアは母親を亡くしてから、継母と義姉をはじめ使用人からも冷遇される日々を送っていた。
そんなある日、彼女は父親に呼び出される。
みすぼらしい自分を嫌悪している実父が自分を呼び出すなんて珍しい。
何かあるな、とは思っていた。
「お前にはヴァルフォン辺境伯の元へ嫁いで貰う」
ヴァルフォン辺境伯といえば、強力な私設軍を持ち、王の次に権力を有し、ニールデンの盾とも呼ばれている英傑のである。
しかしその一方でカエル辺境伯と呼ばれ、顔がカエルそのもの、醜い容姿として知られる人物だった。
虐げられた少女とカエル姿の辺境伯が心を通わせ、やがて奇跡を起こす物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-07 19:00:00
73828文字
会話率:28%
愚王子は婚約破棄を試みる。
そう、皆が幸せな未来を目指してーーー
最終更新:2017-08-31 01:22:06
1575文字
会話率:34%
世界に存在する四つの大国の中心にある島国、セントラルアイランド。そこでは数十年前大国同士が和平を結んでから、友好の証として各国の有力な貴族や王族が学生時代をセントラルアイランド内にある、セントラルアカデミアで過ごすことが義務付けられていた
。
民たちから『愚王子』と陰でののしられる主人公は、そんなことはつゆ知らず、今日も今日とてから回る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-15 22:14:10
23449文字
会話率:46%
他人に同調しすぎて色を失った愚かな男の話
最終更新:2015-05-19 02:28:42
286文字
会話率:15%
現在十歳のレスターは「凡愚王子」である。世界的英雄である「英傑王」の息子。だが父のようには決してなれない。幼く、弱く、凡庸で、何よりも臆病な子どもだ。そしてやがて言葉を封じ込め、「だんまり王子」とも呼ばれるようになった。ずっと静かな瞳でたく
さんの物事や人々を見つめてきたレスターが殻を破る話。
※「臆病な子ども」というタイトルのオムニバス形式の連載ものを短編として切り離しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-23 08:15:11
7929文字
会話率:52%