特別知能犯罪対策課
この課に所属する二人の警官、皐月原安吾≪さつきばらあんご≫と志那菊春樹《しなぎくはるき》の二人の担当した事件を追う物語。
第一事件「猫顔男性」
奥多摩湖の浮橋にて頭部が石膏で作られた猫の頭に変えられた変死体が見つかった
。
第二の事件「エイプリルフールの悪魔」
猫顔事件から数ヵ月が経ち、対策課が担当する三件目事件となる今回の事件。
三月三十一日の夜十一時半に一本の電話が警視庁にかかってきた。
「四月一日の零時を皮切りに一時間に一人、計二十四人を殺す」との電話だったが電話対応者はでまかせだと上層部に伝える事は無かった。
当日、電話の通りに殺害は実行されていき、あっという間に二十四人の死亡者が出てしまった。
不可解な事件に安吾は調査を進めるが苦戦する一方でもう一度警視庁に電話がかかってきた。
「今度は四月三日に警察の中から一時間に一人ずつ計二十四人殺していく」とのことだった。
見えない犯人と安吾の全面対決が今始まる!!
*この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在するものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-07 00:53:00
11491文字
会話率:56%
戯曲連続殺人−---連続怪奇殺人事件が事件がその街では起こっていた。
遺体は既に十を超え、住民たちは忌まわしい物語を彷彿させていた。
一人の青年浅葱とその従者の少年雲雀、ジャアナリストと名乗る赤羽の三人を中心に坂鳴(さかなき)という海辺の
地方都市を舞台とした和風怪奇ミステリー。
結構なんちゃってです。
(元々別サイト様にて載せていた小説です。諸事情で引越してきました。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-19 02:41:33
2364文字
会話率:50%
捜査一課の刑事、葛城巧は伝説の男だった。二十五年前の猟奇殺人事件から、彼の時間は止まってしまう。本当は五十三歳の葛城は、容姿は事件当日の二十代半ばのままなのであった。
ある日葛城は飛燕という二十歳の女の子と出会い、関西弁の飛燕に亡くし
た妻の飛鷹の面影を抱く。娘の法子も年下であるはずの飛燕に母の面影を抱き、飛燕もまた葛城の不思議な雰囲気に引かれてしまう。
しかし、お互いが言い出せるはずもなく、確信もなかった。だが、最初の事件から五年毎に起こる猟奇殺人が葛城や飛燕達の運命を変えて行く。
葛城は止まってしまった時間を取り戻す為、妻の仇を討つ為怪奇殺人事件に立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-04 21:00:00
66755文字
会話率:56%
はげしい雨にたたかれる夕暮れ時の路地。人通りのない路をひとり歩くリアは焦っていた。
この街は今、女性が一人で歩くには危険な事件が起きている。体中の血を抜き取られ打ち捨てられる怪奇殺人事件。その被害者は若者が多い。
不安を抱え家路を急ぐリアだ
ったが、行く手に動く影を見つけてしまい――
雨煙る路地裏に潜むのは気まぐれに罠をはる残酷な命の支配者。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-16 21:40:03
3566文字
会話率:12%