中学3年になった真理は台本書きの後継者の候補に新1年生を二人スカウトする。今度の劇は珍日本昔話だ。二人の弟子と台本作りにいそしむ真理。この中の歌の作曲を山岡先生から音楽の大桐先生に頼むように言うが渋る山岡先生。そのことを武志に話すとその二人
は怪しいと言われ、真理は美香や睦美に聞きまわる。が、作曲を大桐先生快く引き受け、自分の音楽部の生徒に作曲させ、二人の間は不明のまま、真理は捜索を取りやめることにする。中間テストも終わり、劇も順調に進んでいたのだが、女の鬼の数が一人足りない、その時真理は、ばっちゃんが自分の劇にちょい役で良いから出たいと昔言ってた事を思い出し、山岡先生に相談する。渋っていた先生だったが、彼女の今までの恩義から仕方なく承知する。真理はそのお礼を噛めて期末テストの勉強をやる。傍らでそれを見ていた敦君も勉強して良い成績を収める。いよいよ劇は始まるが、ばっちゃんや一発芸の新人は無事大人しく演劇を終わらせてくれるのだろうか?
夏休み、沢口君はレギュラーになり睦美はテニス部を優勝に千鶴は日本代表に選ばれる。武志君と真理は大学受験勉強の相棒として頑張ろうと誓い合った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 16:12:20
47226文字
会話率:44%
頑固というかなんというか
最終更新:2021-12-12 11:17:12
280文字
会話率:8%
いわゆる貴族出身の両親のもとで育ったメアリは18歳で社交界にデビューする。伯父の伯爵の思惑で好色な貴族に嫁がされそうになるが、何とか回避。ところが貧しい実家を救うには裕福な貴族との結婚が近道。と、周りから勧められて、はたと考える。自分はとも
かく優秀な弟は辺境の貧しい領地で埋もれていて良い人材ではない。嫁ぎ先が援助してくれればより良い領地経営が出来るだろう。……弟はいつも資金投資すれば、もっと利益をあげられるのにと言っていた。とわいえ、持参金のない自分にはなかなか良縁は難しい。裕福で援助の期待ができる相手となると、かなりの年配者か、子供がいて後添えを欲しがる男やもめ。そして出会ったのは見目麗しく厭世的で、女を性欲解消の道具としか思っていない公爵閣下だった。「 …… ねえ、俺の愛妾にならない? 」耳元で囁かれメアリは思わず平手打ちを見舞っていた。……全てが終わった。最初で最後の社交界。家族が節約して用意してくれた費用。メアリの頭の中を走馬灯が巡る……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 22:29:17
48237文字
会話率:30%
九 瑠一(いちじく るい)30歳独身。
伊達メガネをかけて気弱さを演出する苦労人だが、基本良い人。良い人というか、天邪鬼なお節介焼き。頼まれるとしたくないくせに、自分からする事には不平も不満もない。
家族構成は父、母、妹の核家族だったが、
ちょうど自分が同行しなかった家族旅行先で自動車事故に遭い帰らぬ人に。その時に何もできなかった自分を責め、猛勉強の果てに東大医学部へギリギリ合格するも、成績は下の下。親の生命保険の受取でまとまったお金は得たものの、塾に通うほどの余裕はなく、留年せずに奇跡的に卒業する。医師免許試験は見事一発合格し、大学の医局で新米ドクターの研修を始める。研修の最中にどす黒い人間関係で心を病み、気に入らない教授を殴り、医者の道を断念する。医療に関する知識と技術は新人でも群を抜いていたとか。
並行して、ストレスを発散させるために合氣道の道場へ入門するも真面目さが高じて合気道六段の腕前を持つ。そんな彼が、職場のストレスで人間不信になったのも仕方のないことだろう。唯一、合氣道場の師範には心を開いていたのだが、暴行事件を機に都会を離れ、新潟の町工場へ逃げこむように再就職してナイフや包丁を作ることになる。まだ情緒不安定だが、年配者の多い良い職場で心のリハビリを行って徐々に回復傾向にある。
ひょんなことから、連休を利用して社員旅行に東京へ来た際横断歩道を渡っている最中に大型トラックにはねられ死亡。女神様の手違いで生霊《レイス》になる。
アンデッドであるのに特異な存在であることに気付かず、得た力がチート級であるにも気付かず、只々自分が生霊《レイス》であることを隠して、事なかれを貫こうとするルイ。
そんなルイの前に、様々な出会いと事件が転がり込んでくる。
生霊《レイス》であることを隠し通せるのか?
静かな暮らしを手に入れることが出来るのか?
勇者が持て囃され、魔王が跋扈する世界でルイが見たものは!?
物語はここから始まる。
陽の光が入り込めぬほど鬱蒼とした闇をその内に抱える森。太い幹から伸びる枝の先さえ闇に呑まれて見ることができない。ただ、かなりの空間が広がっているのだろうと言う黒い森だ。
梟の声だろうか。寂しげな声が闇の中を彷徨っている。
と、その闇の中に、ぼんやりとした光を放つ半透明の青年が突然現れたーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-01 22:57:13
1698523文字
会話率:50%
タケルの誘いで、サトルのバイト先へ避暑に行くことになったユズたち。
登山で遭難した年配者との出会いが、
関わったものたちの運命を少しずつ歪めていく。
最終更新:2019-04-17 01:35:35
6006文字
会話率:52%
タイトルのまんまですかね。
エッセイ中では「閉塞感のある時代」みたいなことを書いてますけど、今はもう、景気の見通しがだいぶ明るくなって、就活も売り手市場になってるみたいですね。
とても良いことです!
このままどんどん景気が良くなって、僕
の所にもお金がバンバン回ってきて!!(笑)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2017-12-26 10:44:50
2081文字
会話率:5%
『全てのものは世界樹から生まれ、世界樹に帰る』
世界樹を祀る妖精の郷に生まれた少女フェリアは、過保護な年配者に辟易しながらも、日々を楽しく過ごしていた。
そんなある日、フェリアしか知らない秘密の花畑に迷い込んだ少年との出会いが、フェリアの運
命を大きく変える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-23 19:53:09
28345文字
会話率:53%
天才ピアニスト、中川晃一はコンサート後に殺人事件の現場に直面してしまう。
年配者の遺体。現場に残された猫の爪。多量のごみ。中川は親友であり所轄の刑事である榊原と不可解な事件に挑む!二人側からの目線で描く、探偵小説!
最終更新:2017-06-08 22:21:51
468文字
会話率:0%
昭和16年1月。戦争が始まる前に産まれて、70年間生活を共にした所帯道具たちに感謝を込めて,エッセィにしました。
前作の「女子高生チヨ」と同じように【イロハ四十八文字】をタイトルにつけて、書いてみたら,自分史のようになりました。
毎週木
曜日に更新して行く予定です。どうぞ宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-11 10:14:38
1044文字
会話率:12%
将棋の天才幼女(3歳児)、『将棋道場の饅頭姫』と、小生意気な将棋オタクの小学4年生の少年と、饅頭姫の10人を超える兄弟と将棋道場に集う一癖も二癖もある年配者達と、その周りにいるへんてこりんな人々の物語。
pixivでも同じ作品を連載中
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-06 15:39:42
42156文字
会話率:60%