「ピンク髪の元平民令嬢といえば、かわいこぶって人の婚約者を奪う悪女」
若い娘に大人気なロマンス小説の、そんな最近の流行のせいで、ピンク色の髪を持つ侯爵家養女のメリディアナは学園で尻軽悪女扱いされていた。
どんなに勉強をがんばっても、髪色や
生まれや特殊な魔力のせいで、小説の中のキャラクターと同一視される。
女子生徒からは嫌がらせ。逆に男子生徒たちは群がってきて、なぜかこの国の王子たちまでもがアプローチしてくる。
おかげで、王子の婚約者や取り巻き令嬢たちからも攻撃され、さらには決闘を申し込まれたり命を狙われたり────!?
「皆さんちょっとほっといてくださいよ……私は普通の人間ですけど?」
「普通の人間は魔獣の群れを瞬殺できないんだけど?」
人よりちょっと(?)魔力の多いピンク髪元平民令嬢が、初恋の人の力を借りながら、王子たちの求愛を突っぱね群がる敵を返り討ちにして平穏な学園生活を目指す物語。
【第24回書き出し祭り参加作品】
会場1位、総合5位。読んでくださった皆様ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 08:05:17
66446文字
会話率:39%
赤毛の青年御者セドが乗せるのは一組の中年夫婦。訳あってひとり娘と離れ離れになり、一年の月日をかけてようやく心の傷を癒やしつつあった中年夫婦と彼らが売る農作物を乗せ、セドの操る馬車は村から町へと向かう。途中立ち寄った休憩所で貴族の馬車と遭遇す
るが、その馬車から降り立ったのは離れ離れになった夫婦の娘だった。※カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 20:35:44
12770文字
会話率:42%
顔も知らない婚約者との結婚、その相手は……。
設定がとてつもなく緩い短編です。
最終更新:2024-02-04 16:16:24
3415文字
会話率:31%
元平民の侯爵令嬢メリッサの婚約者は、ショーン・バートランド公爵子息。彼は女の子に優しく穏やかな笑みを浮かべていて『微笑みの貴公子』と呼ばれている。
容姿端麗、頭脳明細、公爵家の跡取り、そんな優良物件だから、これは政略結婚だと割り切っている
メリッサは、相手のショーンから愛される事は絶対にないと思い込んでいる。しかし、婚約は解消されないままだ。
いつも女の子に囲まれているショーンの婚約者でいる事に疲れたメリッサは、彼から離れていこうとする。
一方ショーンはメリッサの事が大好き。彼女がこの婚約を政略だからと割り切って、自分を好きになってくれないことから、意識させて振り向かせるために必死なのだった。
よくある感じのゆるいお話です。短編ですが長くなってしまいました。
お楽しみいただければ幸いです。
誤字脱字の多い作者なのでご一報頂けますとありがたいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 19:00:00
16380文字
会話率:28%
ライラは娼婦の母が亡くなると同時にオブライエン侯爵家に引き取られた、元平民の貴族令嬢だ。引き取られた先の侯爵家では、実父や義理の母にはほとんどいないものとして扱われ、使用人たちには冷遇され、孤独な日々を過ごしている。妾の子である自分には幸せ
になる資格はない。誰も自分を愛さない。そんな卑屈な思いを抱いて人生を諦めていたライラが、異母妹のルチアや急造婚約者のウィリアムに手を引かれつつ、幸せに向けて一歩踏み出す話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 14:00:00
16853文字
会話率:40%
まったく身に覚えのないことで、学園の進級パーティーにて王太子に断罪をされた。
そちらがそうくるのなら、私も大切なものを守るため、受けて立とうではないですか。
公爵家の跡取り令嬢として、
そちらの勘違いをすべて叩き潰して差し上げます。
最終更新:2022-09-28 12:05:00
16346文字
会話率:62%