エレノアは表ではしがない文具屋を営み、裏では婚約破棄の代行を生業としている見目麗しい女店主。そんな彼女の元には様々な事情を抱えた依頼人が訪れる。断罪された令嬢、虐げられた姉、白い結婚を言い渡された男などなど。しかし、彼女たちの依頼には裏があ
って――? エレノアはその頭脳を駆使して数多の恋にまつわる事件を解決していく。
■case1.断罪された女(全12話執筆済み)
伯爵令嬢アメリは卒業パーティで婚約者ウィラードに断罪され、婚約破棄を言い渡されてしまう。それも、彼が愛する子爵令嬢キャサリンを虐めたという身に覚えのない罪で。しかし、全ては子爵令嬢キャサリンが仕組んだことだった。
キャサリンに婚約者を奪われたアメリは彼を取り戻すべくエレノアの店を訪れるが、エレノアはアメリにおかしな点があることに気づき、彼女の身辺調査を始める。果たして、アメリの真の目的とは。
■↓エレノアの前日譚です。ご興味あればぜひお立ち寄りください。
「平凡令嬢はモラハラ婚約者から逃れるために婚約破棄代行サービスを利用します」
https://ncode.syosetu.com/n4980ji/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 22:32:18
202524文字
会話率:39%
王都の入り組んだ路地裏にある、小さな文具店。
近頃、若い令息令嬢の間でまことしやかに噂されている店だ。
なにしろ、ある品を店主に注文すると、婚約破棄を代行してくれるという。
モラハラがひどい婚約者ブライアンからどうしても逃れたい侯爵令嬢シ
ャーロットは、意を決してこの店を訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:12:31
17274文字
会話率:37%
婚約している侯爵次男は妹と浮気している。しかし、両親は婚約破棄を認めてくれない。子爵令嬢であるカリナは婚約破棄代行業者「モーオソイ」の話を聞きつけ……
キーワード:
最終更新:2025-05-05 00:30:19
2892文字
会話率:34%
公爵令嬢のクラリスは、王子であるゼハートと婚約を結んでいた。幼い頃は優しいゼハートに心惹かれ、幸せな未来を思い描いていた。しかし、ゼハートはいくら年齢を重ねても母親離れをすることができず、なんでも母親の言う通り。クラリスの心はすっかり冷め
てしまうが、とはいえ、立場上、簡単に婚約破棄なんてできない。思い悩んでいると、婚約破棄代行を名乗るシェフィという少女と出会い……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 11:22:45
9295文字
会話率:46%
貴族社会における婚約とは、家と家との契約。だが近年、劇場型の婚約破棄騒動が横行し、王家は頭を悩ませていた。そんな混乱を収めるべく設立されたのが、婚約破棄の円滑な遂行を請け負う代行サービス『モーイヤ』。依頼人に寄り添う所長アイシャと忠実な所員
が、今日も華麗に問題を解決する。
「はじめまして、婚約破棄代行サービス『モーイヤ』のアイシャと申します。依頼人様のご意思に沿い、誠心誠意、サポートさせていただきます」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 21:04:21
15816文字
会話率:39%
「アリシア・シルバーストーン!お前との婚約は破棄だぁっ!」
王城の小ホール、今は王立学園の卒業を祝う会が開かれている、その会場の少し高くなったところで、我が国の第一王子殿下が声をあげた。
卒業生の代表として挨拶に登壇した王子殿下は、それ
はもう、目に見えて楽しそうだ。傍らにギラッギラに着飾った女生徒を携えて、勝ち誇った顔をしている。
「アリシア!返事をしろゥよ!」
「アリシア!どこだ!」
三回目。ようやく私の出番。
「はいはい、私、婚約破棄代行サービスの者です」
この婚約破棄、依頼人のアリシア嬢に代わり、こちらで承ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 10:47:21
7595文字
会話率:25%
『婚約破棄代行係』として働くリタ・シャノンは、自由気ままな独身生活を送っている。
複雑な家庭環境で育ったこともあり、結婚なんかには全く興味がない。
この日、婚約破棄代行の為に向かったのは、むさい、ダサい、汚いの三拍子が揃った男性。
こりゃ
破棄されても仕方ないわね。
ところが彼は、伝説の狼一族の末裔で!?
あの婚約破棄ブームから約百年後、結婚の意味を考える、等身大の令嬢を描いたラブコメディ。
☆ 前編・後編の二話で完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 06:54:06
11238文字
会話率:42%
「マリー・エトワール! 君との婚約を破棄する」ワルター・アルドールは婚約者であるマリーに婚約の破棄を告げる。傍にはマリーに虐められていた平民のクレアを伴って。「クレアを虐めていたのは君だ!」「私ではありません」マリーは違うと言い張るも、ワル
ターは取り合わずに婚約破棄を決行する。ホールから退出するマリー。「もう大丈夫だよ、クレア」「ありがとう、ワルター様……」感極まって彼に体を寄せるクレア。ワルターはクレアとのこれからの幸せな日々を思い描くのだった。――これで依頼完了っと。傍にいる彼女がそんなことを考えているとは知らずに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 21:00:00
168262文字
会話率:49%
セレーネ・ヘリオローゼは誰もが認める天才聖女。だけど巷で噂の腹黒聖女でもあった。
そんな彼女は隣国の貴族から多額の依頼料をいただきある依頼を引き受けることになる。
それは独裁国家の引きこもり姫の婚約解消。
セレーネは気乗りしないながらも仕方
なく婚約破棄代理人を引き受けることとなるのだが、腹黒聖女はただでは済まさない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 21:38:18
7741文字
会話率:41%