大学生になった少年春斗(はると)は、ひょんなことから幽霊部という怪しいサークルに入会することになる。
幽霊部の行動理念は、世界中の怪談やオカルト、都市伝説や未確認生命体など、非日常的な存在や話題について探求することで【日常を彩る】こと。
そ
の理念のもと、今日も少年少女が世の中にはびこる奇怪な話について議論する。
とある大学の小さな部室内で語られる、ちょっぴりホラーで摩訶不思議なお話の数々。
オカルト好きの方は是非ご賞味あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 08:37:03
140465文字
会話率:52%
また、この羅城門の奇怪な話は『今昔物語集』巻第29第18にも登場する。ある盗人が、門の上で死人の髪を盗んでいる老婆を見つけ、その老婆の衣を奪って去るというもので、芥川龍之介の名作『羅生門』は、その逸話をモチーフにして創作された。作品中にキリ
ギリスが啼いている様子が描かれているから、季節は夏の終わりから秋のはじめだろうか。荒れ果てた羅城門の楼上には、死体が折り重なって放置されていたとも聞くから、さぞ無気味だったろう。
ところで羅城門は約1000年前に失われたものの、かつて楼上から憤怒の形相で都に邪鬼が入らぬように見守っていた兜跋毘沙門天像は、その後、東寺(教王護国寺)の金堂に移されたと伝わっている。今では財宝と福徳の神として信仰を集めているようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 12:38:56
5219文字
会話率:12%
夏の木立は青々と茂る。葉を茂らせた分だけ、木の下の影は濃くなる。
照り付ける太陽の光と、茂る木陰の黒い影。光が強くなればなるほど、闇はより深くなる。
昼でも暗く、どこか冷たく感じるそれを、“青葉闇(あおばやみ)”と、人は言う――。
『奇妙な話、怖い話、集めており〼』。
ものぐさな怪奇幻想作家の枯木青葉が思いついたのは、人から奇妙な話を聞き集めることだった。
お手伝いのスミちゃんは、先生と共にお客を迎えて話を聞く。
奇妙な風習の伝わる村で起こった怪異、団子を食べて孕んだ女性……。奇怪な話をまとめた、夏の日に少しぞっとする説話集。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 23:46:39
90162文字
会話率:35%
一話完結の怪談です。
不思議な話、恐ろしい話、幽霊等にまつわるアホな話、ギャグ、創作ショートショート等も書いて行きます。
全百話を目指します。
毎日はもしかしたら無理かもしれませんが、なるべく毎日、午前4時に投稿します。
自分が実際に
体験した奇怪な話をそのままに、あるいは脚色して、以前に投稿した『私が実際に体験した心霊話』で取り上げた話もヤマやオチを脚色で付加して新しく創作作品にするつもりです。フィクションの怪談も取り混ぜて書いて行きます。
後書きに『実体験』とあるものは私の実体験、『実話』は周囲等で聞いた本当にあったらしい話。何も書いていないものはすべてフィクションです。
午前4時は丑三つ時。
あの世と現世が最も近づく時間だと言われています。
百話達成した時には、はてさて何が起こるやら?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 14:21:20
107952文字
会話率:32%
思い込みというものは、時に目の前に存在しないものまで「そうである」と信じてしまうから恐ろしい。
都心で働くうだつが上がらない中年サラリーマンの、奇怪な話。
※「URABEを覗く時、URABEもまた、こちらを覗いている。」でも掲載
最終更新:2021-10-15 18:44:20
2479文字
会話率:6%
人々の生活に欠かせない一品、ティッシュ。
しかし、そのティッシュにもし怪異な事が起きたらどうする?
今回の話は、そんなティッシュに関する奇怪な話。
最終更新:2020-05-25 13:57:48
2275文字
会話率:16%
「草履隠し」あらすじ
のどかな山里を見下ろす大きな山があった。その山は村人達が恐れ敬う山で、数々の伝説や曰くが今も語り継がれている山だった。
その山裾に或るリゾート計画が持ち上がり、その工事は村人達の思いとは裏腹に順調に進んでいった。け
れどもある日、その作業中に重機が斜面を転がり落ちるという事故が起きた。しかもその事故とは本人が言うにはそれは単なる事故ではなく、信じ難い不思議な事故だと言い張り、もうあの現場には出たくは無いと現場監督の山崎に告げた。更にその補充として雇った二人の作業者が、一人は事故に遭い、もう一人は忽然と姿を消すという事態が起きた。そんな状況に、山崎は頭を抱え込んで思い悩んだ。そんな時ふとした事から、村に住む木村源司とその孫の一樹と知り合った。源司は山崎にその山に纏わる話と、その山の聖域との結界を教えた。そしてその後、再度一樹と顔を合わせた山崎は一樹に誘われて木村家に行くこととなった。その席で山崎は偶然、予てより密かに恋心を抱いていた咲子と、その娘の弥生と出会った。そしてその席でみんなと打ち解けた山崎は、それから彼らとの関係を深めていった。しかしその山に伝わる不思議で奇怪な話と共に、いつしか彼らは、その語り継がれる伝説の渦中へと引き摺り込まれていく事になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 08:00:00
65587文字
会話率:11%
都市伝説・民話・フォークロア・怪談の区別の話
最終更新:2018-05-06 16:44:49
1664文字
会話率:0%
奇怪な宿で奇怪な客が繰り広げる奇怪な話
最終更新:2018-04-26 12:50:06
3823文字
会話率:22%
怪奇現象に興味を持った「私」は、実際に曰く付きの場所を訪れるようになった。
怪奇現象に接していくごとに、「私」の好奇心は大きくなり、恐怖心は薄れていく。
異常な世界へと足を踏み入れた「私」の体験記を通して、奇怪な話が語られる。
最終更新:2015-04-03 21:28:28
20494文字
会話率:21%
いつものように仲の良い三人組で、いつものように他愛ない話しをしていたある日。
ナナがいきなり、「消えた村」と「怪奇事件」について話し出す。
聞いてはいけないと思う主人公のユミであったが、それ以上に聞きたいと思う気持ちが勝ってしまい、幼馴染の
リョウとナナの話を聞いてしまう
それ以来ユミやリョウたちの間で奇妙なことが起こり始め、だんだんと「消えた村」へと3人は行くことになり…
事件の真相と恐怖、なぜ村は消えたのか…
そして、3人に待っている結末とは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-05 03:06:16
3600文字
会話率:30%
「順番なのでこうして喋っていますが、私の話は怖くありません。いえ、ちょっと不思議な出来事で、聞く人によっては怖いと感じるかも、です。ただ、私にはちっとも怖くないのです」
夏の夜、とある集まりで一人ずつ怪談を発表していた。
各々がとってお
きの恐怖体験や人から伝え聞いたという奇怪な話を語る中、次に順番の来た若い女性がそんな風に話し始めた。
注目されて照れながら彼女が語るのは、数年前に海外を長期間旅行した際の体験談だった。
旅行での日常が控えめな口調で話されてゆく。
彼女の言う「ちょっと不思議な出来事」とは何か、徐々に明かされていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-05 13:52:57
4330文字
会話率:8%
四畳半という狭い空間で起きる奇怪な話。
この話は実話です。
貴方ならば、この狭い四畳半で眠り続けられますか?
暮し続けられますか?
我慢できますか?
私は、暮し続けました……。
最終更新:2014-06-11 17:30:10
6402文字
会話率:2%
泉八雲は新聞部だ。文才はあまりないが、とりあえず入部している。
幼馴染の舞乃が持ち込んだ、奇怪な話を切っ掛けに、さらに奇怪な事件へと巻き込まれていく・・・予定。
最終更新:2014-03-06 14:32:13
21394文字
会話率:54%
都市に伝わる奇怪な伝説集
最終更新:2013-02-15 05:04:54
3641文字
会話率:0%
知らない世界、証明できない出来事。
その一部屋から物語が始まる。
灰色な紳士
異端の人形
不死身の双子
呪われた坊主
仮面の医者
奇妙な奴等の奇怪な話。
最終更新:2012-09-10 12:18:47
1524文字
会話率:8%
数百年前、この国は不思議な物で溢れていた。
人は文化を発展し、より高度な文明を築く事により、その物は忘れさられていった。
「だが宣言しよう!その物は確かに存在する」
実話ベースで構成した不思議な話。
怪、魂、異空間。
陰陽師
加法院姫歌 が童子 小太郎と摩訶不思議な世界を巡る世に奇怪な話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-17 22:57:05
3145文字
会話率:22%
精神科を訪れた一人の男。彼を診察する女医が彼の口から聞かされた、不思議な、奇怪な話。男の身に何が起こったのか。
最終更新:2011-08-04 20:00:00
14338文字
会話率:50%