桜田は母校の小学校が怪談のうわさでもちきりになっていることに心を痛めていた。そのため、幽霊を退治しようと、友達の松野と黒井を誘い、深夜の小学校に忍び込むことにした。
本来幽霊とは、人間に恐れられている存在である。ただし、本当に恐れられている
のは、人間の心の方なのかもしれません。幽霊が恐ろしいのか人間が恐ろしいのか。その答えは、この物語の最後の1行を読めば、わかるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 15:50:10
3861文字
会話率:39%
荒山浩二は、新卒二年目の会社員。彼は、同じく、新卒二年目で同じ会社に勤める荒山紅葉と夫婦の関係。
結婚一周年を祝った後、夫婦でじゃれついていた所、ふと、昔の風景が思い浮かんだ浩二と紅葉。
「よし!小学校に探検に行こか!」
「そやね!
」
その場のノリで、夜の小学校に忍び込んだ二人は、かつての光景を求めて探検を始める。
これは、同じ場所で生まれ育った二人が、自分たちのルーツを探して、ちょっとした探検をする、
甘酸っぱいお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-03 20:32:35
5568文字
会話率:56%
小学校の生徒5人が行方不明に。
消えた子供たちを探すために、先生たちが夜の校舎で見回りをする。
その小学校では、以前から、
誰いないはずの夜の教室で人影が見える、という通報が続いていた。
そんな夜の小学校の校舎で見つかったものは。
最終更新:2020-08-31 01:39:54
7931文字
会話率:15%
高校生になると、少女たちはコスメを手に取って自分に魔法をかける。それは朔夜の小学校からの親友である小夜も同じだった。
新入生ガイダンスで壇上に立った才色兼備の生徒会長に、新入生の多くは憧れを抱いた。小夜もその一人で、生徒会長の美貌に少し
でも近付こうと化粧を始める。対して、流行に鈍感で無欲な朔夜は化粧に興味は持たなかったが、憧れを追いかける小夜の姿を可愛らしいと感じていた。
ある日、朔夜はなんの前触れもなく、みんなの憧れの的である生徒会長から告白を受ける。動揺を隠せない朔夜は返事を保留にするが、会長のペースに巻き込まれるままに一緒に昼食を摂り、外堀を埋められる形で学校公認のカップルにされてしまう。そのせいで小夜からの嫉妬を買ってしまい、朔夜は小夜の冷たい態度に頭を悩ませる。というのも、朔夜は小夜の親友でありながら、中学の頃から小夜へ恋愛感情を抱いているのだった。
生徒会長との二度目の昼食を終え、気が重いまま教室に戻った朔夜は、冷たい態度を一変させた小夜と顔を合わせる。今までポイントメイクだけで済ませていたがフルメイクしたと話す小夜に、ただ朔夜は見とれていた。そして改めて小夜のことが好きだと感じ、会長の告白を断ろうと決断する。
その日の下校、小夜と歩いていた朔夜は会長に呼び止められ、自分に付き合ってくれないかと問いかけられる。またペースに飲まれそうになった朔夜は己を奮い立たせ、その日は小夜と帰る旨を会長に告げる。ちゃんと断ることができたことに高揚していたが、別れ際に会長が小夜のメイクにアドバイスをして、感激しながら話す小夜の様子を見ているうちに疎外感を抱く。もしかしたら小夜がフルメイクをし始めたのは、少しでも会長の目に留まりたいからではないかと思った朔夜は、小夜にその理由を訊く。
「化粧って魔法みたいでしょ。朔夜に冷たくしちゃったから、いつもの自分を取り戻さなきゃって思って」
その話を聞いた朔夜は、化粧をしなかったら自分と友達でもいられないのかと感じ、決断していたはずの会長への返事を鈍らせた。そして朔夜の結論は——。
※この小説はpixivにも投稿しています。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12205634折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-16 09:52:45
22834文字
会話率:33%
夏のホラー2018投稿作品、第二弾です。
人を騙し陥れた者は、いつかはその報いを受ける。
幼馴染みで親友の仲堂優花が婚約する筈だった男を妊娠していると嘘を吐き、奪い、裏切った女、木下亜子。
これは、彼女が受ける【因果応報】の物
語。
単独でお楽しみ頂けますが、第一弾の〈ゲームセンター【ピエロ/仲堂優花編】〉を読んだ後の方が、より一層、お楽しみ頂けると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-01 20:26:49
5237文字
会話率:38%
多額の借金を抱えている野崎は生きる望みを失っていた。
帰宅の途中、ケガをした男を夜の小学校に送り届けたところで、野崎は不思議な体験をする。
教室には児童の代わりに大人たちが集まっていた。
それは夜の授業参観。
そして、そこには野崎の母の姿も
……
◆本作は
RED文庫(http://www.geocities.jp/red_bunko/index.html)にて
掲載した作品に加筆・訂正したものです。
内容に大きな変更などはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-24 06:16:57
7614文字
会話率:41%
新卒で小学校の担任を持った女教師を見初めた小学生の話。
三十歳のコーチに片思いの女子中学生の話。
初恋を拗らせてる男子中学生と女子中学生の話など。
舞台は夜の小学校。サッカー少年団を中心としたオムニバス。
最終更新:2016-11-11 20:00:00
50451文字
会話率:29%
大事な本を学校に忘れた夏希は、夜の小学校へ向かった。
月明かりに照らされた、夜の図書室。そこで、夏希を待っていたのは……。
最終更新:2015-07-15 20:22:38
7045文字
会話率:41%
今年4月晴れて高校生になった平凡な少年──成瀬岬。
ある日寝坊をしてしまって、通学路を急いでいたところ目の前に黒く、長い車が(世間ではそれをリムジンと呼ぶ)止まった。
降りてきたのは、超金持ち、成績優秀、おまけに男前のクラスメイトの神
原和麻。
リムジンで学校に送る代わりに、夜の小学校に一緒に不法侵入してほしいと頼まれた岬だが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-04 19:38:06
29157文字
会話率:34%