巨勢貢は生徒会副会長になってしまった。
風変わりな発明家で有名な叔父・菅原天満が理事長となって開校したばかりの道真学園高等部に巨勢は入学した。受験勉強が少なくて済む以外の大した理由もなく進学した彼は、自己評価というほど自身をかえりみたこ
とはなく、また能動的に学校生活を過ごそうとも考えてはいなかった。
新設の学校ということで、クラス代表の中から生徒会を構成することになり、巨勢の他に、生徒会長には、社長令嬢で統率力をいかんなく発揮するクールな三善玲那。会計には、長身がコンプレックスで、緊張やテンパると文末がおかしなことになるほど内向的な性格を気にしているがそれを何とか克服したいと思っている天然な橘和沙。書記には、バレーボール部に入りながら生徒会にも活動の幅を広げる、元気が取り柄の茅上梢がメンバーとなった。
開校記念式典でのアクシデント回避に始まり、理事長から部活動や委員会の立ち上げ、生徒規約の早急な作成の指令が下り、さらには六月に行う体育祭の企画と準備を四月から始めるよう促さられ、生徒会顧問で巨勢の担任の小野単衣からも手厳しい指導がなされる。
そんな日々の中、三善や橘や茅上からこの高校に進学することを決めた動機や、生徒会へ立候補した理由を聞き、それぞれのちゃんとした思いに感心するとともに、それらに巨勢が絡んでいると彼を評価する三人に戸惑う。なにせ自身には大した動機も理由もないのだから。
そして、体育祭が
この慌ただしい日々の中で、巨勢が考えることは折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 18:00:00
111457文字
会話率:50%
仲良しのさっちゃんとかっちゃん。
田舎に暮らす二人は、今日も山へと遊びに駆け出す。
そこで、不思議な女性「しっぽ様」にであった二人。
はたしてしっぽ様は、子供のかみさまか、性悪狐なのか。
最終更新:2020-01-12 20:27:24
5495文字
会話率:77%
見えずとも 確かにそこに 愛はある
主人公、八意単衣。幼馴染に告白するもブサイクな彼はあっさりとふられてしまう。
見た目の良さに惹かれるのは人間の本能。仕方のないこと。
しかし、単衣の目の前に白髪で巫女装束を着た美少女が現れる。
「私は
目が見えないので、恋人がイケメンかどうかなんてわかりませんし。恋人がイケメンだったとしても、私にはそれを楽しむ術がありません」
目の見えない枝垂林はあっさりと単衣を受け入れた。
近未来 ファンタジー ラブロマンス!
また10月30日にFantasficという作品投稿サイトがリリースされました。
こちらはカクヨムやなろうとは違って小説の他にイラストや音楽等を投稿できるサイトです。
投げ銭をして作者を直接お金(仮想通貨)で応援できるのも特徴です。
私はしばらくこちらでも活動をしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
Fantasfic
https://fantasfic.fun/users/315折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-21 19:26:21
122806文字
会話率:44%
ある日の祖母の着付け。孫の幸せを祈って…
最終更新:2017-10-05 01:17:07
1431文字
会話率:19%
「あなたは記憶喪失」
見知らぬ部屋でそう告げられた少女は、自分の生まれも、家族も、名前も、過去のことだけを忘れさせられた。
少女に関わって来た、片や踊り子の衣装をまとった淡々とした感じの女性。片や十二単衣をまとった美貌の女性。彼女たちは何者
で、ここはどういう世界なのか。少女の新たな人生が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-22 09:09:06
17700文字
会話率:58%
中学生最後の夏休み。雪駄は単衣という「キモノケ」の存在と出会う。
彼女に興味を引かれたのか違うのか。雪駄は東京の高校ではなく、祖母と単衣が住む町、三塚へと進学を決めた。
そんな彼の高校で最初の夏休み。雪駄は高校で入部した「オカルト研究
会」の
課題で、町から離れた場所にあるお化け屋敷へと向かった。
そこは見つけると必ず呪われる、白い髪の人形があるという噂があった。
※自身のブログでも連載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-21 22:03:43
39630文字
会話率:28%
「恋鬼」の番外編、本編では書ききれなかった亮澄と紫苑姫の日常です。
最終更新:2010-07-30 11:46:53
1102文字
会話率:44%