これは数ある分岐点の先にある少し未来のお話。
この物語で出てくる「忘れ去られし神」もかつては世界を支配していた。しかし、ある時不意に共に世界を支配していた神に裏切られ力の大半を失ってしまう。やがて人々はその神のことを忘れていき、遂にはかつて
肩を組み、同じ釜の飯を食い、そして裏切った神によって封印されてしまう。残された力さえも失ってしまう。そんな「忘れ去られし神」はかつての友に復讐するため、永年力を蓄え続けた。来る日も来る日も。
そうして、封印を解くだけの力が溜まるまでに2千年経った。これは、「忘れ去られし神」が各地をめぐり失われた力を取り戻しながら神へ復讐する物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 18:13:04
2589文字
会話率:42%
ほとんどの地域が砂漠化した未来の地球では、人々はドーム都市の中で生活することを余儀なくされる。外の世界は過酷で、砂嵐が常に吹き荒れる危険地帯。生まれつき視力を失っているアヤナには特別な「視覚」があり、他の人が見えない「砂の夢」を見ることがで
きる。ある日凄まじいソーラーストームがドームを襲い電力網と生命維持システムが損傷する。人々はドームに留まることが出来なくなり、アヤナに頼ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 21:07:28
3411文字
会話率:10%
とあるVRゲーム『Another Utopia Online』(通称AUO)を種族『精霊』でプレイしていた主人公ショウリョウは自分の持てるすべてを使った自爆スキルを使った結果、運営の予想をも超える火力が出てしまいその結果彼はショック死してし
まう。その後その様子を見ていた神により、ゲーム内の自分のキャラの力を手にした状態で異世界に転生した。
そう...(自爆によって持っていたほとんどの力を失っている)ゲーム内の自分のキャラの力を手にした状態で...
初心者なうえに投稿もかなり不定期になりますが、温かい目で見ていただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 15:04:38
8707文字
会話率:31%
病や悪政に苦しむ人々を笑わせ、救って廻っている男がいた。
彼は別の世界からやって来たと噂されており、圧倒的なギャグセンスを持っていた。
全盛期の彼のギャグ力は新幹線3本分と言われ、悪人を震え上がらせた。
しかし彼は今、力を失って
いる。
人を笑わせすぎて、ギャグを作りすぎて、何が面白いのか分からなくなってしまったのだ。
これは、そんな彼の旅の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 17:07:25
4071文字
会話率:67%
幼い兄妹リロとルルは、帰り道に空から落ちた星を拾います。
星は弱々しく光を放ち、空へ帰る力を失っているようでした。
ふたりは星を家に連れて帰り、元気になるまで面倒を見ることにしました。
最終更新:2021-12-31 17:37:21
8280文字
会話率:42%
「何故に貴様は私に刃を向ける?」
魔族を統べる凄惨たる魔王・テネブリス=ドゥクス=グラヴィオールは、勇者ルクルースに問う。魔族と人間、長きに渡る争いに雌雄を決する為に勇者ルクルースは、命を賭して一騎打ちという選択を選んだ。
実力の拮抗し
た両者の命運は、お互いの強大な一撃に託された。魔王と勇者、尋常ならざる魔力同士の衝突は、激しい閃光を生み出す。刹那、辺りはまばゆい光に包まれた。
その後、魔王テネブリスは見慣れぬ一室で目を覚ます。
一切の魔力を失っている事と、馴染みのない肉体の感覚に違和感を覚え、その場にあった姿見で自分の姿を確認すると、そこにはあの日、一騎打ちをした相手である勇者ルクルースの姿が映っていた。
理解できない状況が起こった矢先、魔族が現れたとの一報を耳に入れる。自身の身に起きている状況を知る為に、まずは魔族に接触しようとした魔王テネブリスは、勇者の仲間である魔法使いの女・アルキュミー、歴戦の剣士の男・フェルム、ハーフエルフの神官・クラルスと共に、魔族が現れたその場所へ向かった。
圧倒的な魔力を誇っていたかつての自分を失いつつ、脆弱な人間の肉体で激しい戦闘になりながら結果的に魔族を殺す事になる。その際に、かつての魔王としての凄惨たる魔力の一端を取り戻した可能性に気付く。
――そして、魔族を殺すことによって、かつての魔王としての力を取り戻す事を画策するのであった。
失った絶対的な魔王の力、それを取り戻す為、凄惨たる魔王は勇者の姿をその身に写し、歩みを進める。
その行動が結果的に、世界を救うとは知らずに。
――最強魔王の黙示録、今ここに開闢す――。
※他小説投稿サイトにも同タイトルで投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-06 00:00:00
221167文字
会話率:29%
竜が棲む大陸に暮らす少女・アイシャは、片腕を失った夜に、片目を失った竜・ジーヴと共に旅する契約を交わす。少女は生き別れた兄を探すため、竜は一族の生き残りを探すために。
噛み合わないまま旅を続ける二人は、やがて大陸を揺るがす陰謀の渦中へと飛び
込んでいく。
(たぶん)王道ファンタジー。
※ストーリー上、多少暴力的な描写を含みます。
「外伝 竜の踊るときは踊れ」は音楽をテーマにした合同誌に寄稿したものです。単品でも読むことができます。
この作品は、カクヨムやエブリスタ、個人サイト(https://nanos.jp/nebel/)にも掲載しています。
以下読まなくても問題ない人物紹介
◇アイシャ
肝が据わっている人間の少女。左腕の肩から先を失っている。行方不明になった兄を探し、黒竜のジーヴとともに旅をしている。
好き:料理、兄、体を動かすこと
嫌い・苦手:絵、上から目線、じっとしていること
◇ジーヴ
滅んだ黒竜の一族の元族長。常に尊大な態度。右目の視力を失っている。黒竜の生き残りを探してアイシャとともに旅をしている。
好き:肉、酒、愉快なこと
嫌い・苦手:強い匂い、不愉快なこと
◇エイミール
海洋学者であり竜の研究者でもあるアイシャの兄。現在行方不明。のほほんとして鈍くさいところがあるが芯は強い。
好き:研究、妹、本
嫌い・苦手:船、血、激しい運動折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 21:36:52
92818文字
会話率:37%
鬱病を患って生きる気が起きなくなった神崎 郁斗(かんざき いくと)はある日、自殺する。
しかし死んだ郁斗を待っていたのは、天国でも地獄でもなかった。
郁斗の生きていた世界より残酷で、それでいてどこか優しい世界。剣も魔法も何でもありの異世界だ
った。
異世界に飛ばされた郁斗は、そこでとある狐娘に助けられる。その娘はとても強く、人を助け、よく笑う、普通の女の子のようで。
--それでも、心の中はどす黒く汚れて、壊れていた。
まるで死ぬ直前の自分のように、全てに絶望して生きる気力を失っているその娘を見て、郁斗は『この子を助けたい』。そう願うのだった。
「俺を一緒に連れて行ってくれ!」
「はい、いいですよ。貴方には伸びしろがあります。きっとこの世界でなら、『死にたい』なんて思わなくても済むぐらい強くなれますよ」
元自殺者の人間と死にたがりの狐娘、2人の果てのない旅が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-19 13:21:53
1327文字
会話率:14%
突然に家族を失い、生きる気力を失っていると、気がついたら何者かの手によって異世界に引きずり込まれていた!?
目が覚めると見知らぬ遺跡にひとりぼっち。周りは森。人気ゼロ。少年の明日はどっちだ!
現在、サバイバル編である『第一章・ハロー ニュー
ワールド』を行き当たりばったりで執筆中。
*不定期更新中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-02 00:00:00
12906文字
会話率:5%
かつて人を愛して血を吸う事を止め、力を失っている吸血鬼の真祖。自分を保護してくれている吸血鬼の王に頼まれ銀の人狼に会いに行った。
そこで、銀狼の娘と出会う。
王の庇護を離れた小さな国で、銀狼の娘を巻き込み、真祖は血を飲み、王のために力
を取り戻す事を強要される。その時、真祖は血を飲むのか?
交わらないはずの2つの血の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-23 01:47:50
30485文字
会話率:40%
ある夏の夜。立川アユムは、廃墟の屋上で好きな同級生に告白しようか悩んでいた。そんな彼の元に空から魔女が振ってくる。
魔女――フラウはグングニル機関と呼ばれる組織から追われていたが、どうしても商業地区の向こうにある山の墓地へ行く必要に迫ら
れていた。そして彼女は、アユムに人質という名の盾になるか協力するのかを迫る。
仕方なく協力することにしたアユムは、自分が彼女と同じ歯車と呼ばれる運命を変える力を持ち、それを操るフェンリルの亡霊になる資格もあることを知らされ、ユグドラシルと呼ばれる世界の裏側へと飛ばされる。
覚醒はできなかったものの、追っ手が持つ武器のノイズを感知できるようになったアユムは、それを頼りに追っ手を振り切ろうとするが、なぜか逆に追い詰められてしまう。
それでもなんとか墓地へと辿り着くと、そこには目的の人物ではなくフラウの弟――カイルがいて、彼もグングニル機関の一員になっていたことを知る。そこへ傷つきながらもやって来た人狼が襲いかかり、アユムはフラウをかばって瀕死の状態に陥ってしまう。
魔女としての力を失っているフラウにはアユムを助ける術が無く、そんな彼女に人狼とカイルが襲いかかる。フラウは次第に追い詰められ、遂に絶命の攻撃が届くかと思ったとき、フラウが待っていた人物――ナンバー11が墓地へとやって来て人狼とカイルを追い詰めていく。その後、力の回復したフラウはアユムを瀕死の状態から救うが、その彼の体に変化が起きる。
アユムの体から突然風が巻き起こり、それは暴風となって巻き込んだものの運命を巻き戻し始める。
このままでは最悪世界が壊れてしまうことを知ったフラウは、アユムを止めようとするが暴風は彼へ近づくほどに力を増し、遂にフラウは前へ進めなくなってしまう。しかしフラウは、アユムを助けるために自分にとって大事な歯車を解放し、アユムの力を封印して彼を助け出す。
その後、アユムを助けるために武器を失ったカイルは、フラウとの対決を諦め去っていき、フラウはナンバー11を追って、そしてアユムは新たな気持ちとともに告白をしに、それぞれ別の道へと歩いていく。
この作品は著者( siou )の個人サイト『てくてく( http://tex2light.textnetyard.com/ )』にて公開している作品の転載です。サイトではEPUB版も公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-31 19:05:59
76591文字
会話率:36%