ストレス発散の為の愚痴。
最終更新:2025-07-24 06:02:03
3018323文字
会話率:1%
ギャグ作品のボツキャラクター、春心と朱音。
SF作品のボツキャラクター、しづく。
ミステリー作品のボツキャラクター、メーベル。
ファンタジー作品のボツキャラクター、ルシア。
彼女たちはいま、現実世界で生きている。
これは“作者”に捨てら
れてしまった少女たちを中心に回る、日常と青春の記録。
ボツになったキャラクターのその後のお話。
◯日常系を起点にしつつ、登場人物によって物語のジャンルやテイストが変化する、ちょっと不思議なお話です。そのため、ジャンルは【その他】に設定しています。
◯一章はコメディ寄り、二章はシリアス寄り、三章は再びコメディ寄り、それ以降は未定です。
※ノベルアッププラス、カクヨムにも掲載中です。
※不定期投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 02:33:24
720741文字
会話率:45%
これは、俺がきさらぎ駅に行った話ではない。きさらぎ駅が俺のところに来た話だ。
最終更新:2025-04-28 01:07:07
1311文字
会話率:43%
借金額が大きい人ほど偉いという価値観の世界の物語です。
最終更新:2021-09-28 03:31:05
11145文字
会話率:43%
──その願い、悪魔ですら笑った
昼休みが終わり、眠気の残る午後の教室。
破裂音とともに空が裂け、大地が悲鳴をあげた。揺れが収まり、見上げた空は青ではなく、血のように赤い。
──ここは、ダンジョンである。
そう告げたのは、隣にいたはず
の親友だった。
理由も出口もわからないまま、日常は崩れ、怪物と死が支配する“異界”が始まる。
少女は、骸から生まれた小さくか弱い使い魔と共に、選び、進み、抗い続ける。
それがたとえ、願いすら裏切る世界だとしても。
▽▲▽▲▽
──同時刻 東京都23区
突如発生した“ダンジョン災害”は市民の大量失踪を引き起こし、政府は事態の収拾に追われていた。
だが、同時多発的に発生した異常事態の中、地方都市・空央市の救援は優先順位を下げられ、連絡も遮断されたままだ。
……誰も気づいていない。
あの街の中で、今もひとり、少女が祈るように戦っていることを。
※主人公は最初の方は世の中舐め腐ってるクソガキです。そんなクソガキが少しづつ成長する話になっています。
※物語の舞台は架空の地方都市、空央市です。
※苦手な方が多そうな描写がある02話が飛ばして前後違和感なく読める様、01話02話は短めになってます。
※題名と副題とキャッチコピー?の要素は二章以降になります。
※00話のエピローグはプロローグと間違えたんじゃなくて本当にエピローグです。一章最後にプロローグが来ます。某作品リスペクト。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:00:00
15592文字
会話率:35%
アタシはニケ。15歳。
今、とても困ってる。
それというのも、少しだけ話をさかのぼるんだけど……
ちょっと前までアタシの出身星アースガルズで、神様と旅をしてたんだけど、一緒にその神様の出身星に行こうと思ったら、ハグレちゃったんだよね。
神様の名前は、レイリィ。
レイリィ・セトリィアス・ミデニスティースとかいう長い名前。
誰か知らないかな?
アタシが迷い込んだ星、ミッドガルズではレイのことは誰も知らないみたいだった。
だったら星の出口を探すしかないよね。
と、思ったら……出口は海の孤島なんだって。
だからアタシは今、とても困ってる。
でも、船があれば行けるらしい。
じゃあ行かないと。その海の果てまで。
アタシはアタシを助けてくれた神様に、もう一度会うんだ。
神様がくれた、この"ちーと"な装備で、世界を飛ぶ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:03:07
16815文字
会話率:37%
放課後の新宿。
待ち合わせのはずが、些細なことで道を間違えた女子高生3人組は、気づけば新宿地下街という巨大迷路の中に迷い込んでしまった。
駅とデパ地下と地下商店街と通路が果てしなく繋がるこの地下都市から、彼女たちは無事に地上に戻れるのか――
?
お腹はすくし、誘惑は多いし、スマホの電波も途切れがち。
やけっぱちになった3人は、せっかくだからと地下街のグルメを食べ歩き、セールに飛び込み、思いがけない人間ドラマに遭遇しながら、笑って泣いて迷子になり続ける!
果たして彼女たちが辿り着くのは出口か、それとも新たな地下の沼か……!?
青春×グルメ×ショッピングの新感覚迷子ライトノベル、開幕!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-23 08:00:00
8534文字
会話率:45%
肝試しに来たら迷った上に転んでケガをした少年は、不気味な森の中で不思議な少女に出会う。彼女は森の出口につくまで、昔、このあたりで起きたある神隠しについて語り始めた。
最終更新:2025-07-21 16:53:34
2810文字
会話率:14%
11歳の少年・レインは、ある日突然、父によって深い山の谷へと連れていかれる。
「ここで生きろ。さもなくば死ね」とだけ告げられ、父は彼を置き去りにした。
そこは人の手の届かぬ“試練の谷”獣が徘徊し、天候は狂い、地形さえ生者を拒むような地だった
。
なぜ父は自分を見捨てたのか。何かの罰なのか、それともただの憎悪なのか。
絶望と混乱にまみれたまま、少年は本能のままに生き延びようとする。
やがてレインは、自分と同じように谷に捨てられた少女・カナと出会う。
二人は協力し合い、獣や飢え、自然の恐怖と戦いながら、少しずつ“生き延びる力”を身につけていく。
友情、信頼、そして裏切りと痛み。谷の中で成長していく彼らは、次第に“出口”の伝説に近づいていく。
しかし、その先に待つのはさらなる絶望――
そして“真実”。
少年を谷に送り込んだ者たちの“本当の意図”が明かされるのは、物語の最終局面。
彼の父が、なぜ冷酷に突き放したのか。
生き延びた者にしか見えない「愛」のかたちとは何か。
最後の一ページで、すべてが覆る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 09:27:34
5673文字
会話率:28%
班目隆は気が付けば真っ暗な洞窟の中にいた
出口もない土の中で、光り輝く石だけが目の前にある
石に触れると、文字が浮かび上がりこう書かれていた
『ようこそ、ダンジョンマスター様』
なぜかダンジョンマスターになった俺は、とりあえずダンジョンを運
営していこうと思うが、ダンジョンにはよくわからにルールばかりがあって、がんじがらめ
しかも近くにはでかい街があって、このままだとすぐに攻略されそう
元の世界ではギャンブル中毒だった俺は、ダンジョンではなく、別のものを攻略してもらおうと考えた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 00:00:00
697313文字
会話率:32%
豪華で無機質な、出口のないギャラリーに、ある日突然集められた12人の男女。年齢も経歴も違う彼らだが、誰もが只者ではない雰囲気を漂わせている。
彼らを支配するのは、姿を見せぬ謎の主催者『蒐集家(コレクター)』。彼らが参加を強制されるのは、知力
や体力を競うサバイバルゲームではない。それは、自らの人生を語り、その「物語の価値」を値踏みされる、魂の品評会だった。
最初のゲームは『告白のテーブル』。参加者は、自分に関する三つの事実を語る。ただし、そのうちの一つは、必ず「嘘」でなければならない。聞く者を魅了する巧妙な嘘は称賛され、すぐに見抜かれる稚拙な嘘は断罪される。真実だけでは生き残れず、嘘だけでも勝ち残れない。参加者たちは、自らの人生をどう演出し、どう偽るかという、究極の心理戦を強いられる。
人の嘘と本質を見抜くことに長けた主人公・黒崎譲は、この歪んだゲームの中で、他の参加者たちが紡ぐ物語の裏を探り、自らの生存戦略を立てていく。
人の「価値」とは何か。経歴や財産か、それとも、その人間が紡ぐ物語の魅力なのか。極限の心理戦が、今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 21:11:28
130387文字
会話率:30%
男子生徒の川村裕也は万引きの常習犯。
毎日のようにパンや飲み物の水などを万引きしていた。
するとある日のこと、車で乗り付けた覆面の男達に拉致された。
目が覚めるとそこは枯井戸の底。出口はない。
あるのはパンと水が入った冷蔵庫と冷凍庫だけ。
男達は万引きの被害者だと言い、裕也に問題を出してくる。
全部解けば枯井戸から出してくれるというのだが、
問題は裕也の罪を糾弾するものであり、
最後の問題は裕也の妹に危害を加え得る、
絶対に受け入れられないものだった。
枯井戸の底で衰弱していく裕也は、起死回生の方法に賭ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 20:28:45
8603文字
会話率:22%
遊園地のお化け屋敷で働いている、その若い男。
控え室で居眠りをしてしまい、夜の営業時間に遅刻をすることに。
自分の衣装が見当たらず、代わりに幽霊の古い着包みを着て、お化け屋敷へ。
しかし、その古い着包みから覗くお化け屋敷は、いつもとは違っ
て見えた。
いつもとは違うお化け屋敷。
そこで出会った小さな男の子と一緒に、出口へと向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 01:49:15
6679文字
会話率:13%
突如として異世界へと転移してしまった高校生・白崎楓。
目を覚ました彼がいたのは、陽の光すら届かぬ巨大な地下洞窟だった。
出口を求めて彷徨う中、偶然にも同じく転移し、教会の人間に案内されていたクラスメイトと再会するが、そこで楓はこの世界を支配
する「教会」の恐るべき真意を知ることとなる。
「このままじゃ、全員、利用されて終わる。」
理不尽な支配と偽りの秩序に抗うため、楓は洞窟からの脱出を決意。
やがて彼は、己の信念を胸に、謎多き異世界の各国を巡る旅へと踏み出していく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 13:11:23
8292文字
会話率:55%
「俺なんて剣を振るしか能がないから、ひとりで迷宮に突っ込んだりしたら、二度と出てこられないかもしれないぞ。はは」
Sランクパーティに所属する主力剣士・ジルは最高難度迷宮の攻略中、すったもんだあった末にたったひとりで置き去りにされてし
まう。
ただでさえ致命的な方向音痴のジル。そのうえ普段かけていた眼鏡がメッタメタのズッタズタに破壊され、もはや自力で地上に戻れる見込みは爪の先ほどもない。どう考えてもその場で救助を待つほか活路はない。
「ふっ……。口ほどにもないな、最高難度迷宮……!」
しかし方向音痴に特有の根拠のないトンチキ自信と卓越した剣の腕を武器にジルは進む。ずんずん進む。書物に残された歴史上、まだ誰も踏み入ったことがないはずの領域をガンガン進む。途轍もない力を持つ魔獣が出てきてもよく見えないままズバズバ斬って捨てる。
やがて現れる似たような方向音痴ども。
徐々に姿を現し始める迷宮の本当の姿。
やがて訪れる「もしかして俺って何ヶ月もかけて出口から遠ざかってないか?」という悲しい気付き……。
一方地上では、彼を捨てて行った冒険者パーティにも不穏な空気が立ち込めて……?
そんな感じの準最強主人公系ファンタジー。
*完結済
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 18:01:39
638551文字
会話率:40%
——この世界には穴がある——
ある日突然発生した穴。the World hole またの名を「世界の穴」
この穴には様々な言い伝えがある。その中でも特に有名なのは、その穴を通った先には、『別の世界が存在するのではないか』ということだっ
た。
ある日の夜。いつものようにランニングをしていた青園空《あおぞのそら》は、突如発生した穴に落ちてしまう。
それは、ただの言い伝えだと思われていた『世界の穴』だった。
次の日、様々な人々がその世界から行方不明となり、穴の存在に全世界は本当だったのだと衝撃を受ける。
そして、人々は落ちてしまった穴の先に見たものは、今まで住んでいた世界とは異なる景色を目の当たりにする。
その混乱状態に現れたのは、謎の少女——キャリー
キャリーは穴に落ちた人々に告げた。
ここは自由の世界。あなたたちの住んでいた世界とは全く異なる世界。ここでのルールは一つ。王を殺さないこと。それだけ。それ以外は、盗みも、もちろん殺しも王以外の者なら罪には問われない。向こうでの法はここでは全く関係ない。そんな世界に今日からこの世界の住民になることを言い渡される。
だが、ただほっぽり出されるわけではなく、ここに来た人々には一つずつ、ランダムで『スキル』というものを渡されていた。
スキルを確認すると、空のスキルは『速さの上昇《スピード》』というスキル。このスキルは本人の身体能力に応じて、速度を無制限に加速できるという能力。
そしてキャリーはもう一つ言った。
この世界にも限界があり、いずれこの世界も崩壊するということも言われる。
絶望の中、できる選択は二つ。
この世界の崩壊とともに、一緒に死ぬか。
それとも、この世界から出て元の世界に戻って生きるかの二つ。
この世界から出る方法があると、ようやく希望が出てきた矢先、世界から出るための出口は誰にもわからないという最悪の事実も突きつけられる。
そんな最悪のスタートから人々は生き残り、無事世界から脱出できるのか——?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 15:38:53
37388文字
会話率:45%
ダルタニアの地下世界は「アルザンティア」と、呼ばれました。そこには体色の違う、6色の魔人類が住んで居ました。彼らの戦闘力は人間並みで、取り分けて高くは、有りませんでした。そこには、巨大で食欲旺盛な「魔虫」と呼ばれる虫達も、たくさん居ました。
彼らの創造主で有る「魔神アスタロット」は、難儀な神でした。魔虫を退くことが出来る、強い力が欲しければ「仲間を食らい、生き残った者にのみ、強い力を授けよう。」6色魔人達は、神の言葉を信じて「共食いを始めました。」
青色魔人の娘ミスティルは、幼馴染みでした赤色魔人の娘レミィルと2人で、食人をした自分らの故郷を捨て、地上世界「ダルタニア」を、目指しました。仲間は、もう1人居ました。それは、巨人族(タイタニオン)の娘マイナでした。ミスティル達は、マイナの成人式を機に、3人で地上世界を目指しました。ミスティル達「カニバン(食人種)」は、一度でも故郷を離れると「セシダス(離脱者)」と言われ、戻っても殺される運命しか、有りませんでした。それでも彼女達は、離脱を決めました。
3人は、地上世界に出ると、そこの管理をした「ギガンデス」の王が、何者かに斬殺されました。ダルタニアの巨人族は「ギガンデス」と呼ばれ、マイナの「タイタニオン」とは、同祖でした。その地上世界の出口を、管理したギガンデス達は、既に霧散して、誰も居ませんでした。ミスティル達は、そこを拠点として「新天地ダルタニア」の探索を、始めました。マイナは或る日、拠点の近くの場所で、緑色をした長い体毛に覆われた、鬼のような姿の「ギガンデスの大王」を、見掛けました。彼はマイナを、静かに見つめました。霊感の強いマイナは、知りました。その者は、既に生者ではないことを。
本作は「完全版」の前半部分10話のみで、構成されたAシリーズの1つです。「第1章:右側神の離脱編」の第4作品(全34話)から。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 20:33:29
41870文字
会話率:3%
20の部屋。1247回目の絶望。記憶が腐る音がする。
目が覚めたら、知らない部屋にいた。
「記録者ナンバー1247」——壁に刻まれた文字。
そこは“記憶の残滓”が蠢く、異形の空間だった。
出口は見えるのに、たどり着けない。
かつての“僕
たち”の影が声を発し、鍵が足りず、言葉が崩れる。
20の部屋を抜ければ帰れるというが、
手にしていたはずの「マスターキー」は、第1の空間で落としていた。
これは、記憶と空間に喰われる青年・悠の物語。
そして、読者である“あなた”に遺された、1247通目の手記。
――忘れていたのは、本当に記憶か。それとも、自分自身か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 21:20:00
81564文字
会話率:24%
「おばさんと私」 シリーズ第3弾です。
花見の時期におばさんが話す不思議な体験談。
花見客で混み合う中で叔母たちが見つけたトンネル。不思議な事に叔母たち以外に使う者はいなかった。トンネルをくぐった先には…。
それは私が読んだ怪談と全く
同じだった。しかし、その後に引き込まれるような深緑色の水の夢を見たと語るおばさんの話から、私が見たイメージ。それは
淵の底に沈む死体を糧にして咲き乱れる蓮の花。
トンネルの先にあったのは出口だったのか、あるいは深い水の中だったのか。
あまり怖くない、少し不思議よりのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 18:09:58
2784文字
会話率:11%
黒金崎高校2年生有栖坂葵は
学校帰りいつも通り近道を通って帰っていた、
だが途中雨が降り霧が立ち込めてきてしまう
傘を持っていない葵は急いで帰ろうとするが
一向に出口に着かず疲れが見えてきた
その時広場の様な場所に出る
そこには古い建物が建
っていた
建物で雨宿りをさせてもらおうと中に入る
そこで天使の輪、羽と悪魔の尻尾、ツノが生えているツギハギな姿をした不思議な少女に出会う折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 14:30:19
1655文字
会話率:35%
「決して振り返ってはならない」と噂される、霧の深い吊り橋。肝試しに訪れた僕たちは、霧の中で、親切な声に導かれ、無事に出口へとたどり着いた。だが、友人が、声の主へ、禁じられた感謝の言葉を口にした時、僕たちは、その「声」の、絶望的な正体を知るこ
とになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 10:40:02
1646文字
会話率:27%
「ねぇ、知ってる? 学校に現れる幽霊の女の子の話」
そんな都市伝説をきっかけに、怪談好きの中学二年生の日向、八重、鈴の三人は《神隠し高校》と噂される篝火高等学校へ肝試しに行くことに。廃校となってから、侵入者が“行方不明”になるこの学校で、軽
い気持ちだった彼女たちの肝試しは徐々に怪異の渦中へと巻き込まれていく——。理科室で聞こえる不気味な水音、出口の見えない階段、そして濡れた少女…。次々と迫る“なにか”から逃れようとする日向たちは、果たして無事に帰ることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 00:00:25
8151文字
会話率:30%
西暦20XX年。
フルダイブ技術が成熟し、完全没入型VRMMO《Eidolon Requiem》が突如リリースされた。
事前情報はほとんどなく、βテストすら行われなかったにもかかわらず、リアルすぎる世界観と“100層構造の超広大な階層都市”
という触れ込みが話題を呼び、世界中のゲーマーが殺到する。
主人公・八神直樹(ゲーム内名:クロウ)は、社会から距離を置いて生きてきた18歳の引きこもり。
プロ級の腕を持ちながらも現実と断絶していた彼は、遊び半分でログインする。
しかしその直後、全プレイヤーの前にAI《AILEM(アイレム)》が出現し、宣告する。
「このゲームは現実と接続されたデスゲームである」
「ログアウトは不可能。ゲーム内での死は、現実での死と同義」
「ただし、第百層を踏破すれば、現実への帰還は叶う」
突如閉じられた出口。
失われた命。
そして、それすらも「設計されたルール」だった。
プレイヤーたちは剣と魔法が支配する100の異世界を踏破し、命を賭けた“真のゲーム”に挑まなければならない。
クロウは自ら選んだ初期スキル《片手直剣》と《身体強化》を武器に、
迷いや恐怖に呑まれる他プレイヤーたちを尻目に、ただ一人、最速攻略を目指し動き出す。
──生き延びるために。
──ゲームを“遊ぶ”ために。
──そして、自分自身の人生を取り戻すために。
今、百層構成の異世界階層都市《Eidolon Requiem》に、終焉と希望の鐘が鳴る。
これは、引きこもりゲーマーが“死のゲーム”を遊び尽くす、反逆の戦記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 10:00:00
10084文字
会話率:26%