ビルの窓から眺める風景。
真正面に見える街路樹の枝は、夏には力強い青々とした葉をつけ、秋には淡い黄色い葉になります。冬は葉の代わりに霜や雪で化粧をして、そして春には、淡いピンクの花びらをつけます。
それは、こんなコンクリートの建物が並
ぶ都会の中でも、四季を感じられ、情緒があります。
東京という土地は、周りの街並も慌ただしく姿を変え、形を変えてとしていくけど、この事務所はコンクリートや配線が剥き出しで、昔の姿のまま、時間が止まっているようにも感じます。
あくまでも、原色の赤いソファを除いてですが。
そう、ここは、アルクィン拝み屋探偵事務所です。
所長と、職員が二人だけの、総本山からすれば小さな小さな祓い屋です。
わたしは窓から外を眺め、彼女に色んなことを教えていきます。
「あれ見て、渡り鳥だよ。あの方向は臨海の方に飛んでいくのね。まだ少し寒いから、夏に成ったら見に行こうね。それより、八重洲口の桜がもうすぐだから、先にそっちを見に行こうね」
そう言うと、彼女は心なしか喜んでいる様子でした。
わたしは鼻歌を交えながら、その窓から、変わりゆく街並みを眺めていました。
そこで足音が聞こえ、わたしは慌てて彼女を消します。
古びれた音を立てて扉があき、所長が戻って来ました。
「おい、今、あれを出していただろ!」
そう怒り声を上げる所長の脇をすり抜け、わたしは逃げていく。
所長は長い黒髪をなびかせながら、追ってきました。
必死に逃げる、わたしの名は、折坂………、うわっ、捕まった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 12:17:47
44359文字
会話率:26%
私はある日前世の記憶を思い出し、自身が断罪され処刑される悪役令嬢であることに気づきました。
浮気する男なんて嫌。処刑なんてありえません。婚約破棄上等、でも断罪されるのはそちらのほうよ。
そして見事断罪返しは成功したーーそのはず、だったのです
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 07:17:30
4533文字
会話率:2%
邪竜を滅ぼし太陽を取り戻した勇者。万人が熱狂する凱旋式。翌日は愛する聖女との結婚式であった。しかし翌朝彼を迎えたのは、とてつもない苦痛と予想だにしない出来事だった。「人は滅びました」
最終更新:2014-03-16 19:46:08
8470文字
会話率:4%
四十手前のオッサンが、小6時代にタイムリープ?
しかも女子になってる世界。
売れない役者、八重洲ともか。
果たして現代に戻れるのか。
最終更新:2024-08-04 11:39:07
169221文字
会話率:30%
いわゆる『時代劇用語』に関する、ちょっとした、
「しげちゃん風・八重洲イブニング・ラボ」
・・・ってな感じですかぁ??
キーワード:
最終更新:2024-06-04 16:44:41
1397文字
会話率:48%
オリジナルの三題噺。(^ω^)
言葉遊びあり、下ネタあり、人情噺あり。
短編をシリーズにしていきたいのでよろしくお願いします。
最終更新:2022-02-14 20:00:00
593文字
会話率:55%
――最近の若者は忍耐がない。最近の若者はすぐ諦める。
何度となく若者に対し言われ続けているこの言葉に異論・反論を呈した文章を、よりにもよって提出する授業ノートに書き上げ見事呼び出しをくらった高校生 黒薙奈月(くろなぎなつき)。そんなひねく
れ、そして友達が0である彼の幼馴染が亡くなった。そんな知らせを聞いたその日から、彼の生活は一変する。
「ーー私のこと、見えてるよね?」そんな言葉とともに現れたのは1人の女の子。なんと彼女は先日死んだはずの幼馴染 八重洲飛鳥(やえすあすか)だった。白装束を着ていない、浮いてない、透けてない、障害物にぶつかる、そんな彼女が幽霊になってから奈月の元に遊びに来たのだ。
さらには才色兼備と噂の美少女 湊玲衣(みなとれい)と共に、奈月は一緒に部活を立ち上げることになってしまう。
死んでいるのに活発な幼馴染、そして噂に違うポンコツと毒づきを見せる美少女との学園ラブコメディ。
※カクヨムでも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 18:29:38
103965文字
会話率:53%
高校2年生の少女天野めぐみは、真向かいに住む幼なじみの大学1年生の青年荘野梓や、同級生で親友の八重洲和美と楽しい毎日を送っていた。夏休みを前に、「今度の日曜には海にでも行こうか」、そんな話も弾んでいた……。
そんなある日、めぐみは交通事故
のため脊髄を損傷してしまい、下半身不随になってしまう。絶望に打ちひしがれるめぐみを懸命に支えようとする梓や和美、両親や、担当の医師、看護師。
これは、めぐみが「生きる力の強さと尊さ」を知り、成長して行く様子を描いた物語。
※時代設定は、おおよそ西暦1990年代の後半から2000年代の初頭くらいと思っていただければ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-02 18:13:56
157334文字
会話率:45%
ー2月17日で完結致しました。が、番外編の為にしばらく再開しますー
1~5話は長いですが、6話以降は細かく分けてますので、読みやすくなるかと。
挿絵は出来次第に載せていきますので、時々覗いて下さいませ。
よろしくお願いいたします。
俺、
八重洲ともか、もうオッサン。福岡の片田舎から意気揚々と声優を目指し上京したのは20年前。それなりに役者の経験は積んだのだが、鳴かず飛ばず。そんな先の知れた未来にへこむ夜は、いつもあの日を思い出す。小6の秋の夕暮れ。オレンジ色の濃淡のみで表現された、モノクロの世界。幼馴染み、江藤なつきと俺は、その景色に心奪われた。寄り添い、思わず見詰め合う二人。熱を帯びた視線に見惚れた俺は、たった一言を口から出そうとした。ありきたりな台詞だった。だけど、そいつが、言えないんだなあ。チャンスに告白出来なかった事を引きずって、未だに夢に見る始末。その夢を最近頻繁に見ると思ったら、その当時に時間が巻き戻ったみたい。もう一度小6をやり直す。けれど、性別が逆になっていた。男から女に変わっての、新たな小6人生が始まる……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-09 08:27:58
167536文字
会話率:29%
役者、八重洲ともか40才。
確定申告で数十万は雑所得で申告するレベルにはプロになった。
それ位にはプチ成功かな。
でも、そこから先がむつかしいのです。
夢みる少年の、せめてもの参考になれば幸いです。
最終更新:2017-12-07 23:29:34
1584文字
会話率:0%
クラス委員 八重洲の創りあげる最高傑作。
イケニエを決める投票。絶対悪。団結。青春。群青劇。犠牲。踏み台。
狂人は誰か。
最終更新:2017-12-03 18:21:46
3045文字
会話率:30%
不動産屋から破格の値段でテナントをかりた明は、東京の八重洲さくら通りに診療所を構える。だが、この物件には室町時代に死んだ17歳の女の幽霊が住み着いていたため、その後、二人の奇妙な共同生活が始まる。
最終更新:2009-07-02 00:55:02
19387文字
会話率:48%
とある事情から会社が吸収合併され八重洲のオフィスビルに異動が決まった”僕”は慣れない職場の雰囲気から逃れようと、複合ビルの共有スペースである喫煙所の前を通った。そこはいつも日光が降り注ぐ、日向ぼっこに最適な場所だった。いつしかそこは他の会社
の人々との交流の場となり、5時以降もみんなで集まる『東京HINATABOKKOサークル』が結成される。想いを寄せる者、転勤する者、結婚する者、破産する者、そして新しく加入してくる者。四季を通じて様々な人間模様が”僕”の周りに花咲く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-11-18 04:05:06
147文字
会話率:0%