生まれながらにして超人的な肉体を持った男──斉藤剣(さいとうつるぎ)は五年前に理想の日常のため、この国の中心部である灯京(とうきょう)へとやって来た。
しかし、現実は非情である。最強なだけではその日の夕飯にもありつくのも一苦労でろくな生活も
出来なかった……。
そんな日々の中でも諦めずに悪人や化け物を倒し続けている剣の前に、モンスターバスター社という会社の社長と名乗る男、盾石徹(たていしとおる)が現れる──。
不信感を隠そうともしない剣に、盾石は言った。
「オレは化け物から自分を守ることができない人々が笑って過ごせる国を作りたい。だから、お前の力を貸せ」
「いや、俺そんな暇じゃねえし……」
「やってくれれば、例として報酬を払うが──」
「やるやる! やります、やらせてください!」
そうして、二人のお互いの利益の為に手を組むことなるのだった。
それからしばらく経ったある日、剣は手違いで他の化け物退治の集団から吸血鬼を助けてしまう。
「オレがお前に電話するのはやらかした時と依頼の時だけだ」
「今日なら人助けくらいしかしてねえけど?」
「それは目標の吸血鬼だアホ!責任とってお前が連れてこい!」
電話越しに盾石に怒鳴られた剣は渋々吸血鬼を退治する。しかし、それは一週間に及ぶ波乱の日々の幕開けに過ぎなかった。
女子高生とのデート中に同僚に遭遇したり。
「おじさん、女子高生と何してるんですか?」
「誤解だから!」
大家からの追い出し通告されたり!。
「斉藤さん、君にうちのマンションから出て行って欲しいんだ」
「……は?」
そして明らかになる剣を狙う者と、避けられない激闘……!
「これ以上、てめえらに誰の日常も奪わせはしねえんだよ! 俺はっ!!」
これは、最強の男が平凡な日常を手に入れるために数々の化け物や悪人達と闘い続ける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 00:42:09
589650文字
会話率:42%
その男を表すなら黒
女神に呪われているらしい
気に入らなければ女子供でも容赦なし
なんでそんな酷い事いうんだよ
俺そんな事してないよ
最終更新:2024-02-29 11:00:00
7323文字
会話率:19%
ある日、目覚めたらーー妖精のような美少女になっていた。
|宮崎《みやざき》|友梨亜《ゆりあ》、先日28歳になったばかり。
ある日起きたら、見覚えのない部屋で、見覚えのない顔になっていた。それも、びっくりするくらいの美少女である。
まさか
流行りの異世界、いや乙女ゲーム転生か!乙女ゲームやったことないけど!
と思いきや、出会うのは推しのいるグループ――デビュー十五周年を迎えたアイドルグループ“シャルモン”のメンバーに似ている人ばかり。
こんなに幸せな世界は夢に違いないと思い込み、伯爵令嬢ジュリエット・ボネとして満喫していたある日、遂に推しに似た人物と出会う。
“シャルモン”の末っ子、|美山《みやま》|譲《ゆずる》と同じ顔を持つその人は、なんと王子様だった。
リロイ王国の王子殿下、ジョルジュ・リロイ。
彼の二十歳を祝う舞踏会で、やっと出てきたと内心大興奮の友梨亜だが、テラスでジョルジュの独り言を聞いてしまった。
「もう、何だよ殿下って。俺そんなキャラじゃねえっての」
「しかも二十歳ってなんじゃそりゃ。俺、もう三十二なんだけど」
え? もしかして、もしかして本人ですか?
顔は若いのに中身は三十二歳みたいだし、いつ見てもアイドルの衣装ばっかり着ているし、夢かと油断していたせいなのか日本人だとバレちゃうし、おまけに婚約まで――!?
ラブコメのつもりで書いてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 11:11:21
295300文字
会話率:49%
「作者の俺が世界最弱ってそんなのありかよ?!」
金無し・運無し・彼女無しの大学生、斉藤千秋。唯一の夢は、自身の空想と憧れを描いた同人漫画【バク】を完結させること。
…だがその夢も虚しく、千秋は交通事故に遭ってしまう。
しかし、千秋が目を覚ましたのは自身の描いた同人漫画、バクの世界だった。
空にはドラゴンが飛翔し、森はエルフが統べる。憧れを押し詰めた主人公もドタイプなヒロインも、自身とは対照的な悪役魔王だって存在する世界。
興奮するのも束の間。非力・軟弱・童貞…。ご丁寧に彼のステータスはそっくりそのまま異世界まで付きまとう始末に。
「深まる種族間の亀裂に、凶暴な魔獣達。迫る黒い影の正体は……って俺そんな設定知らねーぞ?!」
作者?ナニソレ美味しいの?
容赦しないこの異世界から無事元の世界へと戻る為。千秋が手を組んだのは、悪役・不死身の魔王【カミル・ド・ウェフダー】だった。
「俺達はギルドじゃない、仲間だ!」
最弱と最強、作者と魔王。
凸凹コンビの冒険がトントン拍子で終わるわけねーだろ!!
彼らの結末はいかに…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 20:56:29
14192文字
会話率:36%
俺は、秘密基地や秘密結社にあこがれ、同じ孤児院の仲間とヒーローごっこをするような普通の少年だった。何かを演じるのが得意だった俺は、よくヒーローや悪役のまねごとをしていた。だけどそれだけだ!何で俺は秘密組織のボスに祭り上げられてるんだ!!!や
めてくれ、俺そんなに強くないんだって!!!
これは、勘違いで秘密組織のボスになった少年の喜劇だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-15 00:00:00
13250文字
会話率:58%
野山 浩人(のやま ひろと)。三二歳。派遣社員で地元を離れて最近花間市に引っ越して来たばかり。そんな俺が寮の風呂場で見つけたのが、黒いミミズじゃなくて真っ黒な手乗り龍だった。いやいや俺そんな非科学的な物信じてませんから(だって怖いし)どうし
たらこいつ家に帰るんだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-20 20:00:00
6935文字
会話率:46%
あらすじ
四十歳になっても、俺の本領はまだ発揮されてないみたいだぞ!?
異世界に転移してはや十五年。
魔境と呼ばれる森で、魔物から延々逃げ続け、今日も生き延びることに成功している俺。オッサンに無理させんなや……。腰とか痛い、ほんと
。
俺を召喚したエロい身体のダークエルフ・ラキオウは、なんだかめっちゃ強いしさあ! 鍛えてもらってるけど、何だか俺そんなに強くなってないみたい?
小物臭漂うオッサンが異世界の魔境で生活する、異世界転移ギャグ!
彼の本領はいつ発揮されるのか……。
スナック感覚でお読みいただければ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-03 11:03:33
27787文字
会話率:31%
学校で1番モテる俺そんな俺が彼女に呼び出され屋上に行くとビンタされた。
理由原因全くもって不明そんな俺らのラブコメ⁉︎
最終更新:2018-05-25 07:29:09
444文字
会話率:0%
おっすおらイケメンおいそこ死ねとか言わない。そんな俺氏、誰かに体乗っ取られる。ってえぇ――!?
おい俺、そんなことやるんじゃない!いや、俺そんな発言しない!しかもこっちの言ってることは伝わらないらしい。え?俺何かやりました?ってか俺の中の俺
、誰―――!?!?!?そんな日常ラブコメ+ミステリーな小説を、どうぞ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-18 19:00:00
750文字
会話率:13%
俺はいたってフツーの高校二年生、工藤良太。
俺には中学時代に大きな後悔がある。
それは、俺の「中二病」についてだ。
俺と同じように中二病のせいで痛々しい黒歴史があるやつ、
そしてまさに絶賛黒歴史更新中の中二病患者。
お前らに一つだけ言ってお
く。
―――俺の『中二病』はそんなもんじゃない。
気になるやつは聞いてくれ。俺の思い出したくもない、トラウマ級の黒歴史を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-20 23:03:16
5358文字
会話率:28%
親兄弟との縁もない佐波足トモヤ(34歳ニート)は、残った財産を食いつぶしながらネットゲームに勤しんでいた。
稼ごうにも働く場所もなく、そもそも家の外に出る事も難しい。
「なら、最後まで遊んでいよう」
やけっぱち気味にそう思ってからずっ
とネットゲームに没頭していった。
必要最低限以外は部屋から出ずに。
そんな折りに、新たにはじまったゲームに登録、ログインするのだが。
ゲーム開始と同時に、なんと別世界に転移。
その世界で、襲いかかるモンスターの脅威から人々を守る事に。
「いや、俺そんな力ないんですけど」
それでもなんとかモンスターと戦い、勝利を得る。
作業が終わればログアウトして現実世界に帰還。
モンスターを倒した報酬は、ネットマネーとして振り込まれる事となった。
そこで気付く。
「まてよ、これってもしかして」
先のない人生と思っていたトモヤだが、自分にもできそうな仕事をようやく見付けられたような気がした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-03 12:00:00
35940文字
会話率:17%
三玉 貴楽(みたま たから)はよくいるVRMMO廃人の一人だった。
大学2年、一人暮らしで彼女もいない。
彼がハマっているゲームは『Venture Story(通称VeSt)』と呼ばれる作品で、職業さえも特殊能力の一部として組み込まれ、
その組み合わせの自由さを売りにしていた。
ある日、貴楽は実装されたばかりの高難易度職業である“魔王”への転職を果たす。
例えバランス調整がまだ行われていない、壊れ職業か外れ職業か変わらないような職業でも、僅かな期間は希少価値があり自慢できるだろう。そう思いひたすらゲームを続け、遂に最初の一人になる。そしてそのままゲーム内で寝落ちしてしまう。
貴楽が目を覚ますと、そこはゲームのようでいてゲームではない、不思議な状況になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-21 20:10:21
74722文字
会話率:52%
不思議な能力を持った少年「神裂悠真」は、学校帰りの途中、謎の少女に出会う。少女はこの世界とは別の異なる世界、七つの世界<セブンスワールド>の事を話す。少女の話によると、そこではさまざまな異変が起きているらしい。神裂悠真はその世界を守るべく
(成り行き上)、少女と精霊たちと
共にその世界へと踏み込んで行くことに――。
「―――えっ?ちょっ、俺そんなこと聞いてな――」
剣と魔法と精霊と仲間たちと織り成す学園異世界バトルラブコメディ―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-10 20:57:44
18089文字
会話率:46%
何も言わなくなった母暴力を繰り返す父そして見て見ぬふりをし続けていた俺そんな家族の悲しい結末…
最終更新:2007-09-03 22:40:09
688文字
会話率:20%
神など信じない〜占いが結果が気にくわないので、そういう類のもの嫌いになった俺そんな俺の周りで起きる信じられない日常生活
最終更新:2007-04-06 14:15:42
3841文字
会話率:58%