大東亜戦争開戦時の海軍軍令部総長は永野修身(ながのおさみ)大将でした。
永野修身大将は、国策の最高意思決定機関たる大本営政府連絡会議に出席して国政の方針決定に参画しました。同時に、軍令部総長として海軍作戦の立案を監督しました。開戦劈頭の真
珠湾奇襲を構想し、推進したのは連合艦隊司令長官の山本五十六大将でしたが、その作戦を最終的に決裁したのは軍令部総長永野修身大将だったのです。
帝国海軍史上、海軍大臣と連合艦隊司令長官と軍令部総長を歴任した人物はたったひとりです。それが永野修身でした。
これほど出色の提督でありながら、戦後日本では永野修身大将のことが語られることはほとんどなく、評価もされていません。これは戦後日本の歪んだ言論を象徴する異常な事態です。
語られざる提督の実像はどのようなものだったのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 01:33:31
18513文字
会話率:18%
「君たち世界を救ってみないかい?」
高校に向かう途中、神谷優月かみやゆづき、飯田未来いいだみらい、修身奈緒おさみなおの三人は謎の少年と出会う。現実ではありえない、奇跡のような力を見せられた優月たちは、少年の力によって純白の光に包まれ、訳
も分からず異世界に飛ばされてしまう。
ステータスというものが表示され、各々が特別なスキルを手に入れていることに気が付いた元・女子高生の少女たちは、まるでゲームのようなこの世界で少年の言葉を手掛かりに旅を始めるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 19:01:44
4596文字
会話率:59%
明治25年の中学校の道徳(当時は修身)の教科書を元に、明治期の道徳の考察する。そこから見えてくる現代と明治の教育の違いや、戦前ならではの道徳をまとめるエッセイ。
最終更新:2021-02-15 06:00:00
1395文字
会話率:0%
今をさかのぼる1973年から1975年あたりのこと、往時は私も今の皆さんと同じような若者でして、「若きウエルテル」に描かれるところの、生命の疾風怒濤期に右往左往するような存在でありました(何も生まれた時から爺だった分けじゃありません^_^;
)。当時の若者はーいわゆる団塊の世代ですがー戦前・戦中への反発・禊という時代の大波をもろにかぶったような世代でして、国家や家庭に縛られることを頓に嫌うような風潮があったと思います。俗に云う修身や孝忠観を否定し、それよりは人間一個人の自由と人権を謳歌するが如き、謂わば日本のルネサンス(人間復興)と個人の青春時代を一にしたような塩梅でした。生意気に人並み以上に芸術、分けても文芸に感受性の強かった私であったので、ひとこと紹介文に記した通り、なるようにしてランボー教の信者となってしまったのです。往時も(恐らく)今でさえも彼アルチュール・ランボーは名を変え、顔を変えて時代時代の若者たちに、文学潮流にその影響力を発揮していると私は見ます。それはなぜか。青春とはいつの時代にもそれぞれの体現者と系譜者が当然いるものだからです。そして青春とは常に親・時代・地域の慣習などに一時的にせよ反発し、その独自性を模索するものだからです。そのような青春の寵児であった彼ランボーは往時殆どあらゆるものに反発・反抗しましたが、それをするに当たってただひとつだけ拠るものがあったようです。それは何かと云うに、嘘のつけないもの、ごまかしの効かないものと表現するしかなかった、彼の言葉で云えば「来ないものか、来ないものか、恍惚のその時は…」という「最高の塔の歌」に表現されたものがそれに当たりますし、あるいは「酔いどれ船」に描かれた詩境そのものがそれに相当するでしょう。それを彼なりのイデアと申しましょうか、あるいはただ単に魂と表現したらいいか判然としませんが兎角それがあった。反発と独自性を旨とする青春であってもその拠るところは学生運動であったり革命だったりします。なかなか普遍性には存し得ないのですがその中でこのランボーのそれは特異だったと云えるでしょう。そしてそれがゆえの青春の神ということなのですが…しかしさて彼のこのイデアは未だ感性のそれであり、血肉を持ったこの世的な把握までは世に提示し得ていませんね。それゆえ私は大変な苦労を、路頭に迷う思いをしたのですが、以下その辺りを…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-09 12:28:20
3655文字
会話率:6%
ある日、主人公が異世界に連れ行かれ、いろんな困難を乗り越え、世界に新たな変化をもたらした。
最終更新:2018-10-14 22:46:45
16674文字
会話率:23%
この街には『黒塗りのバス』という都市伝説がある。
それは月に一度深夜零時から約一時間だけ市街を回る、本来存在しないはずの深夜特別便だ。そのバスとは曰く、バス停へ来た自殺者を運んでいるらしい。
自殺者を乗せ、町を巡る深夜特別便。バスは暗
い闇を溶かしたような黒一色、ナンバープレートに記された数は『・・42』の死に番。そのバスは、都市伝説を知る人々には皮肉を込めてこう呼ばれている。
彼ら曰く、『天国へのバス』と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-08 11:23:43
8923文字
会話率:35%
不思議な力を手に入れて、いくらでもお金が手に入るようになったら?
面白味のない人生を送ってきたOLが、ある日突然そんな力を手に入れた時、はたしてそのお金と力をどう使うのか。ホラーのような、少し不思議な物語。
最終更新:2013-12-04 18:48:06
8251文字
会話率:10%
関東最大の勢力を誇る、福仁会(フクジンカイ)。かつての抗争の果てに、対等な立場で福仁会と接していく約束を交わした、北山会(キタヤマカイ)。しかし、現実は違った・・・・。
福仁会会長の梅竹(ウメタケ)は、自身の引退と同時に、かつて盃を交わした
廻田(メグリダ)率いる禄燕会(ロクエンカイ)の潰滅と、約束を交わしたはずの北山会の弱体化を目論んでいた。
主人公の岩切良太(イワキリ リョウタ)ら、北山会の若手幹部たちは、福仁会の圧力や、世間のバッシング、警察の監視に怯え、信念を持てずにさ迷う会の様相に、鬱屈した感情を抱き、ついに、危険すぎる計画のために動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-27 15:48:35
3219文字
会話率:49%