聖女殺害未遂事件の介入者である異能使いを探しに王都から港湾都市に調査チームがやって来た。港湾都市の繊維工場で働くキアラは農村出身のごく普通の田舎娘だ…今は。その繊維工場にやって来た調査チームの若い男は、聞き取り調査の為に呼び出したキアラを
いきなり薙ぎ倒した。王都の人間にとっても、港湾都市の女性労働者など虫けら同然なのか。
異能が判明したキアラを調査チームは王都へ連れて行く。貴重な異能使いとして貴族の養女となるキアラ。だが、責任者の王子とキアラの緊張関係は解けない。そして、聖女殺害未遂事件で明らかにされた人身売買事件の処分を巡って、王国は二分されつつあった。キアラの翼は王国から悪徳を排除出来るのか。
一応、拙作『蝙蝠の翼』の続編ですが、こちらは娯楽作にする予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 22:39:22
83187文字
会話率:60%
───転生者
不遇に、理不尽に、残当に、幸福に。
これらだけではない、全ての「死」に介入され、当該の介入者によって運命をねじ曲げられた存在。
やり直すことを許されず、人為的───否、神為的に構築された環境からの再開を逃れられない存在
。
そんな彼ら、彼女らは、一部の例外を覗いて「思想」に支配されている。
ある男は盲目的な正義を掲げ、ある女は己の善を善き代物だと思い込み、またある男は”自らの意思で”自由に拘った。
英雄、酒池肉林、愛。
三者三様、十人十色。
それぞれがそれぞれの神に導かれ、見捨てられ、焚き付けられ、それぞれの最期へと向かっていく。
それらの激しくも美しい流れの数々は、やがて「世界の奔流」と呼ばれ、ある場所では娯楽となり、ある場所では教訓となる。
そして今、虚無に目を向けられた転生者が、新たに目を覚まそうとしている。
彼は一体、どんな運命を歩み、何を見て、何を感じ、どんな出会いと別れを経て、どんな最後を迎えるのだろうか。
───いざ、開演は虚無の手によって。
◇ ◇ ◇
・チート能力あり
・不定期投稿
・バッドエンドではない予定
・他サイトでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 13:40:00
437769文字
会話率:37%
我らは介入者(インタービーナーズ)である。
彼がこの船に来た時、最初に読まされた本の書き出しにそう書かれていた。
時空移動船バイト、時空の狭間を漕ぎありとあらゆる世界を行き来する箱舟。超越的な科学力を有し、ありとある目的の為にあらゆ
る世界の事柄に介入し資源と技術を肥大化させるその船で、一人の青年がボヤいていた。
「……はぁ、下っ端かぁ」
彼は思う。超越的な技術を持つ人徳組織だと謳うプロバガンダは表向きで、自分たちはそんなたいそうなものではなく、ただの悪質な善意押し売り業者だと。
――人間はユートピア(理想の生活)に片足を突っ込んでいても利己的で誰かを差別して自己評価上げる生き物なのである。
つまるところ、インタービーナーズとはこの船において危険が伴う下級職なのであった。
アラム、そんな名前の彼も元はしがない研究職であったが、とある理由で職にあぶれ危険な“現場”へと放り出されるのである。
誰も彼も、本人でされも、これが壮絶な冒険の序章だとも知らずに――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 14:12:42
873140文字
会話率:56%
私は異世界転生したはずだった――だけど、これは、違う。
歴史と時空の歪みは、やがて全てを飲み込んでいく。
29歳の疲れた歴史オタク女、新井若葉は、17歳のメイド、アリーシャ・ヴェーバーに転生したと思っていた。だがそれは、彼女の予想とは全く
違う物語の幕開けだった。
もとの世界とは似ても似つかないこの世界で暗躍する、災厄と呼ばれる存在。
介入者への修正機構の不気味な影。その中に見え隠れする、元の世界の歴史の残骸。
知識はちょっと博識な雑学オタク、見た目は少し可愛い、それ以上でもそれ以下でもない主人公、アリーシャ=若葉が、この世界の真実に立ち向かうことができるのか。
運命に抗え。そして終わらせろ、無限に繰り返す時空と歴史、その歪みの連鎖を。
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従来「転生歴女~メイドとオタクと歴史の終わり~」としていた本作ですが、この度全面改稿版を小説家になろうに投稿します。
異世界転生かと思いきや、歴史改変スペクタクルSFです。コアなSF要素あり、宮廷政治あり、恋愛あり。
異世界恋愛的な要素はありつつも、あくまでもジャンルはSF
キャラデザイン:あかねこ様
https://x.com/redakanekocat
旧版
https://estar.jp/novels/25978664
(小説家になろう掲載の旧版は非公開としております)
先行連載・イラスト無し版
https://kakuyomu.jp/works/16817330666308142925
並行連載版
https://estar.jp/novels/26237780
https://www.alphapolis.co.jp/novel/308494732/60887150
https://novelup.plus/story/843978475折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 19:00:00
391260文字
会話率:39%
「氷の貴公子」というサムい二つ名に悩んでいるユージン王子には、意中の婚約者がいた。
それは悪役令嬢ど真ん中な言動をしてしまう、ディアナという令嬢だ。
正史の通りならばすれ違って険悪になるはずの二人は、とある介入者の手により、本来とは違う結末
を辿る。
「かわちいかわちいディアナたんを傷つけるものはこの私が許しません」
「姉上、“かわちい”とはどのような意味ですか?」
「思わず口に入れたくなるくらい超可愛いという意味です」
「なるほど。確かにかわちい」
──これは、大体そんな感じの物語である。
※※※
主人公は転生者ではありませんが、それ以外にちらほら転生者がおります。
全3話のサクッと読めるラブコメ風小説ですので、お茶のお供に読んでいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 17:42:32
16760文字
会話率:28%
世界は女神により創られた。
女神は大地に次々と新しい生命を創造していった。
その中で最も力を持つ生命を最後に女神は創造を終えた。
その生命は「ヒト」と呼ばれる。
彼らには大地で豊かに生きるための力「介入」が与えられた。
初めは力
を使いこなすことができず、女神の支えがあっての生活であった。しかし、長きときを経てヒトはその力を使いこなすことによって大地を豊かにし、遂には自身の介入だけで生活を維持することが可能となったのだった。
そのことを知った女神は自身の役割は終わったと悟り長い眠りにつくことにした。
いつかまた我が子らが自分を必要とするときが来ても大丈夫なように、休息をとることにしたのだった。
そう、信じられていた・・・
今の世界において、女神は眠りに就いたのではなく、ヒトを見捨てたのだという考えもあり、諸説がいくつも存在している。
<<ヒトを狩るモノ>>
その存在がヒトビトにその考えをもたらした。
突如現れたその存在はヒトを葬ることを生業とし、決してヒト以外には手を出すことはなかった。かつてヒトは介入を思いのままとし、女神の怒りに触れてしまった。その裁きが<<ヒトを狩るモノ>>だという認識を持ちつつあった。
かつてのヒトは皆介入を使うことができた。だというのに、今や使えるヒトは少なくなり、力を行使できるものを「介入者」と呼び、<<ヒトを狩るモノ>>から唯一ヒトビトを守れる存在であった。これはそんな女神無き後の世界で生きるヒト達の物語。
なお、この作品はEエブリスタ、pixiv、カクヨムにも投稿しております。
当方の処女作でもありますので、読みづらいのはご勘弁ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 20:49:41
55129文字
会話率:51%
「そう、なら、私と『ゲーム』しない?」
ー隣の席の冷徹な少女、あだ名は「ブラックローズ(真っ黒な茨)」、明末良音。
ある日乱読少年、材村海斗が彼女に突然問いかけられた時、全ては終わりを告げた。
どんな物語も、しょせんは人の想像す
る架空の世界に過ぎない、だが。
26の力を求め全てを造作もなくひねりつぶす明末良音、そしてもたらされるは救済。
世界の真理の果てに、彼女と彼は何を望むか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 06:00:00
197576文字
会話率:43%
神様はそうとうお怒りです。あなた、神様を怒らせるようなこと、してませんよね?
最終更新:2021-06-27 20:00:00
3019文字
会話率:2%
各世界の調査、調整を行う"介入者"のミズキ、ホムラ、ハナ。
理と命のバランスを保つため、今日も各世界を渡っていく。介入者たちが見る世界は幸福か?絶望か?はたまた将来の希望か…
最終更新:2021-06-27 04:00:00
1623文字
会話率:55%
成らざる者とはなんなのか・・・・・・介入者の運命は!?
最終更新:2016-06-15 11:13:01
14204文字
会話率:46%
小林十郎 78歳は脳梗塞でこの世を去る。目ざめると神ではないと言う2人のツインテール少女が“魂の器”の転生者として送り出そうとするも、介入者の妨害により異世界へ転移させられてしまう。体は老人のままでチートな能力を与えられたジューローは、介入
者の妨害を受けながらも、拾われた森の民とともに村を創造していくファンタジー。259話で完結しました。読めば読むほど物語もギャグもおもしろくなってきているんじゃないかなと自分の脳内で話題です!
スマホで読むのにピッタリのお手軽な文章量(だいたい1回2000文字弱くらい)、お気軽な内容ですので、とにかく第100話まで読んでください。100話もかい!とツッコンだあなたに最適な物語です(笑)。本当に産まれて初めて書いた物語ですので、ものすごくつたない文書ですが、つたないながらも全力で、一生懸命頑張って書きました。誤字脱字が多いので順次直す予定ですが…すみませんその間は脳内で補完していただけると有り難いです。
完結して既に半年以上経ちましたが、今でも毎日20〜30人 多い時で60人ぐらいが来て頂いてありがたく思います。ページビュー数を見ると気に入ってくれた方が一気に100、200話と読んでくれているようで自分の話を気に入って読んでくれる方がいるとおもうと全裸で駆け出したい気持ちになります。ε=ε=ε=(ノ^∇^)ノ
今は次回作をものすごくのんびり制作中ですのでまた読んでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-27 23:00:00
545258文字
会話率:33%
VRMMO『終焉のヴァンガード』はデスゲームである。
仮想現実空間の構築とそれに対する脳波干渉によるダイヴ技術に関する超国家プロジェクトの一つとして計画され実行・運営されていたこのVRMMOは開発者に参加していた"主義者&qu
ot;たちによってデスゲームと化す。
全世界に存在したアクティヴユーザー200万人を巻き込んだ死のゲームと化したこの装置は、第一の犠牲者として開発主任の一人で在りこの事件のトリガーを引いた厳島の死を以て停止方法の分からない200万人の牢獄となった。
解決手段を模索する主要国政府は、その過程でこのゲームに仕組まれた自動終了プログラムの存在に気が付く。
約束された終末因子の発動まで残り半年――それまでにこのゲームを終了させなければ200万人は一斉に死亡する。
調査の末に発見された停止方法はただ一つ、ゲームクリア時に全プレイヤーに強制的に表示されるスタッフロールムービー。そのムービーデータが実行される瞬間にハッキングを行いデスゲームの根幹である殺人システムを終了させること。
政府は公募によって新たな参加者を募る。
それはVRMMO世界の救世主にならんとするプレイヤーを欲するという事。
デスゲームに対する外部介入者として募集されたそれには、元軍人や、ゲーム内に家族が取り込まれたものなど様々な者たちが集まる。
その中に、主人公である大神一心はいた。
彼はオンラインFPSゲーマーの中では都市伝説的存在である。
ゲーム情報を取り扱う掲示板に書かれた彼に関する逸話は真実と虚偽を判別することが難しく、ネット界隈では都市伝説として扱われている。
大神一心に関する、唯一確定している戦績。
それはキルレシオ1:100。
斯くして。
一人を以て百人を殺しうるとされる、ゲーマーがVRMMOの救世主となるため、仮想世界に舞い降りる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-18 02:16:45
24842文字
会話率:21%
義妹 憂姫を助けるために悪魔と契約し生き残ったのは那由多と時雨のみ、
本来ならここでこのルートは終わるはずだった・・・
ただ、運命のいたずらか介入者が現れ・・・ 壊れた世界が動き出す
大人気フリーノベルゲームNOeSISの二次創作品です
最終更新:2013-08-26 22:49:52
4096文字
会話率:56%
お茶を濁すような曖昧な評価や、建前を交えた抽象的な表現はやめよう。
断言する――彼女は『最強』だった。
彼女は現実の世界から創作の世界への転生者であり、原作と呼ばれる物語への介入者であり、その主人公の母親であった。その世界で有数の強者
達から警戒され、慕われ、畏怖され、そして一目置かれる存在となった。彼女は、生前『東方プロジェクト』と呼ばれていた創作物の世界を構成する一角の存在となったのだ。もはや物語は彼女を中心に回る。彼女という投じられた石によって生み出された波紋が、本来の道筋を乱しながら、新たな物語を構築していく。
現実の法則や常識の通じない幻想の世界へと転生した彼女が、一体何を思い、傷つきながらも強さを求め続け、そしてその果てに何を目指すのか……?
『漫画の中でしか出来ない無茶苦茶な修行とかマジ憧れてました』
一日三十時間の鍛錬と感謝の正拳突き一万回ですね、分かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-29 14:01:29
343675文字
会話率:25%
ヒロがタカとチャットで話していると、まさかの介入者!
ハッキングか!バグか!いや、それとも・・・
しかも、超能力者になれるとかどうとかで、
でも、なる過程で死ぬとかどうとか、
まったくわからないまま、とりあえず、
やるっきゃないヒロ
そんなヒロにのせられるがままになっていくタカ
二人の戦いはどうなっていくのか!?
それ以前に、能力者になれるのか!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-04 10:57:06
4145文字
会話率:32%
旅に束縛は存在しない。そう信じて始めたこの旅も、結局は介入者が入り自由で無くなった。
東西南北を死の砂漠に封鎖された世界【エキスパンダム】は、大空に浮ぶ天空都市に望みを賭け、今日も空へと戦いを挑む。その先に自由があると信じ。
旅人シュ
レイと詩人ミルフィーユのデコボココンビに+α蛮族ベル、彼等は次第に世界の真理を巡る陰謀に巻き込まれていく。
果てを知らない人類の、果てを悟った人々による、少しだけ背伸びし前身した物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-06 09:28:44
790文字
会話率:34%