こちらの話は、『あなたの愛など要りません』の外伝となります。
メインキャラクターの一人、ランスロットの恋のお話です。
「女性は、花に似ていると思うんだ。水をやる様に愛情を注ぎ、大切に守り慈しむ。すると更に女性は美しく咲き誇るんだ」
そうランスロットに話したのは、ずっと側で自分と母を守ってくれていた叔父だった。
12歳という若さで、武の名門バームガウラス公爵家当主の座に着いたランスロット。
愛人宅に入り浸りの実父と訣別し、愛する母を守る道を選んだあの日から6年。
18歳になったランスロットに、ある令嬢との出会いが訪れる。
自分は、母を無視し続けた実父の様になるのではないか。
それとも、ずっと母を支え続けた叔父の様になれるのだろうか。
自分だけの花を見つける日が来る事を思いながら、それでもランスロットの心は不安に揺れた。
だが、そんな迷いや不安は一瞬で消える。
ヴィオレッタという少女の不遇を目の当たりにした時に ーーー
守りたい、助けたい、彼女にずっと笑っていてほしい。
ヴィオレッタの為に奔走するランスロットは、自分の内にあるこの感情が恋だとまだ気づかない。
※ アルファポリスさんでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 20:08:40
205379文字
会話率:31%
《人の子よ、推理小説は好きですか……
私は結末から読むタイプです。
これはゾンビになった少年が、神○の山嶺ばりの登山を強いられたり、王宮における殺人事件の解決を強いられたり、とにかく色々強いられる話
です人の子よ……。
今回も言うまでも無く、「感染者(ゾンビ)と死者(ゾンビ)と幽霊船とその他大勢」の完全な続きで、そちらを先に読まないと全く意味が分かりません。ノークレームノーリターンですよ人の子よ……。
そして期間を空けすぎたため、登場人物を綺麗すっかり忘れてしまった人の子のために、改めて登場人物の紹介をしますよ……。
ミーレ:この私です。超重要人物で実質主人公で、少ない出番が更に少なくなりましたが、その中にも圧倒的な存在感がありますす。
仁木康大:名目上の主人公です。ゾンビになったおっぱい星人で、今作から仮面は卒業しましたが、童貞は卒業出来ませんでした。
ハイアサース:正ヒロインのおっぱい女騎士兼聖職者です。前回より出番は多いですが、前回より活躍シーンの少なくなった不遇のヒロインです。
飯山圭阿:別の異世界から転移した半端ないくノ一です。今作も半端なく戦って半端なく無理強いします。
ザルマ・アビ:前作で登場した貴族主義の役立たず騎士です。今作ではかなり改心したため、それに比例してキャラクターも希薄になってしまいました。
その他大勢:今作ではメモった方がいいぐらいにいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-27 22:00:00
214041文字
会話率:37%