体操の名門、小野原(おのはら)高校で公式戦メンバーに入れなかった村中夕陽(むらなか ゆうひ)は、そのまま部活を辞めようと思っていたところ「君なら、きっと行けるぞ」とスカウトの声をかけられる。声の主はなんと、『女子ウエイトリフティング部』顧
問の稲城(いなしろ)先生だった!
ウエイトリフティングどころかバーベルに触れた経験すらない夕陽だったが、稲城先生に加えてチームメイトの鈴(すず)とマリー、全日本ジュニアチームの一員・杉本亜由(すぎもと あゆ)、そしてトレーナー見習いの「トモシン」こと友永信(ともなが しん)らとの出会いを通じて、このマイナー競技がどんどん好きになってゆく。
「自分からやりたいなんて言う女の子はほとんどいない、ちょっと変わったスポーツ」に魅せられた、女子高生たちの青春物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 21:49:27
100224文字
会話率:56%
一九三三年、柔道の始祖・嘉納治五郎(かのう じごろう)が日本に持ち帰った、国内初のウエイトリフティング用バーベル。
『唖鈴』、すなわち〝鳴らない鐘〟を語源とするこの無骨な鉄の塊は、以降、沢山の人々に沢山の出逢いや気づきをもたらしてゆく。
戦前、戦後、一九六四年、二〇〇〇年、そして二〇二八年――。
百年近くもの刻(とき)を見守り続ける、一本のバーベルにまつわる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 20:40:39
115037文字
会話率:49%
いつか、そう遠くない近未来のニッポン。
『絶対速度感』という特殊能力を持つ「大陸育ち」の若手カー・レーサーは、将来を嘱望されていたが…大事故を機に、その世界から姿を消す。
忌まわしい事故から、十年ほどの月日が経過した頃。時は移ろい・世界
が変わっていく中で、いつしか、すっかり様変わりしたスポーツの世界は、「世界最強」を謳う新興の団体が、あらゆる競技で人気を博していた。そこではドーピングばかりでなく、外科的な人体改造までが許されており、究極の人造人間が、限界の戦いを繰り広げていたからだ。
一方で男は、とある地方の田舎町で、過去を捨て、食堂の主人となり、妻と中学生の娘とともに暮らしていた。火傷で本来の顔まで失い、あの事故の時、同い年の音大生だった妻のお腹に宿っていた娘は、生まれながらに盲目だったが…形成美容の発展のおかげで人並みの容貌を取り戻し、それなりに幸せな日々を送っていた男。しかし、平凡で退屈な毎日。
そんな折り。フトしたことから知り合った、かつてウエイト・リフティングの選手だったという女性との出会いが、過去と決別した男の心に、再び火をつける。
事故の後遺症で、男としての役目を果たせなくなった男と、ドーピングの副作用で、女としての機能を失った女。密かに再起を期す男と、トレーナーとしての再出発を目指す女。お互いの野望が重なった時、二人の「二人三脚」が始まる。女が男のカムバックを後押しし、復活の狼煙が上がる。
栄光か挫折か? 身体と心の傷が癒えた男の再起をかけた戦いが、いま始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 19:05:30
176122文字
会話率:35%
高校に入ってから過去の夢を見る事が多い。
その夢で決まって出てくるのは、俺の幼馴染である二人の女だ。
一人は本音で話せる、友達関係の純正幼馴染。
※彼女とは色恋沙汰はない。
もう一人は、告白しようとしてきた恋愛的セカンド幼馴染
※彼
女とは色々あった。
高校に入ってもこの二人とつるんでいた俺は、ゴールデンウイーク直前、学校のある授業で
見た目小学生五年生の謎の女に出会う。
そこで俺は過去の夢を見るのは自身に何らかの異常があるためと告げられ、解決法は幼馴染との
過去の思い出を思い出す事、そして忘れられない思い出を作る事だと言われる。
最初は乗り気じゃなかったが、段々と悪化していく過去の夢の具合に、俺は二人との過去のあれこれを
夢を映像で出力できる装置”バニッシュ”とともに思い出していき――
――すきだよ、なっちゃん
――え、え、あ、えと……それって……
――うん本当だよ。遊んでて楽しいし。ゲーム上手いし、あーでもリフティングの時は邪魔してるくる嫌いだけど。アイス奢ってくれる時はすげえすきだ
――うん?
――え?
――…………ほ、本気で言ってる?
――まあな
――……にぶちん
あ――――!!
なんでこの思い出なんだよ!!
ばかこの、ふざけんなって!!!
……そんな黒(?)歴史的ラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 21:01:08
86489文字
会話率:50%
サッカー少年坂田の前に現れるリフティング上手なお兄さん。そんなお兄さんや坂田のサッカーへの思いは何なのか?不幸な二人がサッカーで成長していく。
最終更新:2022-09-06 00:18:53
7465文字
会話率:41%
サッカーを愛した、小学2年生の娘が見せてくれた努力。
それは心を進ませるために撮影した、娘からのメッセージであった。
最終更新:2021-12-12 08:06:46
6625文字
会話率:22%
コーヒー牛乳とから揚げ弁当を食べて、腹を壊したとんかつ醤油です。
よろしくお願いします。
最終更新:2021-06-18 23:00:00
1397文字
会話率:0%
昔に投稿したものを再投稿しました。
恋愛のショートショートです
最終更新:2020-06-07 19:30:24
1641文字
会話率:50%
「生涯勉強」をモットーとする祖父は、還暦を過ぎても、バレーボールのシニアクラブに入り、家でもトスの練習をしている。
俺も隣にならんで、リフティングの練習をするようになる。
祖父の興味は止まず、世界は広がり続ける。
そして、俺がしばらく手を
つけていなかったゲームにも、その食指を伸ばした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-01 19:37:20
3608文字
会話率:6%
仕事に、生きることに疲れを感じていた市川霞は夜の公園でリフティングをしている少年と出会う。なんとなく、リフティングをやってみたくなった霞は、少年に声をかける。少年と交流するうち霞の心は解け始めるのだった。
最終更新:2018-06-16 21:21:12
25144文字
会話率:34%
「ボールは友だちさ」
少年はサッカーボールをリフティングしながら言った。
最終更新:2018-04-26 05:00:00
1137文字
会話率:5%
(あらすじ)全十話
どこにでもいる気の弱い父と子が歴史の歪を元に戻すため源平合戦の時代にタイムスリップする。父辰夫が知る平家の史実と異なる展開となっている一の谷合戦前の状況、自分の使命を知り、史実どおりにするため、源義経と鷲尾三郎とを引き合
わせ、義経の鵯越を成功へと導かせる。
一方、辰夫の息子春一は、平家に囚われ、安徳天皇の影武者とされるが、得意のサッカーのリフティングで蹴鞠を披露、平家の家中の者を驚かせ、幼帝や平家の若衆と次第に友となり、友情を作っていく。
壇ノ浦へと続く平家滅亡の戦いで友を亡くす春一。春一にも、歴史を元に戻す役目がある。
手作りのウインドサーフィンで息子春一を救おうとする父、何故幼き者が戦をしなければならないのか、文明は、人を優しく、幸せへと導くものなのに、平家の歴史は、破滅へと向う。
誰も悪くない。史実が「そうなっている」事が悲しいことなのである。
辰夫の子、春一の目を通してその悲しさが描けていればと思っています。
時間の移動は阪神・淡路大震災と壇ノ浦の戦いの後に起きる大地震を取り上げました。
この小説のテーマは、平家が文明とともに優しくなり、そのことで歴史が狂ってしまった。
優しくなることの怖さを書きました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-25 22:53:52
325575文字
会話率:19%
ホストが戦国時代に転移する話の改定版です。
前作とは、設定がごろっと変わってます。
新宿のホストがなぜか戦国時代に転移した。
彼が持っているのは、クロム○ーツの首飾りだけ。
口の上手さと算盤とリフティングで戦国時代を乗り越えろ。
出会う
人みんな、本名なんて名乗らない。お蔭で話も進まない。
プロローグにたどり着くのはいつだろう。
※プロローグの年を1555から、不定に変更。
チートすると出世が早くなるよね。
(8/20)やっとプロローグに辿り着きました。
(8/28)道三が生き、家康が死にました。
(8/30)文章の区切りを変更しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-26 18:20:32
75432文字
会話率:35%
美野里が優馬に命を譲った報せを聞きつけたドイツ人が2人。彼らは、パワーリフティング世界大会でポーランドにやって来た優馬と真奈美に接触する。
キーワード:
最終更新:2016-06-05 16:41:23
2656文字
会話率:66%
嘘っぽい。声が、話が嘘っぽい。それと、匂いは意外に凶器になるのかも。他人の迷惑になるくらい香水をふりまいている人っている。そんな強烈な香水のせいで気を失って、目覚めたときにそこにいたのはリフティングをするブラジル人……?
最終更新:2006-12-11 06:05:48
5675文字
会話率:33%