見知らぬ豪奢な部屋で目を覚ました楠木流花(クスノキルカ)は、自分が転生したことを知るが、
しかしそこは流花が何もかもわからない知らない世界だった。
せめて情報を集めようと街へ繰り出そうとすれば過保護すぎるメイドに邪魔をされ、図書館へと思えば
これまた謎に溺愛してくる婚約者に付きまとわれ。
学校では謎の特待生に嫌味を言われちょっかいをかけられる日々。
そんなある日流花はこの世界がプレイしたこともないゲームの世界と知って…。
※この作品ははカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 08:30:26
68747文字
会話率:46%
「お前が大きくなったら、ジョゼのお菓子を一杯作るのよ」
キラキラと薄い菫色の瞳を輝かせ、暴君のように言い放ったのはデビュタントだってまだまだ先の幼い少女。
それが菓子職人の息子であった13歳の俺と、6歳になったばかりのジョゼットお嬢様との出
会いだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 19:06:06
4817文字
会話率:25%
「ナタリー、王子様をもらったよ」
どことなく上機嫌な父に連れられてきた王子様は、妖精とか精霊なんじゃないかと思うくらい綺麗な子どもだった。
最終更新:2023-07-26 21:13:01
4295文字
会話率:20%
「ちょっと、そこまで」
幼い頃から見続ける夢をお告げと信じ、本当に異世界へと旅立った雛菊。
ずっと願っていた異世界へ呼ばれたと思っていたのに、やっと出会った夢の中の少年シャナは「召喚は失敗だ」と言った。
ちょっと夢見がちで特技は家事の雛
菊のほのぼの異世界家政婦ライフ——と思いきや、一輪の花を巡る陰謀の影。
精霊に愛された少年、呪われた王子、世界樹。
剣も持てない、魔法も使えない——普通の女の子の異世界トリップラブファンタジー。
※iらんど版からの移植+五章以降は書き下ろし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-05 06:00:00
377262文字
会話率:37%