ある日、日本で蛹症候群、通称クリサリス・シンドロームという言葉が流行した。
小学生から高校生までの子供が発症するというソレは都市伝説と呼ばれるが、実際に現実に存在していた。
その症候群によって心にもない言葉を吐いてしまう高校生の御手洗遊星
は、同級生の高田波瑠と出会い、蝶になれない蛹── 大人になれない子供として多くの蛹と出会い、恋に落ちていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 00:10:00
83991文字
会話率:42%
主人公の雨歌は恋愛ゲームの死亡キャラで高校生にはなれない筈なのでゲームをプレイしていた転生者からは転生していることを疑われる。そんな中、幼馴染でストーカーをしていた緋華と将来結婚することに決まった。
最終更新:2024-05-16 23:00:49
273398文字
会話率:62%
ここは、周りを見渡せば緑しかない山奥。
あるのは殺風景な宿舎、年季を感じる教室・練習場所。ただそれだけ。
そんな場所に俺は約1年間修行することになった。
卒業まで合宿所の塀の外に出ることは厳禁。
携帯・パソコン・その他情報通信機器の
所持禁止。
外部とのやり取り方法は公衆電話か手紙のみ。
規則を守らなければ退学。一生選手にはなれない。
これは、競輪選手を目指す男達の270日を描いた物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 21:32:05
5375文字
会話率:11%
ふと気付いた時には、いつもの天井。
子どもたちを起こすシスターの声、五歳の身体。
それはいつも突然で、十七歳で戻ることもあれば、七歳で戻ることもある。
眠って起きたら戻っていることもあれば、ご飯を食べている時に戻ることや、水浴び
の途中で戻ることもあった。
共通しているのは、必ず五歳の時に戻ることと……絶対に十八歳になれないこと。
つまり大人になれない。私は永遠に子どものままなのだ。
「……人生に、飽きた」
五歳の幼女が急に死んだ目でそう呟いたのを見て、シスターは何を思っただろうか。
自死しても五歳に戻ってしまうことを知って絶望した私は、ある事故をキッカケに、新しい事実に気付く。
「魔力が、増えている……?」
五歳に戻る度に体力も筋力も人間関係もリセットされるのに、どうやら魔力だけは蓄積されていたらしい。
え、世界最高レベルの魔力量?
え、私が侯爵家の養女に?
え、魔塔の後継者になってほしいって?
大人になれないんだから、無理だが?
そうは思うけれど、これまでにない選択肢は悪くない。
よし、暫くは魔法でも習ってみますか。
それはそれとして。
……もう!
一体誰なの!? 何度も人生をやり直してるのは!
私を巻き込むのはやめてもらえませんかね?
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 21:00:00
73596文字
会話率:30%
魔力が充溢する土壌に建国されたシヴェルナ王国の住人達は、魔力をもって生まれるという。 しかし主人公ロゼ・アルバートは『セロ』と呼ばれる魔力を持たない体質で、『進化しそこねた落ちこぼれ』として親族から虐げられていた。 そんな彼女の拠り所は、幼
い頃父から倣った剣術だった。 その為毎日の様に領地内の魔物討伐をさせられていた。
ある日魔物に襲われている所を、シヴェルナ王立騎士団団長のキアノス・ヴランディ公爵に救われる。 後にその彼と意外な接点が発覚し、ロゼは劣悪な環境から救出されることになった。 そしてその腕を買われ、騎士団への入団を勧められたるのだった。
『魔力を持たない私は誰かのお姫様にはなれない』そう思っていたロゼは、お姫様を守る騎士になろうと考えていた。 なのでその夢を叶える為、キアノスの部下になることを決めたのだった。
しかしいつからかキアノスからの寵愛に気づいて……。
魔力を持たないロゼが選ぶ道はには幸せはあるのか。 シンデレラストーリーといってもシンデレラ(お姫様)ではなく騎士になりたいと奮闘する一人の少女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 20:12:15
38861文字
会話率:39%
現代日本における怪死、変死の多くを担う化け物、【妖魔】。ただ人には見えず、異界の向こうからただ人を襲うべく魔の手を伸ばすその化け物と人知れず命を懸けて戦い続ける【倶利伽羅】と言う特別な存在がこの世には居る。
強き想いに応える力でもって妖
魔を滅する倶利伽羅の血。妖魔との血に塗れた歴史の上で成り立つ一時の安泰。その歴史と、積み重ねられた血を何よりも重んじる倶利伽羅。そんな倶利伽羅の中でも名家と呼ばれる子供達。彼らは一人前の倶利伽羅になるべく、今日も学園で学びを深める。
だが、その特別な環境にそぐわない人物が、一人。
その名は燼月永新。彼は名家のみが通う事を許された空間に押し込められた落ちこぼれ。永新は誰よりも心優しく、誰よりも純粋でありながら、その心は次第に砕けていく。不幸が不幸を呼ぶ中で、彼に手を差し伸べたのは――。
神童と呼ばれた落ちこぼれは、才児にもなれず、ただの人にもなれない。そんな彼を認めてくれたのは、たった一人だけだった。
これは、落胤を押された永新が――を殺すまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 18:00:00
121086文字
会話率:35%
自己嫌悪という呪いを自らにかけた主人公、一ノ谷真尋。
人間関係に積極的になれない彼だが、周囲の環境は彼を一人にはしておかず、様々なトラブルに巻き込まれていく。
望んでいた高校生活とは正反対の騒がしい毎日だが、だんだんその空気感が悪くないと思
えるようになり——。
彼が自分を肯定し、他者への愛に目覚めるまでの青春の物語が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 12:30:29
12881文字
会話率:53%
「狼」――それは、人と狼の二つの姿を持つ種族のこと。
彼らは普段は人の姿で生活を営み、狩や戦闘の際は狼の姿になって戦う。
狩猟生活がメインである狼の村において、その身に宿る強さは絶対的な価値基準だった。
狼の村に住むレティリエは、村で唯
一狼の姿に変身することができない女の子だ。
狼になれない彼女は、狩や戦いに一切参加ができない為に村中から蔑まれ、ずっと肩身の狭い思いをしていた。
対して、幼い頃から思いを寄せるグレイルは、村では一、二を争う程の実力者。
狼として価値が無いレティリエは、グレイルに思いを告げることさえできず、遠くからそっとその姿を眺めるだけの毎日だった。
だが、狼の村では役立たずなだけであったレティリエは、人間の世界においては絶大な価値を誇る美しい狼だったのだ。
狼達の婚姻相手を決める「豊寿の祭り」の日、レティリエはその容姿に魅了された人間達に攫われてしまう。
そして彼女を助けにきたグレイルも、人間の魔の手に落ちて共に連れ去られてしまったのだ。
人間に売られそうになる二人だが、レティリエは鋭い洞察力と強い精神力、そして美しい容姿を武器に苦境に立ち向かっていく。
これは、報われない人生を送っていた女の子が、幸せになるまでの恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 11:12:26
80445文字
会話率:39%
エリザベートは六歳の公爵家の娘。
国一番のフェアレディと呼ばれた母に厳しく礼儀作法を教え込まれて育てられている。
母の厳しさとプレッシャーに耐えきれず庭に逃げ出した時に、護衛の騎士エクムントが迎えに来てくれる。
エクムントは侯爵家の三男で、
エリザベートが赤ん坊の頃からの知り合いで初恋の相手だ。
エクムントに連れられて戻ると母は優しく迎えてくれた。
その夜、エリザベートは前世を思い出す。
エリザベートは、前世で読んだロマンス小説『クリスタ・ノメンゼンの真実の愛』で主人公クリスタをいじめる悪役令嬢だったのだ。
その日からエリザベートはクリスタと関わらないようにしようと心に誓うのだが、お茶会で出会ったクリスタは継母に虐待されていた。クリスタを放っておけずに、エリザベートはクリスタを公爵家に引き取ってもらう。
前世で読んだ小説の主人公をフェアレディに育てていたら、懐かれて慕われて、悪役令嬢になれなかったエリザベートの初恋を叶える物語!
毎朝7時更新!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 07:00:00
1266129文字
会話率:53%
「姉のようにはなれない」
カインコンプレックスで家族からの愛情が欠如している麗緒(れお)は、保健医に転職することで、少しずつ自分の生き方を見出していた。
そして、ストーカー被害のトラウマを抱えたひとりのコンビニ店員との出会いによって『愛情』
を学んでいく……。
これは私立星花女子学園を中心に、コンプレックスを抱えた女とトラウマを抱えた女+数匹のにゃんこたちが織りなす恋愛カルテ。
★糸崎もみじ(藤田大腸様考案)×八神麗緒(芝井流歌考案)による『星花女子プロジェクト』第14弾参加作品です★
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 00:25:46
92237文字
会話率:43%
成人の祝福。
人族が16歳の誕生日に職業とスキルを得る事が、そう呼ばれる。
その得られる職業とスキルは、本人の素質、努力、神の気まぐれで決まると言われている。
そして、その得た職業とスキルで、その後の人生は大きく変わってしまう。
だが、それを打破する事も世界の理には有る。
それは、世界に勇気を示す事。
だけど、そのハードルが高すぎて、強くなれない人族。
そんな異世界に、神らしき存在が裏技を使う事によりチート職業勇者職を与えた者が居る。
そして、その神らしき存在に、勇者だとバレルと権力者に抱きかかえられ、強い力の影響の及ぶ範囲が狭くなるので、出来るだけ隠れてと指示された。
なので、主人公は同じパーティの友人にも嘘をつくことに。
隠れ勇者イサムは、今日も偽り・嘘をつき続けます。
残酷な描写があり、嫌な性格の人達も出て来るので、そう言うのが苦手な人は避けた方が良い作品です。
お題をもらって書くのも良いかも、と急遽描いた作品です。
推敲は不十分で、プロットは他作品からの流用で不十分なのですが、期間制限があるので、とりあえず投稿してみます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 22:00:00
175699文字
会話率:18%
異能力なんてフィクションの話だ。これは誰もが持っているであろう常識だろう。しかし異能力は実際に存在する。ただ、異能力者が孤島に隔離されていて分からないだけなのだ。
真人間になり、社会を混乱させないように異能を制御できるようにすることが目的
のその孤島に、涼夜ユウと東雲アカリというふたりの高校生がやって来る。真人間に未だなれないふたりはこの島であることを企てる。
「「孤島からの脱出って超面白そう」」
その言葉を胸に、屁理屈を現実に干渉させるユウと特殊な異能のアカリは動き出す。猫をも殺す好奇心で突き進む冒険が始まった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 20:17:08
129859文字
会話率:55%
錬金術師を目指す主人公キャルは、卒業試験の魔剣探しに成功した。
キャルは、戦闘力皆無。おまけに錬金術師は非戦闘職なため、素材採取は人頼み。
ポンコツな上に極度のコミュ障で人と話せないキャルは、途方に暮れていた。
意思疎通できる魔剣
【レーヴァテイン】も、「実験用・訓練用」のサンプル品だった。
しかしレーヴァテインには、どれだけの実験や創意工夫にも対応できる頑丈さがあった。
キャルは魔剣から身体強化をしてもらい、戦闘技術も学ぶ。
魔剣の方も自身のタフさを活かして、最強の魔剣へと進化していく。
キャルは剣にレベッカ(レーヴァテイン・レプリカ)と名付け、大切に育成することにした。
クラスの代表生徒で姫君であるクレアも、主人公に一目置く。
彼女は伝説の聖剣を
「人の作ったもので喜んでいては、一人前になれない」
と、へし折った。
自分だけの聖剣を自力で作ることこそ、クレアの目的だったのである。
その過程で、着実に自身の持つ夢に無自覚で一歩ずつ近づいているキャルに興味を持つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 20:10:00
125214文字
会話率:45%
国随一の魔力がある為に独自の法で縛られ公爵家に産まれながらも貴族としての資格は無く公爵家に産まれたが故に平民にもなれない姉が大事で大切な弟を可愛がり愛で癒されながら日々、前世で憧れ夢見た魔法を開発し時に道具も作り実験したりと振り回し笑顔で日
々過ごして行くお話です。のち学園生活が始まり悪役令嬢や光の魔法使いに殿下と側近達が登場して話が進んで行きます。先に載せた短編『公爵家に産まれましたが令嬢でも平民でも無いけど可愛い弟と魔法があるので今日も楽しいです』で寝ていた姉が主人公の連載になります。
話の中にあった疑問もこちらで書いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 11:00:00
1106613文字
会話率:36%
国随一の魔力がある為に独自の法で縛られ公爵家に産まれながらも貴族としての資格は無く公爵家に産まれたが故に平民にもなれない姉が大事で大切な弟が男爵令嬢に操られて激怒した日とその後を弟が語るお話
(連載では姉を主人公とし異世界転生で書いていきま
す)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 11:00:00
4835文字
会話率:14%
シンデレラの義姉であるドリゼラは、自身が運営する商会が劣悪なパクリ問題で窮地に立たされた。
どうにか悪い噂を払拭したいと噂の出処を探ろうと動き始めると、それは違法薬物によるものだと判明する。
一方、騎士団員が失踪する事件が立て続けに起き始め
た。その原因もどうやら違法薬物によるものだった。
ドリゼラは騎士団に潜り込むが、ドリゼラに片思い中の騎士団長にあっという間に正体を明かされてしまう。二人で手を組んで、敵を追い詰めようとしたものの、ドリゼラは返り討ちに遭って拉致られてしまう。
騎士団長はドリゼラを助け出そうと動くが、敵対する相手はドリゼラの因縁の相手で……!?
これは結婚適齢期を過ぎた二人の主人公が、強烈に相手を意識するも素直になれないまま、ゴールインするまでの物語。
* * *
この物語は、対になっています。
男女別で読めるようにカテゴライズしていますが、1話の中で同じ話をなぞるので続きで読みたい方は交互に読んでみてください。
* * *
※バトルで暴力描写有のためR-15設定をしています
※この話は1話5部構成(約1万字)で構成されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 08:50:11
27433文字
会話率:33%
ご都合主義のゆるふわ設定。
あらすじ
「こんなブサイクと婚約するのは嫌です」
七歳の第一王子殿下。
何故か赤ちゃんの頃から大人が使う難しい言葉を理解出来ていた私五歳。
第一王子殿下との初顔合わせに登城して、この暴言。
でもこの婚約は
確定してる。
なぜなら。
国境付近に出る魔獣討伐が出来る魔法使いを増やすため、魔力持ち同士の婚姻を進める皮切りとして結ばれた典型的な政略結婚。
魔力持ち同士の子ならば魔力持ちが生まれる可能性が高くなるのではないか、という予測が立てられてそれを実証出来るかどうかという所。
魔力持ちじゃないと魔法使いにはなれないし、魔法使いだけが自然の中にある魔力の溜まる場所で生まれた獣……魔獣を討伐出来るから。そして平民より貴族の方が魔力持ちが多い。という考えから生まれた私と殿下の婚約は必ず婚姻もしなくちゃならないのに。
怒るとか泣くとか、そんな気持ちにはなれなかったけど、でも、ブサイクなんて言う人と婚姻しなくちゃならないなんて、それは嫌だなぁ……。
※主人公は5歳でスタート。
R15は念のため。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 00:00:00
58861文字
会話率:32%
魔女は、自分の森の種を持って生まれ、その森の中でなら魔法が使える生き物だ。
ある嵐の翌日、魔女の森の海岸に、魔女の痣をもつ赤ん坊が小船で流れ着いた。その森の魔女であるルシカは戸惑うも、とりあえず赤ん坊をレーリエと名づけ、森で育てることに
した。
レーリエはすくすく育ち、ゆくゆくは魔女になるものとばかり当然のように思っていたのだが、自分の森の種が行方不明で、見つからなければ魔女になれないことを知らされる。
「魔女なのに魔法が使える森が無い!? 皆さんの中に、どなたかわたしの森を知っているという方はいらっしゃいませんかーー!!」
魔女にならない自分など想像もできないレーリエは、十歳になったその日、自分の森を得て魔女になるために、小さな種を探す旅に出ることに。
まずは母親を見つけるため、他の魔女の森を目指すが、旅路はトラブル続き、魔女たちは曲者ぞろいで……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 23:00:00
40003文字
会話率:36%
《学園新聞部》にカメラマンとして所属する高校2年生の羽田(ハネダ)は、誰もが憧れる《軽音部》のバンド「オーバーランズ」のボーカル・成田(ナリタ)と宇宙的引力によって巡り合う。
オーバーランズの活動を学園新聞部が発行する学園新聞「ハルニレ
」でコラムとして連載することに決まり、成田たちの活動を羽田は日夜追うことになる。
歪みを効かせたギターの音色が背筋を駆け上がるのと同時に、シャッターが切られ、カメラのフラッシュを瞬かせる瞬間、そこには小さなビッグバンが起こる。
制服のシャツの首筋から滑り込んでくる涼しい線のような風に、ショートケーキを握りつぶす柔らかい手の感触と、足首を挫いた鈍い痛みを効かせてできた太陽が沈んだ一瞬の静寂と永遠の青春。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 19:30:00
10642文字
会話率:56%
成り上がることを目指して騎士団に所属していたエクスだったが、どんな武器や魔法を使っても一流になれないことを痛感していた。
一流になれないのであれば成り上がることはできないと思い、騎士団を辞めて故郷に戻ることにする。
その際に孤児院で虐待され
ていたであろう姉妹に出会い、利用するために故郷に連れて行くことにした。
最初は別の人間に姉妹を預ける予定だったが、引き取り手がいなかったこともあって自分の娘として育てることになった。
成り上がることしか考えていなかったエクスにとって、姉妹との生活はある意味新鮮でこういう暮らしも悪くないと感じるようになっていた。
だが、姉の方は剣士として、妹は魔法使いとして超一流の才能を秘めていた。
それに気付いたエクスは姉妹をそれぞれの道に進ませようとするが、姉妹はエクスが思いもしなかったことを口にする。
「パパ(お父さん)と離れるのは嫌」
一流になれなかった男が、超一流の娘たちに振り回される。そんなお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 18:00:00
53376文字
会話率:56%
学校が好きになれない高校生・今毛丈夫はある日、見知らぬ家で目を覚ます。困惑する丈夫の前に案内役だという少女・乃美子が現れ、丈夫の魂は現実世界からの逃避を望むあまり、丈夫自身の夢の中の世界に入り込んでしまったのだと説明する。元の世界へ戻る事
を望む丈夫に対し、乃美子はそうしたければ都に行って展示された一の字を探すように告げて立ち去る。
丈夫が辿り着いた都とその郊外には数字に関する物を乃美子から託された人々がいた。丈夫は展示された一の字を探し当てるが、今度は折り畳まれた二の字を探すように指示される。
※全体の1/6程のあらすじです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 05:43:17
12080文字
会話率:52%