ごく平凡な大学生、三渡カイは、ある日目が覚めたら異世界で美少女になっていた。
異世界転生!?しかもTS!?と驚愕半分浮かれ半分なカイのもとに現れたのは、三人の美男美女。彼らの話を聞くところによると、カイは八年前にこの世界に召喚され、三年の月
日をかけ、見事世界を『百年災嵐』なる脅威から守り抜いた救世主だという。しかしその代償として、五年間もの昏睡に陥り、さらにはこの世界にきてから一切の記憶を失ってしまった、と。
とても信じられない話だったが、カイは確かに異世界にいて、その身は美少女へと変わっていた。おまけに身の回りの世話をしてくれる三人は、なみなみならぬ感情をカイに抱いているようだった。
命でも救わない限り、ここまでされることはないだろうというほど、身を尽くしてくれるのだ。
カイは混乱しつつも現状を認め、彼らの話を信じた。
そうして災いが去ったあとの世界で、自分のことが好きすぎる三人と共に、のんびりとスローライフを送り始める。
まずは昏睡中に失われた体力を取りもどすためのリハビリ。それから「霊力」という力を用いた術の習得。さらには「ケタリング」なる飛竜を乗りこなす練習。もといた世界への郷愁を抱えながらも、三人の愉快な仲間と共に、カイは異世界での生活を満喫した。
しかし同時に、その胸の内には違和感が膨らんでいた。
三人は明らかに、カイに隠し事をしている。
優しい嘘で、彼をなにかから守ろうとしているのだ。
それは一体なんなのか?
過去になにがあったのか?
自分は本当に世界を救ったのか?
そしてこの身体は、本当は一体誰のものなのか?
やがてカイは、一人の青年との出会いにより、真実にたどり着く。
「お前はなにひとつ救わなかった!」
――――これは誰かのために犠牲となった、愛する人たちを救おうとした、彼らの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 15:10:00
708463文字
会話率:40%
やあ、そこのお兄さん。旅のお方だね? この街に初めて来たんだろう? ちょっと、こっちに来てこの年寄りの話をお聞きよ。いい場所があるんだ。とぉーってもねぇ、ひっひっひ。
いいかい、まずこの先にある「ビリー・ブー」って看板を出しているバ
ーに入るんだ。「ブー」っていうのは、別にバーの綴りを間違えたわけじゃない。正式な名前は「ビリー・ブーツ」。その最後の部分が掠れて読めなくなっただけさ。バーの名前がブーツ? って思っただろう? そのバーの店主の先祖が名のあるガンマンでねぇ。といっても、優れていたのは銃の腕じゃなくて、飲みっぷりのほうさ。彼は自分のブーツになみなみと酒を注ぎ、どちらが先に飲み干すかというブーツデスマッチの考案者なのさ。どうだい、反吐が出るだろう? ま、詳しい話は店主から聞くといいさ。興味があるならね。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-22 11:00:00
1318文字
会話率:0%
まだ見ぬ理想の王子様と結婚する夢と危険な冒険をする夢を持つ姫。だが危険な冒険をすれば傷を負う可能性があり、傷ありでは王子と結婚できない事を知り冒険の夢を諦める。ある日魔王が復活世界の危機だ。姫はいつか現れると信じている王子様に倒して欲しいと
願い祈る。だが待てど暮らせどそんな王子様は現れない。姫は魔王に蝕まられる世界の現状を打破するべく自ら戦いを選び冒険に出る。数々の強敵と対峙し魔王を倒すが傷だらけとなり帰還した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 19:15:09
14485文字
会話率:42%
これは、とある男の人生。
キーワード:
最終更新:2023-11-27 13:18:36
2134文字
会話率:0%
久しぶりに会うカップルが、夏祭りを楽しむお話。
最終更新:2023-01-19 18:59:53
2251文字
会話率:44%
お風呂の水面と見つめ合って。〔※重複投稿しています)
最終更新:2023-09-01 17:00:00
260文字
会話率:15%
お風呂タイムの詩です。(※重複投稿しています)2023.5.13簡易チェック
最終更新:2022-06-28 03:00:00
231文字
会話率:34%
「この世界が変わってしまってから、人間の心には「不安」が堆積するようになった」
不安を固めて竜を作った話です。
〇文披31題十五日目 お題:「なみなみ」
この作品はカクヨム・ノベプラ・プロローグ・自サイトにも掲載しています。
最終更新:2022-07-15 19:47:11
1598文字
会話率:20%
心象素描(しんしょうスケッチ)実践研究
令和 辛丑(カノトウシ)参捌 神無月
弐陸捌壱 参 弐零弐壱
なみなみみ 詩一編
シロノフウ
三つ目心象素描研究ラボ
最終更新:2021-10-28 12:37:34
471文字
会話率:0%
※時短のために1.5倍速の動作で行うと良いでしょう。
まずは、薄れゆく意識を覚醒させるために、中毒にならないよう気を付けながら、ジョッキになみなみ注いだカフェイン飲料をイッキ飲みしつつ背伸びの運動~。
最終更新:2021-08-12 21:21:19
845文字
会話率:0%
普通の女子高生、橘美並(たちばなみなみ)15歳。高校受験に失敗してぼっち生活中。
ラノベを読み漁って現実逃避する日々だったが…何気に詠唱してみたら突然魔法が出現!
び…びっくりした。え?ここは現実社会だよ?
異世界じゃないのに~どうしよう(
*゜Q゜*)
現実社会で魔法が使えたら、女子高生はどうする?って…世界観。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 18:43:56
1052文字
会話率:5%
男が目覚めるとそこは、敵追われ広大な野原を駆け抜ける馬車の上だった。
この馬車には彼とは別にエルフと大男が乗っている。
彼には記憶がなく何故馬車に乗っているのか、彼らが誰なのかがわからない。
ただ一つわかるのは後方にいるのは敵で共に馬車に
乗っているエルフと大男は味方ということだけだった。
魔法、剣、弓、それらを駆使して彼らは敵から逃げ切ることができるのだろうか、そして目を覚ました男の記憶とは、、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 21:00:00
3072文字
会話率:39%
格差のある友達の話。
即興小説リメイク作品(お題:紅茶と裏切り 制限時間:30分)
リメイク前初出 2020/03/27
この作品は(pixiv/note/アルファポリス)にも掲載しています。
最終更新:2020-07-11 02:37:13
1684文字
会話率:15%
チート能力を手に入れて、
魔物を相手に無双して、
美少女からモテモテとなる。
そんな都合の良い世界に
転生者は何の疑問を抱くことはない。
だが本来そんな都合の良い世界などあるはずもない。
たかだかチート能力ひとつあるだけで
これまで努力
を怠ってきた転生者が
世界をのし上がることなどできるはずもない。
転生者にそれを可能とさせていたのは、
異世界住民のなみなみならぬ努力があったからだ。
チート能力目当てに利用される転生者。
その無様な姿を覗いてみよう。
コメント:
ほぼ殴り書き。
設定は出たとこ勝負。
飽きたらやめます。
【転生者視点】と【ヒロイン視点】は
話がリンクしています。
二人の視点を比べて見ると、
より話が面白く見えると思います。
ブックマークとかいただけると嬉しいですが
上記にあるように作者自身が曖昧な心持ちです。
とにかく、チートだけで認められるほど
異世界は甘くないぜと言いたかっただけ。
注:
これは私の偏見が多分に含まれています。
また既存の作品を侮辱する意図はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-07 19:00:00
31322文字
会話率:22%
彼女が死んでしまったのではないかと、ぼくは思った。
ドリンク二人分を手に戻ると、彼女はデッキチェアの上に身を横たえ、パラソルの作る影の中、死んだ小動物のように丸くなっていた。水着に包まれた腹は呼吸に軽く上下しているように思えたが、さだかでは
なかった。ぼくはドリンクのなみなみと注がれたグラスを傍らのテーブルに置くと、彼女の口元に耳を近づけた。微かな息の音が聞こえた。彼女は生きていた。眠っているだけだ。その表情からは、いかなる種類の苦悩も読み取れず、まるでこの世の不幸すべてを免除されているかのようだった。
若かったころのぼくの話、彼女の話。僕らは分かり合えない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-27 06:31:42
56589文字
会話率:32%
私は何者…?
誰もが一度は考えるそれを、なんでもない1人の女性の視点で書いた、ただそれだけのお話。
最終更新:2018-03-27 01:07:11
816文字
会話率:14%
第108回フリーワンライで書いた作品です。
使用お題は、『その手は』、『コップ一杯の感情』。
ピクシブにも同じ作品を掲載しています。
最終更新:2018-01-21 22:26:39
2836文字
会話率:45%
本当は漫画にしようと思っていたストーリーの物語なのですが、漫画にする前に整理の意味も込めてこちらのサイトで小説化させていただくことにしました。今回のものは本当に整理のための詳しいキャラクター設定のようなものなので、少々読み辛いかもしれません
。すみません。本編はおいおい書き始めようと思っているのでよかったら読んでください。リアルなガールズラブのイメージで作品づくりを進めていこうと思ってます!女の子同士のカップルがどさどさ出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-02 17:37:04
2268文字
会話率:0%
初心で投稿の仕方がいまいちわかってないので、とりあえず短編小説らしいですが、詩です。
最終更新:2014-06-02 17:27:20
678文字
会話率:0%
私は、気づいたときには水牢の上に立たされていた。でぐちの塞がれたちっぽけな空虚のなかになみなみと水が注がれていく。夏の朝日を受けた生温かな水は明日にも私の下半身を腐らせるかもしれない。誰かを引きずり込まなくては。他の体を水牢の底に沈
めて、その上で私は私を守らなくてはならない。まだ乾いたまま残っている半身をつかって。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-02 23:24:21
401文字
会話率:0%
長きに渡り戦争を行なってきた人間の王国と魔族の帝国。
人間の王国の敗北が時間の問題となった時、魔族側から和平交渉の提示がされた。
そして、魔族側が出した和平の条件とは…
最終更新:2012-01-25 06:01:03
8022文字
会話率:24%
異世界へと召還された主人公。大抵の場合は勇者(英雄)として…を倒せ!とか言われるのでしょうが、この主人公が呼ばれた理由は…
最終更新:2011-10-13 06:00:00
2977文字
会話率:43%
「貴方の想い…この生徒会長が確かに受け取ったわ!」
「そのままアマゾン川に放流してきてください、会長ごと。」
最終更新:2011-09-17 09:53:37
13151文字
会話率:53%
諸国を旅する若き勇者、ケビンに取り憑いたのは、艶かしい体を生々しく揺らして悩ましく迫る、巨乳魔女ジュエリーヌ。男をたらしこむために磨きぬかれた絶世の女体が身に纏うのは、可能な限り切り詰めた布地と紐だけの、露出度を極限まで追求した、挑発的な裸
未満の衣装、歩くたびに妖しく震える大胆不敵な美尻にはキスマークのタトゥーが色鮮やかに咲き誇る。心地よい羞恥心に染め上げられた儚い柔肌、山盛りの美化脂肪がなみなみと息づくあられもない肉体から匂い立つ傍若無人なお色気に、生真面目真面目な勇者も陥落寸前?甘美な刺激にあふれた極彩色の快感と、官能的なときめきを、どうぞあなたも召し上がれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-10 00:26:06
20306文字
会話率:51%