公都に設立された公立学園、通称「アカデミー」
設立以来、不肖の卒業生しか排出・・いや輩出できないポンコツ施設は最後通告を受けて窮地に立つ。
そんな事とは無関係に今日もギルドで依頼をこなし金を稼ぐ少年シオン。
久しぶりに財布に余裕ができ、心
にも余裕が持てた今日の良き日に面倒な話が舞い込んでくる。
「君、良い腕してるね。冒険者になる気は無いかい?」
「いや、もうすでに冒険者ですから」
「そうか、いや大したもんだ。君ならきっと良い冒険者になれるよ」
「いや、だからすでに本職だって」
「そうかそうか。で、冒険者になる気は無いかい?」
・・・おかしい。ちゃんと共通語を話しているのに一切話が通じない。
なり振り構わないアカデミーの必死な願いにシオンはため息をつく。
「わかったよ。じゃあ話だけは聞いてみるよ」
この事態・・・どうしてくれようか。
少年の物語が少しずつ動き始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 07:30:00
1035847文字
会話率:49%
フラクシア王国最強の冒険者パーティー『ブライトネス』に所属するアルカルナ公爵家の長男、ノア・アルカルナは今日もダンジョンで重労働に勤しむ。そしていつもようにダンジョンに潜ったある日、あり得ない命令を下される。「囮になって死ね」と。もう我慢の
限界を迎えたノアは敵を瞬殺した後すぐにパーティーを脱退し、許嫁と辺境で平和に過ごすことを決意した。しかしその辺境は魔王からの支配が及んでいて、今にも村人の全員が全滅しそうな状況であった。折角辺境まで来たのにまたしても戦うことになってしまったノアは大きなため息をつきながらこう叫ぶ。「スローライフさせてくれよ!!!!!」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 18:00:00
100224文字
会話率:48%
朝起きて、テレビをつけると親が都市伝説系統を紹介する番組を流していた。何かの誘拐事件の噂らしい。同じぐらいの年代だったため気をつけないとなと肝に銘じる。朝ご飯を食べ終え、空手の稽古の荷物を持ち玄関に足を運ぶ。
玄関の靴だなの上にはたくさん
のトロフィーが置かれている。「全国空手大会 市ヶ谷 宏瀬 優勝」と…それ以外でも数々の大会で結果を残した形跡がある。「はぁ」とため息をつき、「行ってきます」と声を出す。だが、返事は帰ってこない。
稽古場への道中、ふと誘拐事件の事を思い出す。すると、辺りに轟音が鳴り響き目の前に強めの光が目を覆った。
目を開けるとそこは異世界だった、そう聞いて舞い上がる人もいるだろう…だが彼は舞い上がるどころか失望した。何故なら…そこは見るに耐えない悲惨なものだったから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 23:30:05
38704文字
会話率:55%
とある刑務所に、強盗の罪で服役している男がいた。彼はいつも深いため息を漏らしていた。捕まるつもりなど毛頭なかったのだから、その沈んだ表情も無理はない。 しかし、彼の心を重くしているのは、自由を奪われたことだけではなかった。
――彼女を
、誰かに奪われるかもしれない……。
その不安は、鉄格子や監房の壁よりも重く、息苦しくのしかかっていた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-12 11:00:00
1935文字
会話率:18%
「なあ、聞いたか?」
「うん? 何が?」
「先輩だよ、先輩。夜中に階段で転んで、頭打って昏睡状態なんだってさ」
「マジかよ……。いつの話だ? そういえば、最近見かけなかったな」
「いつだっけなあ……忘れた。日にちの感覚ねえし。はははは!
」
「なんだよ……。まあ、うちの会社、泊まり込み多いもんなあ。ブラック企業なんじゃないか? ははは……はあ」
ため息をつく男。仕事が嫌いで、できることなら楽に生きていきたいと、いつも考えている。好きなものといえば、酒にゲーム、女、食べることと寝ること――ごくありふれた娯楽ばかり。特別な才能もなければ、これといった情熱もアイデアもない。それでも焦ることはなく、ただ惰性で日々を過ごしていた。
しかし、そんなある夜、男は夢の中で奇妙な老人に出会った。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-10 11:00:00
1661文字
会話率:46%
とある夜。男は酒に酔い、ふらつく足取りで繁華街を歩いていた。
朝から降り続いた雨はすでに止んでいたが、アスファルトはまだ濡れている。街灯や信号の光が黒い路面に反射し、赤や青や白の色を滲ませていた。
人通りはそこそこあり、楽しげな表情ば
かりがやけに目に入った。
――ちくしょう……。
男は大きくため息をつき、立ち止まった。そのときだ。背後から声をかけられた。
「あのー」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-29 11:00:00
1536文字
会話率:42%
振られたことによって何かが吹っ切れた青木春斗と妹の優女、浅川ひこみ、本堂寺リアサの青春群像劇。
実は四人中四人に秘密があった。まず春斗は異世界にいたころの記憶があるにもかかわらずない振りをしており、優女は異世界で魔女と恐れ敬われてて来た大魔
法使い。浅川ひこみは春斗とちょっとした因縁のある天然ぶりっ子女神様。本堂寺リアサも異世界出身であることを隠してきたツンツン生徒会長。四人は生徒会役員として集結し、生徒の悩みを解決したり、異世界に冒険に出たりしていく。春斗はとことこん恋愛の相談役になっていく自分に嫌気がさして奇声をあげて、春斗にエルトのころの記憶がないと誤解している優女は春斗の扱いに困っており、リアサは自分は春斗に興味がないからと冷たい態度を取り、ひこみは皆を眺めてため息を吐く。さらに春斗が恵奈に振られた理由が予想外過ぎて微妙な顔になる春斗。好きな人と両想いだったとわかっても交際にはつながらず反応に困る一同。そんなこんなな青春群像劇。
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 16:13:42
34361文字
会話率:42%
「何故だ、何故、こんなことに・・・・・」
少女は箒を掃きながら、静かに苦悩のため息を溢す。
この少女、今でこそはメイド服を着込んだ可愛らしい見た目をしているが、その実、生前は無敗を誇った世界最強の『剣聖』だったのである。
名を
、アーノイック・ブルシュトローム。
生前の姿は、筋骨隆々の大男の髭モジャ男。49歳。生涯独身。好きなもの、酒と博打。
そんな無骨な男が、何故か、死後、メイド少女へと転生してしまったのだ。
それも、男であれば誰もが視線を奪われるであろう、見目麗しいメイドの少女へと。
彼は自身に起こったこの出来事に理解が追い付かず、ただただ混乱しながら、15歳となる今の今まで、坦々とメイド業に従事せざるを得なかった。
自身が元剣聖であることを、誰にも明かさずに。
「アネット!! 私と共に騎士養成学校に入学するわよ!! 私は絶対に『剣聖』になってやるんだからっ!!!!」
中庭で箒を掃く元おっさんのメイド少女の元に、豪奢な衣服を身にまとった少女が満面の笑みで駆け寄ってくる。
そんな彼女に対して、元おっさんメイドは呆れたような口調で口を開いた。
「お嬢様・・・・私も、一緒に入学しなければならないのですか??」
「当たり前よ!! 貴方は私の付き人なのだから!!」
そう。
彼は何故か、『剣聖』を目指す貴族令嬢の使用人となってしまったのだった。
これは、剣士の頂点を目指す没落寸前の貴族令嬢と、その付き人である元剣聖のメイドが、剣を手に、お家復興をするべく奮闘する物語。
元剣聖の最強のメイド、実力を隠しながら使用人として生きる物語、である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 19:10:00
1764867文字
会話率:46%
春。桜が咲き誇り、新生活が始まる季節。
暖かな陽光が降り注ぐ中、横を通り過ぎていく女子高生たちは「キャッキャッウフフ」と楽しげな笑い声を溢している。
そんな和やかな空気の中、オレはというと‥‥何故か女装をして、一人、女子高の校門
の前で突っ立ていた。
「‥‥はぁ。オレ、これからこの学校に通わなきゃならないんだよ、な」
オレの名前は柳沢 楓馬。十五歳。
ひょんなことからある悪女に弱みを握られて、女装をして女子高に通うことになってしまった、哀れな男子高校生だ。
ん? どうしてそんなことになってしまったのかって?
それはだな、あの悪女『花ノ宮 香恋』って女のせいでな。
話すと長くなるのだが、あの女はとある写真を脅しに使って、オレを女優に―――――。
「柳沢くん? 誰もいないところで一人でブツブツと、いったい何をしているのかしら?」
おっと、噂をすれな何とやら、だ。
あの悪女が来てしまったので、オレはここでお暇させてもらうとしよう。
では、みんな、オレがこのまま男子バレせずに無事に女子高で過ごせるかどうかを見守っていて欲しい。
サラバダーッ!! ウォォォォォォォォォォォォォッッ!!!!!
「‥‥‥何か、突然雄たけび上げながら学校に入って行ったわね‥‥いったいどうしたのかしら‥‥」
そう一言呟くと、黒髪の美少女――花ノ宮香恋は大きくため息を吐き、先に駆けて行った女装少年の元へと向かって行くのだった。
―――――これは、役者という夢を諦めてしまった少年が、性別を偽り、女優となって再び役者の世界に舞い戻り――成功を掴むまでの、青春サクセスストーリー(?)なのである。
モチベーション維持のために、評価、ブクマ、いいね、お願い致します!
できる限り毎日投稿目指しています! よろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 20:19:05
831768文字
会話率:47%
プロローグ
「全然暇にならないじゃん」
連続15連勤明けで、やっと家にたどり着いた薬師の ルリィ・オミナイ は、撒き散らされた書類の山にうんざりして、いつものようにため息をついた。
「だからさっさとあんなヤツら見捨てて、オレ達だけで
、好きな事だけして過ごそうって言ってるじゃ無いか」
久しぶりの帰宅で、家中の窓を全開にしたのがまずかった。
銀の鬣をなびかせて風を全身に受けながら、ゲッコウ は呆れ、いつも言っている悪態をついた。
「こんなんじゃ何のための《魔女の家》なのかわからないわ」
ここにきたら思う存分、このベルベットのような美しい毛並みをすいてくれると思っていたのに。と ニコ がそれに続く。
「「毎日美味しいものをたらふく食べさせてくれるって言ってたのに」」
金眼で睨む2頭の幻獣に、ルリィは「ヴっ」と呻き机に突っ伏した。
「こんなに疲れてるのに、2人は私に料理させるんだ?」
優しく無い。優しく無いよう。ルリィの嘆きも聞こえないふりをして、2頭は「さっさと飯を作れ」とキッチンに移動するように促す。
「アウルス様が全然休ませてくれないのが悪いんだ」
重い腰を上げ、渋々書類を集めながら、文句をつけるルリィに2頭はそれでも追い打ちをかける。
「「お腹が減った!」」
「私もお腹減ってるよ!?」
床に散らばった書類をそのままに、ルリィはキッチンへ向かう。
ここは《魔領域》の[帰らずの森]にある《魔女の家》。それは、神秘の魔力で護られ、悪意外敵を拒み、望む者が認められると現れる森の中の隠れ家で、《聖領域》で暮らす人間達にとっては御伽話にもなっている。
そこで[魔女の薬屋]を営む店主のルリィは、2頭の幻獣の腹を満たすために、今日も突然の依頼で減ってしまった大量のポーションを作る傍ら、すき焼きとプリンを作るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 06:00:00
124422文字
会話率:38%
博士によって生み出された少女型アンドロイド--ディア。
毒舌と素直さが取り柄の彼女は、ダメ人間の博士とともに、日常生活を送っていく。
「ワタシを開発した人間と思いたくない■■発言ですね。……ん? なんですか、これは。■■、■■、■■」
「
言論統制さ。君はよっぽど酷い罵倒を発しているようだね。まったく恐ろしい子だ」
「■■が」
「いま、君がなんと言ったのかなんとなく分かるよ」
時に罵倒し、時に軽蔑し、時にため息をつきながらも、しかし安穏とした日常に安らぎを感じ始めていたころ、ディアは立ち入り禁止とされていた博士の私室へと足を踏み入れてしまう。
そこで博士の闇を見ることになり…………。
「ーーどうせ止められるのなら、挑んで終わりたい」
「まったく蛮族みたいなアンドロイドだ」
「勇者と呼んでください。マイ・パパ」
冷血な博士×熱血なアンドロイドの会話劇。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 02:15:11
9141文字
会話率:45%
平々凡々 堕落してく日常 月の裏側からため息をついて 忘れられていく現実感
キーワード:
最終更新:2025-05-08 20:00:00
283文字
会話率:100%
”私”は大学を辞めた。理由は何かが違うなと思ったから。
けれど、大学を辞めた私の心にはぽっかりと大きな穴があいてしまった。
心の穴は私から生きた心地を吸い取っているみたいで、私は生きた心地を取り戻す為にも心の穴を埋めることにした。
その方法
は散歩。ただそれだけ。
私は引きこもる日常の傍で様々な場所を見て、様々なものに触れ、少しずつだけれど心の穴を埋めていく。
これは、そんな私が心の穴を埋めきって生きた心地を取り戻すまでのお話。
目もくれなかった幸せに気がつくまでのお話。
後になって振り返ってみれば、実に馬鹿らしい事で悩んでいた様だと気づかされた。
実にくだらない事で救われていたのだとため息が溢れた。
そんな私の人生だけれど、それでも私の過ごしたあの日々は私にとって確かに必要だったものだ。
楽園の姿を知らない私にとっては、確かに。
__________
本作は文学フリマで定期的に販売する予定の連載作品です。
基本的に短話完結でオムニバス形式に物語が展開されます。
それがある程度貯まると、書き下ろしのお話を含めて文学フリマで販売しますので、よかったらお手にとってください。
2020年1月19日の京都文学フリマにて配布いたしましたフリーペーパーに
お試し作品と称して載せていた作品となります。
その際には本作のストーリー「コンビニ」を掲載しました。
同フリーペーパーでは本作のタイトルを『楽園の形を知らない』としていましたが、小説家になろう及びノベルアップ+で連載するに合わせて、『楽園の姿を知らない』へと改題しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 23:00:05
56713文字
会話率:14%
前作読まなくても何とかなるはず。
数年後の第二王子スピンオフです。
ザマァは完結するまでに挑戦したいとおもっています。
最終更新:2025-05-06 22:36:18
7734文字
会話率:18%
第二王子はため息が多いの王妃視点。
あちらでやるには重すぎるうえに人死表現などあり切り離しました。
メンタル壊れ歪みきった母の愛を母の日近いなと思いながら書きました。
最終更新:2025-05-04 19:39:07
1263文字
会話率:0%
昭和三十年代、東京・向島。
風鈴が鳴り、ラジオが流れ、煎餅を焼く香りが町角に残る、そんな下町。
古い長屋と石畳の路地裏には、今日も誰かの声と誰かのため息が交差している。
三味線をたしなむ町娘・月岡こよみは、そんな町の“変わり目”に敏い子だ
。
人の口には出ない思いも、商店街の騒がしさの中に混ざれば、ふっと風にまぎれて流れていく。
そしてある日、こよみの三味線に誘われて、子猫がやってくる。
名前は“おとよ”。音に寄ってきた、お女将候補。
今日も、こよみとおとよは――
誰かの胸にそっと残った「ちいさなひと騒動」に、耳をすませる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 14:30:00
6880文字
会話率:31%
サークルの議論はまとまらず、正解が分からなくなった俺。ため息をつく俺に、哲学好きSophiaが紅茶を片手に微笑む。「それなら、ソクラテスに聞いてみようか?」無邪気な笑顔と深い言葉が、俺の視点を変えていく。
最終更新:2025-01-29 20:36:53
1204文字
会話率:69%
霧がかった五月の夜。
窓辺にあるソファーに座って、朧月をぼんやりと眺めていた。
何故か無性に悲しくて、まだ当分眠れそうにない。
ふと、窓に映る自分自身を見て、ため息が出る。
黄緑色の髪が僅かに顔を覆って、髪の隙間から覗く翡翠色の瞳
は焦点が合っておらず、覇気がない。
紅茶でも飲んで気分を落ち着けようと、ローテーブルに視線を移した。
「!?」
突然、ソファーの背凭れ越しから、何者かに抱き着かれた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 00:20:24
115437文字
会話率:35%
ユーリグゼナは、敗戦国シキビルドの名門パートンハド家の唯一の生き残り。森の中一人で魔獣たちと暮らしている。好きな音楽を奏でる以外には何も興味をもてない無気力な少女だ。
ため息ばかりついている戦勝国の王ライドフェーズに目をつけられてからと
いうもの、ユーリグゼナの居眠りし放題の気楽な学校生活が、厄介なことばかりに……。
音楽をきっかけに戦争後の世界が良いものに変わっていくお話。
現在主人公13歳~14歳を連載中。45話程度で第一部終了見込み。切ない恋は外伝で。本編の恋はゆっくり進行中。
初投稿作品。ブックマーク心の支えです。☆と誤字報告お願いいたします。更新は基本月曜・木曜です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 06:02:34
795835文字
会話率:47%
「さー君、脱退したそうですよ」
薄々分かってはいたが、ため息が漏れる。相次ぐ炎上によって、私の推しグループの初期メンバーは、遂に1人残らず脱退してしまった。今残っているのは後から入ってきた後輩達のみ。私は今のグループも嫌いじゃないけど、や
はり初期のカリスマ性をビンビンに飛ばした、支配的な踊りを見るのが大好きだった。──────「テセウスの船って知ってますか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 11:59:49
2742文字
会話率:52%
木々が折れそうなくらい曲がり、風も音を立て荒れている。でも訳あってそんな台風の中外出するしか無かった僕。
死を覚悟して近くにあったコンビニに避難し一息ついていたら、窓を突き破りトラックが飛んできた。僕はいつのまにか下敷きに。
僕は今日死ぬ運
命だったのかな......
ため息をつき、ふと思った。
痛みもないし、自分の死体もない、それに周りの景色も変わらない。
けど、自分の身体は全身赤く燃えている。意味がわからない状況なのに、なぜか冷静沈着だった。
そうしていつの間にか、神の道を歩んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 11:30:00
6459文字
会話率:57%
タイトルの「五竜」はわざと「五流」と間違えて書いてあります。
「ふははははは、この作者漢字知らねぇのかよ、バーカバーカ」とか思ったそこのあなた、引っかかりましたね(ニヤリ)。
********
いつものようにぼけらあっとサイトを眺
めていたら「連載を途中で投げ出す作者は三流のクズ」という内容の記事を見つけてしまいまして、ふむふむと思いつつこれを書きました。
私は三流……いや五流のクズです。
でもあのリニューアルさえなければなぁ(ため息)。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-25 21:33:28
871文字
会話率:0%
空に浮かぶ孤島・星銀島。
その国の聖女であるリサは、〈武功の帝国〉ガルガタへ嫁ぐ前夜にため息を吐いていた。ガルガタの皇太子は〈騎馬上の堕天使〉と評される恐ろしい人物だからだ。そんなリサのもとにやってきたのは幼馴染の王女ミーリヤ。〈科学の
大国〉アベンロースの若き国王へ嫁ぐお転婆気質な彼女からの提案は度肝を抜くものだった。
「あたしたち、入れ替わらない?」
世界の命運をかけた“イタズラ”から始まるラブファンタジーの幕が切って落とされる…!
※人物視点は基本的に、リサ→ミーリヤの順で展開していきます。たまに他の人物からの視点になるので、サブタイトルの方に記載していきます。
※国際対立の細かい部分はゆるふわ設定です。ご容赦くださいませ m( _ _u )m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 06:17:09
38934文字
会話率:48%
精霊の祝福を受けた異母妹アメリが生まれた日から、アイリーンは異母妹アメリとその母、そして実の父親から疎まれて生きてきた。そのため息を潜めてひっそりと暮らしていたにも関わらず、
「お姉様が、私に嫉妬して辛く当たってくるのです」
というアメ
リの訴えにより、生家を追い出されたアイリーンは、母と共に王都から離れ、つましく暮らしていた。けれど、ある日、一人の美しい子供と純白の獣を拾ったことにより、運命の歯車が回り出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 07:22:43
49365文字
会話率:28%
ある所に、意地悪で気位の高いお嬢様がおりました。王子様の婚約者であったお嬢様は王子に近づく平民の娘に意地悪を言ったり、王子に近づかないよう注意していました。
ある日お嬢様は学園の中庭で突然押さえつけられ、王子様やその友人に一斉に断罪され始め
ました。
口々にののしられ、婚約破棄を言い渡されたお嬢様はやれやれとため息をつきました。
高飛車でツンツンな性悪令嬢のテンプレから始まるファンタジーです。ジャンル「異世界転生」ですが、お嬢様は転生していないです。
ちょっと紹介文を変えてみました。(2018/05/18)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 00:10:59
323777文字
会話率:41%