高校生の朝好にとって卒業までの二年間は奇跡に満ちていた。クラスで目立たず、一人の時間を大事にする日々。そんな朝好に、クラスの頂点に君臨する修司の視線が絡んでくるのが不思議でならなかった。人気者の彼の一方的で執拗な気配に朝好の気持ちは高ぶり、
ついには卒業式の日に修司を呼び止める所までいく。それも修司に無神経な言葉をぶつけられてショックを受ける。彼への思いを知った朝好は成人式で修司との再会を望んだ。
高校時代の初恋をこじらせた二人が、成人式で再会する話です。珍しく攻めがツンツンしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 14:16:59
16532文字
会話率:43%
世界を影で支配する魔法の王国トゥルプティーの跡取りランは偶然、世界的企業雅エンタープライズの行方不明の御曹子みさとを発見する。ランはみさとに大おばからみさとに流れたとみられる莫大な遺産の返還を求めるが、拒否される。ランは魔法攻撃するが、み
さとが魔法で身を護るのを見て闘いの場をトゥルプティーに移す。みさとはランの魔法で敵だと思い、腹心の部下を殺めてしまい、ショックで爆発を起こす。みさとはそのままトゥルプティーで療養との名目で軟禁される。
トゥルプティーにいるみさとはトゥルプティーのパーティに出た。ランの友人のふたりの少年ポールと冬也もパーティに来ていた。みさとは、その席で美少女と見紛うような少年で、ランを圧倒する。出逢ったポールはみさとに惹かれ肉体関係を持つ。しかし、冬也は雅エンタープライズがみさとの躰を売っている噂からみさとに嫌悪感を抱いている。それでみさととポール、ランと冬也陣営に分かれる。
ある日のこと、冬也はみさとと瓜二つの少女リオに出逢う。リオに惹かれながらもみさとへの嫌悪感を捨てきれない冬也。リオはみさととそっくりの境遇を語る。冬也はその話に衝撃を受けながらもリオは穢れてないと繰り返す。みさととリオは同一人物なのか。ラン・冬也の中ではその確信を強めていく。そんな中、冬也は衝動的にリオをレイプしそうになってしまう。冬也は大切なものを自分で穢そうとしてしまつたことに衝動を受ける。苦しむ冬也。
そんな朝、ランとポールと冬也の朝食の席に流暢なトゥルプティー語を話すみさとが現れる。これはリオだとランは思った。みさとは動揺する冬也に自分は大丈夫だと云う。ランはそれに感謝してみさとの軟禁を解くと宣言する。最後の日、みさとはポールに気持ちの整理がつくまで待ってほしいと云い、ふたりは別れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 10:55:48
25003文字
会話率:53%
そんな朝を、迎えたのです。
最終更新:2023-11-01 07:00:00
285文字
会話率:0%
小さい頃の夢を見た、潤。
その夢は小さい頃によく一緒に遊んだツインテールの双子との思い出だった。
そんな朝、母から告げられる。
「今日から家族が増えるわよ!」
そんなわけで幼馴染の双子やらヤンデレ彼女やら個性豊かな女子たちに囲まれて潤の第2
のモテ期が訪れるー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 00:00:00
3750文字
会話率:30%
学校の生徒から『女神』と呼ばれて慕われる朝陽さん。
そんな朝陽さんは同じクラスのひとつ前の席なんだけど、ふとした会話をきっかけに目をつけられた。
陰キャだと自覚してる俺としては目立またず静かに暮らしたいのに、朝陽さんは執拗に絡んできて……
あの、朝陽さん?なんだかキャラ違いませんかね?
そうなんです。これは、俺の穏やかな学校生活が崩れ去るお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 22:00:36
12819文字
会話率:29%
私の通っている高校はどちらかと言えば田舎にあって、通学電車は都心から離れて行くのです。
そんな朝の電車の中でのひとコマ
最終更新:2023-06-23 14:54:34
253文字
会話率:0%
自分の気持ちは、少しも成り立っていない。仄暗い夕闇の前も後も、その最中をの想いに引きずられている。雨降りになった。明るさが、今朝はちょうどいい。もう、起き上がりたくない、そんな朝になった。
最終更新:2023-06-22 08:10:38
636文字
会話率:0%
ふと何故生きているのかわからなくなるみたいに、何故歩いているのか、傘を差しているのか、わからなくなる。忙しいのもあるけれど、どこかの戦争と、この国の平和が混線して、頭がショートしてしまう。そんな朝でもあった。
最終更新:2022-10-09 20:12:45
593文字
会話率:0%
住んでいるところには、時々霧が出て、何も見えなくなることがあって、そんな朝に、ウグイスが鳴いて、とてもとても美しく鳴いて、ぼくは、ぼくの意味を思うのです。
最終更新:2020-06-28 00:46:16
555文字
会話率:0%
日本初のフルダイブ型VRMMORPG[Life Blood Online]。
日野 朝は幼馴染の月野 咲夜にこのゲームに誘われる。
発売初日。
朝はさっそくログインしチュートリアル設定をしていたところ、ゲーム側のバグで序盤にいてはいけな
いヴァンパイアの女の子に出会う。
そして彼女に血を吸われたことにより、【ヴァンパイアの眷属】という解除できない呪いのようなものを受けてしまう。
その効果は攻撃力が0になってしまうという、RPGゲームにおいて致命的なものだった。
武器攻撃も魔法攻撃もダメージにならない。
そんな朝が頼ったのは状態異常を操る不遇職【黒魔法】。
そんな彼がヴァンパイアの女の子を探すストーリーが始まる。
Lifeblood。
──生き血、そして不可欠なもの。
朝の不可欠なものは何なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 16:01:39
14915文字
会話率:34%
「朝日、お父さんの会社のゲーム、条件付きでやってくれない?」「…え?」
父親がVRゲーム制作会社の偉い地位にいるせいで、えこひいきする可能性があるからとVRゲームが出来ない朝日。ある時、王道プレイをする人が多すぎるため、実装出来ないイベン
トやクエストがあり、それを実装するために職業や種族を制限したうえでゲームをプレイしてくれないかと頼まれる。ずっとやりたかったゲームを出来ると聞いて、即座にOKするが…
「選んでいい職業と種族、少なすぎ!」
そんな朝日ことヨヅキは、超制限された職業と種族の中からどうにか自分の納得できる職業と種族を見つけ出す。それは…
「吸血鬼と…暗殺者?」
これは、制限された中で、最強最悪の組み合わせを見つけてしまった少女による、夜の最強譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 21:35:04
32957文字
会話率:41%
頑張らなくて、いいんだよ。
だっていつも頑張ってるから。
と、言ってもらいたい、そんな朝。
たまには、弱音吐いてもいいですか?
最終更新:2022-09-03 06:20:06
382文字
会話率:0%
中学二年生の絵師『キサラギ』は、一つ年下の絵師『三谷リスカ』に嫉妬を感じていた。だが、そんな朝、絵師仲間からあるメッセージが届き……?
最終更新:2022-03-14 13:13:28
4946文字
会話率:23%
インターネットで世界の裏側まで一瞬で情報伝達が可能になった現代。そんな高等な次世代的技術を使ったやりとりは全て高等かと問われれば首を横に振るしかないだろう。
世界の進化はエロと、生き死でしか加速させられないと偉い人もそう言った。
言
ってしまえば、このアイドルを辞めた彼女『三栗ラキ』もその被害者の一人とも言えるだろう。類稀なるアイドルとしての才能を持っていながら、世間の荒波に逆行できなかった漂流者は2年前に消え、現代をただのJKとして生きようとしていた。
そんな朝、目覚めと鞄と制服を装備し、お供としてパンを一斤鞄に詰め込んで玄関を開けるとそこにはハートのサングラスをかけた高身長の不審者が・・・!!!???折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 21:10:09
41529文字
会話率:43%
金星で生まれ一度も地球に行ったことのないA子は、祖父の故郷であるインドへと出張に向かった。快適な宇宙船生活も明日で終わり。そんな朝にふと違和感を感じる。船内のBGMがいつもと違ったのだ。
VIPで即興小説としてあげたもの第二弾。お題は「メ
ンヘラ」「メルヘン」「インド人」だったけど、あんまり関係なくなっちゃいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-14 12:56:14
3211文字
会話率:25%
今まで歩んできた道がどんなに悲惨でもそんな朝から目覚める物語だってあってもいい。
その日のその人の朝の、昼の、夜の一部を見ただけでは、
彼女が何者か、彼が誰なのかはわからない。
ただその日のその時間が近づくごとに彼らの正体が見えてくる。
そしてそれはあなたが知っている過去であったり、来るべき未来であったり、来るはずだった未来だったりするのかもしれない。
彼らのその日の短編物語、それでも彼らの人生は今もつながり進んでいる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 13:21:51
32192文字
会話率:27%
丸田さんに会いたくないので仕事に行きたくない。
そんな朝の日常。
最終更新:2021-01-06 12:23:07
2174文字
会話率:0%
町の小さな花屋の店主、花屋 葵(はなや あおい)は両親を事故で失ってしまったショックから視力を失ってしまった妹の(あやめ)そして犬の(バレット)といつもと変わらない日常を過ごすため今日も朝食の準備をしていた。そんな朝、いつもの流れで点けたテ
レビのニュースでは総理大臣が能力者の存在を公表して世界は混乱に包まれていた。しかし、葵にとってそんな非現実なことなど、どうでも良かった。家の表札を見ながら両親の事故のことを思い出し「この生活が続いてくれれば良い。」と思っていた葵だったが、そんな気持ちとは正反対に自称魔法使いを名乗る少女が現れ「私と家族になりましょう!!」と訳の分からないことを言ってきて...。「花屋さん家の夢見がちな魔法使い」これは3人と1匹の家族の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 00:18:42
2058文字
会話率:27%
──■■■■年前
世界をもっと美しく。そんな願いを込めた人は、出来上がる世界に幾千の可能性を吹き込んだ──
──20■■年 日本・現在
社会にでて早8年。ゴミみたいな上司──いや、上司と名乗るゴミの下で働いている朝山京太郎も
本日就寝して朝起きたら30歳の誕生日を迎える。
『俺、明日誕生日なんだぜ! 』と言える友達も彼女も居ない朝山京太郎は、虚しさのあまり29歳最後の夜を早々と終了させる。
そんな朝山京太郎は夢を見る──
透き通るほどの白く長い髪に、優しく見つめる赤い瞳。慈愛に満ち、幻想的な光に包まれ色気すら感じるその女。
境界のない真っ白な空間に、その女とただ二人。
そんなシチュエーションに惚けている時、彼女は告げる。
「あなたには本物の魔法使いになってもらいます!」と……
────あんた誰ッ⁉︎
☆はイラストが挿入されている話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-08 23:06:00
290182文字
会話率:54%
長い人生には、何にもやる気の起きてこない朝だってある。
仕事、または学校などに行きたくなくなり、今現在置かれている、この重圧から逃げ出したくなる、そんな朝だ。
この詩は、そういった病んでいる心情を、ありえない情景として表現してみた。
キーワード:
最終更新:2020-05-21 00:51:34
318文字
会話率:0%
朝霧山遭難事故調査報告書第3弾。
太古の昔より神隠しがあったとされている朝霧山。そんな朝霧山には忘れ去られた禁足地というものが存在した。
現代より少し遡った時代、そこには妖怪或いは化け物がいて怪異があった。
最終更新:2019-12-22 20:44:42
4056文字
会話率:7%
自分の目にコンプレックスを持った高校生大神真矢は、親友で幼馴染のイケメン、伊能朝陽の恋を応援していた。その相手は学年でも有名な美少女、葵夜露。
ついに高校生活最後の一年を迎えた二人。自らの過去ゆえに青春というものを毛嫌いする真矢と、それを宥
めながらも少しは思い出を作れと諭す朝陽。そしてそんな朝陽に想いを寄せ、夜露と親友であるもう一人の幼馴染、広瀬夕凪。
そんなある日の朝。真矢の下駄箱に一枚のラブレター(?)が届く。なんだかんだと言いながらも喜び勇んでそのラブレターが示す先、屋上へ向かう真矢。
そこに待っていたのは朝陽の想い人である、葵夜露だった!
夜露に朝陽に夕凪、三人の恋愛に巻き込まれた真矢の青春は、果たしてどうなってしまう⁉︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-13 07:02:42
355248文字
会話率:51%