人生は手に余ることばかり。
生きていると起こる事象に振り回されたり、時には傍観しながら過ごす高校生。
ある日の帰り道、またもや人生の転機がやってくる。
そいつは果たしてお天気なのか黒雲なのか。
最終更新:2024-06-17 06:00:00
40404文字
会話率:16%
ぐちゃぐちゃ……ガツガツ……
目の前で初恋の人で、おそらく両想いだった少女が宇宙人に喰われた。
小学生だった頃の話だ。
トラウマを抱えた俺は、そのせいで恋人いない歴イコール年齢のまま、高校生になっていた。
何事もない平穏な日々を探してい
たある日、転校生が俺のクラスに来た。髪も目の色も違うし、もちろん名前も異なるものの、かつての初恋の少女とそっくりな顔をしていた。
そいつは……初恋の少女を食っちまった宇宙人は、宇宙の慣習だか、常識だかを掲げて俺と子供を作るだの何だの言い始めた。
国家レベルの、いや、宇宙レベルに外堀を埋められているが、俺は絶対にコイツと結婚なんかするものか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 00:50:48
25004文字
会話率:29%
主人公――那谷屋海人(なたにやかいと)の日常に突然変異が起きた。いつものようにバイトが終わって帰宅すると、「ぶぶぶぶぶべべぶぶぶべべべべぶぶぶぶぶ」と不気味な鳴き声をする謎の妖怪が現れたのだ。「なんなんだよ、おまえは!?」と叫ぶ海人に対し
て、そいつはぶべちょぶぶらちょと答えた。その不気味な妖怪は追い出しても追い出しても、いつのまにか家に戻ってくる。発狂しそうになる主人公だが、ある日、同じゼミの美斉津理香(みさいずりか)も、ぶべちょぶぶらちょが家に住み着いて困っていることを知る。二人はぶべちょぶぶらちょの謎をいっしょに探り出すが――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 17:40:05
11612文字
会話率:54%
大学2年の初夏、俺は超合理主義な一人の後輩と出会った。
「せんぱい、取引しませんか?」
年下とは思えない蠱惑的な笑みを浮かべるそいつは、俺が抱えるトラウマを乗り越える手助けをしたいと言う。
「もちろんこれはロハじゃないです。あくまで対等な取
引なんですからね?」
そんな言葉とともに俺たちは協力関係となった。
俺はそいつが望むものを提供し、そいつは俺がトラウマを乗り越える手助けをする、そんな関係性。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-15 23:52:51
152803文字
会話率:39%
容姿が極端に悪かった俺は最悪な人生を歩んだ。
特にいじめは俺の人生の大半を占める最悪な出来事だ。
中学高校はどこにいってもいじめの餌食にされた。
ブサイクな俺の入学は、周りからはご馳走に見えんたんだろう。
そして当然ながらこんな俺は恋愛なん
て手の届かない事だった。
俺は生まれ変わりたかった。
せめて普通の見た目になって、普通の人生を歩みたかった。
そして奇跡がおきた。
周りの環境は全く同じだったが、俺の希望を超えるイケメンとして生まれ変わることができたんだ。身体能力や頭脳も前世よりも遥かに高い。
でも、俺にはここまでのスペックは正直不要だった。
普通の幸せさえあればそれで良い。そう考えていた。
そんな俺は、目立たずに静かに平凡な暮らしをしようと考えていた。
しかし・・・
気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい。
優越感に浸ることが気持ちいい。女に惚れられて振るのが気持ちいい。
男に嫉妬されるのも気持ちいい。
振られた人・奪われた人は悲しい表情を浮かべている。俺がイケメンだから悪いのか?俺のスペックが高いから女を奪ってしまったから悪いのか?
いいや、俺は悪いことはしていない。
ただ俺のスペックが高いだけだ。そう。これは犯罪ではない。
合法的に俺が優越感に浸り、人を悲しませることができる。
こんな快感を知ったら後には戻れない。
狙った女は俺に惚れさせてやる。そして振ってやる。
男は俺の才能に嫉妬しろ。俺の力を見せつけてやる。
そして、前世の俺を最もいじめた奴がいる。そいつは生まれ変わった俺が全力で不幸にしてやる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 22:39:34
70066文字
会話率:58%
俺が入社した会社には『ブンガクさん』と呼ばれている冴えないおじさん社員がいた。この会社で上を目指す俺にとって、そいつはカップの底で酸化したコーヒー程度の、どうでもいい存在だった。しいなここみさん主催『純文学ってなんだ?企画』参加作品です。
最終更新:2024-06-15 17:24:18
4982文字
会話率:30%
100年ぶりの『剣聖』がこの国に誕生した。
剣士を目指していた少年は剣聖の弟子になりたくて村を飛び出した。
少年が旅の途中で出会った美少女はとんでもない剣の達人で、魔物をあっという間に倒していく。
きっとこいつが『剣聖』に違いないと
思っていたら、なんとそいつは『勇者』だった。
「なんだよ、『剣聖』じゃないのかよ」
「『勇者』だと名乗って残念がられたのは初めてです」
だけど実はこの『勇者』が『剣聖』でもあったのだ。
「『勇者の弟子』は募集していませんが『剣聖の弟子』なら大歓迎です」
どうやら俺を『剣聖の弟子』にしてくれるらしい。
ところがとんでもない事実が発覚した。
『勇者』で『剣聖』の美少女は・・・なんと妊娠していたのだった。
【勇者の弟子はお嫁さんになりたい!】のスピンオフです。
最終話とエピローグの間の話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 20:10:56
444902文字
会話率:44%
魔法が発達した世界、メリオル。
そこで生活する魔道士ポーラは試験的に新しいギルドを作るためにメンバーを探していたが、
新メンバーの候補にあげたのは蔑まれた世界の最強レベルの魔道士だった。
反対意見が多い中、ポーラは仲間に入れるために奔走する
。
科学が発達した世界、地球。
そこの孤児院で生活しているトウヤは蔑まれ、迫害されながら日陰で暮らす生活にうんざりしていた。
だが希望は一つだけある。
トウヤには他の人には無い魔法のような力を持っている。
この力を使って世の中を良くしていけば、今の生活から抜け出せるかもしれないと思っていた。
ある日、監視されていることに気づき犯人を突き止めると、そいつは魔法世界の人間でトウヤを誘いに来たと言う。
魔法世界の人間、ポーラの話を信じれば生活が一変する。しかしおとぎ話のような話は本当か?
トウヤは自分なりの方法で真偽を確かめるのだった。
twitter(@cat_owl_nobel)にて更新お知らせしてます。
よろしければフォローお願いします。
毎週金曜日11時に更新中。
ぜひブックマークや感想、評価などお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 11:00:00
608250文字
会話率:40%
アルスは別の世界にいる。だが、いつかきっと、アルスは戻ってくる。
聖なる国ホーリアで、はるか過去の時代から『時空の裂け目』を経て現れた『黒の一族』の先祖ヴァルストとの死闘を終えた後、アルスの兄シェイドがそう言った。
ヴァルストと同
じく『時空の裂け目』を経て過去の時代からやってきた金色の髪と眼を持つ青年……ヘイレンは、その「いつか」が来るまで探し続けようと心に決めた。知らないうちに知らない場所で、戻ってきているかもしれないから。
天空界、地界、水界から成る『リヒトガイア』。巡礼で世界を旅する召喚士シェラードの『付きビト』として、ヘイレンも旅をすることになった。
この旅は巡礼だけでなく、あるジンブツを探す旅でもある。そいつはこの世界で、かつて2度もヘイレンを襲ったのだが、実は彼にとって重要なジンブツの可能性が出てきた。だから探すのだ。
これは、シェラードとの巡礼の旅での物語。
ヘイレンは旅を通じて様々な『過去』を知ることになる。アルスの事やシェラードの事、そして、リヒトガイアで起きた大事件の事……。
「闇の紅玉髄(カーネリアン)」に続く、天馬の軌跡シリーズ2作目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 20:00:00
153642文字
会話率:45%
その世界から見える一つの星が流れその世界のとある洞窟に落ちた。
そして洞窟内でソイツは生まれた。
そいつは何者であり、此れから何を成して行くのだろうか。
最終更新:2024-06-12 19:41:43
76886文字
会話率:24%
死を目前に抗うこともできずにいた少女、要。
自分の死を望む父親、それを止めることもできない母と妹。
彼女の生死に翻弄される世界の中で、1人の少年が現れる。
“なあ、そいつは本当にただの人間なのか?”
要の想像もしなかった世界が今、幕を上
げていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 18:20:00
186331文字
会話率:40%
何も覚えていない僕が、謎の女に連れていかれたのは、異世界だった。
そいつは最凶最悪の魔女オーラムであり、彼女が言うには、以前から僕が彼女の夫であるようなのだが・・・
最終更新:2024-06-08 00:15:32
10970文字
会話率:41%
あるところに男がいた。
歳は30になるかならないか。
そいつは、よく言えば漫然と悪く言えば怠惰に生きていた。
勤め先が潰れ、失意の中、公園のブランコで星を眺めていたら、錆びついた運命が歪な音を立てながら動き出した!
最終更新:2024-05-13 23:42:57
26492文字
会話率:28%
世の中には関わってはいけない物がある。怪異や物の怪の類。
そんな物はいないって? いいや、奴らはそこら中にいるんだ。そして、僕にはそんな奴らが見えてしまう。もしも、奴らに見えることがばれてしまったらどうなってしまうのか。その結果を想像するの
は容易いことだろう。
だから、僕は見えないふりをするのだ。
だけど、この世界には他にも関わってはいけないものがあるんだ。
それは、僕が住むアパートの下にいるヘンタイさんだ!
そいつは幽霊なのかって? いやいや、彼は歴とした人間のはずだよ……多分……。
これは思春期の少年が、ヘンタイさんと怪異たちを見て見ぬふりをしようとする物語である。
※この作品は一話完結型となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 17:18:44
91221文字
会話率:47%
そいつのためなら、どんなことがあっても必ず味方でい続ける。
俺……氷室京水(ひむろきょうすい)には昔、そう思えるほどの親友がいた。
でもそいつは、小学2年生で転校してしまった。どうやら親の都合で、海外に引っ越してしまったらしい。
二度と会えないかもしれない。俺は小さいながらにそう思い、泣いたのを覚えている。
もう顔も朧気で、名前しか覚えていない。
火咲奏多(ひさきかなた)。
元気で、活発で、いたずら好き。誰とでもすぐに仲良くなれ、少し喧嘩っ早い。
あいつは今、外の国でも元気でやっているのだろうか。
「火咲奏多です。よろしくお願いします」
そんなあいつが、高校1年生の時に転校してきた。
──女物の、制服を着て。
「お前……女だったの!?」
「気付いてなかったの!?」
誰もが羨むほどの美貌を手にした奏多は、昔と同じように絡んでくる。
スキンシップは激しく、スカートでもぴょんぴょん跳ねまわり、俺の前でも平気で着替え……男女の距離感ではなく、『男友達』の距離感で接してきた。
こんなん、好きになっちゃうでしょうが!?!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 15:55:35
82567文字
会話率:50%
雨の日の電柱横に、そいつはいた。
最終更新:2024-05-08 07:00:00
428文字
会話率:0%
そいつは、身から出た錆ってもんだ。
最終更新:2024-04-14 07:00:00
256文字
会話率:0%
犬も歩けば棒にあたる。
そこまでは承知しているが。
どうか、そいつはよしてくれ。
最終更新:2023-06-02 07:00:00
740文字
会話率:0%
俺たちが暮らすこの現代には稀に特異体質を持って生まれる事があるらしい。そいつは影ノ一族として扱われ影の血縁者と呼ばれている。そんな俺も、その1人ー影ノ一族、クラマだ。
最終更新:2024-05-03 16:46:36
3460文字
会話率:8%
ある日、学校帰りに車にはねられた中学3年生の「鈴木ハルト」は目が覚めると天国にいた!そこには神様がいて
そいつは自分の望んだものに転生をさせてくれるらしい。そこでハルトが望んだものは……魔王の右腕的なやつである。そして転生すると……………
最終更新:2024-04-29 19:09:21
1119文字
会話率:76%
目を背けてはいけません。
忘れてもいけません。
そいつは、誰もが持つものなのですよ。
あなたにもね。そして、私にも。
最終更新:2024-04-23 02:05:02
2551文字
会話率:17%
昔の話。おれが田舎に引っ越したばかりの頃。
友達ができなかったらどうしようなんていう小学生のおれの不安は、どこにあってどこに消えたのかってくらいすぐに仲良しの友達ができた。
どこか近しいところがあったからかもしれない。他の子は田舎者丸
出しって言い方は良くないかもしれないが、ガサツであり、一歩引いてしまうのだ。(いや、今考えても犬の糞を手づかみするのはやりすぎだ)
そいつはこっちの心に土足で踏み込むような真似はしない。ちゃんと距離が測れるやつだった。
転校して間もない頃はズケズケガシガシと遠慮なく絡んできた連中も、おれがノリが悪いからか次第に遠のき、おれはそいつとばかり遊ぶようになった。
ある日、そいつに「家に来ない?」と誘われたおれは、二つ返事でオーケーした。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-13 15:10:00
1972文字
会話率:20%