悩ましい隣のお姉さんの気を、どうやったら僕に向けさせられる事ができるのだろう?
最終更新:2024-01-20 03:00:00
1883文字
会話率:41%
※2023 夏ホラー参加作品です!
私――帰らなくちゃ。
記憶をなくし、事故にあうすんでのところで助けられた私が、ただ強く思ったのはその一事だった。
少し思えば道が分かる。景色が分かる。
家の前に立てば作りが浮かぶ。歴史が浮かぶ。何年
も前に亡くした飼い犬のことも、一緒に暮らした家族のことも。
きっと誰より、正確に。
けれど、いざその人を前にして分かるんだ。
違うのだと。ここは私の家ではないと。帰る場所ではないのだと。
一秒前の「我が家」は次の瞬間には「よそ」へと変わる。
あなたはだあれ? ここはどこ?
私はどこへ帰ればいい?
この先は我が家だと手招きをしてくる帰り道。それのどれに乗れば、裏切られることなく帰ることができるのだろう?
心よりの「おかえりなさい」を。
どうか私に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 09:00:00
22459文字
会話率:13%
ゲームプランナーだった俺は仕事用PCで締め切り前の仕様書を書いているところで死んだ。
謎の声が言うには「魔法の素質とそのほか複数の素質」を持って生まれ変われるらしい。
剣と魔法の世界で再びやり直す人生。
次の人生ではどういうことができるの
だろう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 12:01:47
659933文字
会話率:43%
崖の下にはバケモノがいるらしい。
さみしくてわがままなバケモノは、崖の上まで手を伸ばして、きまぐれに生徒を攫うらしい。
だから、崖に近づいちゃあいけないよ。
――好色なバケモノに、食べられてしまうから。
「マリア。●(おれ)を拒め、●(
おれ)を受け入れるな。お前にはそれができるのだろう? なぁ、俺の●●●●(マリア)――」
「ほんとうに……かわいそうね、私たち」
ツギはどうしてアソビましょうか、ファッキンマイマスター?
――――
ヤンデレ作者9名による企画リレー小説
『ヤンデレなろう学園に転校生が来たようです。』
(作者退会に伴い削除済)
本宮愁担当原稿のみを抜粋した再投稿作品です。
他の作者の執筆内容は含みません。
話ごとに多少話の展開が飛びますが、
・マリア=ヴィスコー
・ゲーデ=ロア
の物語としては完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 23:48:14
33126文字
会話率:34%
スーパーコンピューター「△□」、計算速度世界一!
ネットや街頭の大型ディスプレイで、そんなニュースを見かける度、俺はいつもこう思っていた。
そのパソコンを最大限に使って悪い事をしたら、何ができるのだろう? と。
そんな日々を過ごす中、俺
は放課後の学校で、とある少女に声をかけられるのだが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 20:00:00
19699文字
会話率:36%
「自分らしさという言葉が私は嫌いです」国語の自習プリントにそう書き残してイギリスへ旅立った狭霧。
クラスメイトの僕は最後に金工室で彼女の苦しみを聴いた。蛇の牙が食い込む痛みとしてその苦しみを知った。
僕はきっと彼女のアイデンティティを保
存する役目を与えられたのだと思う。
でも、どうすればいいのだろう?
僕に何ができるのだろう?
それはたぶん、いつか彼女が帰る場所を用意しておくことだ。高校の三年間、僕は川間の地・北千住に籠り、不変のアイデンティティを求めて多くの人々を訪ね歩く。
2016年10月までの作品に加筆。
自意識の問題に踏み込んだ純文学です。
書きたい小説に時間の全てを捧げられる境遇にでもならない限りこの先これ以上の作品は書けないでしょう。今のところ僕の作品の中で一番いい小説です。
モチベーション維持のため完結まで評価は封印しておきます。
2019年12月12日より16日までR18制限に引っかかり検索除外状態になっていましたが、一部削除、削減により復活しました。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-13 10:34:10
624679文字
会話率:56%
少年は井戸の外を目にしたことがなかった。 ずっと井戸の暗闇の中で、時間を過ごしてきた 。自分がいつ生まれてきたのかも分からない。 母の顔も、父の顔も、分からない。 彼はその暗闇の中で音楽を聴く事ができた。それだけでなく、映画を観ることもで
きた。 その他について色々想像することができた。 どうしてだろう? どうして僕は、外に出たことがないのに、外の世界のことについて色々と想像することができるのだろう?
やがて少年は一人の少女と出会う。そして彼の人生はそこから、それまでとは大きく変更されてしまうことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-12 07:34:32
33755文字
会話率:18%
例えば人間よりもはるかに寿命が長い知的生物が世界にいるとして、彼らはどれくらいの事柄を記憶することができるのだろう?
例えば吸血鬼。人間と同じくらいの脳みそを持つ吸血鬼は生きている間にどれほどのことを覚え、忘れていくのか? 彼らの過去の
記憶はきっと擦り切れ、そのうち頭はパンクしてしまうだろう。
この物語は長い月日を生きた女吸血鬼の何度目かの記憶の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-17 19:16:28
6770文字
会話率:0%
アイレーシアは死んだ。権勢を誇る伯爵家の娘。美しきオードルーヴの薔薇。
王子妃毒殺未遂の咎によって、彼女は泥のように無意味に死んだ。
そして私は考える。私はどうすればいいのだろう。
彼女のために何ができるのだろう?
最終更新:2015-05-16 11:11:42
7490文字
会話率:0%
一応学校の文芸部誌に載る予定の話です。
なので、多少変更があるとは思いますが、この話をどっかの高校の文芸部誌でみたらそれは私です(笑)
親友が事故に合い、夢を奪われた。その親友のために、僕は何ができるのだろう?
そんな事を考え続けるある
日、僕は不思議な老人に出会った--折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2012-05-19 06:36:24
3345文字
会話率:39%