乙女はゆめを見る。うつつの世界から遠ざかり、意識の奥底へと落ちてゆく。
真っ白な世界に現れたのは、王子様の格好をした不思議な青年だった。彼は言う。
「君は今から、失っていた『本当に大切なもの』を取り戻しにいくんだ」
そうして、ゆめが、
物語が動き出す。
気付けば、彼女の意識は子供時代のそれへと向かっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-18 20:19:20
11191文字
会話率:55%
――「異者」。それは人類に仇なす天敵。一般的にゴブリンやオーガ、植物に擬態するもの、屍食鬼などの魔物。そして、咎人を総合的な呼称として「異者」と呼ぶ――
十五歳春。
二ノ園春夜は普通の授業と異者の専門的
知識が学べる東場八虱学園に入学する。
入学目的はただ一つ。父を殺した、咎人―闇影於茂登を見つけ出し仇を討つこと。そのためには試験で優秀な成績を収め、よりいい部隊に配属しなければならない…… 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-12 10:52:27
3151文字
会話率:33%
今の日常こそがかけがえのないものだという詩。
本詩を歌詞として、曲を作成中です。公開に至るかは未定。
最終更新:2018-07-30 12:55:43
524文字
会話率:0%
君がいなくなった
心が空っぽになった
これは、夢か現実か
けど、確かに君は僕の心に残ってる…
だから、曖昧な君との事を夢にした
最終更新:2018-07-07 23:56:54
2295文字
会話率:2%
現実を諦めた者、新たな世界を求めた者、夢でしか生きていけない者、それらを救うため、人と人の夢を繋ぎ、新たな世界を形成することで夢の中で生存することを可能とした。
それに伴い、国の法律も大幅に変更。
一つ、18歳になるまでは脳にチップを植え
込み夢と現実を12時間ずつ生きること。原則として朝9時から夜9時までを活動時間とする。
一つ、定期的に検診を行い、最終的にはより幸せだと感じる世界で一生を終えること。
一つ、18歳で夢を選択された者は内閣府直属の機関にてヘッドギアDRCを装着しそこで一生を終える。
一つ、成績優秀かつ現実世界が夢の世界より幸せだと感じる者の早期勤務を特例として認める。
ヘッドギア、通称DRC。その生産を一手に引き受ける打墨社で勤務する主人公浮世鈴悠(うきよすずはる)。17歳ながら優秀者として勤務を続ける彼には死んだ親友、打墨憬(うつつみけい)の夢を叶えるという目標があった。
憬の夢に縛られていた彼は様々なバグと直面し、疑問を持ち始める。彼が出した結論とは一体・・・。
現実世界と夢の世界、二つの世界を舞台としてSF作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-07 03:44:00
13596文字
会話率:43%
高校生になって初めての夏休み。
ゲームにうつつを抜かしすぎたせいで、中間テストで赤点を取った僕。
勉強は嫌いだというのに、補習の日々という地獄の夏休みを迎えることになってしまった。
ついていない…そんな墓場みたいな気分で補習を受
けに行った時、僕は一人の女子と出会う。しかも、その出会いがきっかけでなんか学園ラブコメみたいな展開に…!?
勉強大好き、資格女史。
超絶美少女、学園のマーメイド。
男子より女子にモテる、活発っ子。
彼女らに囲まれて、楽しいような楽しくないような? 少し遅めの青春が幕を開けた。
どうやらテストで赤点取ったら、学園ラブコメがはじまるようです…
挿絵協力
さくら怜音 様
ふしみ 様
はなぴぃ様
ルピア様折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-26 21:04:29
134597文字
会話率:63%
女子高生と幼なじみのギタリスト、その二人を取り巻く人たちの青春物語です。
最終更新:2018-06-19 12:11:03
14578文字
会話率:32%
王子様から婚約破棄されるというテンプレです。学園に入学した平民の女にうつつをぬかし、身勝手に婚約破棄するお話です。もう手あかがつきすぎて、使い古されたネタですね(笑)。ただ主人公が普通ではなかった。恨みは絶対に許さないという筋金入りの頑固者
。王子が泣いても許しません。え?悪魔?なら悪魔からの許しなんていらないですよね?という何処かのドライアイスの剣並みの意思の強さ(笑)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-16 18:22:49
3557文字
会話率:27%
日本円ではなく、金色のメダルが通貨として流通する特異な街があった。
またその街に、成績ではなく一学期中にいくらお金を稼いだかで決まる特異な高校がある。
そこに通う【守屋 祐護】は、ある日の深夜、猿のビンタによって起こされていた。
胸の上で
馬乗りになる猿。確かに猿。夢うつつの中、反論許さぬ追加ビンタを受けた挙句、メダルが入った財布を奪われてしまう。猿はそのまま窓から逃亡、祐護はただ呆然と夜見つめ続けていた。
これはきっと夢だ。そう思って再びベッドに潜ったものの……直後、今度はファンタジー映画に出てくるような格好をした女に蹴り起こされてしまい――。
☆以下、小説情報☆
・完結まで作成済み
・全35話、11万字前後
・一人称
・基本的には毎日投稿です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-19 20:02:15
120291文字
会話率:43%
ある時、うっかり前世の記憶を思い出してしまった少女、ヴィヴィアン・エアルドット。
そこそこ美人、権力と財力のある侯爵家の娘として生まれた彼女はしかし、それゆえにわがままで傲慢、上の者には媚びを売り、下の者を見下して、勉強よりもドレスや色恋に
うつつを抜かす、いわゆる典型的な悪役令嬢だった。
前世を思い出した彼女は、それまでの自分を振り返って全力で穴に埋まりたくなりながら思う。
――私、このままじゃ絶対に不幸になってしまうわ!
かくして、彼女の彼女による彼女のための自分改革の幕が上がった。
……のはいいのだが、よくよく周りを観察していくにつれて物事はそう上手くはいかないと言わんばかりのとある事実に気づいてしまうのだった。
これ、乙女ゲームの世界じゃないかしら、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-27 22:00:00
119364文字
会話率:28%
明智十兵衛光秀は織田家に仕官した。有能な主たる信長公は、部下の限界を見切るのがうまく、常に限界の少し先の仕事量を割り振ってくる。
それを懸命にこなすうちに夢とうつつの区別がつかなくなっていき、ストレスが限界突破したのだった。
最終更新:2018-04-21 16:24:29
2659文字
会話率:29%
ある天気の良い日、私は土手の草むらでひなたぼっこを楽しんでいた。
あまりの気持ちよさに、つい、うつつをまどろんでいると、天上の、遠い雲の、そのむこうから、私に問いかけてくるものがある。
しばらく私は雑談をしたあと、以前から思っていた疑問につ
いて思い切ってかれに尋ねてみた
かれは、いとも簡単に、私の積年の疑問に応えてくれる
私はかれに改めて感謝し、これからも慎み深く生きる決意をした折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-16 21:42:13
1037文字
会話率:0%
過酷なことしか語っていない天使ですが、ただ祈れば救われるとささやかれるよりも信じられる気がしませんか?
最終更新:2018-03-12 14:00:00
352文字
会話率:0%
君はそのままでいてねって思うことありますよね。でも、例えば10年後に昔と何にも変っていない彼を見つけたら少し幻滅すると思うんです。
最終更新:2018-03-11 14:19:56
335文字
会話率:0%
宝石は削られて磨かれてそれ自体の輝きを増していきます。でも削られて捨てられる削りかすも元をたどれば同じ原石です。ならば同じくらいに、いや、それ以上に宝石になれなかったスターダストは美しいはずです。
人生も同じ。宝石のような成功よりも、必死に
走ってきて流した涙や挫折の方が、純粋で美しいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-24 23:01:59
482文字
会話率:0%
怒涛の20連勤を乗り越えた男は朦朧とした意識のままに布団に潜り込む。ヒュープエラと名乗る夢と眠りの女神に雑な説明のまま連れてこられたのは危険なモンスターが跳梁跋扈する危険な世界。地球でぬくぬくと生きてきた男にそこの世界は地獄…ではなかった?
スキル『睡眠魔法』を駆使してある時は森で眠り、ある時は宿で眠る。果てには戦場で眠る。そんな三十路男の異世界ライフ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-01 20:30:52
2159文字
会話率:70%
清水穐斗(しみずあきと)。父は祐也で母は蛍の長男。
幼馴染や叔母達に囲まれ可愛がられているが、本人と大人以外は知らない秘密があった。
最終更新:2018-02-25 21:59:36
18178文字
会話率:56%
多肉植物とパワーストーンと共に暮らす大学生のお話から始まりました。
普通でいたいと思っていた現代の少年と、その親友という関係だった同級生と、その先輩たちの直面したお話などを描いてみたいと思います。
そして、現在の田舎と呼ばれる高齢者の多
い農村部の現状など、わかる範囲でお話に盛り込んでいます。
高齢化が進む過疎集落に暮らす人々の苦労。
荒れていく故郷の山をますます荒らすのは猪や鹿といった増えていく野性動物。
狩猟も可哀想といったような理由で敬遠され、猟友会の人々の高齢化もあり、ますます山と集落との境がなくなってきています。
その上、道路が細く、カーブの多い道で苦労していた昔とは違い、広げることで、行き来は楽になりましたが夜間には暴走する車が増加し、鍵などかけなかった地域に窃盗も増えていくと言う悩みもあります。
それと、『性分化疾患』『両性具有』についての話も含まれておりますが、完全な専門的なものではないと言うことだけご了承くださいませ。
その他。BLすれすれのプラトニックな淡い恋に近いものもあります。
ですが、精神的な愛と言うか、心の繋がりに近いものです。
関係に変化が生じた際にはすぐに、その旨変更いたしますのでご了承くださいませ。
好きなものを詰め込みすぎて、分かりにくい部分もあるかと思いますが、ある程度の説明を入れさせていただいておりますのでよろしくお願いいたします。
そして、ジャンルは現代社会のことも含まれておりますが、ファンタジーですのでよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-19 06:00:00
200905文字
会話率:59%
悲しい夢を見てしまう少女。深い眠りにつき、気がつくとそこは見知らぬ夜の学校、そこで少女が出会うものは
最終更新:2018-02-25 00:11:28
6684文字
会話率:48%
なんとなく思ったままを書き綴った
誰かの糧に
苦しんでいる人の感覚のたすけになるといいな
もれなく人間性も失われるけれど
部分的な不感症って大事だよ!
最終更新:2018-01-26 13:52:02
762文字
会話率:0%
かつて小説家を志していたロクでもない青年、禄先生。小説に行き詰まり、麻雀にうつつを抜かす彼は「運を使い果たして死ぬ」という迷信のある天和と九蓮宝燈を同時に出してしまう。もう自分は長くないと運命に怯え、より投げやりに生きる彼が、帰省の際に縁談
を組まれた相手は、かつて禄先生が書いた小説を読み、同じく小説家を志すようになった夕子さんだった。夕子さんに小説を教えてほしいと頼まれるも難色を示す禄先生だったが、夕子さんを小説家としての自分を看取る死神とすることで、死を受け入れるようになるのだった。 牧田紗矢乃さま主催【第四回・文章×絵企画】参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-01 00:05:14
12885文字
会話率:88%
今年の春の訪れを知らせたのは、ほんわりとした桜の開花なんかじゃなく、もっとこうドッタバタした日常だった。
最終更新:2017-12-30 13:46:31
10088文字
会話率:28%
とある朗読劇を観ていてふと思い浮かんだ物語。
ここがどこで、話しているのは誰で、最後はどうなったのか。
それは、私にも分かりません。
最終更新:2017-12-22 00:02:57
1927文字
会話率:43%