娘は5歳のとき『パパとけっこんするー!』が口癖だった。最愛の娘にそう言われるのはまんざらでもなかった。でも大きくなったらパパのことなんて忘れて、彼氏ができて、結婚して、子供を生んで、幸せになるんだろうな――そう、思っていた。でも、何やら娘
の様子がおかしい。小学生になっても、中学生になっても、そして高校生になっても娘は『パパと結婚するー!』と言うのだ。しかも年々、それが本気になりつつある。高校生になったら『パパと結婚するために、総理大臣になって法律を変える!』というようになった。彼女は法律を変えてでも俺と結婚しようとしていたのだ。だからいつまで経っても娘に『君は義理の娘なんだよ』って言えなかった。血は繋がっていないけど、本当の親子だと思っている。でも、このままだと血が繋がっていないから、親子じゃなくて夫婦になるかもしれない! はたしてはパパはどうしたらいいんだろう!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-16 23:00:00
113095文字
会話率:29%
誰がどうとかないねん。
自分がどうしたいかやろ。
by 坂山
最終更新:2020-11-02 19:39:47
5081文字
会話率:66%
アデライン・ロベルジュは、一言で言えば凡庸であった。毒にも薬にもならない容姿に、常に平均以下の成績、器量も良くも悪くもない。自己紹介をしても、よほど記憶力がよい人でなければ覚えていられないような、どこにでもいる女。
しかし不慮の事故で婚
約者を失った伯爵家の嫡男に、縁談を申し込まれる。それは、何ら特徴がなく何も持っていないから使いやすそうという理由で…。
※誤字脱字報告ありがとうございます。修正いたしました!
※20201021完結いたしました。ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-21 19:37:01
26741文字
会話率:34%
この世界では魔法を使える者を「ウィッチ」と呼んでいる。
誰しもが魔法を使えると言うわけではない。ウィッチは国として貴重な存在である。しかし、貴重な存在というのは軍事力として貴重な存在というわけである。
この世界ではウィッチを軍事兵器と
してしか見ていない。ウィッチが死んだとしてもなんとも思わない。そうただの武器としてしか見ていないからだ。
こんな世界に大切な人を奪われた人は少なくない。
そう主人公である氷渡湊もその1人である。
大切な人を奪われた湊の復讐劇が今始まる。
「この世界を終わらせる」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-16 12:00:47
1427文字
会話率:40%
柚子は貧乳に悩む高校二年生。
家も隣同士で生まれた時からから幼馴染の康太には小学校4年生の頃から片想いをしている。
康太とは毎日のように私の部屋を行き来していても、その関係は一向に進展することはない。
イケメンで、勉強も出来て優しい康太とい
つも一緒にいても周りの女子たちに僻まれることもなくむしろ微笑ましい視線を贈られているのはそもそも私が女として周りに認識されていないから……?!
好きなのが自分だけなのが悲しい……どうしたら女の子としてみてもらえるの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-15 19:17:02
73303文字
会話率:42%
ドラム缶型鉱物生物は宇宙をさまよっていた。
故郷の星を壊されて、自分の中に溜まっている白濁汁を飲んでくれる人がいないから溜まる一方。だがしゃべるドラム缶なんて気持ち悪くて受け入れる人なんかいなく、永遠にさまよう一方である。
グルグル回って
いると、ある商戦にぶつかってしまい。ついに動けなくなった。だがそこで出会った水が余ってしまった商人に経済的に復讐しないかと持ち掛けられた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-12 23:46:36
3286文字
会話率:54%
「いないからね、聖女様なんて」
そう言って微笑むのは、ウェイルアーグ村に住む少年、ルイ。幼い頃に両親を亡くし、村の人々の暖かさに救われながら生きてきたルイは、ある日見知らぬ少女と出会った。
ウェーブがかった真っ赤な髪。見た目とは
裏腹な大人びた口調。謎に満ちた藍色の瞳。名も知らぬ少女のペースに巻き込まれ、次第に親交を深めていく。
「さあ、何故だろうな。私はただ……自由に生きられればそれで良かったのに」
けれどそう吐き出された少女の言葉を皮切りに、ルイの運命が少しずつ変わっていく。
※この作品は「E★エブリスタ」にも掲載しています(完結済)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-09 22:00:00
25897文字
会話率:59%
若者の政治離れは、政治家が若者の夢を理解できていないからだ
キーワード:
最終更新:2020-08-28 00:35:25
377文字
会話率:0%
病弱な女性が生まれ変わった先は、和風乙女ゲームの世界。
しかもポジションは悪役姫だけど今世は健康体だから悪役らしいことはしたくありません、時間がもったいないから。それにどのルートでも絶対に死んでしまう殿様が可哀想だし、ここはルートも物語も無
視して自分の好きなことさせてもらいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 19:05:27
55287文字
会話率:54%
私、朝岡まどか。・・・・・・一応、二十歳。
一応というのは、誰も信じてくれないから。
会社の同僚は「はいはい、「自称」二十歳ね。」なんてからかってくるし、キモオタの幼なじみは「合法ロリ、キター!」とか訳わかんないこと言ってくるし。
出かけるときは免許証必要なのよ。
身長と童顔って事以外はごく平均的な私なんだけど、人よりちょっと不思議なことに出会いやすいみたいです。
そんな私が出会った不思議な出来事を、アルファポリスさんという所で教えていたの。
でも、今回、なろう小説さんという所で価格があるって事で出張してきちゃいました。
これからお話しすることは、なろうの読者さんだけに、こっそりと教えちゃいます。
これは本当にあった事なんだけど……誰も信じてくれないのね。
だって、知っている人は誰もいないから……。
何故私が知っているかって……それはこの話を聞いてもらえばわかるかな?
※ 現在、アルファポリスさんで短期連載中の作品の外伝になります。
本編が気になる方はアルファポリスさんへお願いします。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/514826223/808398015
(そのうち余裕が出来たら、こちらに転載するかもしれませんが)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-03 12:04:38
6361文字
会話率:10%
洋菓子店の娘である飛鳥はクリスマスが大嫌い。家業に忙殺されるからというだけではなく、一緒にクリスマスを祝ってくれる人がいないから。
素敵な人との出会いを願う飛鳥の前に現れたのは、アルバイト希望の小田涼音という美貌の女性だった──。
2018年、佐倉治加さん発行同人誌『カメレオンダイアリー』にゲストとして掲載させていただいた、本当にソフトな百合作品を少し改稿しました。改稿してもほんのりとだけ百合です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 01:24:05
13827文字
会話率:35%
私は地下鉄を乗るために、ホームにいた。
そこには誰もいない、それは……?
最終更新:2020-07-25 13:53:33
1287文字
会話率:0%
一つ、雨の日には傘を持つこと。
一つ、傘幽霊に話しかけられたら返事をすること。
一つ、別の地域の友人を招く時は傘を持たせること。
それさえ守っていれば傘幽霊は無害なもの。
守らなければどうなるか?
……今まで守らなかった者がいないの
で、分からない。
駅前に立つ傘を持った幽霊、傘幽霊と呼ばれる彼は雨になると道行く人に聞いて回る。
『……傘、持ってますか?』
その質問に持っていると答えれば去っていく、ただそれだけの無害な幽霊。
傘を持っていないとどうなるのかは誰も知らない。傘を持たずに話しかけられた者がいないから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 21:15:33
5775文字
会話率:54%
突然ですが仮にあなたが受験生だとします。一切努力せずに、一年間遊びまくった受験生だとしましょう。
受験前夜のあなたはぐっすり眠れました。会場でも落ち着いて試験に臨みました。
ですが結果は不合格。勉強しなかったから当たり前ですね。でもあなた
は落ち込みません。
なぜなら自分に期待していないからです。頑張ってこなかったんだから、『落ちるかも』という不安がないんです。
落ちたところでノーダメージです。
不安がなかったのは頑張らなかったからです。
何の努力もせずに、遊んでいたから不安がなかったのです。
もし、この時あなたが頑張って勉強していたら、受験前夜は不安で眠れなかったかもしれません。
不合格の通知が来たら、大声を上げて泣いていたかもしれませんでした。
不安の大きさ=あなたの努力です。
あなたが一生懸命生きてきたから、怖い気持ちが生まれてしまうのです。
落ち込んだり、眠れなくなったり、不安で仕方がなくなったり、
辛い気持ちをアルコールでごまかしたり
上手く行った人に対して、強い嫉妬を感じたりするのは……ごくごく普通なことです。
あなたが落ち込んだり、不安を感じているのは、あなたが自分の人生に対して一生懸命になっているからです。
一生懸命努力してきたから、それを無駄にしたくないから不安を感じているのです。
「大丈夫だ! 大丈夫だ! 大丈夫だ!」と、自分に無理に言い聞かせなくていいです。
あなたは十分頑張っているし、一生懸命に生きています。
努力が報われなかったり、不運にぶつかっても、それはあなたのせいではありません。
それほど不安になっているのなら、あなたが一生懸命だった証拠です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 16:01:50
1879文字
会話率:0%
出会っていないからこそのこれほどの冷酷。題材としては重い内容です。
最終更新:2020-07-09 15:42:02
844文字
会話率:0%
俺は九頭竜倫人(くずりゅう りんと)、高校二年生。
通っている学校では、俺は見下されている。俺のことを知る生徒からは”クズ”と呼ばれ、存在自体を侮蔑と嫌悪に満ちた扱いを受けている。
だが、学校の奴らは知らない。そして想像も出来ないだろ
う。
俺が実は──”日本一のアイドル”だということを。
人気、実力、売り上げ。ありとあらゆる面で日本のアイドル界の頂点に立つアイドルグループ【アポカリプス】、そのセンターを務める”九頭竜倫人”は、実は俺だった。
学校の奴らから見下されているのは至極単純な理由で、正体を明かしていないからだ。普段は”日本一のアイドル”として老若男女からチヤホヤされまくってるので、学校ではせめて誰からの注目も浴びたくないという一心で俺は”ガチ陰キャ”を演じている。
思惑は上手くいき、学校では罵倒される以外はガン無視されるという安穏とした平和な日々を送ることが出来ていた俺。
しかし……そんな穏やかな日々も、幼馴染と行かざるを得なかったクリスマスデートによって大きく変わることになる。この日をきっかけにして、俺は全力で頑張らなければならなくなった。
”日本一のアイドル”九頭竜倫人であることを隠し続けること……と。
”日本一のアイドル”として、悲しみ泣いている誰かを笑顔にして輝かせることを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 18:52:32
609770文字
会話率:41%
「詩」を発表しています。
ツイッターのフォローで出されるお題、(「優しい言の葉」、「詩人の本懐」、「君色の詩」、「フォエム52」、「深夜の2時間作詞」、「言葉の行方(140字小説)」)に沿ったものがほとんどです。
ーーーーー
(
作品一例:「怪我」)
君が思うほど
世の中は美しいもので
満たされていないから
全身全霊をかけて君を守るけれど
何かが君を傷つけてしまう
僕の怪我なら心配しないで
すぐに治るから
君よりタフだから
君より痛みに疎いから
もう泣かないで
君を涙から救おうとしているのに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 23:42:38
16935文字
会話率:55%
今より科学技術が進んだ近未来。
ARやVRが当たり前のように使われているその時代では、ゲームの分野でもそのような技術がフル活用されていた。
小鳥遊 響(たかなし ひびき)はそんな時代に暮らしている一般的な学生さん。
この春からはそこそこ以
上の学力を持つ高校への進学も決まっている。
そんな彼女が中学校の卒業式も終え、一人暇をしていると2つ下の妹に声をかけられる。
何でも、妹はこの春から正式スタートする新作VRMMORPGに参加するらしいのだ。
そんな話をなぜ響にしたのかというと、そのゲームに興味があるなら一緒にプレイしたいという事らしい。
だが、残念ながら響はそのゲームに興味がなかった。
理由はただ一つ、ふんわりモフモフという可愛らしいペットがそのゲームには実装されていないからだ。
そう、響にとって何より大事な事はカワイイモフモフ達との生活を楽しめるかどうか。
そんな響が目をつけたのは『infini fantaisie(アンフィニ ファンテジー)』と言うサービス開始から数年経っている中堅どころのVRMMO。
このゲームにはパートナーという形で様々なペットが実装されていた。
「このゲームでならモフモフとのVRライフを満喫できる!!」
お目当てである『ライトニングシーズー』と呼ばれるワンコを手に入れて、響は意気揚々と『infini fantaisie』の世界へと足を踏み入れる。
全ては至高のモフモフとののんびり生活のために!!
この物語は響がモフモフ達との生活を夢見て活動する、そんな物語である。
「……冒険? お金稼ぎ程度にはやるつもりですが何か?」
※ ※ ※ ※
多分にご都合主義が含まれます。
苦手な方はブラウザバックをどうぞ。
現在不定期連載
ノベルアップ様・カクヨム様に転載始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-11 19:04:32
382710文字
会話率:46%
今より科学技術が進んだ近未来。
ARやVRが当たり前のように使われているその時代では、ゲームの分野でもそのような技術がフル活用されていた。
小鳥遊 響(たかなし ひびき)はそんな時代に暮らしている一般的な学生さん。
この春からはそこそこ以
上の学力を持つ高校への進学も決まっている。
中学校の卒業式も終え、一人暇をしていると2つ下の妹に声をかけられる。
何でも、この春から正式スタートする新規VRMMOに参加するらしいのだ。
そんな話をなぜ姉であるボクに話しかけてきたかというと、もし興味があるなら一緒にプレイしてみないかということだって。
でも、残念ながらボクはそのVRMMOに興味はなかった。
なぜならふんわりモフモフという至高の存在が、今の時点では実装されていないからだ!!
ボクにとって大事なことはカワイイモフモフを堪能できるかどうか。
そこで目をつけたのは『infini fantaisie(アンフィニ ファンテジー)』と言うサービス開始から数年経っている中堅どころのVRMMO。
このゲームでならカワイイモフモフとのVRライフを満喫できる!!
お目当てである『ライトニングシーズー』と呼ばれるワンコを手に入れて、ボクは意気揚々と『infini fantaisie』の世界へと足を踏み入れる。
全ては至高のモフモフとののんびり生活のために!!
……冒険? お金稼ぎ程度にはやるつもりですが何か?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-13 07:04:10
5794文字
会話率:3%
虐めを受け飛び降りようとしていた高校生由美の前に、突然悪魔が現れる。悪魔は、成仏が間に合っていないからまだ死なないでほしいと言う。
そんな都合に付き合っていられない、と飛び降りようとする由美に、悪魔はこう言った。
『もしも虐められている現
状を変えられるかもしれない、と言ったら?』
悪魔の登場によって明かされてゆく驚愕の真実!
あなたは真実を見破ることはできるだろうか…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-11 18:17:24
9530文字
会話率:43%
きっと誰しもが、好きな人に話しかけられたとき、嬉しさを感じるだろう。
春になり、高校二年へと進級した高校生、木枯英斗。
特にこれといった特徴もなく、青春を毛嫌いしているような人間である。
そんな彼にその日、衝撃的な情報が飛び込んできた。
「お前のこと好きらしいぞ」
なんと、一年と二年で同じクラスである山口菜月に好意を持たれているという。
自分へ好意を持つ彼女を放っておけるはずもないと思った木枯英斗は、どうにかしようと考える。
だが、今のままでは決して、彼女の思いが果たされることはないのである。なぜなら、
木枯英斗は、「恋愛感情」を忘れているから。
「好き」という感情が何かを覚えていないから。
彼もまた、それらを理解していて。
二人は、それぞれの目的の為に動き出す。
関係を築いていこうと、動き出した。
そして、そんな中で木枯英斗は決意する。
彼女の好きな人である俺が、彼女を喜ばせる。と。
「自分への好意」を自覚しているからこそ。
彼女の性格や可愛らしさなんかが見えたりする。
そんな、青春ラブコメである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-01 21:00:00
35966文字
会話率:23%