心が壊れ、なにもかもに「無感動」の反応を示す僕――黒雛誠(くろひなまこと)。
ある日、彼は一軒の店に入る。その店先には「あなたの『不幸』買い取ります」とだけ書かれた看板が出された殺風景な外見の店だった。
店へ入ると、そこには白髪の長い髪
に赤い瞳。黒いゴスロリ服をその身に纏った幼い少女が一人黒革張りのソファに座り、煙草をふかしていた。
自らを死神と名乗る少女、イル。彼女がこの名前のない店の主であり、やってくる客達から不幸を買い取っていた。
興味を示したイルは、誠を自身の助手に任命する。そして誠は流されるようにイルを手伝うことになる。様々な来客達と関わっていく中で、イルは誠に自身が「考察」した人間という生き物の愚かさと醜さ、そしてその面白さを語り、誠はその一つ一つに今日も耳を傾ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-03 23:00:00
80238文字
会話率:52%
僕は大学2年のとき、大好きな人の浮気相手だった
自分でも一番辛い選択だとは、思う
けれど、やはり僕は浮気相手をやめられなかった
人間の醜さに僕はどっぷりはまっていった
最終更新:2014-12-18 21:03:35
887文字
会話率:9%
静岡県のとある村__近くを天竜川が流れる小さな村には先祖代々異世界との交流があった。
恐竜が絶滅しなかった『もしも』の世界__
そんな世界に、裏切りに裏切りを重ねられ心が病んでしまった『原田貴利』と言う男が大衆食堂を開いた。
スラムの人間が
常連で、裏路地に存在する小さな店だ。
店の名前は『天竜』下端の女騎手のお気に入りで、美味い飯を出すと評判の店だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-16 17:43:44
18892文字
会話率:46%
見えた 見えた 裏切りが
見えた 見えた 憎しみが
見えた 見えた あなたが、見えた
人の心が見える、聞こえる。とても楽しい楽しい。
人の醜さが見える、聞こえる。とても、汚い。
最終更新:2014-12-02 09:30:39
1846文字
会話率:37%
五の都。そこは不思議な力がまだ少し残る国。王女の予言で国の行く末を治めていた。
五の都の片隅にある街ハナマチ。そこには昔懐かしい風景が広がり、ぽっと紅い提灯が夜な夜な灯り続ける。
遊楽とゆう大きな宿が有名でそこでは美しい女が客をもてな
す。その通りには個性豊かな土産屋が連なり人間も同じく派手で煩く下品だ。
不幸にもそこに降り立った少年がいた。彼は別の世界から来たとゆう。名前も言葉も帰り道さえわからないところを兵隊姿でボサボサ頭の男、波護に救われる。波護は彼に名前を与え、言葉を教え、帰り道を探る手段として自分の仕事、情報屋になることを勧める。
ハナマチの一癖も二癖もある住人と関わるうちに人間の醜さ美しさを知ってゆく兎都。
そして二年後。別世界から現れた少年、兎都を知らぬものはいなくなった。
類稀な身体能力や常人離れした記憶力から才能を認められ、更に犯罪の多いハナマチの抑止力としてその力を発揮することさえあったため裏の住人は兎都のことを「ハナマチの夜を飛び回る白兎」と呼んでいた。
そのことから裏の住人最強の〝運び屋″や、その運び屋の鬼、〝砂鬼″に目をつけられ兎都は追い詰められてゆく。
それは次第に五の都の王の耳にも届き、国を巻き込む大論争へと発展してゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-18 01:25:10
43889文字
会話率:48%
ニキビって奴は、どんなに綺麗に洗い流したって、できる時はできる物なんです。
残しても痛み、潰しても痛む。
気付かなければ気になりもしないのに、いざ気付くと気になって仕方がない。
己の醜さを際立たせる、醜いのに周囲に注目されてしまう、劣等感の
固まりだ。
そんなニキビを潰せば流れる、劣等感はきっと液体だ。
痛々しく禍々しく苦々しく赤々と自己主張するそれは、青春時代の象徴だ。
だから、やはり、絶望はニキビに似ている。
pixiv(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4510431)にも上げてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-02 19:35:00
588文字
会話率:0%
魔法の美しさと醜さを描いたマジカル小説☆彡
最終更新:2014-09-10 23:59:15
3196文字
会話率:47%
創作世界におけるモブキャラついて、個人的に思ったことをまとめてみました。
最終更新:2014-06-28 15:30:22
1761文字
会話率:0%
自分に関するものを全て無くし、身につけているスーツと底無しの好奇心のみを携えた主人公ーーロクはひょんなことからハチに捕まり両手両足を縛られた。そして、残虐なゲームに参加させられた。その内容は【王殺し】。
この世界の王様がいる城に潜入
し、彼の首を取れられれば勝ち、
負けると死ぬというもので!?ーー
ヒトの醜さが溢れる、人を選ぶ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-02 11:12:31
21912文字
会話率:22%
時代が進むに連れてロボットも進化した。
そんな時代に生まれたのがロボティクト。
彼らは人工知能を持ち、会話をはじめとする日常生活を可能にした。
そんなロボティクトの一体である、No.X。
人間の醜さを身に体験した彼を導いた一筋の光。
それが
、彼の人生を変えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-16 22:42:51
205文字
会話率:0%
ある少女と青年の狂気的な愛を中心とした群像劇。醜さと美しさ故に、人はそれに憧れてしまうのか――。
最終更新:2013-12-07 21:00:00
15347文字
会話率:39%
異世界に飛び込んだ
ローカル線の一両編成のディーゼル機関車
普通の佇まいを保っているも
何かが違う
八名の乗客と
一人の運転士
繰り広げられる
極限状態での人間模様
悪魔堂カモメが
如何に人間の醜さを暴きだすのか
少しだげ不思
議で
背中に寒気が走る
カモメワールドの
始まり始まり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-29 23:54:15
20809文字
会話率:37%
主人公は研究所で遺伝子改造された超人。
身体能力と、記憶能力が半端ではなくすぐれている。
なので、新しいことを知るとすぐに吸収してしまう。
そして、研究所から出た主人公は7年間、16歳になるまで様々な事を経験し、世界の醜さ、汚さを知った。だ
が、雪の降る寒い日に、光のような少女と出会う。主人公の暗い瞳をも明るく照らしてくれるような少女に出会う......。
そしてその少女の家に住み始め、一緒に学校へ行き、どう少年がこれから変わっていくかのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-02 00:25:14
1936文字
会話率:48%
異世界に堕とされた一人の青年は、この魔法と剣の世界【オルドワ】で人の醜さを見ていく。
守るべき者達に裏切られ、大切な人が死に逝く。
勇者という名も奪われ、全てが終わってしまう時、彼は
神すら絶望させる力を手にする。
最終更新:2013-08-30 04:07:38
1911文字
会話率:6%
女といふものの神秘性と醜さを描いてみました。
最終更新:2013-07-23 22:28:10
4526文字
会話率:45%
短編集シリーズ 黒の三連星 第一弾。
悪魔が普通に存在し、またその存在を認識されている世界。
人間に紛れて生活し、人間を騙し、人間を誘惑し、人間の魂を奪う――悪魔。人間は悪魔に魂を捧げるかわりに、自らの欲望を満たす。
僕はそんな悪魔
に目を付けられ、狙われることとなる。
そんな悪魔の弱点は人のつながり――人家に入れないこと。僕は家にこもり……主人公である「僕」が悪魔から受ける精神的苦痛に耐え、生き延びることができるか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-08 23:19:47
7262文字
会話率:25%
マッチ売りの少女は、
ただマッチを買って欲しいだけだった。
一本でもいいから、買って欲しかった。
父に暴力を振られても、
大好きだったおばあさんが死んでも、
母が買ってくれた大切な靴を無くしても、
少女は懸命に生きていた。
しかし、彼女
は死んでしまった。
それは、なぜか?
これは、ただの御噺。
人が人を、ただ単に醜さを隠している、
そんな噺。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-27 14:35:07
6933文字
会話率:10%
人一倍醜い少女、満月(みつき)は、生まれてからずっと、クラスメイトや両親などの周りの人々に常に虐げられ、醜さゆえに恐れられる毎日を送っていた。
そんなある日、満月は自らを悪魔と名乗る少女に出会う。
「7つの願い事を叶えてやろう」と言う悪魔を
受け入れ、契約を交わした満月は・・・?
初投稿作品です。拙い文章ではありますが、感想等頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-16 16:01:47
13202文字
会話率:25%
ある村に、大変醜い顔をした、『アンス』という名の男がおりました。
アンスは、とても腕の良い宝石の細工師でしたが、その醜さのせいで村中の人たちから嫌われていました。
そんなある日、自分の顔も、宝石のように、美しく加工することができるのではない
かと思いつきます。
アンスは、毎日、毎日、顔を加工し続けました。宝石のような輝きを得るために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-10 13:11:45
2980文字
会話率:17%
東を目指し歩き続ける旅兄妹は、羽休めのために立ち寄った街の格安食堂で昼食をとることにした。しばしの滞在も視野に入れてはいた二人だが、兄のメギリが格安食堂の裏を便所代わりに使おうとした際、にたにたと笑う不気味な男の姿を発見してしまう。その男の
言動と行動が、人間の醜さと潔さを語ることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-22 13:50:35
3308文字
会話率:45%