閑静な三鷹市内で殺人事件が起きた。
新米刑事の前野めりは現場を訪れ、それがいきずりの強盗の仕業だと思ったが、ベテラン刑事で「第六感の男」椎乙(シグマ)は「知人による犯行だ」と断定する。その根拠を問う前野を、椎乙は三鷹にあるドールハウス工房へ
となぜか連れて行く。そこには今にも倒れそうな顔色の、秘密を抱えたドールハウス作家、日瑠葉心(ひるば しん)がいた――。
※2017年コバルトノベル大賞、二次通過作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-21 23:38:56
74417文字
会話率:30%
或いは無慈悲な、この台風をわたしたちはもっと語らなければならないだろう。セザンヌの太陽のようには出来なくとも。きっと白夜よりも激しく、砂漠よりも刹那的でありながら、わたしたちの資質に大きく染み透っているものを。(第一パラグラフと同じ)
最終更新:2017-08-08 22:08:11
862文字
会話率:0%
翡翠は幼い頃、祖母に「鏡の向こうには、理想の自分がいる」ということを聞いた。その時から、翡翠は鏡を見るようになった。
翡翠は自分の性格が好きでなかった。一人でいることに怯え、人の顔色を伺う毎日。人見知りで、素直な気持ちを伝えらない。変わ
りたいという気持ちはあった。
ある日、周りで廃園になった遊園地の噂が広がっていた。まるで学校を侵食するように噂が広がっていた。
クラスメイトたちはその噂に触発されて、今度の休みの日に廃遊園地に行くことを提案した。翡翠は行きたくなかった。だけど、クラスは完全に行く雰囲気になっており、自分だけ行かないというのは無理な雰囲気だった。結局翡翠も、その廃遊園地に行くことになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-31 23:35:52
6001文字
会話率:52%
無愛想で三白眼で顔色がよくない、家政婦探偵、勅使河原美架(てしがわら みか)が、摩訶不思議な謎に挑む。本格連作ミステリー第二集!
最終更新:2017-07-16 13:20:44
155120文字
会話率:36%
Murdered by the Music! 「ナポレオンを暗殺するために」。ベートーヴェンが封印したという、呪われた歌曲が現代によみがえった?果たして音楽による殺人は可能なのか?ついに明かされる、「北鎌倉事件」の全貌とは。無愛想で三白眼で
顔色がよくない、家政婦探偵・勅使河原美架(てしがわらみか)が、時空を超えた謎に挑む。長編本格ミステリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-03 12:43:04
92270文字
会話率:39%
それが決して聴こえてくる筈のない部屋から、深夜に響くヴァイオリンの音色。バッハのパルティータを奏でるのは、人か悪魔か? →「屋根裏の演奏者」。ダダイストを自称する有力者たちの秘密クラブに、怪盗からの予告状が届いた。→「黄金の聖天」。「アリス
が死んでいるわ。鏡の家で」……高尾山、小仏峠の別荘が、何者かに乗っ取られていた。やがて起こる瓶詰めの密室殺人! →「瓶詰めの蝶々」。無愛想で三白眼で顔色がよくない、家政婦探偵・勅使河原美架(てしがわら みか)が摩訶不思議な謎に挑む、連作本格ミステリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-09 13:07:19
225647文字
会話率:43%
昔から続く古い居酒屋で飼われている老雄猫「ちびさん」。
彼が寛ぐ居酒屋には色んな人がやってきては、与太話をしていきます。
そんな中、顔色の悪い男がやってきて…。
居酒屋×居酒屋飯×猫×人情もの。
な、短編小説。
最終更新:2017-06-24 21:16:03
9548文字
会話率:33%
皆さん初めまして
瑞沢雪…16才、高校2年生です
性格は内気でいつも人の顔色を窺っている臆病者です
この秋から向陽(こうよう)高校に転校する事になりました
いきなりですが貴方は他人の‘‘心’’の声が聞こえると言ったら信じますか?
実は私…人の‘‘心’’の声が聞こえるんです
それで前の学校でトラブルが起きて…向陽高校に転校する事になりました
転校初日クラスの皆に挨拶をして自分の席に行って隣の席の‘‘空っぽな心’’の貴方に出会ったんです
この物語は内気で臆病な私が
‘‘空っぽな心’’の少年と不器用ながらも向き合っていく
そんな物語__今から始まりますっ‼︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-04 21:49:45
14768文字
会話率:7%
唐突な魔王討伐という無理難題! それに呼ばれてしまった不幸な少年「ミライ」! 剣術も魔法もない、人の顔色ばかり伺う彼が勇者になるまでの物語! 苦難も絶望も立ちはだかる中で、それでもミライは生きていく。
最終更新:2017-04-09 23:32:15
30455文字
会話率:51%
彼女は時折、変な歌を歌いながら、ボクの顔色を伺う。
彼女はボクにとって大切な存在だ。だからボクは彼女を守っていく。
どんなことがあっても、ボクは彼女の味方だ。
どんなことがあっても……
最終更新:2017-03-21 08:48:08
284文字
会話率:34%
美緒はいつも許される側の人間だった。
何をしても、たとえ悪くなくても、いつも叱られるのは美緒だった。
姉にショートケーキを食べられてしまっても、
お父さんが約束を破っても、
美緒を援護する人はいなかった。
だから美緒の夢は、『許す側の人間』
になることだった。
しかし、やはり人の顔色をうかがう消極的な行動しかできなくなった。
中学生になった時、美緒は初恋をした。
純君という小学校からの知り合いだった。
同じ新聞部の仲間として、楽しい毎日を送っていた。
しかし、その関係を嫉妬した彰子が、仲を裂く行動に出た。
彰子は近所の子で、幼稚園からずっと一緒だった。
美緒は彰子の存在を鬱陶しく思っていたが、
美緒の母親は彰子に絶対の信頼をおいていた。
美緒の言うことよりも、彰子の告げ口を信じようとした。
ある日、二人の仲を裂こうと思った彰子が
美緒の母親にあることないことを報告したうえ、
純君にも「美緒があなたのことを気持ち悪がってる」と告げに行った。
濡れ衣をかけられた美緒を本気でかばったのは姉だった。
母親にも美緒の正当性を本気で訴えてくれた。
美緒は、姉に促され、純君の家に向かった。
そして初恋の気持ちを伝えた。
姉の胸で美緒は泣いた。
感謝の気持ちと、自分のこれからの想いを込めて。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-01 07:54:36
5673文字
会話率:32%
主人公高倉誠二は、同僚の三浦から高倉の妻有為子が若い男と密会していたと耳打ちされる。最近化粧が濃くなり誰からも若返ったといわれる妻の不倫ではないのかと疑心暗鬼となった高倉は、妻が別の男と絡み合う濡れ場を夜毎妄想し苦悩する。妻が実家の病院へ帰
った日の翌日、高倉は院長をしている妻の弟有一をたずねて真意を確かめる。実家へ帰ったのは有為子に肝臓癌の疑いがあり、その検査をするためだった。化粧がきつくなったのは暗く生気のない顔色を隠すためで、高倉の疑心は杞憂に終わったかに見えたが、検査結果を知らされた当日、事態は急変する。一人息子の出生に関して、夫婦の間には重大な秘密が隠されていた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-11 10:36:39
17301文字
会話率:50%
小学校、中学校と本当に信用ができる友達がいなかった私。
いつも、人の顔色をうかがって過ごしていた。
高校に入って、やっと心のそこから信用のできる友達ができた。
友達なんていらないって、思ってた私が手で数えられるぐらいだけど、友達ができ
てから変わった。
高校生になってから、変わった人もいるんじゃかいか。
そんな、少し複雑だけど大切な友ができた私の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-01 13:19:26
1621文字
会話率:9%
うちのお嬢様は変な事をよく口にする変人で有名だ。
せっかく恵まれた容姿で、家柄もいいのにもったいない…
「騎士!マヨネーズ作ったから味見しなさい!」
「えっ、ちょっ、お嬢様?!なんか変な匂いするんですけdッむぐっ!」
「あれ?顔色がどんどん
真っ青にって…大丈夫!?泡吹いてるわよ!?騎士!?騎士!!」
…もう辞めたい…
そんなお嬢様と初めてあった日の事を話そうか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-17 21:12:30
1480文字
会話率:36%
人の顔色を窺って生きる、自分のことを何一つ誇れないつまらない女学生の「私」がある日、数学教師からの視線に気付く。友達という名の信用できない級友たちの中で一人きりのまま、「私」はその視線の意味を思う。
どんなに些細でもいいから、自分に誇りを持
つということについて考えた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-15 23:47:04
7516文字
会話率:30%
社会人として華を咲かせるために上京して5年―――
変わってしまった僕は自分を諦めようとしていた。
いつからだったか―――
暗い気持がふつうになったのは。
人に会うのが怖くなったのは
家からでるのが苦痛になったのは。
誰か―――助
けてください。
一人ではもう這い上がれないんです。
手を引いてください。
大人だって走り続けられないんです。
話しかけてください。
孤独になるのが怖いんです。
誰か―――
「大丈夫ですか? 顔色悪いですよ」
天国へと向かおうとしていた時に現れた最後の人。
彼女はとても生き生きとした顔で僕に手を差し伸べた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-28 23:00:00
291文字
会話率:13%
廃病院へと肝試しに出かけた4人の大学生達。
探索を終えると、参加者の一人の様子がおかしくなり……
最終更新:2016-07-08 22:27:49
4454文字
会話率:54%
〝自ブログ(http://kigaru.doorblog.jp/)にて公開しておりますが、こちらは縦書きでも読めるので併せて掲載させて頂いております〟
コーヒーに誘われてカフェへやってきた少女。
そこで店員のお姉さんに、「コーヒーが好
き?」と訊かれたのに対し、その嗜好が分からないと返す。
少女は、自身が記憶の一部を失っていることを告げる。
すると店員さんは、「失われた記憶を取り戻したいですか?」と真摯に尋ねた。
少女は思う。私は……私を知りたい。胸中で芽生えた想いは答えとなる。
店員さんは初回サービスと銘打って、彼女にコーヒーを勧めた。
それは不思議なコーヒーで、ミルクを入れれば自ずから渦を描いてミルクコーヒーへと変わる。
「黒いコーヒーはあなたが抱える〝ブラックボックス〟、左に渦巻くミルクはあなたが遡った〝時間〟、現在の色付いたカップはあなた自身が抽出した〝記憶〟――」
飲んだ時の味とともに、過去の出来事も思い起こされるという。
少女が静かに口を付けると、苦い味覚の後、失われた過去がフラッシュバックしてゆく。
真実を知った彼女は、涙を溢しながら、店員さんに話を聞いてもらう。
一年前の思い出、気になっていた三年の先輩、手渡したメアド、返ってこない――……
彼の卒業式、胸元に同じ白いバラ、女生徒の告白、快諾――……
心が壊れそうだった少女は、もう一人の自分を作り擦り付けて、記憶を封印した。
語り終えた彼女は、自身と一緒に、また涙と鼻水でぼろぼろになって嗚咽する。
そんな様子を辛そうに見ていた店員さんが、一つの提案を申し出た。
「苦い記憶を甘くすることは可能です」と。
彼女は水差し型の容器を手に取り、黄褐色の液体をコーヒーへと注いだ。
これを再び飲めば、遠い悲恋の様な記憶へと移り変わっていく。
そう伝えると、少女は恐る恐るカップを持って一口だけ嚥下する。
次第に嗚咽が止まり顔色が良くなって、私はやっぱりコーヒーが好き、と心から思える様になった。
ふと疑問を抱いた彼女が、店員さんの正体を問う。
お姉さんは冗談めかして「元魔法少女」だと答え、少女が年齢を訊くと「企業ヒミツ」と返した。
彼女は、トシマ法少女さんから励ましの言葉を貰い、お互い自然と笑い合うことが叶う。
そうして、少女はまたカフェを訪れる約束を交わし、お開きとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-07 06:00:00
7609文字
会話率:34%
僕の名前は瀬川 小次郎
趣味は小説を書いてネット小説サイトに投稿する事
これはそんな僕の小説書きにおける迷走を書いたお話
注:娯楽小説と言うよりSEKKYOUです
二次小説に限りませんが、ネット小説投稿時の心構え的な物について、思う所
があり書かせて頂きました
プロを目指している方にも必要な部分も出てくる可能性はありますが、基本的にはそう言った趣旨の物ではありません
人気と評価が全てであるならあまり意味のない物です(どちらかと言うと人気や評価と言う顔色を窺う風潮に対する疑義です)
感想を書く側に思う所がある物もありますし、全面的に有効な訳ではないと思います。
しかし、軽度の批判・否定的感想でも過剰に反応している場面をしばしば見ます。
少しでもそう言った感想や批判からの影響に対して「自分の中で消化する」手助けになればと思い書かせて頂きました。
言いなりになった「貴方以外の物語」ではなく、「貴方の物語」「貴方たちの物語」を書いて頂きたいと思います。
ハーメルンにも投稿しています
感想でつまらないとかどうとか言われても、作者にとっての本作品の作成動機から外れるので無視すると思われます 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-27 08:59:47
1035文字
会話率:20%
五歳のとき、ある事件に巻き込まれ、自分の身体が痛覚を失っていることが周囲の大人に知られてしまったレイリ。そして、レイリの体は異常に再生能力が高かった。傷つけられても顔色を変えず、決して死ぬことがない少女は、人間が持つ恐怖と欲望に晒される。
事件の後、レイリは“薬草の魔女”と出会う。彼女に体質のことを相談したはずが、なぜか二代目“薬草の魔女”としての素質を見込まれ、修行を始めることとなった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-12 22:39:04
710文字
会話率:22%
際立って目立つところはなにもないけれど、他人と比べて若干周囲の雰囲気を察することができ、幾分かの気遣いと顔色を伺って過ごしてきた高校生、神楽悠司。とある日、目が覚めた自分の部屋に綺羅びやかな少女、御霊イズミが佇んでいた。彼女は自分が悠司の
想い人であるということを伝え、悠司の周囲に自然と溶け込んでいく。しかし、その日を境に悠司の周りでは少しずつ変化が起きていくのだった。
普段の光景に、見慣れないものが交わる世界へ。
※更新は不定期のため間が空くことはご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-05 20:03:55
4742文字
会話率:49%
周りの顔色をうかがって生きていたくはないのです
キーワード:
最終更新:2015-12-08 10:39:34
264文字
会話率:0%