【ヴァリトス】と【イルメディス】……両国は長く対立を続け、決着のない膠着状態にあった。誰もがそれに絶望し……愛する人たちの為と強く言い聞かせ、折れそうになる心を奮い立たせる。それしか、果てのない死地を歩く術を知らなかったからだ。が――そんな
矢先だった。ヴァリトスが、和睦を望まなくてはいけないほどイルメディスに追い込まれたのは。ヴァリトスを追い込んだ張本人は言う。「ねえ、レイフェル。和睦が欲しいですか?」逃げ道を塞ぎ、私から奪っていく。殺してやりたい。……苦しい。「私は貴女が欲しい」私を見ないでくれ。※更新不定期です。気長な方だけ読むのをおすすめします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-11 17:00:00
33714文字
会話率:29%
民話「姨捨山(おばすてやま)」を、舞台演劇(オペレッタ)用の戯曲にしました。
小学校の高学年向けです。
歌は歌詞のみの掲載です。作曲していただくか、それが無理なようでしたら歌詞の必要な部分をセリフに組み込んで演じていただければと、思いま
す。
殿様と家来はコミカルに、隣国の殿様と家来はシリアスに演じ分けていただけると、メリハリのある舞台になるのではないかと、思います。
また殺伐とした人間の営みを浮き立たせるため、動物はあっけらかんと可愛らしく演じていただければ、嬉しいです。
もし、上演されましたら、感想などいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-30 18:00:00
10511文字
会話率:6%
処女作です。文法等、稚拙な部分が多々あると思いますが、何卒温かい目で……
基本的には主人公が後輩からの猛アタックをいなし続ける話です。あとはちょっとしたバトル要素と、妹要素……それだけで成り立たせるつもりです。
なんだかんだ言っても著者が「
あぁ、こんな可愛い後輩がいたらいいなぁ」とかそういう欲求に純粋に従って書いているので自己満足な部分が多いです。共感していただけたらこれに勝る喜びはないです。
著者が浪人生なので、更新は不定期かつ頻度は少なめだと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-08 21:00:00
6628文字
会話率:61%
西暦二一七〇年、火星に群体生物アムニヴラスが襲来する。火星のタルシス高原通信基地局が、アムニヴラスに侵食され始める。アメリカのタルシス研究センター管制局の石橋は、エリン局長と共に火星の延命に尽力していた。
火星崩壊の前に捕獲したアムニヴ
ラスは、無人ロケットで地球に送られた。アムニヴラス本体も火星から離脱を始める。その際、一匹十センチの体長を持つアムニヴラスが集まり、一つの塊になった。その外見は隕石そのものだった。
隕石は宇宙に向けて飛び出した。行き先の方向は地球。しかし、隕石はワープですぐに地球付近に迫った。その際、規模の大きい隕石も三体増えていた。地球への到達は二週間後に縮まった。
地球ではパニックの最中、九万人を乗せた運搬船を飛び立たせる。逃げる先は近年発見された遠い彼方の惑星ライカ。運搬船が飛び立った後、地球は滅びた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-06 18:52:01
13031文字
会話率:30%
シャイントーそう呼ばれる星があった。
我々の暮らす地球と見た目は同じ。朝日が昇り、夜は訪れる。山がそびえ立ち、海が広がり、大地には木々が生い茂る。様々な生き物が暮らし、ヒトも住んでいるところは我々の世界と変わらない。
しかし、シャイントのヒトは地球のヒトとは決定的な違いを持っていた。
センスーそれは、シャイントのエネルギーとなる力。産まれた時にひとりにひとつ授かる力。地球のヒトで言えば、抽象的だが技術にあたる。
その力は、ときに命を滾らせる火を起こし、大地を彩る木々を芽生えさせ、乾きを癒す水を沸き立たせることを助けた。
その力は、ときにものを創造することを助けた。
その力は、ときにヒト以外の動物と意思疎通することを助けた。
時は201X年
舞台はこの地球
主人公は、日本人の少年と彼を取り巻く人々。
これは、センスを与えられ、闘いの宿命に巻き込まれた少年達の絆を描いた物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-29 22:41:59
10083文字
会話率:41%
小説を書くことについて、私が思うこと。
最終更新:2015-04-24 22:42:23
425文字
会話率:0%
この作品は私・ハルヤマ春彦が実際体験したことを、ドキュメンタリー風に綴った、エッセー&小説です。
多少、小説の要素もありますが、結論を早急に出し、問題提起をしなければならないドキュメンタリーの要素が強い作品です。従って、読んでいて、
ワクワクして、全身を奮い立たせるようなものではない。つまり、文学的作品ではないということです。気力・体力がありましたら、他日、描いてみようと思っています。
6年前に、メインバンクの策略によって、破産に追いやられました。
30年間経営した会社を取引銀行の支店長の友人に営業譲渡させられたのです。
彼等は私と私の妻・子供たちを奈落の底に突き落としました。
私は生活保護を受ける身となり、家族から離れて、独居しています。
だからといって、貧乏を売りにするつもりは、まったくありません。
念のために。又、破産したのは、勿論、私自身にも問題はありますが、お前の自己責任だよと嘯き、為政者にとって好都合で低俗・無知蒙昧な輩(蒙昧主義者)に対して、理解を求めたいとは、全く考えていません。何故なら時間と気力・体力の浪費以外のなにものでまないので。これは社会的仕組みの中に、客観的で深刻な問題が存在することを指摘しておきます。
私は元来、オプティミストなので、思いっきり、人生を楽しむためにも、先ず、私の周辺で起きたことを明確にして、すっきりしたい。そして人生を思いっきり楽しみたいと、思っています。皆さんのご意見を聞けましたら嬉しいです。現在は稼げない、自称、ストリート・ミュージシャンです。伝統文化をこよなく愛しています。2年前に京都四条大橋の出雲の阿国銅像前で、大飯原発再稼働に反対して、路上ライブしたこともあります。土の匂いのする音楽が大好きです。日本の童謡・懐メロは当然として、フォルクローレ・ポルトガルのFADO・ロシア民謡などは私を癒してくれます。
読んでくださいね!宜しく! ハルヤマ春彦
また、童謡懐メロのライブもしています。下記URLまたは、You Tubeで視聴できます。
童謡懐メロの音声
https://www.youtube.com/watch?v=v9n7dYN76L4
京都四条大橋阿国銅像前でのライブ活動(大飯原発再稼働に反対して)
https://www.youtube.com/watch?v=sG_uIvgj6vk
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-31 22:05:19
136175文字
会話率:2%
学年のマドンナに恋する高校2年生、相葉 空人はある日、神様に呼び出される。
「最近のラノベの主人公モテすぎだよね? だから開き直ることにしたんだ」
そんなわけで、ハーレム主人公にご不満を持つ神様は空人に
『ハーレム専用のチート』と『相
棒となる妖精』を与えて、異世界へと旅立たせる。
規格外のチートを持つ異界人たちと魔王が戦争をする世界で、頼れるのは武器化するド変態妖精のみ。
自身の弱いチートに嘆きつつも、元の世界に帰るために空人は異世界を生き抜く決意をする。
本当のチートは『最強の武器』とも気づかないまま……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-29 06:00:00
206653文字
会話率:31%
乃菊が殺されてしまう夢を、乃菊も国也も見た。
ふう美がいなくなって、5人となった大人少女23。乃菊は、頭の怪我が完治していないが、仕事に復帰していた。
ふう美とのことで、乃菊に好意を寄せる亜美。
そんな中、国也の誕生日が近づく。忙しい乃菊が
国也のためにサプライズを計画する。国也は、乃菊が愛する4才の時からの待ち人を気にしながら、保護者として付き合う。
そして誕生日当日、乃菊が、最悪の事故に遭ってしまう。
生と死の狭間で彷徨う乃菊を蘇らせるため、最上が国也を奮い立たせる。
国也は、乃菊と自分との出会いを振り返り、二人の縁を追いかける。
乃菊は、蘇るのか?二人は、結ばれるのか?過去の清算編のスタートです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-11 00:41:05
84310文字
会話率:59%
「心無い行動をとる奴って、要するに心がないんだろ?」彼はその端整な顔立ちを際立たせる切れ長の目に悲哀を滲ませて、「犬だって、三日飼えば恩を忘れないらしいじゃないか」と言った。
私が言葉を返せないでいると、彼は一転して明るい表情を作り「僕は、
そういう奴は人間じゃないと思うんだ」と続け、「要するに、お前は犬以下の存在ってことさ」と微笑んで告げた。
それは、私が見た最後の人間の顔となった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-02 18:14:01
4591文字
会話率:21%
こどもたちがなかなか寝付けないでいると、そのこどもたちの前には決まって一人の男が現れた。
彼は自分は「語り部」だと名乗り、黒い本を片手に今日も、こどもたちを夢の世界へと旅立たせるのだった――。
* * *
こどもたちが寝つき、夜もふけ、
本当の“夜”が始まったとき。
――HAPPY END?
――BAD END?
彼はいったい、こどもたちをどちらの世界に引き込むのだろうか――?
2015.12.14《冬の童話祭》に参加いたしました。
■「星空文庫」に投稿していたものをこちらで再投稿。星空文庫様では「語り部さん。」というタイトルでした。
■ジャンルは「ミステリー」「童話」「ホラー」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-12 20:59:13
2604文字
会話率:21%
ニキビって奴は、どんなに綺麗に洗い流したって、できる時はできる物なんです。
残しても痛み、潰しても痛む。
気付かなければ気になりもしないのに、いざ気付くと気になって仕方がない。
己の醜さを際立たせる、醜いのに周囲に注目されてしまう、劣等感の
固まりだ。
そんなニキビを潰せば流れる、劣等感はきっと液体だ。
痛々しく禍々しく苦々しく赤々と自己主張するそれは、青春時代の象徴だ。
だから、やはり、絶望はニキビに似ている。
pixiv(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4510431)にも上げてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-02 19:35:00
588文字
会話率:0%
高校の入学式で幼なじみに告白し、断られてから約一年。
あきらめることが出来なかった俺は、
幼なじみに、「それでも、お前が好きだ」と言い続けてきた。
顔を赤らめたり、ときには、恥ずかしくも嬉しそうな顔をしてくれるのに
それでも、アイツは俺を
受け入れてくれない。
でも、そんな関係でもいいかな…と最近は思うようになっていた。
これから始まるのは、無駄話研究会という身内サークルでの、一泊二日の合宿。
少しの期待を胸に抱きながら、友達との気楽な馬鹿騒ぎを楽しむことにした。
【作品の方向性】
ツンデレを一番引き立たせる要素は何か?
その点を追求してたどり着いた、一つの答えです。
あと、ハーレムものを描いて見たくて挑戦しました。
ほのぼのな馬鹿話を気楽にお楽しみください。
【こんな人にオススメ】
・ツンデレ
・妹
【注意】
改題前は、「めるらぶっ!」という名前で公開しております。
既読の方は、ご了承ください。
更新予定は2~3日に一回の予定です。
待ってられない人は、ぜひぜひ本家までお越しください。
【本家】http://blackgamer.sakura.ne.jp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-06 20:00:00
73742文字
会話率:42%
小説を書こうと思って書き始めたのが2年前。
ここまで書いて止めてしまいましたが、改めて創作意欲を奮い立たせることが出来れば。と思い投稿してみました。
どんな意見でも結構です。
何かしら感想など頂ければ有り難いです。
あらすじとしては1
0代の少年の成長ものとして書いていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-16 23:58:15
7546文字
会話率:12%
隣の席の半田を好きになって2年目の渡辺に訪れた転機。それは渡辺を苛立たせるものだった。
最終更新:2014-03-15 00:18:20
3668文字
会話率:13%
文久三年二月四日、その日伝通院は黒山の人だかりとなった。『浪士組』への志願者が招集されたからだ。その数は二百人を優に超える大規模なもので、しかも身分を問わぬばかりか犯罪者ですら受け入れるという組織だった事から、粗末な服装のごろつき紛いの人
種も少なくなかった。
そんな中でも一際目立つ男が居た。年の頃三十五、六。色白だがその背は高く、かなりの目方がある厚い肉体だが、肥えているという印象は感じさせない。顔立ちも精悍そのもので、豪傑の風格を備えていた。
中でも彼の印象を際立たせるのが、その手に固く握られた一振りの鉄扇だ。それは実に三百匁にもなる代物で『盡忠報國之士 芹沢鴨』と刻まれている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-12 01:38:09
21974文字
会話率:25%
仕事帰りに機嫌よく原付で帰っていたら…あれ?ここってもしかしてぇぇぇ!?
よくあるトリップものです。
勢いだけで書いてますので更新が鈍亀…終わってから投稿するつもりでしたが進まないので自分を奮い立たせるために投稿します。
最終更新:2013-12-29 20:23:45
13648文字
会話率:23%
あの人の手を放したのは、自分を立たせるため、あの人に、甘えて寄り掛からないため。
けれど、だから、あの人をヒトリにしてしまった。
放した手はもう届かない。
「Flat」番外編「ARICA」と同軸となります。「Flat」、「ARICA
」を読まなくてもこちらだけでお読みいただけます。【noteにも公開中】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-25 06:00:26
806文字
会話率:55%
勤めていた工務店が倒産し、職を失った大工の幸二は、空き巣に身を落としていた。 ある日、幸二は、目に障害を持つ盲目の少女、あゆみのアパートに忍び込み、間接的にあゆみと知り合う事となる。 あゆみは、幸二が空き巣の常習犯である事を知らない。 現在
、中年である幸二は、年甲斐も無く、あゆみに好意を持ち始めた。 そして、あゆみもまた、幸二を意識し始める。 自分の正体が、あゆみに露呈し、それによって、あゆみを失ってしまうのではないか、という不安に、幸二は悩む。 幸二は、あゆみの前から消える事を選択した。
数年の時が流れ、土木作業員として、何とか立ち直った幸二。 ある日、偶然に、あゆみと再会する。 あゆみは、手術により、視力を取り戻していた。 だが、幸二を見た事がないあゆみには、幸二が分からない。 幸二は、再び、あゆみの前から去って行った・・・
数日後、ふとした事から幸二の存在を知ったあゆみは、幸二のアパート前に立った。 過去は詮索せず、事実を胸に秘め、幸二はあゆみと暮らす事を決意する。 夢のような日々が始まった。 だが、運命は幸二を旅立たせる事に・・・
瑠璃の街に生まれ、育ち、知り合い、暮らした幸二とあゆみ。 今尚、瑠璃の街に眠る幸二を慕い、身に宿る新たな小さな命の誕生を心待ちにするあゆみが、微笑みながら呟いた。
「 この街が好きなんです・・・ 」
他のサイトに置いてあった作品ですが、校正・加筆を加えてリニューアル連載です。 宜しければお付き合い下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-23 16:18:33
61867文字
会話率:36%
ハサミムシのメスが命懸けで子供を巣立たせるまでのお話と、子供を道連れに心中しようとした母親がそのハサミムシの亡骸を見て思い留まる話の二部構成。【注意】昆虫が登場します。残酷な描写はありませんが、コブハサミムシは母食いをする習性がありますので
苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-11 20:51:02
3626文字
会話率:37%