私はいつも同じ場所の夢を見る。
最終更新:2019-08-23 23:49:49
3371文字
会話率:2%
あれは高校生の頃。私がたった一人で文芸部にいた頃のお話。
部員でもないのに決まって遅れてやってくる「彼」と、私はいつも放課後を過ごしてた。
耳元の連星。夜空の宝石。銀河鉄道とは言えないけれど、でも、綺麗なお話なのだと思う。
これも
きっと独りよがりで、だからこそいつかより素直な物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-17 10:26:12
1871文字
会話率:32%
私はいつものように大熊と仕事で、島をまわっていた。
その途中で、本来であるならば、扉が釘で打ち付けられていて開かない廃墟の扉が開いたのである。
そこから不思議な事件へと巻き込まれていくのであった。
初めての長編であり、慣れない部分
もありますが、ぜひ読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-29 20:21:48
434文字
会話率:8%
「うわ、マジで和と洋が一瞬でできたわ。おばあちゃん、これほんとスゴイね」
「上手にできたなあ。カノンちゃんの作ったシチュー美味しそうだわ」
「って、ルー入れただけだからっ」
すると、おばあちゃんは笑って、言った。
「ばあちゃんだって、野菜
切って、水で茹でただけだがね」
おばあちゃんはユリが作った肉じゃがの味を見ながら、ぽつりと言った。
「料理なんてそんなもんだ」
✳︎✳︎✳︎
私、堂本カノンと羽崎ユリは高校の天文部に所属する二人だけの部員。ちょっとだけ離れていると感じる母と私の距離。そんな時私はいつも、夜の空をこの胸いっぱいに吸い込んで満たしている。顧問のマッチャンやユリのおばあちゃんとの交流を大切にしながら、今日も私は星空を喰らう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-18 09:23:02
9313文字
会話率:47%
毎日、何となく過ぎていく日々に嫌気が差していた休日の午後。
私はいつも通っている馴染みのカフェにいた。
そんなとき、店長が私にあるものをくれた。一件のカフェで起こった、ちょっとしたストーリー。
最終更新:2019-06-16 03:21:23
1892文字
会話率:41%
カスティーナ・ラスベル嬢は次期国王であるバーバリ皇太子殿下との婚約締結、というところで、それを破棄する。
「え、私、レオンがいい」
理由はその瞬間に、この世界が乙女ゲームであることを思い出したからだ。そうして彼女はその場で、バーバリの弟
である、レオン王子との婚約ルートに入っていく。しかしそれは、彼女の人生ハードモードの始まりだった。
「ダメだァあァッ!ありゃァ!」
冷え切った家族の関係。
「兄さまのために、俺は死にたい」
婚約者の兄に対する盲信。
「っ俺の全部、ひっ、つかってくだしゃいっ」
突然のマゾヒスト。
「お嬢はもっと、俺たちに愛されているって自覚してくれ」
拾い上げた命とその成長。
「私はいつもあなた様のことだけ考えております」
アウトオブ眼中の執事からの無駄に重たい忠義。
「今からは、俺のものだ」
破棄したはずの元婚約者の思惑。
「人は誰しも恋に跪くものです」
悪役令嬢となった彼女と、彼女を取り巻く人々、それぞれの感情が交差する、異世界ラブコメストーリー。
pixiv投稿作品 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10372937
裏サンデー異世界マンガ原作コンテスト投稿作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-07 13:28:41
38409文字
会話率:77%
私はいつも彼のために食事を作り彼の帰りを待ち続ける生活を送っていた。しかし平穏な日常がはある「事実」によって崩れ去ってゆく。
最終更新:2019-06-06 00:42:58
2269文字
会話率:0%
昔から仲良しだったこーちゃんと私。中学の頃から「付き合ってる」と噂されるのが嫌で少しずつ距離が開いていった。そんなふたりが久々に駅前のケーキ屋さんでチーズケーキを食べることに。ものもらいができたせいで視界が悪い私はいつもと違う世界を見る。
最終更新:2019-04-24 23:22:11
1467文字
会話率:41%
信号が青に変わった。
ゾッと四方八方から響く靴の音。
私はいつも通り、イヤホンを耳にさし、無作為にスマホをいじっていた。
流れてくるジャズは私の心を踊らした。
つまらなかった日常の光景が一瞬だけ光り輝いた。街灯はスポットライト、人々の足音は
喝采の拍手。
心の高揚は止まらない、そこのあなたでいいから私と踊りませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-30 23:29:47
635文字
会話率:0%
若葉はかっこいい。
小学五年生の時に転校してきた彼女に私はいつも助けられている。
中学になって疎遠になっていたけど、ある日彼女から連絡があった。
不要物の焼却処分を手伝ってほしい、とのことだ。
彼女と一緒に河川敷で焚き火をしていたら、かつて
の思い出が甦ってきた。
若葉との青春はけして明るいものではなかったが、私にとっては大事な宝物だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-08 07:00:00
5204文字
会話率:22%
気まぐれに山を降りては、麓で子供たちと戯れる。どれだけ仲良くしていても、皆七つになると私のことは見えなくなり、そしていづれ私のことを忘れてしまう。
世界が茜色に染め上げられた黄昏時、私はいつものように遊んでくれるような子供を探すために麓へと
降りて行った。
そして私は一人の少年と出会った。
******
一人の神と人間の少年との少し不思議なほのぼのファンタジー。中編です。
3月19日より、毎日19:00に更新です
**********
最終話、トゥルーエンドを更新しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-06 19:00:00
50398文字
会話率:47%
私――木藤優子には好きな人がいる。
いつからだったか――もう覚えていないくらいだけど、ずっとずっと好きだった。
彼女は私のことをクールでかっこいいと言うけれど、そんなことはない。
私は伝えたいことも伝えることのできない、臆病者で卑怯者だ。
そんな私を好きになってくれる人がいる。
同じ性別――女の子だ。
何度目かの告白を受けて、私はいつものように断った。
とても勇気のあることなのに、私はそれを受け入れなかった。
好きな人の名前は、佐田明花。
小学校からの幼馴染で、中学校も高校もずっと一緒。
そんな明花が私の告白の現場にやってきた。
これでもいつものことで、明花はいつものように私を茶化してくる。
けれど、それでいい――その関係が維持できていれば、私は構わない。
ずっとそう考えていたからこそ、私は臆病者で卑怯者なんだ。
けれど、今日は少しだけ違った。
勢いみたいなところもあるけれど、私は明花に対して一歩踏み出したのだ。
※pixivで開催されております『百合文芸』にも投稿している作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-20 21:34:53
4900文字
会話率:52%
この物語は(私は今、どうしてこんな仕事をしているんだろう?)とか(会社辞めたいな〜)と思っている人に読んで頂きたい!そういう人に向けて書かせて頂いた小説です。
私は今している仕事に不満を持ち、世の中のあらゆることに興味を示すこともなく
なってしまった…
勝手に日が昇り、勝手に日が沈んで、勝手に時を刻む。そうしていつの間にか私はもう27だ…。
現実は苦しく暗いものだと知った。
私のこれからの未来に希望が、光が見えない。
会社の帰り道、私はいつものように自暴自棄になり、頭の中でこんなことを考えていた。すると急に私の足元を、不思議な雰囲気を持った綺麗なエメラルドグリーンの目をした黒猫ちゃんが、私を追い抜いていった。私はなぜかその時無性にその黒猫ちゃんが気になり、私は猫ちゃんの後をついて行った。そしたら猫ちゃんは森の中にある誰も知らない奇妙な公園へと入っていった。
そこから物語は奇妙に動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-23 08:54:28
175288文字
会話率:43%
胡蝶の夢という話がある。はたして自分は蝶の夢を見た人間なのか、人間の夢を見ている蝶なのか・・・。つまりそういうこと。私はいつも夢を見る、剣と魔法のファンタジー世界。私はそこでカインという名の少年だ。小さい頃からずっと・・・。今でもわからな
い。私があの世界を夢見ているのか、あの世界の少年が私を夢見ているのか。
(胡蝶の夢という話があるらしい。僕の世界では存在しないその話。僕は夢を見る。科学が世界を支配する不思議な世界。そこで僕は彩という少女で・・・。今でも時々わからなくなる。僕が彼女の夢を見ているのか、僕自身が彼女の夢なのか)
彼の世界と私の世界は共通点がある
(彼女の世界と僕の世界は同じ部分がある)
それは家族
(それは知人)
私以外の世界の人々
(僕以外の住人)
二つの世界はリンクしている
(二つの世界は繋がっている)
私だけが違う
(僕だけが別だ)
二匹の蝶は舞い踊る。その命が尽きるまで・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-30 23:09:34
16153文字
会話率:34%
気がついたときにはいつも見知らぬ場所へ迷い込んでいる私。
私は迷子の達人だ。
迷子に気付く直前まで、私はいつもある女の子と一緒にいた。
第九回三題噺コン提出作品
「マグネット!」三題噺コン提出作からの転載です。
お題は「達人」「雲」
「帰り道」3000文字以内
にけ作:小説家になろう マグネット! アルファポリス カクヨム 連載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-23 12:58:05
1684文字
会話率:12%
私はいつもそうだった。悲しい。つらい……。
最終更新:2018-07-30 16:21:59
290文字
会話率:0%
私はいつもあなたのことを愛してきた。
だからどんなことにも耐えられる。
そう思っている。
だから……お願い。
私の事もちゃんと愛して欲しい……
最終更新:2018-07-24 20:37:18
32326文字
会話率:51%
あいつとたまたますれ違い昔の事が鮮明に思い出された
…いや、きっとあいつとたまたますれ違わなくても私はいつもあいつを思い出している
今でも私の中からあいつは消えない存在であった
最終更新:2018-07-07 00:34:30
4910文字
会話率:25%
ある国に独裁者がいた。それが私である。
強権で民衆を押さえ込んでいた。暴力、暗殺。リーダーは孤独である。誰も私の苦しみなどわかりはしない。私はいつも悩んで疲れていた。気がついたときには自分が望まない生活をおくっていた。
ある時、弟が一体
のロボットを連れてきた。
そのロボットは秘書のように私に付き従った。はじめは雑用係として使っていたが、弟のいう録画機能が気になった。頭のボタンを押して、背中を合わせると、ロボットから見た自分の姿を記憶として得られる。その機能を使う事で、結果として自分が抱えていた問題を平和的に解決することになる。
浪費家の愛人、ほったらかしの家族。
一度その録画機能を使っただけで、自分の意識が変わり、ロボットが本当の姿に戻ろうとする私をサポートしてくれた。潜在意識にだけ描いている、自分が本来のぞんでいる姿に自動で導いてくれる。
自分ナビゲーション「第三の目」、それがそのロボットの商品名だった。
ソレを使い始めて五年もたった頃には、私も国民も幸せになっていた。
★★★
別の作品がBOOKSHORTSさんのLOVE KAMATA AWARD 第2期優秀作品に選ばれたので、記念で新しい作品を書いてみました。自分ではヒューマンドラマのつもり。そちらとは全く別の作品です。こちらは、発表みてからあわてて書いたので後日改稿するかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-01 12:17:16
10251文字
会話率:28%
昼休み、私はいつも同じ場所へと向かう。その日は雨が降っていた。私は普段と同じように、景色へと視線を泳がせる。すると突然目の前に、女性が現れた。
最終更新:2018-06-15 07:00:00
1433文字
会話率:61%