京・栂尾高山寺の、明恵上人と寺男の三郎、与一の茶農のお話。三郎は茶づくり名人だったので、そのやり方を盗み見てやろうと思った与一だったが、茶畑での手入れ方法は、自分と何ら変わらない。しかしある年、普段通りに管理した与一の茶畑は、八十八夜の茶摘
み前、茶の木が次々と枯れ出し、収量も品質も最悪だった。
枯れた茶の木を抜根したり、残った茶の木を剪枝して茶畑の再生をしていたとき、手伝いで来ていた村の者が、なぜ枯れたのか、残った茶の木も、なぜ勢いがつかないのか、その理由を申し述べた。それは実に単純な理由で、そんなことで茶の木がタメになるのか、と与一は驚いた。
次の日、自分に意見をしてくれた男とは会えなかった。その男は、三郎の畑に据えられた茶畑地蔵だったにちがいない、と与一は思い、自らもお地蔵をつくって、お地蔵の大地の力を念じて再生作業をし、茶畑を復旧させた。古典的な因果応報、自業自得、勧善懲悪系のお伽話。
文末に【教訓】をつけた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 09:12:11
4714文字
会話率:23%
世の中の幸せと苦しみは常に同量で均衡が保たれており、幸せを運ぶ【クシュエ】と苦しみをもたらす【ペーダ】でよって世界の運命は定められていた。
メイン大陸を二分する大国であるアヴェルダ連合王国はこの世の理を支配する”隷術”と強大な力を持つ”異
界の者”を駆使して世界統一を狙うブルートー共和国との間で激しい戦いを長い間繰り広げている。
ブルートー共和国は自国内の苦しみを”罪深きもの”と呼ばれる聖職者に一手に背負わせる事で泰平を維持し、幸せと苦しみの化身であるペーダとクシュエは世界のコアと繋がることが出来る祈り子によって操作され、幸福の多くを権力者が牛耳っていた。
アヴェルダ軍の兵士であるシャザールは同じ境遇から将軍となったバルザックに憧れ、自身も大きな戦功を上げるために近代隷術の一つである法剣を駆使して戦地を駆け回っていた。
ブルートー共和国が秘密裏に建設していた鉄道を破壊したシャザールはその功績が認められて中尉に任命され、黄泉渡りの要の拠点であるクリオにて罪深きものであるセフィリアと出会う。斬首されそうになったセフィリアを間一髪で助けたシャザールは自らが苦しみを一身に受ける事で世界に幸せを届けると考えるセフィリアの思想に違和感を持ちながらも惹かれていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-09 06:51:35
52659文字
会話率:32%
突然、元かのを見つけて、戸惑う男のお話。
声をかけるか、かけないかの葛藤を主とし、草食系男子の心情描いたつもりです。
最終更新:2020-06-01 22:14:26
1827文字
会話率:17%
明日、高校に入学する予定だった少女、天音アイはうっかり異世界に迷い込む。
その世界で初めて会った少女エンジェは「悪役令嬢」と呼ばれる存在であった。
少女と仲良くなったアイはその運命を回避するためにエンジェと共に奔走する。
※恋愛に至らない
百合未満くらいの予定です
※BL要素は見る人によってはそうかな…?くらいの感じ予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 10:50:34
60710文字
会話率:29%
祖父の部屋を掃除していた鬼灯マコト(オネエ系男子)は、突然異世界に召喚される。
マコトを召喚した相手は魔王ダルクであった。
魔王は“ある願い”を叶えるため、マコトを召喚したのだが、その願いとは『殺すこと』だった。
※相当のんびり更新予定で
す
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-25 20:55:40
19032文字
会話率:33%
ある日、凪は叔父から衝撃の宣告を受けた。
「お前のこと売ったから」
そう言われフリマサイトを見せられるとしっかりと売られてた。しかも既に売れていた。
凪は叔父と一悶着あったあと仕方なく凪を買った人の家まで来ていた。
凪を買
った人というのはクラスメイトの彼女
彼女には色々と秘密があるみたいで……
こうして、凪と彼女の奇妙な同棲生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 20:48:22
7373文字
会話率:52%
昼は母が見守りましょう
昼は母の腕の中で自由に過ごしなさい
母は悪を赦さない
それは規律という絶対の統制
夜は母の眠る時間
夜は犯罪者の時間
眠らず起きてる悪い子は誰?
──これは、六人の少年少女の、ある一週間
※過去に投稿して
いたものを加筆修正しております。
殺人や虐待等の残酷描写が含まれますが、犯罪を推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 09:53:32
81258文字
会話率:53%
──ひとりぼっちの寂しい魔導師は
いつか大切なものに出会うのだ──
最終更新:2020-03-03 18:26:54
53830文字
会話率:60%
冒険家の子どもとして生まれたユーリエとフローディ。一方は両親と同じ冒険家に、一方は俗に村人Aと呼ばれる「村の旅人案内人」に憧れていた。
出会い、別れ、再会。
自分の夢と向き合うことで得られるものは、平穏か充足感か。
始まる、二人
の冒険譚。
※数年前の作品を加筆修正、推敲したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-23 08:21:39
95394文字
会話率:61%
文明と隔離された独自の文化や価値観を形成するとあるカルト村に生まれた主人公は、ある日、村の外の世界に興味を抱く。
主人公は村の外の情報を得ようと、とある巫女に接触する。その出会いが2人の運命を変えてしまうことになる。
この作品は「カクヨ
ム」「星空文庫」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 02:30:46
9258文字
会話率:31%
濃い色、深緑、抹茶オーレ、たまにはいいのかな
最終更新:2020-05-10 18:00:00
433文字
会話率:0%
学園で50年に一回起こるバトルロワイアル
最終更新:2020-05-09 12:00:00
1103文字
会話率:75%
今日は”抹茶”のことについて書いてきました。自分が好きなことについて記述するのは楽しいですけど、深いところまで書き込んでしまって読みにくくなってしまうのがネックですね。今後も、もう少し気軽にその分野の入り口まで案内できるような文章を書いてみ
たいですね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 21:00:00
1204文字
会話率:13%
その場を誤魔化し繕う事を指す慣用句「お茶を濁す」
これはかつての庶民が安価な緑茶を高級な抹茶に見せようとかき混ぜてわざと濁していた事から来ている。
最終更新:2020-04-16 22:18:08
2242文字
会話率:29%
親方!?人生の原点と言われる親方!
最終更新:2020-04-14 17:56:06
205文字
会話率:0%
今日も抹茶は美味しい。
ただただ抹茶が好きで、お茶を愛している普通の高校生。
皇司 花奈オウジハナ
そんな俺が異世界に飛ばされた話。
個性が豊かすぎる友人達と王道???な展開。
今日も俺の日常は楽しい。
そんな日常を崩しそうな、
、、
魔王?ぶっ飛ばす。
うざったい勇者?消しとべ。
王?むしろ跪け。
今日も俺は俺の生きたいように生きる、ただそれだけだ。
エブで連載中。
注意:台本形式
初投稿作品のため至らない点多いと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-18 21:50:31
100573文字
会話率:47%
窓辺に座る少女は日記を書くのが趣味である。
抹茶ちゃんと呼ばれる彼女が記したものの内容とは……。
最終更新:2020-02-20 20:11:42
512文字
会話率:4%
ああああああああああああああああああああああああああ
最終更新:2020-02-17 06:08:37
4156文字
会話率:36%
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
最終更新:2019-09-09 17:49:29
2823文字
会話率:9%
ああああああああああああああああああああ
キーワード:
最終更新:2019-09-02 16:46:12
1308文字
会話率:8%
主人公の皇神 新が幼馴染の小野澤 咲と一緒に学校に向かっていたら、横断歩道を渡ろうとしている女の子がトラックに轢かれそうなところを見て、なんとか間に合い女の子を助け出せたが自分は間に合わず諦めかけた時に目の前が光だし…
最終更新:2020-02-09 15:55:28
924文字
会話率:28%
幼い頃から妹には大きな力があった。
そんな妹を守るため兄は自分の持っていた自身の力を失った。
それでも兄は笑った。
「守れてよかった」
と。
妹はそんな兄に一生かけて着いていくと決めた。
守られたその力で。
そして兄もまた
妹を守り続けるために力を欲した。
そして異能な力を手に入れた。
魔法科学世界ローランド。
神によって魔術と科学が造られたとされる世界。
魔術と科学により成り立つ世界でとある兄妹2人が織り成す物語。
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※初作品となりますので拙い文章だと思いますがアドバイスなど頂けたら幸いです。
※この物語はフィクションです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-04 09:00:00
192387文字
会話率:36%
私ここあ(17)は現代兵器を持って異世界を生き抜きます!
色んな苦労をしながら四苦八苦生き抜く物語です
魔法何かには負けません!モンスター何かには負けません!魔王何かには負けません!
はたして、そう上手くいくでしょうか?そんな女の子
の物語です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-08 21:00:00
103560文字
会話率:64%
10年前、突如、東京都庁に地下ダンジョンが現れた。各国はこぞって最強部隊を送り込むが、ダンジョン内では現代兵器が使えず、攻略できたのは1階層のみ。多大な犠牲を払ってもアタックを繰り返す国や企業。それは何故か。ドロップするファンタジーなアイ
テムがあまりにも規格外だったからだ。人の欲望は果てしない。
このまま攻略できないのかと諦めかけた時だった。出現するモンスターを倒して力が得られることが分かったからだ。しかし、誰もが力を吸収できる訳ではなく、適正がある者だけ。その者達をダンジョンアタッカーと呼ぶ。ただし世界で400人もいない。
日の出高校2年今市純も異世界帰りのアタッカーだった。ある力を取り戻したくてダンジョンに挑み続ける。そして、もう1人、日出高校1年にして新人アイドル塩坂瑞希。純の幼馴染でもある。彼女にはトップアイドルになるという夢があった。アタッカー適正を持ってしまったがために、夢を掴み取るにはダンジョンに挑まなければならない。
2人の青春と冒険が絡み合うアタックがここに始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-30 18:07:29
88304文字
会話率:49%
ごく普通の高校生飛田孝介は最近誰かに狙われているらしい。トラック轢かれかけ、殺人鬼に追い掛け回される日々に疲れた孝介は安全地帯を求めて街を彷徨うのだった。
最終更新:2019-10-22 18:00:00
3582文字
会話率:41%