深い闇の中、遠藤は微かな光に手を伸ばした。触れると今にも消えてしまいそうだが、確かにわずかな感触があった。そして暖かかった。それはぬるま湯にも満たないぬくもりだったが、遠藤にはその暖かさが、寒さの中、自分を包み込む陽の光そのものに感じられた
。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-12-30 01:22:14
797文字
会話率:0%
豪商、大地主がお大尽なんて呼ばれて、そこの石畳を闊歩してた残り香が未だまだ漂って、午ひる下りになれば、お天道さんが傾くのとは逆に通りばかりか路地まで花街の色香が、ジトッと湧いて時分の話さ。初めて耳にしたときは、どこぞアタマの温あったかくな
った女の拵えばなしだとみんな思ったね。
家路へと歩き出すと、気配だけが二間と離れずに付いてくる。虫食いの明かりばかりの闇夜の道で、振り返らなくてもおとこの履き古して抜けた白いズボンから形の良いお尻が小気味よく左右に揺れているのは、わかっている。
翌朝、すぐに、そいつが鼻腔を擽ったくすぐったんだ。「お粥たいたから、食べようか」
鍋の蓋を開けると、開けるまでじっと中に潜んでいた蜂蜜の匂いが白い湯気と一緒になって四角い部屋の天井までを一気に包み込む。既におとこが用意してくれた茶碗と汁椀それぞれが湯気で綿帽子かぶったみたいになってちゃぶ台に並んでいた。熱いだろうからと、持ちやすいほうの汁椀を渡され、箸を入れる間髪もいらぬまま汁をすするように粥は腹に落ちていく。一息でなく、ゆっくり長い時間がかかっているのに、息をつかぬ長いときが挟まっても苦しくなることはない。水の生き物が故郷の海に戻った安堵感に抱かれた静かさのまま、経っていく。こんなにも鼻腔は蜂蜜の匂いで蓋をされているのに、お椀の中には白い米粒より見当たるものはない。
「米と小鍋、勝手に使ったよ」
三口で先に啜りすすり終えたおとこを見て、よくもこんなに熱いお粥を三口で啜れるものね、と思った。なにか言わなきゃと思ったが、一番に気になることに話が及ぶのが怖くて、二番目に気になることを聞いた。
「何が入ってるの、なんでこんな特別な味がするの」
おとこはそれには答えず、女が食べ終わるまで待って鍋と二つの椀を洗い始める。
「いずれ分かるさ」水の音に紛れていたが、振り返らずにそう言った。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-16 09:25:24
5777文字
会話率:36%
雨は全てを包み込むのか。
最終更新:2019-11-05 22:03:36
967文字
会話率:0%
ふとした時に体を包み込む郷愁に浸かる為に私は母校を訪れた。
最終更新:2019-11-04 00:25:18
1860文字
会話率:0%
主人公久本信吉は土地の売買の為に大野海岸にある恩田宅に行く。その途中、海岸を見ようと久本は護岸堤防に登ろうとする。
その時、眩しい光りが久本を包み込む。眼がくらみ、失神寸前となる。光りが薄れて、眼を開けた時、眼の前には大きく拡がる白浜と
、青々とした海、褌姿の日に焼けた男達、素裸で遊ぶ子供達が屯していた。
目の前に大きな屋敷がありそこから中年の小太りの女が駆け出してきて、久本を無理やり屋敷の中へ引っ張り込む。彼女は久本を自分の息子――庄助――と思って連れ戻したのだ。
屋敷の主は大野村の網元で、塩崎正太郎、女は妻のうめ、庄助は1人息子だったのだ。
3日後にせまった庄助の婚礼に、庄助本人が外に飛び出して、行方知れずだったのだ。久本は庄助と瓜2つだった。
久本は明治3年の大野村に入り込んでしまった。もはやここから出られないと知って、庄助になりきって生きていくことにした。
婚礼も終わり、冬に妻が懐妊する。野間の富具岬から1人の女が、久本の身の周りの世話のためにやってくる。名前を菊という。
毎日、菊と過ごすうちに、彼女が好きになる。久本は菊を連れてあちらこちらを歩いて回る。こうして1年がすぎる。
秋になり、その年の10月に菊は野間に帰される事になる。
菊の家は水飲み百姓で、不作に為、年貢を納められず、菊を名古屋の女郎部屋に売るために、一旦家に戻される事になったのだ。
菊を好きになった久本は、意を決し、菊と一緒に船で伊勢に逃げる事になるが、野間の富具崎を遙かに望む海岸に来た時、追っ手が現れて、菊と共に海に飛び込んで死を選ぶ。
久本は気が付いた時は、恩田宅の近くにある病院に寝ていた。彼は恩田宅の近くで眼がくらみ、そのまま護岸堤防を上り、海の中に入っていったのだった。運よく助けられたのだ。
助けられて、白日夢を見たのだと言われる。
久本は――あの世界の出来事――はあまりにも生々しいので調べたが明治3年には大野村には塩崎家という網元は存在しないこと知るのみだった。
それと同時に久本に身辺に異変が起こる。夜寝ている時にもう1人の自分が側にいるのを知る。
――庄助――が久本の体から出ようとしているのだった。
そして菊がこの世に生まれ変わっているのを知った。久本は菊と結婚しょうとするが、その矢先、久本の体から飛び出した庄助と、元の世界へ行ってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 09:03:36
43878文字
会話率:12%
コスモス、宇宙、全てを司るもの、ぼくを包み込むもの、それは目の前の花なんじゃないかと思う。この季節の花は、ぼくを呼び止める。わかるでしょ、ほんとのこと、わかるでしょ、あなたならと。
最終更新:2019-10-04 22:43:16
221文字
会話率:0%
大学生のかをりは友人である斎藤美弥や浜中梨沙子と、適度に授業をさぼりながら、平凡な日々を過ごしていた。しかし、ある日図書館の非常階段で緑色に光る石が落ちているのを見つける。石は文字を浮かび上がらせることができ、一緒に過ごすうちに石の名前が
ヴェルデということを知り、ヴェルデとの友情を感じ始める。そしてもともとは人間だったかもしれないことを知り、段々とヴェルデの世界へ引き寄せられ、かをりの心境の変化とともにヴェルデは文字を示さなくなってしまう。
そして大学で所属するゼミで、合宿が行われることになり、かをりは話さなくなったヴェルデを持って参加する。古民家再生の一例として入った家の押入れを覗くと、そこには洞窟が広がっていた。かをりは中へ入ってしまい、出られなくなってしまう。そこには美しい色とりどりの石があり、かをりは思わず手を伸ばし、石の中を覗くと、眩い光がかをりを包み込む。光のなかで自分の中にある欲望や悪を見てしまい、一刻も早くここから逃げだそうと、自分を元の世界へ帰してくれるという魔女のルールラを探す。途中、喫茶店で聞き込みも行い、ようやくルールラのもとへたどり着いたが、今度は魔導騎士のロウのもとを訪ねるように言われ・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-03 13:10:02
12528文字
会話率:50%
【ブクマ件数290突破感謝です!】
「哲也君。薄々気が付いてるとは思うけど、君は私達に監禁されてるの」「今日からこの、わたしの部屋は!キミとわたし達の愛の巣になるわけだ!」どこにでもいる大学生の不壇通哲也(ふだんどおり てつや)はある日、知
らない部屋で目を覚ます。
そこにいたのは、輝く銀糸の髪を持つ、涼天咲夜(りょうてん さくや)と、作るごはんがやたら美味い、涼天咲月(さつき)の双子の姉妹。まったく面識のない美人双子に監禁された哲也は、夏休みを目前にして奇妙な監禁生活を強いられることに。
「――俺はお前達に手を出さない!絶対に!」毎夜迫りくる姉・咲夜の猛攻に、待ち構えてましたとばかりに包み込む妹・咲月。『咲夜が哲也を愛している』ということ以外は明かされない監禁理由。そこには並々ならぬ事情があるようで――?
哲也と美人双子の、ちょっぴり刺激的で、甘くスリリングな生活が今、幕を開ける……
果たして哲也はこの【愛の檻】から抜け出すことができるのか――!?
――え?抜け出さなくていい?
続編はこちら!是非よろしくお願いします。
https://ncode.syosetu.com/n3392fs/
※ コンテスト参加中の為、最新話はカクヨムにて随時更新中!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890475742
是非そちらもご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-27 22:00:00
110140文字
会話率:53%
神代の時代。世界には二つの大きな勢力が存在した。一つは、はるか空高くに浮かぶ天使の世界。一つは、地上にて広がる悪魔の世界。その二つは互いに協力関係を置き、物資の交換など、必要以上の干渉をしないようにしていた。
しかし、ある時。
物資の交
換の取引の時、一人の天使と悪魔が出会い恋に落ちた。その悪魔は地上の勢力の中でも天才的な戦闘センス、カリスマを持ち合わせた男性幹部の一人だった。天使のほうは、特にずば抜けた才能を持つわけではないが、包み込むような膨大な光の魔力の持ち主だった。しかしその生まれ持った魔力を十分に扱えなかった彼女は勢力の中では一般人に近い存在だったのだが。
そうして禁じられた恋に落ちた二人は秘密裏に出会い、やがて双子の姉妹を宿した。双子は無事に産まれ、しばらく幸せな日々が続いた。天使の血を強く受け継ぎ産まれた姉はラエル、悪魔の血を強く受け継いで産まれた妹はライアと名付けられた。二人の性格は正反対に見え、だからこそ仲良く過ごしていたのではないかと思われる。特殊な環境下に産まれた二人は強く互いを想っていた。
そんな幸せが続いたなか、突如、世界を二つに引き裂く大きな戦争が幕をあげた。その戦争のきっかけとは、突如出現した二つの魔力を持った謎の存在を察知したからである。二つの勢力のトップはこう考えた。どこかに裏切り者が存在すると。双子の親はすぐに捕らえられ、処刑されてしまった。双子は親によって今までの境遇を忘れさせ、ただの天使と悪魔として生かせるように記憶と片方の魔力封じた。双子はそれぞれ引き離され、互いに兄弟だという記憶と持っていた愛情以外の今までを消され、それぞれの地で新たな人生を歩み始めた。それから数年。二人は勢力の中でもトップに近い立ち位置となっていた。ラエルは天才的な戦闘センスとカリスマによって。ライアはずば抜けた頭脳と戦術指揮、周囲を和ませるその人柄で。そして近く、二人をきっかけに始まった戦争が、二人の衝突によって、最大の被害を生むことになる......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-19 20:02:38
6962文字
会話率:59%
青い全てを包み込む大きな空があり、全てを支える深い緑の大地。
そこにはたくさんの植物や動物、魚や昆虫がそこかしこにいる。
そんな光景が、今よりも遥か昔の時代当たり前のように見られたという。
だが、今現在である2045年ではどうだろうか。
青
く全てを包み込んでいた空は赤く染まり、大気は吸うだけで死に至る猛毒なり果てた。
全てを支えていた大地は、緑を失い荒廃しただそこにあるというだけという愚物となった。
そんな世界で人類は覇権を求めて争い続けていた。
その国の一つクレイディオ帝国は、この世界における覇権に一番近いと言われている。
その根幹には、稀に生まれてくる<異能者>と呼ばれる存在があった。
異能者は、何もない虚空から水を出したり、身体能力が常人の何十倍あったりと普通では不可能なことを可能にすることができる。
クレイディオ帝国は、その異能者達を多数輩出しているという事だ。
その国には、異能者を育成する国家機関<クレイディオ帝国異能学院>がある。
その学院に、落第すれすれの学生がいた。
その学生がある日、呪われた箱を開けてしまい――――――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-25 23:46:56
12476文字
会話率:30%
―何か特別で美しいオーラを放ち全てを包み込むような存在だったその女性の瞳は、どこか空っぽのようだった。-
出会った人々は心のどこかでそう感じた。
移動販売の花屋を営むその女性は、今日もどこかの地で言葉を書き続ける。
最終更新:2019-08-08 10:15:26
5396文字
会話率:16%
湖畔の波打ち際、真夏はすでにコントラストを失い、さざ波のブルーグレーが辺りを包み込む。その頬がほんのり紅かったのは、日焼けのせいでも、鉄板の熱気のせいでもなかった。そんなお話です。
最終更新:2019-07-27 19:10:53
499文字
会話率:0%
200年後の地球。
そこは新たなる原理・原則が支配する世界。
携帯情報デバイス《PDA》。
異次元の仮想現実《P-ネット》 次元移動を可能にするポータル《D-ゲート》 全身を包み込む《A-スーツ》
これらを併せて《PDA》と呼んだ。
人々
は仮想現実《P-ネット》へとダイブすることにより、不老不死と目眩く享楽の日々を謳歌していた。
棄て去った現実世界の地球が、今や存亡の危機に瀕していることを知らずに……。
世界企業《PDAコーポレーション》の陰謀。戦術核兵器の応酬。
崩壊した東京の廃墟で、ロシアの黒々とした原野で、次々と襲い来る殺し屋たち。
それぞれが生きた百年。交錯する想いと想い。
そして、世界の裏に秘められた真実。
現実世界と仮想現実、二つの世界をめぐる冒険が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-15 14:35:10
215627文字
会話率:47%
街の鍛冶屋で働くダイシジは、誰にも知られることのない特技があった。
それは、小さな戸棚や置物を作ることができる器用な手先を持っていること。
妻のリディ以外、誰にも知られることなく、ほそぼそと続けられていたダイシジの手仕事は、
ある不思議な出
来事で一変する。
ある晩、夢に現れた女神によって妖精の国へ進呈する戸棚を1000個作るように命じられる。
戸惑うダイシジだったが、妻リディと共に戸棚の製作にとりかかることに・・・。
少しづつ街の人たちにも支えられながら、一つ一つできあがってゆく作品。
しかし、順調そうに見えた戸棚製作の途中で妻のリディが倒れてしまう。
ダイシジを身近に支えてきた唯一の伴侶を失うとき、彼の中で何かが目覚める。
大切なことに気づいてゆくダイシジ。
そして、彼の心の中にあった氷が、作品を作ること、街の人たちとの交流、リディの愛によって、ゆっくりと解けてゆくとき、自分自身の愛と喜びが、すべての調和へとつながってゆくことに目覚めてゆく。
そして、夕暮れ時。
雪解けのあとに来る温かい春の風のような、さわやかな奇跡が、ダイシジと街の人たちを優しく包み込む・・・。
創作することへの怖れや、心の葛藤と正面から向き合いながら、一つ一つ作られてゆく1000個への道のりの中で、自分のやろうとしてることが、大いなるものからなるギフトであることに気づいてゆく。
大切なことは、見えない中で自分自身を信じつづけること、愛すること。
なぜ、1000個だったのか。
ダイシジが本当の自分の喜びを知るための長い旅が終わりを告げるとき、温かい感動と共に彼を待っている奇跡とは。
今、あなたがやろうとしてることへの本質に触れる愛のメッセージ。
生きづらさや孤独を抱えて生きるすべての優しきライトワーカーたちへ贈る、愛の至宝。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-06 14:17:06
35755文字
会話率:14%
街の鍛冶屋で働くダイシジは、誰にも知られることのない特技があった。
それは、小さな戸棚や置物を作ることができる器用な手先を持っていること。
妻のリディ以外、誰にも知られることなく、ほそぼそと続けられていたダイシジの手仕事は、
ある不思議な出
来事で一変する。
ある晩、夢に現れた女神によって妖精の国へ進呈する戸棚を1000個作るように命じられる。
戸惑うダイシジだったが、妻リディと共に戸棚の製作にとりかかることに・・・。
少しづつ街の人たちにも支えられながら、一つ一つできあがってゆく作品。
しかし、順調そうに見えた戸棚製作の途中で妻のリディが倒れてしまう。
ダイシジを身近に支えてきた唯一の伴侶を失うとき、彼の中で何かが目覚める。
大切なことに気づいてゆくダイシジ。
そして、彼の心の中にあった氷が、作品を作ること、街の人たちとの交流、リディの愛によって、ゆっくりと解けてゆくとき、自分自身の愛と喜びが、すべての調和へとつながってゆくことに目覚めてゆく。
そして、夕暮れ時。
雪解けのあとに来る温かい春の風のような、さわやかな奇跡が、ダイシジと街の人たちを優しく包み込む・・・。
創作することへの怖れや、心の葛藤と正面から向き合いながら、一つ一つ作られてゆく1000個への道のりの中で、自分のやろうとしてることが、大いなるものからなるギフトであることに気づいてゆく。
大切なことは、見えない中で自分自身を信じつづけること、愛すること。
なぜ、1000個だったのか。
ダイシジが本当の自分の喜びを知るための長い旅が終わりを告げるとき、温かい感動と共に彼を待っている奇跡とは。
今、あなたがやろうとしてることへの本質に触れる愛のメッセージ。
生きづらさや孤独を抱えて生きるすべての優しきライトワーカーたちへ贈る、愛の至宝。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-14 12:09:29
35755文字
会話率:14%
保健室の扉を開いた先には、まるで彫刻のような少女がいた。
純白の肌に流れる金色の髪の毛。
こちらをにらみつける十字に割れた瞳は金色に輝き、思わず見とれそうになり――背を向け扉を締める。
ふぅ、いいものを見た。
これも俺の日頃の行
いがいいからだろう。
ありがとう神様。
あとから考えれば、この時俺は先程の光景を反芻するのではなく、脱兎のごとく逃げ出すべきだったのだろう。
ガシャン!
すぐ後ろで扉が勢いよく開く音が聞こえ、振り向けば顔を真赤にして震える少女の姿。
「貴方に決闘を申し込むわ」
問答無用で発動された魔法は、俺を暗闇に包み込む。
「やあ少年、こんなところに何用かな?」
暗闇の中、石の柱が円形に立ち並ぶ荘厳な建物、神殿と呼ぶのがふさわしい場所で彼は俺に問いかける。
彼の正体はカオス、かつてすべての神の元になった存在だった。
カオスさんからの祝福を得て、俺は冒険者としての第一歩を踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-30 21:00:00
99752文字
会話率:36%
疲れたときに読んで欲しい
あなたの”こころ”は疲れていませんか?
多くの無理を重ねて、今にもこわれてしまいそうではありませんか?
苦しい時、悲しい時、痛い時、誰にも理解されなくて、ダメになってしまいたい時には、癒やしを求めてもいいんです
強がらなくていいんです
泣いていいんです
誰かの疲れたこころ、そっと優しく癒してあげられたら…。
そんな私の想いを文字に込めて、詩を書きます
誰かの心へと届きますように
疲れた誰かのこころを、
ふわっとベールで包み込むように、
癒やしを与えてあげられますように。
そんな願いを込めて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-18 22:14:31
4762文字
会話率:10%
人々の精神苦痛(ストレス)を数値化する力を持った高校生、倉砂剛士。身の回りで起きるドタバタを彼の優しさが包み込む!?
最終更新:2019-06-16 10:21:05
887文字
会話率:60%
1941年11月21日。大本営海軍部令第五号に伴い、世界で初めて編成されたハワイ作戦の艦隊。世界を先駆けた機動部隊構想。
同月、真珠湾に向けて、航海を始めると第一航空艦隊とその護衛艦らを何か力のようなものが包み込む。
第一航空艦隊に起こっ
た事件とは…
※この作品は、一部実在する人物がいます。ですが、その人の喋り方等は想像で書かれています。
無料小説投稿サイト「カクヨム」でも投稿させて頂いております。
↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889214025
そしてなんと!第七回ネット小説大賞の第一次選考を見事通過することが出来ました!
本当にありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 19:38:44
30513文字
会話率:37%
包み込むように。そして、反抗期のように。
最終更新:2019-05-23 04:00:00
342文字
会話率:0%
友人の他界を目の当たりにしたことをきっかけに、期待や愉(たの)しさ、所謂【明るさ】を自ら切り離してしまった優華。ある日突然現れた謎の少女セナに誘拐され共に不思議な世界へと入り込むが、そこは、優華が思いもしなかった、驚きの空間だった。全ての
謎が解けるとき、彼女を包み込むものとは一体_。
優華の生きる世界情景が明らかになったその時、あなたはきっと驚愕する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-15 00:28:51
30647文字
会話率:33%