時はU・C《統一歴》53年。
未だに西暦だ東暦だなんて言ってると、差別だ時代遅れだなんて言われてしまう。
なにせ子供の頃に夢見たあれやこれやが、今や現実のものとなってしまって久しい。
時の“|魔導帝《ジ・マギカ》”により、もはや伝承と
化していた魔導工学の知識が確立され、〈|魔動人形《ゴーレム》〉の生産技術が広く世に広まり、世界は|文明開化《ブレイクドーン》の産声を上げた。
未だ|魔物《モンスター》の|蔓延《はびこ》る辺境の地も、屈強な|鋼鉄騎士《アイアン・ゴーレム》によって警備され格段に安全となった。
農民達の貧困、そして人離れによる食糧不足も、疲れ知らず休み要らずの|作業用小型人形《パペットマン》によって解決した。
各都市を結ぶのは、馬より速く、魔獣より強力な|魔導列車《オートケージ》。
街のあちこちに放たれている|人工水魔《スライムドール》によって、道路は清潔に保たれ、ここ数年は大きな|流行病《はやりやまい》もなくなった。
それでも、この世界の知と繁栄は留まることを知らず、まだまだ技術と文明は加速していくだろう。
そして同時に、それは人の欲望も加速度的に深くなっていくことを意味している。
果たして、私の選んだ道は正しかったのだろうか。
願わくば、この子の未来が幸せなものになって欲しいものだ。
──マーリン=オクスレイ
そして数十年後、物語は、とある王国の貧民街から始まる。
蒼き|魔血《エーテル》と紅き血液が交わる世界の魔導活劇、開幕と相成ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 18:00:00
92567文字
会話率:24%
人類は人間そっくりなアンドロイドを開発し、気候変動で過酷な夏の作業をアンドロイドにやらせていたのだが……。
コロン様主催企画「菊池祭り」参加作品です。
最終更新:2024-08-02 13:00:00
931文字
会話率:5%
ダンジョンが発生して35年。
人類は出現当初の混沌と混乱を乗り越え、ダンジョンから噴出する有害物質【魔素】に耐性を持つ者をダンジョンに送り込むことで、これまでにない新たな資源を獲得することに成功していた。
そんな世界の日本。
(株)ダンジョン資源開発に勤める落ちこぼれ作業員の中村翔吾は、渋谷ダンジョンでの作業中に黒い穴に落ちた。
落ちた先は見たこともない湖。身につけたウォッチデバイスはここが渋谷ダンジョン地下533階だと示している。
渋谷ダンジョンは地下3階まで。そんなことはあり得ないと彷徨うなか、魔物に遭遇してしまう。
必死に逃げる翔吾。だが捕まってしまい、絶体絶命。
しかし、死の淵に際してなのか、翔吾はスキルに目覚め魔物を撃退。
そして、配信による外部からの手助けを得ながら、襲ってくる魔物たちを倒し、どうにか地上に戻ることに成功する。
帰還後、翔吾は目覚めたスキルを努力によって成長させることで金を稼ぐ目処をたて、理不尽に抗いながら意中の人と距離を縮めていく。
だがこれは、誰かが紡いだ糸と意図で織られた、【男女ん羅武須闘Lee】。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 17:30:00
123734文字
会話率:34%
気温45度という過酷な未来の世界で、解体工として働く主人公は、学生時代に勉強しなかったことを後悔しながら日々を過ごしていた。最新型アンドロイドとの競争で低賃金労働に追いやられ、安全とは程遠い現場で命の危険に晒されていた。
ある日、高所作業中
に事故に遭い、目覚めるとそこは数十年前の自分の高校時代だった。故郷の風景と懐かしい人々に囲まれた主人公は、この機会に人生をやり直そうと決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 10:46:11
5091文字
会話率:54%
バンダナコミック用書き下ろし短編!
遠い未来、太陽系開拓歴89年、
土星の衛星タイタンまで進出した人類は、太陽系外からやってきた未知の敵、コードネーム『オブシディアン』との交戦を始めた。
最後の人類同士の大戦から大分久しい人類の武
装はあまりにも貧弱で、戦闘をするための航空機も戦車も戦闘艦艇もほぼない人類は、技術でも数でも上回る敵に対抗すべく、まずは武器だけを作り、それを宇宙での建設作業・資源調査活動まで幅広く普及していた『人型作業用重機』、商品名『フレーム』に搭載して対抗することとなった。
改めて人類が発足した軍事組織『|太陽系防衛軍《Solar System Defenders Force》』、略称『SSDF』の主力兵器として改造された人型機動兵器『|ファイティングフレーム《FF》』は、その歴史から間に合わせの結果生まれた物であり、太陽開拓系歴95年にはその間に合わせの能力の限界を迎えていた。
第8特殊兵装運用部隊『ウィッチクラフト』とは、限界を迎えつつあるFFの後継機、『FFF』の試験運用をするため結成された部隊である。
彼女達は今、いまだ欠点だらけなFFFの実践試験という無茶な命令を受け、木星のガニメデを撤退中の部隊の救助と回収を目的とした任務へ向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 20:36:30
9933文字
会話率:34%
江戸時代、宝暦元年。
天才人形師の泉屋荘左衛門である弟子の夾竹。その夾竹の妹の咲は家族と共に平穏に暮らしていた。しかしある日、夾竹は家に火をつけて咲の家族を殺して消え去る。
十年後、田沼花崗という武士は江戸の水茶屋で茶汲み女にち
ょっかいを出していた。田沼花崗は田沼意次の養子であった。
意次は花崗を訪ねると告げる。「荘左衛門が殺された」と。
この時代、特権階級の人にはある物が流行っていた。
『反魂人形』。反魂術(反魂:死者の魂を呼びもどすこと。死者をよみがえらせること)を使い、百姓町人の魂を人形に宿らせることでまるで本物の人間として利用する。
花崗は恩人である荘左衛門が殺されたと知り、一目散に一人で現場に向かう。荘左衛門は反魂人形を作り出した製作者であった。
花崗は秘密裏に反魂人形の事件などを管理する武士の一人。さらに花崗の正体は男装した咲である。
咲は兄の夾竹に、右腕を切断され、体を傷つけられた。荘左衛門は咲に義手を作り、命を助けた。その後も、荘左衛門は咲の傷ついた心を癒やし、支えた。
だが、咲を援助したと御公儀に知られ、荘左衛門は処罰されそうになっていた。その事実を告げに来た田沼意次に、咲は利用されようと考えた。
咲は名を捨て、意次の養子の花崗として生きる決意をした。
花崗はその後、荘左衛門の作業現場がある屋敷に向かうと、ある一体の美男の反魂人形、白夜久と出会う。白夜久は花崗に「私は貴方の味方です」と主張する。花崗が荘左衛門の作業現場の地下に行くと、そこには百体近くの反魂人形があった。
すると人に攻撃しないと言われている反魂人形が、一斉に動き出し花崗を攻撃しだした。花崗は刀を振るうが全く間に合わない。その時、白夜久は刀を使い、見事な捌きで反魂人形を次々と斬り倒していった。
白夜久は花崗に「私は貴方を守ります」と宣言し、手を差し伸べたのだった。
第17回小説現代長編新人賞 1次選考通過作(139/1068)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 19:10:00
140023文字
会話率:43%
高校2年の国友公平はひとりでいることを愛する「孤高のぼっち戦士」である。幼いころから引っ越しばかりを繰り返し、今日も新しい街・真田にやってきた。もちろん友達なんていないし、ましてや恋人なんているはずがない。友情だ、青春だ、リア充だ。そんな
のどうでもいい。周りを気にせず、我が道を行く、それこそが国友公平の信条である。
バタバタの引っ越し作業ののち、学校生活が始まる。穏便に目立たずに放課後を迎える。それが公平の学校生活であったが………。初日の寝坊をきっかけに白雪姫のようなマドンナとの出会い、初授業の体育でスポーツ女子にボールを顔面に当てられる、昼休みに屋上の覇権をかけおさげの文化部女子と言い争う、放課後氷の女王のようなクールな女子にからかわれるなど散々なイベントが次々と起こってしまう。それもこれも全て4人の女子のせい。
不満を垂れながら家路につくと、両親からメールが来ていた。なんと入学初日にして次の引っ越しが決まってしまったのだ。しかし引っ越すのは両親だけ。公平は父の友人が開いているカフェ・四季の森に下宿することになったのだ。
おそるおそる店のドアを開け、マスターに挨拶する。カフェの仕事を手伝えば下宿料無料、食事つき、さらにバイト代も出るという。どうやら詳細は他の4人の下宿生が教えてくれるらしい。マスターの呼ぶ声に反応し、高らかな女子の声が聞こえる。それもどこかで聞いたことのある声だ。
2階から降りてきた4人の顔を公平は知っていた。なんと今日学校で散々な目に遭わせてきた3人とマドンナだった。もちろん巻き起こる大ブーイング。公平だってひとりの時間を邪魔されるのはごめんだ。しかし、時期的な問題で他の下宿はどこもいっぱい。ホームレスか、共同生活か。公平に選択肢はなかった。
辛うじて管理人という体のいい雑用として下宿が決まったがバイト代は1000円という。それ以上に4人娘の公平を人として扱わない態度が、公平に火をつける。カフェでの人権とバイト代を上げるには、接客・調理・内装・バリスタの主任である4人に認めさせるしかない。公平の平穏は取り戻せるのか、4人娘との戦いの火ぶたは切って落とされた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 21:58:40
134097文字
会話率:52%
【チェリオットは、友人のオススメで路地裏の店、『表茄子』に向かう。店内で紳士な男性にオススメされた女性、フェラリスを選び、彼女に部屋に案内されていく。初めてで何をしたらいいかわからなく戸惑っていると、彼女に優しく儀式のやり方を教えてもらう。
ハーフキュウカンを創造し、ヒョソタソの中で出し入れする。簡単な作業だ。出し入れを続けていると、フェラリスの様子がおかしくなり、自分も初めての感覚を味わう。不思議な儀式でチェリオットは快感を覚え、体が元気になっていることに気づくのだった】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 18:22:07
5849文字
会話率:53%
作業用ロボットの整備工が感電死した俺は、異世界へと旅立った。
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バンダナコミックさんのコンテスト応募用の作品です。
もう一つ、こちらもコンテスト応募作品です。宜しければ見て頂ければ幸いです。
[短編]遺跡の異物
https://ncode.syosetu.com/n2052jf/
↓ こちらもよろしくね。
[連載中]侯爵家の三男だけど能力板には大盗賊って出ちゃいました。
https://ncode.syosetu.com/n7409iu/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 19:10:00
8928文字
会話率:38%
遺跡から出土した青白く光る手のひらサイズの丸い球。
異物と呼ばれたその玉は、王都であるスレイス内の遺跡から発掘される。
昨年の大陸全土で起こった大地震により、人的被害は少なかったものの、各地の遺跡は崩れ落ち復旧作業が行われていた。
そんな
中で発掘された十数個の異物……
それに直接触れた者は奇声と共に……
体を機械に変異させられた意思の無い破壊者。
それを利用する意志ある強者。
そして新たに体を乗っ取られる少年の話。
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バンダナコミックさんのコンテスト応募用の作品です。
1万字までということで大幅に短縮しましたが、楽しんで頂ければ幸いです。
[連載中]侯爵家の三男だけど能力板には大盗賊って出ちゃいました。
https://ncode.syosetu.com/n7409iu/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 18:00:00
9387文字
会話率:7%
俺は鈴木次郎。酒屋の次男坊で何もとりえもなく、将来は長男の一郎を支える役として育てられた。
高校も卒業し、これから本格的に酒屋としての仕事を覚えていく時期であった。
昨晩は近しい同窓とのお別れパーティで珍しく飲んで歌って騒いでいた。
前日
の疲れを引きずり、眠い眼をこすりながら作業場へ向かう。
しかし、そこに「危ない!よけろ!」と怒鳴り声が聞こえた。
気づけば、改装中の普段つかわない蔵に立てかけてあった工事用の足場が強風にあおられ倒れてきていたのを、ゆっくりとした時間軸の中で見ていた。
そしてそこで俺の意識は途切れた。
どのぐらい時間がたったのだろう。ゆっくりと目を開ける。光がまぶしい。俺は助かったのか?
そして目の前に見えるのは、卒業したはずの懐かしの校舎であった。
身動きが取れない体・・・どうなっている?体を動かそうとすると、ガサガサと音がして・・・上から桜の花びらが舞っていた。
保健委員だった僕、勇者パーティに火口に投げ込まれたのだからさすがに切れてもいいですかね?
https://ncode.syosetu.com/n1676if/
内気な聖女アンジェリカは目立ちたくない
https://ncode.syosetu.com/n1240ic/
こちらもよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 12:00:00
5054文字
会話率:35%
神とまで崇められ、傲慢不遜を絵に描いたような男は自身の誕生セレモニーの最中、あるシステム音を耳にする。『全スキルの有効期限が切れました。これより消去作業に入ります』
地位も名誉も最強も、全てを失った男の出会いと別れの物語。
最終更新:2024-07-27 12:15:57
30692文字
会話率:36%
年齢と喪女歴が等しい婚活敗者で崖っぷち人生のアラフォー独身女が、クレーン作業中の事故をきっかけに異世界の【ゴミ箱】に【聖女】として召喚される。
そこで待っていたのは、若くて長身イケメンの王子様だった。
新卒入社で機械メーカー事務員に
なり、女性活躍推進の国策の下で総合職に抜擢されるも、年下男子に役職で抜かれていった会社員時代。半ばヤケで挑戦したクレーン免許取得で重機操作にハマり、近所のクレーン屋に転職するも、高齢の社長が引退のため今月で廃業。
仕事で婚期を逃して、家庭を築くライフプランを消滅させた残念高齢独身女は、世界から【不要物】と判断されて異世界の【ゴミ箱】に放り込まれたのか。
異世界で【ゴミ箱】から拾い上げられた女子力最低でチビで貧乳な残念系高齢独身女は【万能の拳】と共に【聖女】として王子様と共に異世界を救う旅へと出かける。のか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 03:28:55
87667文字
会話率:30%
遵法原理主義者を自認する一般高校生の俺、吉原雅人は、何故か学年首位の天才美少女高校生こと神田美波から「放課後体育館裏」への呼び出しを受けた。そこで始まったのは……「いい?吉原くん。AIの思考を人間が辿ることは不可能とされているわ。それはAI
の思考回路が非論理的というのではなくて、むしろその複雑さの故に人間の側でその複雑さを解釈して意味付けするという作業を行いかねるということで——」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 22:46:31
2827文字
会話率:56%
ある女子高の文化祭の前日から後日までが、五人の少女の視点から語られる。
前日、体育館で文化祭の飾り付けをしている装飾委員会の日佐子と美矢。運動神経のよい日佐子は高所での作業を緊張感なく行っており、それを見上げる美矢は気が気でない。
同日
、文化祭実行委員会の本部で、ある報告を受けた委員長の泉美と、その後輩の芽衣葉。突然のトラブルの打開策として、泉美は芽衣葉に提案を投げかける。
文化祭当日、開催式の行われるステージ控えで、出番を待つダンス部の桃果とアヤ。正反対の彼女らだが、気が合い、いつも一緒にいる。緊張の高まってくる舞台そでで、文化祭が開幕する。
後夜祭、最終整理をしつつ会話する、生徒会の紗希と琴音と華蓮。副生徒会長である紗希と、書記である琴音は、普段から己らの仕事に手を抜いており、後夜祭の最中まで金券整理をしている会計の華蓮をからかう。
そして後夜祭翌日、文化祭の片づけをする志乃と、彼女の元へやってきた生徒会長のあゆな。
それぞれの少女たちの特別な日常と、些細な思惑。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 19:58:37
5046文字
会話率:52%
辺境の地、チキヘを治める田舎貴族ヴァレ男爵家の息女エリザベートは王国でも指折りの名家ウォーケン侯爵家の嫡男イースの第一夫人として白羽の矢が立つ。
しかし田舎の農夫暮らしが身に付いたエリザベート本人はまったくその気が無く、今日も農作業に勤し
んでいるのだが……折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-23 15:36:00
12144文字
会話率:57%
13歳の男爵令嬢マリエールは同じ男爵の子息と婚約するように言われ家を出る決意をする。婚約者は盗賊紛いのことをしている。妹のシルビアは一緒に行くという。マリエールは魔法が堪能で妹に付与魔術を施す。王都に来た。討伐したり護衛をする。護衛した商
人から外商を頼まれたり、農作業の手伝いを頼まれたり、子ども達に文字や計算を教えて欲しいと頼まれたりする。次第に活動範囲が広がる。
2人にギルドから依頼があった。王女ミリーの捜索だ。ミリーは逃避行した。幾つかの情報から隣国逃げ
たらしい。隣国では手出しが出来ない。それでフライ
転移持つ2人に依頼があった。任務は手紙を渡し返事
を貰うこと、状況を確認すること、状況が悪かったら連れ戻すことだ。2人は隣国に行く。ミリー王女はこの国の伯爵の子息と生活していた。幸せだという。王女に手紙を渡し王女に返事を書いて貰った。国に戻り手紙を渡した。それから何度も国王とミリー王女は手紙のやり取りをした。最終的にミリー王女は隣国の伯爵の子息と結婚した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 21:49:31
11570文字
会話率:39%
この話は人間の姿をしてる作業台が主人公の話で、最後に本編になんの関係の無いログが最後に出て来ますが、それはただ単に、「日常的な会話を最後に入れたら面白そうだな」と作者が思い付きで書きました。
最終更新:2024-07-22 21:25:53
50523文字
会話率:78%
ゲームばかりしていた僕はある日突然空飛ぶトラックに突進され異世界にTS転生した。私は冒険者になることにしたが、元勇者の父と同じく魔法は全属性使える。ここまでは良かったがステータスがあまりにも酷かったため、私はそのうち強くなることを祈って低ラ
ンクザコ敵を倒しまくることを決めた折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-22 12:02:27
7339文字
会話率:68%
強化ガラスによって内部が透けて見えるロボット。ステファニーは今日もそれに乗り込み、オリンピック会場建設現場で働いている。ロボットの中身は水と好熱アメーバ群であり、パイロットであるステファニーの意思に応じて反応・動作していた。
ある日、そんな
牧歌的な日常に、突如異変が起こる。何と建設現場にミサイルが撃ち込まれたのだ。ステファニーは炎と煙のなか、重傷者を運ぶ作業に全力で取り組む。
だが、異変はそれだけでは終わらなかった。世界に3台しかないはずのロボットが、いきなり現れて、ステファニーに攻撃を仕掛けてきたのである……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 20:46:27
7244文字
会話率:32%
※これは短編集(になる予定)です。
女神オムニバスは人間を観測する神様。
今日も愚かな人間の生き様を見るだけ見て、特に何もしない。
だって、いいじゃないか。
彼らの紡ぐ物語には意味が無い。
どうせ彼らが輝くのは最初だけだから。
だから、意味を持たせるのは今じゃなくていい。
要するに、これは——
——これは、そう、誰かによって生み出されては捨てられてきた「出オチ」ネタの全て。
このネタたちをいつか形にできることを、あるいは、誰かが物語にしてくれることを、女神オムニバスは切に願っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 00:00:00
12296文字
会話率:38%
高校入学時に家を出てひとり暮らしをするようにと昔から言われていた奏汰は、引っ越し作業の真っ最中だった。ある程度片付けも終わった時に、家族と幼なじみ以外は知らないはずのこの部屋に来訪者が現れた。
それは奏汰が毎年夏休みに遊びに行っていた島に住
む、従兄妹の鈴だった。
彼女は少し問題を抱えていて昔は田舎に住む元気な女の子だったのだが、田舎特有の島民同士の距離の近さがある日突然受け入れられなくなってしまったのだ。
学校には通っていたのだが、それ以外は自分の部屋に引きこもっていた鈴。彼女が住んでいた島には高校がないため、島に住む子供たちは高校に入学する際は一度島外に出て生活をすることになる。それを利用してこちらに越してくることにしたという話だった。
しかも住むのはこの部屋ということで、混乱する奏汰。従兄妹同士とはいえ男女が一緒に住むことに危機感を覚えつつも、鈴を受け入れる奏汰。
しかし保育園から一緒に過ごす幼なじみがこの状況を看過するはずもなく、否応なくかわいい女の子たちの恋の熱に奏汰は巻き込まれることになる。
※残酷な描写ありは保険です。
※R15も保険です。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 00:00:00
59804文字
会話率:43%