二月のとある日、大学進学を目前に控えた「武倉勇海(たけくら いさみ)」は険悪な仲の祖父から呼び出しを受け、ひとりの少女に引き合わされる。少女の名は「朱観 光(あけみ ひかる)」。武倉の家の縁戚にあたり、古いしきたりにより選別された、自分の婚
約者であるという。親族との間に強いわだかまりを抱え、また最愛の姉の死に思いを残す勇海はこの取り決めを拒絶するが、自分がひた隠しにしていたとある秘密と苦悩を必死にくみ取ろうとする光の言葉に、やがて心を開いていく。
「わたしは、いさみさんの、味方になりにきたんです」
冬来たりなば春遠からじ。雪解けを迎えるための少年と少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-12 21:47:30
21096文字
会話率:62%
勉強ができない双子兄、成績優秀だがある問題を抱える双子妹。
これは、命の物語。
2人の想いが紡ぐーそんな、白い、白い、物語。
最終更新:2018-06-07 20:31:49
325文字
会話率:34%
5人の若者が織りなす日常ホラーストーリー!
最終更新:2018-05-25 06:54:32
208文字
会話率:0%
雪解けはまだ、来ない。
最終更新:2018-05-01 04:00:00
330文字
会話率:0%
本当は、連載感覚で浮かんだのですが……ちょっと、今は無理だったので簡単にまとめただけです。
最終更新:2018-04-24 11:46:57
3906文字
会話率:28%
クリスマス直前、勇介は交際中のゆきから、突然に別れを告げられる。彼女の真意が見えず、引きずってしまう勇介。そんな彼の、雪解けまでのお話し。
最終更新:2018-04-23 02:20:38
14362文字
会話率:41%
二十歳の引きこもりと、十歳の『異質な』少女、そして救済の手を差し伸べる女、その顛末。
そこに目に見える幸福は無く、夢も希望も叶わない。
あるものはただ、主人公旗本竜子の信心であり、敬愛であり、嘆きであり、葛藤であり、絶望であり、僅かな生きる
道である。
外の世界を恐れ引きこもった旗本竜子がベランダで出会ったのは、隣に移り住んできた十歳の少女であった。とても児童とは思えない知性を持つ彼女との会話こそが社会であり、ベランダこそが自分の世界であり、自分を認めてくれる少女こそが神であり女王であると、信じて疑わなくなるまで時間はかからなかった。
敬愛する彼女の為に奮起する竜子だったが、外界との接触は因果を生む。凍結したかのように微動だにしなかった人生はしかし、新しい関係によって春の雪解けよりも早く、あらゆるものが芽吹いて行く。
ベランダだけが世界であった竜子の、醜く滑稽な、しかし切実な明日への物語。
この作品は「shinsyo-rakudo.blogspot.jp/」こちらにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-06 21:30:29
161199文字
会話率:49%
この星は四年に一度、隕石の『巣』を通過する。
星を守るため、隕石を迎撃する魔女のいる世界での物語。
降臨歴一〇二九年。ワルキューレ、イスナ・アシャラの起こした『ブリアレオス』落着未遂事件から三年が経っていた。
ワルキューレの裁定組織である
ヴァルハラは世界に対してその存在を公表し、国際同盟及びワルプルギスの魔女たちとの協調路線を打ち出した。
千年の時を超える魔女とワルキューレの間の確執は、少しずつ雪解けを見せ始めている。
そんな最中、国際同盟はその版図を中央大陸のワルキューレ信奉国にまで広めようとしていた。
歴史あるワルキューレ信奉国、レヴィニア王国に於いて突如としてレヴィニア解放軍による軍事革命が勃発した。
レヴィニア国王と王妃は射殺され、レヴィニアを守護するワルキューレ、カウハ・レリエは壮絶な自害を遂げた。
王宮を脱出した第一王子サファネとその妹ソミアを守るのは、王家と共にあるもう一人の若きワルキューレ、イクラス・レリエだった。
一方、国際同盟加盟国であるヒパニスの郊外では、ワルキューレたちによる不穏な動きがあった。
それを察知した国際航空迎撃センターに所属する小型艇、ファフニルから戦闘士が出動する。
「戦闘士、エイラ・リバード。状況を開始する」
変わりゆく母星の上で、人類は自らの足で立ち上がることを選択した。
だがそれは、本当に人々が望んだ未来の姿なのか。
たとえこの身が朽ちて、心が果てたとしても――ここに残り続ける。
その力は、世界の奔流に抗うことが出来るのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-31 21:00:00
195896文字
会話率:33%
『雪の夜』に再会した幼馴染みの2人。凍った想いは雪解け、春へと向かう。
最終更新:2018-02-26 17:16:56
7769文字
会話率:28%
数年前突如として現れた異形の”獣”により王国は存続の危機に晒されていた。そんな中、王国軍に所属する主人公カイトは、意図せずも怪物発生の原因を探る任務を言い渡される。
最終更新:2017-10-11 23:01:05
143311文字
会話率:40%
平凡で代わり映えのしない毎日に、「生きていても仕方がない」と考えていた女子高校生がある日突然【死】を宣告される。余命幾許もないと告げられるが、もともと【生】への執着が薄かった彼女はただ冷静に言葉を受け止める。そんな時どういう巡り合わせか、
ある一人の不良男子高校生と偶然知り合い、成り行きで『上辺だけの恋人』として付き合う事になってしまう。
初めは彼の事を何とも思っていなかった彼女だが、二人で話をしていく内に段々彼に想いを寄せるようになる。その内感情を誤魔化し切れなくなった彼女は、自分は先が長くないと吐露して彼との決別を図る。それでも彼は最期まで彼女を愛する事を誓い、ジレンマと闘いながら彼女もそれを受け入れ、晴れて二人は本当の恋人同士になる。
だが普通の生活は長くは続かず、次第に深雪の身体を病魔が襲う。それまで漠然と死にたいと考えていた彼女が、実際に【死】に直面した事で生きる事の意味を改めて考え直していくようになる。彼との出逢いと触れ合いを通して、希望や不安、苦しみや哀しみ、喜びや楽しみを経験し、人生とは何かを思い直して生きていこうとする彼女。最期の時、「彼を好きになって良かった」と思いながら彼女の物語が終わりを告げる……かのように思われた。
物語は反転する。
彼女を支える彼との出逢いは、実は偶然ではなかった。
彼女と彼が公園で出逢うよりも、少し前。
両親を事故で失くし、引き取られた先で暴力を受け、学校でも虐められるという過去を持つ彼は、当時人生を諦めかけていた。そんな矢先彼女と巡り逢う。周りに蔑ろにされていた自分の存在に目を留め手を差し伸べてくれた彼女に再び生きる勇気を貰った彼は、自分の容姿を偽りながらも生きていく事を決心する。ある日偶然彼女を見掛ける事になった彼だが当時とは打って変わって生気のない様子の彼女。そんな彼女を目にし、今度は自分が助けたいと思うようになり彼女との接触を画策していく。彼女に嫌われる事も厭わず彼女の心に踏み込んでいく彼。漸く彼女の心の声を聞く事が出来た彼は「もう長くはない」というその衝撃の事実に頭を悩ませそれでも彼女を支えていく決断をする。
二人の出逢いがそれぞれの運命を変える。
紆余曲折の末、二人に起こった奇跡とは……
※この作品は2017年オレンジ文庫ノベル大賞第三次落選作品を一部修正したものになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-01 23:58:44
67768文字
会話率:37%
「あたし、実はずっと前から好きな人がいるの」
「だぁれ?」
「雪乃よ」
慣れ始めたばかりの学校生活の中。幼馴染からの突然の告白。
でも、女の子同士だし、お姉ちゃんみたいに思ってた人…私、恋なんてまだわかんないよ? どうして私なの??
戸惑ってばかりの私。だけど。少しずつ、私の中で何かが変わっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-25 23:09:29
73536文字
会話率:56%
冬のある一日。幼馴染二人の微妙な距離感がこの日を境に変わるかもしれない、そんな日。
最終更新:2017-05-02 20:03:27
3389文字
会話率:37%
雪解けの季節。出勤途中にある小さな公園を見つめる。かつてその場所で見た光景を思い出していた。
高校二年生の冬の日、公園で偶然出会った女性との交流を回想する。
最終更新:2017-04-06 14:55:29
3195文字
会話率:28%
雪解けの春を告げる、ある日の朝。
出会いが欲しい、そんな思いで家を飛び出そうとした――。
純情な気持ちを表した小話。
最終更新:2017-03-01 18:54:58
948文字
会話率:0%
白の森に、たったひとりで秘薬を作り続けるエルフの少女がいた。重い雪の降り積もる真冬から、春の訪れる雪解けの季節まで、彼女はただひたすらに薬を作り続けていた。思い出と、約束のために。
最終更新:2017-01-24 12:25:50
5282文字
会話率:49%
伯爵令嬢であるユリシアは、親同士の取り決めにより公爵家の一人息子であり周囲から容姿、才能ともに完璧だと評されるマルセルと婚約することになる。
だが婚約者となったマルセルに言われた言葉は驚くべき内容であった。
人の気持ちが分からない少女と後
にユリシアを溺愛することになる青年のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-22 13:45:00
6200文字
会話率:38%
終わらぬ冬を憂う者が居た。
凍ったまま動けぬ者が居た。
そして集う者が来た。
最終更新:2017-01-15 23:19:31
8954文字
会話率:25%
少年と少女の始まらない恋の話
最終更新:2017-01-12 00:41:09
3355文字
会話率:32%
昔ばなしです。
久しぶりなので、文書の間違いなど指摘よろしくお願いします!、
最終更新:2016-12-30 18:51:59
1908文字
会話率:41%