俺には彼女がいた。俺の一言で別れてしまった、彼女が。
でも、どうか……
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この小説は、「悲しいキッカケ」という小説のAnotherです。是非、「悲しいキッカケ」も読んでくださると嬉しいです!
そして、この小説は『私と紅
茶と小説と』という短編小説シリーズにも入れてますので、そこから他の短編小説も見ていただけたらなと思います!(そちらに「悲しいキッカケ」があります)
また、この小説は今日誕生日の芥川龍之介さんの生誕を祝ったものです。(なお、作品内容と人物に関係はありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-01 20:18:06
2313文字
会話率:33%
吉野明美(32)は、経歴の詐称により就職したキャビンアテンダントだった。得意の口のうまさと自慢の行動力でトントンと出世して、チーフになりあがった。
しかし搭乗中の機内で、過去に因縁のある機長と些細な諍いを起こして、機を墜落させてしまう。
吉野は死後裁判を受け、犯した罪により大叫喚地獄へ叩き込まれてしまう。
大叫喚地獄の刑期は6800兆年と1200億年である。途方もない時間を地獄で過ごすことになった吉野であったが、1000年、2000年を超えたあたりから地獄に順応し始め、すっかり退屈な時間を過ごすことになった。
その頃、天道ではとある天女がお釈迦様が蜘蛛の糸を下すところを見ていた。問えば気まぐれに地獄の亡者を救おうとしたらしい。お釈迦様が去った後、その問答の中で気になる言葉があった天女は、適当な亡者――吉野を選び蜘蛛の糸を下して確かめることにしたのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-25 12:00:00
17196文字
会話率:48%
小説家を目指す者たちが集まるアパート、「白樺荘」。
「芥川龍之介の子孫」を名乗る芥川龍馬(PN)も、アパートの新入りだった。
〆切前の龍馬の頭上にもやはり朝日は昇って、今日も筆に悩み、筆に励み、筆に一喜一憂させられる小説家(の卵)の一日
が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-24 12:00:00
26374文字
会話率:46%
※この作品は、芥川龍之介「羅生門」を下敷きとした二次創作作品となっております。
一人の男が、暗い夜、雨の中、木の洞で雨やみを待っていた。
雨やみを待ちながら、男は、一人の女を思い出していた。
最終更新:2016-11-03 17:31:44
3590文字
会話率:36%
原稿用紙32枚、文字数11000文字ほどの短編。
《あらすじ》
文豪と名高いレオナルドは病に伏していた。彼の後悔は幼い頃に生き別れた娘の行方が知れないことだったが、いよいよ死期が近付いた時、彼のもとに娘クラリッサ発見の報が届けられる。
再
会した娘と、春の日の下で花に囲まれて過ごすレオナルド。
一方では、夜の闇の中、堕天使がレオナルドのもとへと忍び寄っていた――
※)作中作『地獄門』は、芥川龍之介『地獄変』をモチーフにしたものです。
※)小説投稿サイト『カクヨム』との重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-27 04:23:15
11094文字
会話率:31%
この作品はnoteにも掲載しています。
恥ずかしくも、今まで純文学というたぐいのものをあまり読んだことがなかったのですが、芥川龍之介の歯車を読んだときに強い衝撃を受けたのです。私も歯車を見たことがある!と。それでこの作品を書きました。
最終更新:2016-09-27 00:21:08
1455文字
会話率:0%
ここにはだれもいない。
だれも来ない。
唯一人、おれは深く沈み込んだ静けさの中に包まれている。
時折、囁きかける乾いた風は、唯、寂しさと空しさを伝えるだけ。
手を伸ばしても何も掴めない。
唯、冷たい、冷たい感触が俺の精神(こころ)を鋭く
突き刺し蝕んで行く。
寂しい・・・
この辛さは、一体、なんであるのか?
ーーー薄く淡い鋼色の月影は、深く淀みすぎて、此処までは届かない。
ここは、暗い籔の中。
そしてーーーそして、おれは、“何か"の影を追い、求めるように
今もこうして彷徨い続けている。
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芥川龍之介の「薮の中」を現代風にアレンジした作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-14 17:21:34
10958文字
会話率:48%
とある科学者の独白。鍵括弧を使わない小説です。全五回です。ホラーなのか自分でも分かりませんがとりあえずホラーにしておきます。芥川龍之介の河童をモチーフにしました。太宰治の駈込み訴えにも影響を受けました。夢野久作の作品にも影響を受けました
最終更新:2016-06-03 16:48:35
31032文字
会話率:0%
短編の名手であった芥川龍之介さんの「蜘蛛の糸」を現代版にするとどうなるだろう?と思って書き始めました。
畏れ多くも、大正の文学を代表する作家の二次創作という形であるため、名前負けしないような作品にしていきたいと思っています。
最終更新:2016-01-31 13:04:19
4903文字
会話率:27%
天界の蓮の池から地獄を見下ろすお釈迦様は、あまりの罪人の多さに心を痛めていた。芥川龍之介『蜘蛛の糸』のパロディ。
第一回ブックショート第四期落選作品
最終更新:2016-01-01 11:59:02
1732文字
会話率:27%
芥川をパロディ化したらこのようになるかも。
最終更新:2015-10-22 23:05:38
1145文字
会話率:88%
名古屋の画廊にミレーの落ち穂拾いを観にきた友人と私。
私の見れない絵画とは。
最終更新:2015-10-08 23:37:16
1964文字
会話率:59%
世には”名作”を始め、数多くの”迷作”が存在する。
人々に読まれるもの、日の目を見ることのなかったもの、未発表のもの。
その中から、日の目を浴びたにもかかわらず、時代の流れとともに読まれなくなってしまった新古典作品にスポットをあっててみ
たい。
小説に没入し、適当に微改変できる主人公、
『泰平 叉吉(やすひら さきち)』が、あなたを小説(家)の世界へとご案内いたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-31 22:06:55
7711文字
会話率:11%
『あれは不思議だね。夢の話と色恋の話くらい、聞いていてつまらないものはない。』(芥川龍之介) それでも、あなたの声だけが骨である私を呼び覚まし、虫を食べる因習のある村に我々は閉じ込められ、卵から生まれた俺は絶世の美少女に出会う。――そんな、
いつか見た夢の話。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-20 08:56:32
138865文字
会話率:26%
芥川龍之介の蜘蛛の糸は誰もが知っている文学作品である。蜘蛛は神の象徴である事もある。蜘蛛の糸は人を助けるばかりだろうか・・・
最終更新:2015-07-12 21:52:19
1079文字
会話率:0%
ある季節を、ぼくは探していた。それなのに、ぼくはそれから逃げていた。深い霧を抜けようと、ぼくは思っていた。それなのに、ぼくはそれから逃げていたのだ。弱いぼくは傘をさし、モノクロームなままの街で逃げるだけだった。君は夜明けのまにまに雨を降らし
てくる。コーヒーは苦いまま冷めていく。蓮の花もまだ服をきたままで、蜘蛛の糸も垂れてこない。「さよなら」と言えないぼくが逃げこんだところは、ぼくの知らない街だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-16 00:00:00
87015文字
会話率:51%
Twitterの即興小説より、加筆修正したものです。
天上のふたりのお話。
芥川龍之介の『蜘蛛の糸』の神さまをイメージして書きました。
キーワード:
最終更新:2015-05-05 06:00:22
1282文字
会話率:0%
トハトハ国との戦争に敗れ、すっかり無法地帯となったトカトカ国。暴徒と化した民衆は、悪行の限りを尽くす(数字は180度回転させて読んでくださいな)。
最終更新:2015-03-24 03:00:34
200文字
会話率:0%
ぼくが特別支援学校で出会ったひとたちの想い出。
天命を見出したアスペルガー・サヴァンの彼のおはなし。
最終更新:2015-02-27 01:53:27
3135文字
会話率:37%
芥川龍之介、蜘蛛の糸を元ネタにした短編小説です。
もし、物語に出てくる蜘蛛と男が恋をしていたのなら…という妄想小説。
最終更新:2014-12-29 21:58:03
6867文字
会話率:33%
萩原朔太郎の記念碑を見に行ったついでに、文学館に寄ったオリンポス。
そこには詩人、萩原朔太郎の手書きの原稿や、芥川龍之介を始めとする文豪に向けて書かれた手紙、萩原朔太郎が作曲を手掛けた楽譜など、数多くの品物が置いてあり、作者は深く感銘を受
けたような気がする。
そしてふと。
この人たちって、小学生よりも字が汚いじゃん(笑)
と、侮蔑的な感情を抱きかけたときに、思ったことを綴りました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-24 08:00:00
248文字
会話率:0%