開き直った話になるんだが、私は小説を書き出しても投げ出すことが多い。
俗にいうエタるというやつだ。
プロットを書き、ある程度オチを決め、キャラ設定のバランスをとって書き出すのだが、だいたいいつもある程度書いている途中で、『このキャラはこんな
行動起こさねえよなー。』と自己完結して途中で筆を止めてしまう。
かなりの量の文章を書いていたり、物語の山場やラストシーンの方から書いて間を埋めようと四苦八苦しているものも結構ある。
結局は作者の実力不足。構成力のなさが浮き彫りになっているだけなのだが……。
でもせっかく考えたストーリーなんだから誰かに直接意見を聞いてみたい!
放り出したプロット、書きかけのストーリー、断片的な場面集。
そんな未完成な小説たちをただ読んで感想を聞きたいと言う無茶苦茶なワガママだけでできたストーリーがあってもいいじゃない!
と開き直ることにした。
そんな一風変わった小説集。
さあよんでくれ。ダメ出ししてくれ。アイデアを出してくれ。
そしていつかこの自分1人では取りまとめ切らなかった物語が完結するような道しるべを俺が得られる事を望む!(他力本願とも言う。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-03 00:00:00
9015文字
会話率:25%
灰色の空から舞い降りた雪が、外の景色を純白に彩る十二月の朝。
通学用のバス代をケチり、チャリで雪道を強引に突っ切ってきた先で俺が出会ったのは、冬休み前の二週間だけ俺達のクラスに転校してくることになっていた女の子だった。
「ミユキ……顔、
覚えた。よろしく……」
俺と『ある共通点』を持っていたその子は、才色兼備だけど天然さんで、寡黙だけど感情豊かで、排他的だけど甘えんぼで。
——それから、自身に孤独をもたらす謎めいた力を持っていた。
「ミユキは……私に触るの、嫌……?」
一緒の時間を過ごすにつれ、次第に浮き彫りになっていく彼女の闇。そこについては触れないで欲しいと、彼女が願っているのは重々承知していた。
我儘なのは分かってる。嫌われたってしょうがない。
それでも俺は、本当の意味でこの子を救いたい。
なぜならきっと、これは彼女が唯一縋ってくれた、俺が成すべき役割だから。
「ぼたもち」
…………腹、減ったのか?
「……ん」
誰も病気にかからない。もちろん誰も死んだりしない。
そして、誰もキスしない。
相川御幸《アイカワミユキ》の、甘く切なくちょっぴり不思議な、ごた混ぜ学園ラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-11 23:05:42
29571文字
会話率:54%
「じゃあ……行こっか。みんなで秘密基地に」
アラフォーになった小学校の同級生たちが集まるパーティーに鈴木真一は参加していた。
「秘密基地」に行くのは三十年ぶり。そこに辿り着いた時、鈴木は当時抱いていた違和感を思い出す。
それは、三十年間、影
を潜めていた犯罪者を浮き彫りにするきっかけとなるものであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-22 20:05:45
7494文字
会話率:48%
就職活動大惨敗中の
ぼっち=年齢の残念妄想女子の
"神崎咲子"は
よく小学生に間違われる。
その幼い容姿と
悪戯好きな女神様に人生の
時計の針を止められた様な背丈、
そして白く細い華奢な手足。
そしてそんな咲子の元に
一通の運命を変えるメールが届く。
それは誰もが名前だけは知っている
謎の大企業"地球株式会社の
魔法少女部門 地球課"からの
合格通知を知らせる内容だった。
咲子は人生=お一人様が祟り
新しい人々に会うのが辛い。
そんな大きな不安を抱える中、
会社に辿り着けず涙を流す。
だけどそんな咲子に
救いの手が差し述べられる。
なんと辿り着いた場所は
合格通知に記載があった集合場所。
そして華やかな世界の
住人の様に美しい女性、
ロートさんに手を引かれながら
咲子は大きな一歩を踏み出す。
そこで待っていたのは、
とてもとても可愛い
正社員入社の少女達。
魔法少女の本当の意味を理解する
咲子。
そして合格通知の余りの嬉しさに
派遣社員入社という見落としていた
事実が発覚する。
そんな中、始まる研修で
優しい友香ちゃんを
きっかけに過去を一つ乗り越える。
更に彼女はベスにグリ、ハピ、
フェリにスマ、そして東雲先生と
本当の意味での出逢いを果たす。
そして始まる本採用試験。
咲子は正社員を掴み取り
3ヶ月間みんなと一緒に過ごした
講義室へ飛び込むと
いつの間にかいつも一緒にいた
3人の仲間に担任のシロ先生、
他の仲間達も笑顔で迎えてくれた。
初めての実戦で
死に直面した咲子は
死よりも怖い現実を
跳ね除ける為に死の権化に
命を賭して飛び込む。
死の淵からなんとか生還した咲子は
初めての"友達"を噛み締め涙する。
そしてある大事件をきっかけに
会社の闇が浮き彫りになり
咲子は好機を得て地球株式会社の
事実上のトップとの対決に臨む!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-02 00:55:41
104878文字
会話率:42%
サクヤ、二十三歳、男性。彼は今日も仕事帰りに図書館へと通う。図書館通いは彼の長年の日課となっていた。ただ一つの本を読む為に。その本の題名は〝39〟。著者名は不明、本屋等には置いていなく、指定の図書館でのみ読む事ができる。
彼は幼い頃からその
本を読み続けてきた。小さくて自分が読めない時は親代わりのニナとピーターが、文字が読めるようになってからは自分で。39の内容は何でもない、普通の家族の成長物語である。ただ特殊な点は何冊読んでも終わりがない事と、三つの制約があるという事。
特殊な状況の中、少しずつサクヤの環境の特殊さが浮き彫りにされていく。
39の謎と真実は何か__。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-14 12:00:00
20592文字
会話率:27%
祖母の突然の死で十五歳まで暮らした港町へ帰った智章は見知らぬ女子高校生と出会う。祖母の死とその女の子は何か関係があるのか? 祖母の死が切っ掛けになり、智章の特殊能力、実父、義理の父、そして奔放な母との関係などが浮き彫りになっていく。
最終更新:2017-10-10 20:00:00
98235文字
会話率:48%
いつもの教卓の上の質問箱の上に一通の封筒が送られてきた。中を開けてみるとクラスの生徒からの質問だった。「私は以前いじめられていて今は人生の暗闇です。この暗闇の意味が分からないと前に進めません。先生暗闇の意味を教えてください」というような内容
だった。これをクラスの学級会のテーマとし解決することになった。生徒達の様々な価値観から暗闇についての意見が人生というものを浮き彫りにしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-24 10:00:00
7529文字
会話率:22%
学習塾に就職した慎一は、感動することがなかった。感情をパズルのように捉える彼は「心の鉤爪」によって生きていた。冷徹な慎一の心のかすかなゆらめきを、唯一心を許した大学生を通じて浮き彫りにしてゆく。
最終更新:2017-09-11 23:34:06
5381文字
会話率:7%
俺はブログのネタにしようと思い、とある地方の原子力発電所で行われる反原発団体の抗議活動を取材に行くことにした。電車を下りホテルの送迎バスに乗ろうとすると、そこには先にプロレスラーのような大男が乗っていた。翌日、原発村に下見に行くと、小学生の
いじめ見つけて、子供を救った。助けた一人は毛だらけの真っ黒な子で、一人は色気すら感じるような美少女だった。その二人は俺に興味をもって、村の中を案内しようとついてくるのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-06 06:00:00
63196文字
会話率:40%
毎日、退屈な日々を送っていた大学3年生の優。
クリーニング屋とは無関係な日々を送っていたが、ある日、友達の失態からやむを得ずクリーニング屋に出向くことになった。
そのクリーニング店には、優の兄である橙の片想い中の相手、あすみが働いていた。
二人が知り合ったことにより、この地域で起こっていた数々の悩める人間模様が浮き彫りになる。
聡明な、あすみと、どこか他力本願な性格の優が解決するクリーニングミステリー。
時折、登場する橙の恋愛模様もお楽しみ下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-21 10:44:17
18692文字
会話率:40%
交わる事なき二つの世界。運命分かつ一人の少女。交錯する二つの陰謀。徐々に浮き彫りとなっていく異変の真意。運命の鎖を振り切り過去を飛び立つ一つの魂。
人が朝目を覚ますのはいつでも"新しいことを探したい"という本能。己の現実
を捨てて飛び込んだ世界で少年が見た幻実とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-20 01:21:01
10623文字
会話率:61%
さても人間と亜人が共存している世界。貧乏長屋の男やもめに嫁取りの話が持ち上がりますが、大家の持ってくる嫁候補てえのが亜人、いわゆるデミちゃんばかり。本人も嫁を取ることに異存はねえんでやすが、そこは貧乏長屋のこと、様々な問題が浮き彫りになっ
て行って……はてさてどうなることやら。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-12 00:44:20
6576文字
会話率:71%
昔むかしある所に、でもないか。とある四賢者がおりました。
四賢者はそれぞれ、世界を揺るがす魔王を倒すべく旅立ちます。
やがて四賢者は激しい激闘の末、一賢者を犠牲にし魔王を討ち滅ぼしました。
その戦いの後に、犠牲になった賢者を人は勇者と呼びま
した。
恐ろしい魔物たちは身を潜め、姿をくらまし世界にようやく平和が訪れました。
めでたし。めでたし。
ちょっと待ってね。ここからが本題です。
そしてそれから十数年の月日が流れ、その平和は人間の手によって破壊されようとしています。
強大な魔王という敵がいた頃には見えていなかった、ささやかな問題が、平和な世の中になったことで浮き彫りになり、小さな小競り合いが起き始めます。
一人ひとりの抱える問題は、社会の火種となり、小さな社会の火種は、やがて国家間の火種にまで発展していきます。
魔王を倒すように人々を攻撃することも出来ず、そもそもどこが火種なのかも検討がつかず、新たな戦争を起こすにも都市の復興に専念している今は、火力の強い魔術を一般市民に向けて利用する分けにはいかず、如何にして平和裏に諸問題を迅速に処理するのか、そればかりが気がかりでなりません。
傷ついた勇者を除く三賢者の尽力の元、当魔術管理機関は世界の安泰を願い、正しい道へ進むべく魔術復興のため精進してまいります。
本稿は、魔王消滅後の世界における、魔術の利用方法について、強靭系魔術の利用を制限した上で、脆弱系魔術の理論と実践を実例に基づいて紹介します。これまでの魔族出現に関する問題を定義した上で、新たな傾向である新種の魔族または、人々の諸問題を解決するために記するものであります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-02 14:32:11
12384文字
会話率:28%
妖怪と人間が歪な和平条約を結んでから五年。妖怪と人間が起こす争いが社会問題となってから、忙しく働く陰陽師の元へ、一件の依頼が舞い込む。
その依頼の中で浮き彫りになるのは、彼等の小さな問題。お互いを知った時に、それぞれ何を選ぶのか。
最終更新:2017-07-10 14:46:19
6009文字
会話率:33%
僕の友人、磯崎めぐるは自称探偵である。
文芸部員の僕は、探偵の助手扱いをされつつ、彼をネタに小説を書いている。
「犬を誘拐してほしい」そんな依頼を口にしながら、すぐにそれをキャンセルした同級生の少女。単なるひやかしだと僕は思ったが、その
日からなぜか磯崎は彼女を執拗に追い回すようになる。後日僕は、彼女の抱えた秘密を知った。そうして犬の誘拐は、実行されることとなる。だがその依頼は、磯崎のある弱点を浮き彫りにすることとなり――。
※Chapter-1のみ、月を見上げて(http://yui-coffee.seesaa.net/)にも掲載しています。
※「自称探偵 磯崎めぐるの事件簿【中学生編】 鏡の国のねずみ」のネタバレとなる内容が一部含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-14 16:09:54
25439文字
会話率:53%
豊島区西巣鴨で発生したクビ吊り自殺が捜査の結果、他殺と判明。
その後の調査で、この事件には多くのナゾがあることがわかった。
豊島区と板橋区で起こる不可解な殺人事件。ひとつの事件では繋がりが見えないが、やがて少しずつ解明していくと複
雑な人間関係も浮き彫りとなっていく。
ひとつのナゾが解けると、新たなナゾへ発展していき、過去も含め、事件に関わった被害者も七名となった。
佐久間警部は、八人目の被害者を未然に防ぎ、事件の真相を解き明かすことが
出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-02 02:31:49
32321文字
会話率:61%
寛永年間(1630年頃)の日本のとある地方の農村の様子を描きました。
江戸時代からそれこそ20世紀の戦前まで各地農村部に残っていた夜這い文化。
自由恋愛至上主義の現代日本が陥った少子高齢化社会。
全く違う価値観で、ある種の"掟&q
uot;が社会の維持に必要だった近代以前の世界。
理性よりも本能に忠実だった時代と理性を重んじる現代人の対比を浮き彫りにしてみようと思いました。
どっちが幸せなのでしょう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-15 13:07:31
6352文字
会話率:26%
幼なじみ←美形友人←平凡/片思い・セフレ関係
容姿端麗で性格も明るい蒼佑に恋をした元気。遅過ぎた初恋は赤く実る前に自らの手で摘み取ってしまった。蒼佑との歪な関係はどこまでもあの子と元気の差を浮き彫りにする。※サイトより転載しました。
最終更新:2016-10-29 20:18:47
2412文字
会話率:9%
小学生のショウタは、公園でナミと名乗る女性と出会う。彼女の「わたしは未来からきたの」という言葉から、全ては始まった。
ショウタは身の回りに起きている事件について、ナミに尋ねてみることにした。クラスメイトのチカちゃんがいなくなったこと、近
所に住んでいるロックという犬がいじめられたこと。それらに関するナミの返事は、チカちゃんは死んでしまっていて、ロックも死んでしまう、というもの。また、それらの犯人が近いうちに逮捕されると説明される。
次第に、ナミの言葉が正しいと証明するかのような出来事が次々と発生し、ショウタの平穏な生活は終わりを迎える。
第一部はショウタ視点、第二部はナミ視点で物語は進む。それらが交差する時、ナミの思惑と心が浮き彫りになる。
誰が、何のために、誰を騙したのか。
未来を歪めてまで、人を幸せにすることができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-14 23:13:23
118659文字
会話率:38%
==更新停止中==
好きなものを否定され諦めてしまった少年が、一人の少女に出会い、仲間達に支えられながら、少しずつ素直になる話。文字数少な目。気軽にクリックっ。
~追記4/25(2016)~
ギャア!主人公の名前間違えてて変な設定つけち
ゃった!修正修正。愛のなさが浮き彫りになってしまった。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-11 23:48:41
16686文字
会話率:46%