もしも神隠しが現代でも起こっていたら――?
ある日、陰陽師の父を持つ医学生の安部大介は、父の依頼により現れた女性・杏里と出会う。
何の違和感もなく、ごく普通の女性の彼女だが、しかし彼女はただの人間ではない。
狐の妖魔の血肉が適合した、半妖
魔であった。
未だに根強く残る『神隠し』
幼くして結んだ狐の妖魔『妖狐』との約束。
「忘れるな、杏里。
お前はもう人間に戻れない。戻ることはできない。
まぁ、俺達妖魔を殺しつくしてまで人間に肩を持ち続けるなら、妖力が上がって俺を殺しに来い。
その時は、俺がお前を取り込んでやる。
そして実感させてやる。
人間を捨てることが正解だったとな』
そして杏里は『闇の能力者』となり、人々の知らぬところで、日々妖魔を倒す日々を送ることになる。
新月の夜。
彼女は妖魔の姿となり、夜な夜な出没する妖魔を闇に葬っていく。
『闇の能力者』として現代社会を生きる杏里に、大介は何を思うのか――?
彼女の境遇、彼女の生きる意味を知った時、大介は彼女に言う。
「杏里は、人間を捨てて正解だったのかもな…。
人間は妖魔より残忍で、貪欲で、狡猾で、不気味だ。
俺は必ず、お前を人間にしない。
妖魔としてお前を葬ってやる…。
でもお前が、誰よりも人間らしくて、誰よりも純粋で、誰よりも好きだ…。
だから、俺のエゴのために、人間になってくれないか…?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-13 23:47:32
5431文字
会話率:42%
待ちに待った新月の夜。
その日は都合良く、星明かり一つなかった。
閉じた箱庭から彼女が抜け出すには、絶好の機会だった。
最終更新:2014-08-02 00:02:26
3035文字
会話率:5%
異形の血、鬼上の血に目覚めた綾面 陸は趣味と実益を兼ねた殺しをしていた。
ある日、彼の前に見たことの無い敵が出現し、それと時期を同じくして街では死体の内臓と血液をごっそり抜き取る事件が発生する。
タイミング悪く宗家の血筋の少女もや
ってきて、成り行きで彼女と共に犯人を事件の犯人を探すこととなった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-27 02:03:46
98131文字
会話率:32%
私立一円高校2年天野朔也。彼はトラブルに巻き込まれる星の下に生まれたようだ。そのトラブルを時には自分の力で、時には仲間と協力しながら解決していく。そして、トラブルを解決する度に女の子とフラグが立つ……かもしれない。そして、今日も今日とて、
騒がしい日常が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-29 01:58:16
21070文字
会話率:67%
超能力者の少年少女が集まる話。
〜あらすじ〜
月山明城中学二年五組に転校してきた普通の中学生三木透。
その普通な中学生があることがきっかけで超能力を持っていることに気づく。
月山明城中学校の近くにはいろんな怪談がある。
それを検証したり
するグループ「JOKERS」
そのグループのメンバーは全員超能力を持っている。
温度、形、光、音、とかいろいろな能力があって、有害な幽霊「GHOST」と戦う。
新月の夜。現れるGHOSTの親玉、影喰い。
光の証明である影を喰い、生気を失わせる。
そいつを殺せばゴーストも現れないし、影を失った人間に生気が戻る。
とまあこんな感じです。
長い目で見てやってください。
ごめんなさい。最初の方は同じで書かせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-11 23:06:56
18043文字
会話率:43%
新月の夜の悪夢から、逃れることができない
最終更新:2014-03-21 01:18:00
23221文字
会話率:9%
凄腕だが気紛れで多額の報酬を要求する情報屋『黒猫』。
黒猫と契約を交わしたくば新月の夜、街中に隠されたカードを探せ。見付けたのなら、三日月の夜に再びその場所へ。本物の『黒猫』を見付ける事ができた時、黒猫との契約が交わせるだろう。
ただ
し、黒猫は気紛れだ。注意せよ。
設定共通のSSシリーズです。最初に必読ノ章をお読みください。それ以外の話は基本的に一話完結なのでどこからでもお読みいただけます。あくまでもSSなので一話は短い。
※必読ノ章を読まないと話の流れや登場人物が分からない場合があります。必読ノ章は上から順番にお読みください。
※更新は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-31 10:52:24
12923文字
会話率:48%
そう…あれはいつかの新月の夜だった。夜間訓練中に俺たちは見てしまった。幽霊戦車を…。
最終更新:2013-06-29 20:00:00
1714文字
会話率:53%
昔々あるところに、『ベアテ』という名の、大変美しい男の人がおりました。
ベアテはとても美しく、また優しくて、大勢の人々に愛されていました。
しかし、一つだけ、他の人々とは違うことがありました。
彼は、満月を見ると狼に、三日月を見るとコウモリ
に、新月の夜には、病気になり、大好きなのは、人の首筋に流れる生き血でした。
そして、彼に血を吸われた人達は、全員ベアテと同じになってしまうのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-10 13:15:57
2263文字
会話率:0%
新月の夜、椿はダスティニーニ国へと召喚され、四人の内の誰か一人と契りを結ばなければ日本に帰れないと宣言された。
しかし第一候補の男は見目麗しいが中身は腹黒?
不良高校生椿は日本に帰れるのでしょうか。
ただいまパーティー編に突入しました。
最終更新:2012-10-02 09:25:35
39544文字
会話率:25%
大型帆船の水夫トニーは新月の夜、謎の鯨に会う。その鯨の正体とは…
最終更新:2012-09-20 23:31:39
1463文字
会話率:25%
ある新月の夜。
星座観察に出かけた山奥で偶然出会った奇妙な鳥。
鳥は月を追っていると言う。
それ以外に何も無いという。
月が満ちるまでの短い期間を共に過ごす中で起こる 小さな対話の中で、互いの中に少しずつ生まれる確かな変化の物語。
最終更新:2012-01-13 02:10:27
18493文字
会話率:21%
【貴族共同体(ノーブル・コミュニティ)】ーーーそれは、ある団体から派生した1024人もの特殊能力者を擁する女大公が治める大国。
その大国に住む特殊能力者は【当選者(とうせんしゃ)】と呼ばれ、能力によって生じた幾つかの代償をその身に抱えながら
、代償と折り合いを付けて暮らしていた。
この物語は、貴族の令嬢である当選者の美少女・シフォンと、彼女に好意を持つ幼なじみの少年・ミラージオのとある一つの怪事件を追い求めた事件録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-30 05:22:52
92989文字
会話率:41%
ふと、誰しも二訪れる『瞬間』
最終更新:2011-11-21 00:45:38
330文字
会話率:0%
白い直垂に身を包んだ紅丸が新月の夜を往く。
辺りに轟くは、人食いの妖、猩々どもの不気味な咆哮。
咆哮に混じる少女の慟哭を聞き、紅丸は其の身を翻す。
最終更新:2011-10-11 00:43:10
4101文字
会話率:31%
「クレッシェンテ放浪記」IF的続編。時の魔女の魔法が失敗していた? あの厄介な犯罪者共がこっちに来てしまった。「働かない奴に飯は無い!」そう言ってもこいつらに普通の仕事は出来ない?
最終更新:2011-07-04 11:49:10
7993文字
会話率:62%
――また、誰かが死んだのかしら。
新しい花束が古い花束の隣に置かれている。これで何人目だったかな、この十字路で亡くなった人は。私は指を折って数えてみたが、途中で足りなくなって止めた。
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事故の絶えない十字路にまつわる
ちょっぴりホラーな物語。
よろしければご意見・感想をお寄せくださいませ。
※なお、当作品は他のサイトでも公開されています。
軽微な修正による多少の差異はありますが同一作品ですので、ご了承くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-07 02:39:40
3816文字
会話率:21%
悪魔のキースは、清純で可憐な天使セシルに心を寄せていた。しかしそれは決して許されない恋――。新月の夜にキースはある決意をするが……。
禁断の、切ない恋物語。
最終更新:2011-03-29 19:02:32
17195文字
会話率:52%
とある『語り屋』があなたに語るのは、はるか昔の運命の物語。――主人公のハルは街で人気の美青年召喚獣使い。ある新月の夜、彼は禁忌を犯して召喚獣を召喚するのだが……それは、運命の物語の始まりに過ぎなかった。運命によって引き合わされた一匹のアゲハ
蝶の召喚獣とハル。一人と一匹の運命の物語の行方は――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-24 17:07:57
35936文字
会話率:48%
新月の夜、飲み会のあと出会ったのはこの『世界』にはいない住人だった
最終更新:2010-04-12 00:03:02
75235文字
会話率:64%