二つの扉の中心にある小さな部屋
その中で誰かが踞っていました
そんな詩です
最終更新:2014-01-23 21:00:00
334文字
会話率:100%
深更。既に山中が暗闇に包まれ静まり返っている。明かりが灯されている場所はごく限られた場所しかない。山全体に設けられた要害や屋敷の大方も例外ではない。
その例外の一つとも言うべき小さな部屋に、二人の男が詰めていた。小さな灯火の他には硯と紙
があるばかりの殺風景な部屋である。もっとも、この暗闇ではさしたる意味もないが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-12 01:21:47
14599文字
会話率:41%
古い図書館の奥の小さな部屋。そこにアリスは住んでいる。変わらない毎日を送るアリスのもとに、ある日やって来たうさぎさん。それから、アリスの変わらないはずの毎日が少しずつ変わっていき…。
最終更新:2013-12-13 10:00:00
8929文字
会話率:0%
ふと気がつけば、白くて小さな部屋のなか。なにも思い出せないわたしに目の前で笑う少女は言った。彼女がわたしの記憶を食べてしまったのだと。
最終更新:2013-12-04 20:00:00
2196文字
会話率:0%
とある二人の殺し屋が小さな部屋で仕事の準備。ただそれだけ。
最終更新:2013-07-23 13:46:37
557文字
会話率:61%
陸上貿易が盛んだった頃
二つの地域の中間に位置する町があった。
そこは二つの地域から来る商人たちによって栄え、大きな砂の都市となっていた。
そんな町の中に黒い服に身を包み、さらに黒いフードを被って汗ひとつかかずにいる男がいた。
彼が見
つめる先はただ一つ………………町で一番大きな家の小さな部屋、ベッドに横になっている白く透き通った肌の少女だった…………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-03 09:47:21
3817文字
会話率:39%
「兄ちゃん、いるかい?」
あてもなくさまよった果てにたどり着いたのは、少女の姿と女の体を持つ『スィ』。貧困街の小さな部屋だけの世界で、少女は自由奔放に女を売っていた。
『スィ』を買った俺は、短くも温かい時を彼女から貰ったのだ。
※『
スィ』は売春婦です。そういった描写が作中には出てきます。苦手な人はブラウザバックでお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-14 00:23:50
4543文字
会話率:60%
少女は眠っていた。
長い時間、『世界』を部屋の外に閉じ込めて。
とても冷たいその部屋は彼女の記憶も眠らせた。
知ってはならない記憶。過去の記憶。
それらを凍てつかせた小さな部屋は、言わば『繭』だった。
外界と壁を作り、新しく生ま
れ変わるための繭。
もっとも、変わったのは繭の外であったが。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-13 11:00:00
22965文字
会話率:43%
地味で、善良な小市民、大学に通う国分良人は、いつものように一人暮らしの小さな風呂に入っていた。 薄暗い明かりの中、流れる排水口をじっと見ていた良人は、そこに奇妙な違和感を感じた。 浴室で発見された、長い女の髪の毛から始まる、小さな部屋の、小
さな物語。 薄暗い部屋で繰り広げられる、奇妙な関係を描くホラーファンタジーです。
※星空文庫へも重複投稿をしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-05 17:26:28
34729文字
会話率:35%
地味で、善良な小市民、大学に通う国分良人は、いつものように一人暮らしの小さな風呂に入っていた。 薄暗い明かりの中、流れる排水口をじっと見ていた良人は、そこに奇妙な違和感を感じた。 浴室で発見された、長い女の髪の毛から始まる、小さな部屋の、小
さな物語。 薄暗い部屋で繰り広げられる、奇妙な関係を描くホラーファンタジーです。
※星空文庫へも重複投稿を行っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-05 17:23:09
29436文字
会話率:30%
何もかもを捨てた25歳、めぐみが辿り着いた小さな部屋。
そこは究極に何も生み出さない、何も残らない空間だった。
何もかも飲み込むこの小さな部屋。
どんどん崩壊していく一方で彼女は自分自身への理解を深め、人を愛すようになる。
そしてまた自分の
中での矛盾に気づいていく___
彼女の破壊衝動は彼女の一番の敵であり、盾であること。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-18 16:00:00
1255文字
会話率:5%
流血表現注意です。
気が付くと、視界は真っ赤に染まっていた。
目の前には血塗れの“彼”がいた。
この部屋には“彼”の他に俺しかいない。
俺が殺ったのか?
…あぁ、そうだったな。
そう思ったのにーーー
最終更新:2011-12-09 20:51:24
1501文字
会話率:0%
大学進学のため、ミロスワフは格安の古アパートに引っ越した。
最小限の設備しかない、小さな部屋には窓が一つ。
が、掃除のためにミロスワフが窓を開けると、そこは同じようなもう一つの部屋が現れたのだった。
そこで、声をかけてきたのは自分そっくり
な男だった。
※自サイト「鳶の旋回軌道上」より転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-04 21:57:20
5431文字
会話率:45%
小さな部屋にいる少年は、
何を思うのでしょう。
最終更新:2011-03-22 00:55:56
253文字
会話率:0%
小さなうさぎはいつも一人ぼっちでした。うさぎは小さな部屋に閉じこめられて、外には出してもらえません。小さなうさぎは決まった時間にご飯をもらえます。にんじんやキャベツなど色々な物を与えてもらえます。でもうさぎは一人ぼっちでした。仲間ではない
けれど怖い存在はいました。鋭い爪とくちばしでいつも首を振って威嚇するように鳴いているのです。ご飯を食べているとときおり邪魔してくるので、うさぎは怖くて仕方ありません。ずいぶん後にそれが“にわとり”という名前だとうさぎは知ったのでした。
「にわとりなんて居なくなればいいのに……」
うさぎは怖くて邪魔なにわとりがいなくなれば良いと考えました。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-12-29 00:17:35
1722文字
会話率:20%
目を覚ますとそこに見えるのは小さな部屋。
ふと現れた少女が言う事には,既に死んでいるらしい。
そんな天界で、存在を賭けた勝負に巻き込まれていく。
最終更新:2010-01-02 14:57:14
3055文字
会話率:70%
不老不死になる方法を求める四人の男女。それぞれ別々の道ではあったが、そのカギを握っている男の存在にたどりつく。世界のどことも分からないその小さな部屋で、四人と一人が静かに席に着いた。
最終更新:2009-07-26 18:18:13
37751文字
会話率:50%