陸上貿易が盛んだった頃
二つの地域の中間に位置する町があった。
そこは二つの地域から来る商人たちによって栄え、大きな砂の都市となっていた。
そんな町の中に黒い服に身を包み、さらに黒いフードを被って汗ひとつかかずにいる男がいた。
彼が見
つめる先はただ一つ………………町で一番大きな家の小さな部屋、ベッドに横になっている白く透き通った肌の少女だった…………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-03 09:47:21
3817文字
会話率:39%
一つ話をしよう、君だけに話をしよう。今ここに居る君だけに・・・・話を聞いてくれる君だけに・・・・。そう言って老人は、話し始めた。だから私もそれを言いたい・・一つ話をしよう、君だけに話をしよう。今ここに居る君だけに・・・・話を聞いてくれる君だ
けに・・・・鎌を持たない死神と死にたがりの娘の話を・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-07 23:26:56
14689文字
会話率:31%