亡国の人々は真っ白な肌に金の髪、金の瞳をしている。最盛期には不可侵の象徴だったその姿も今では迫害や略奪の目印でしかない。人の心を惑わす黄金の容姿を持っているがために、いつだって否応なしに人々の陰謀に巻き込まれた。求めるものは平穏な暮らしだけ
だというのに・・・。 国が腐敗しはじめていた。ガレスディエリエル王国の末姫ルジェは数年前から王城の喧騒を避けて一人王都郊外の月白城に暮らしていたが、母の懇願を無視することができず王城に帰ることを決めた。帰城の矢先、ルジェは月白城に侵入してきたアルスと名乗る男装の女から元護衛騎士セイレン・オルデ=デュシスの死を知った。それは王国に巻き起こる大事のほんの前触れにすぎなかった。
*造語多数。特定した時代の話ではありませんので参考にしている城や衣装などの年代・地域の統一性はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-14 22:17:30
23674文字
会話率:49%
国とともに失われた母親の命を助けるため、亡国の姫は、肖像画に描かれた相手と時間を超えて対話することのできるという魔術を行使する。壮大でも勇壮でもない、ファンタジー短編。
最終更新:2010-12-19 22:05:16
1993文字
会話率:21%
超短編小説。ある存在に自分の国を滅ぼされた王子が復讐を誓う。
最終更新:2010-10-21 15:50:08
552文字
会話率:4%
赤星 銘は、五月までの臨時委員長。
悪評高い留年生・篠座に巻き込まれ、亡国の危機にある異世界に
飛ばされた銘は、彼が『千の伝説を持つ男』だと知らされ──
全力空振り元気少女と、世界を救い飽きた毒舌勇者が送る、“本格”異世界召喚物語。
最終更新:2010-06-29 07:15:08
15211文字
会話率:45%
小国ながら、圧倒的な身体能力を生まれ持つという民族性で独立を維持してきた王国、エスクード。
そんなエスクード王国は、ついに戦乱の大きな波に飲まれて滅んだ。
しかしそれから数年が経って、亡き王国の旧領土で一人の青年が立ちあがる。
その
青年こそ、凄惨を極めた戦争を修羅となって生き延びた亡国最後の王子だった。
〈竜の紋章〉を背負った亡国の王子は、再びこの地に王国を蘇らせるため、王としての産声をあげる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-19 09:23:14
262155文字
会話率:36%
ファンタジー世代のファンタジー脳によるファンタジー立国のための亡国のファンタジー政策議定書
ブヒブヒブヒッ
※18歳以上閲覧禁止
最終更新:2009-10-29 08:40:11
7668文字
会話率:66%
「無敵の魔鎧を駆る王女。出てくる敵はザコばかり。なのに毎回大ピンチ!?」…ショートギャグファンタジー?呪われた鎧をまとい、魔物と戦う亡国の王女フロリーナと仲間たちの物語。
最終更新:2009-07-17 23:08:38
53804文字
会話率:51%
これはまだ剣と魔法が力を持っていた時代の物語、主人公・カイルは小さい頃からの夢である、聖王国騎士団の試験に見事合格、幼なじみのクライブと共に日々磨きあっていた、だがそんな毎日はある日突然終わり、主人公達は大いなる敵と、宿命に立ち向かう戦いへ
と誘われる、ある少女との出会いによって折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-27 01:09:14
23264文字
会話率:69%
大国コーティス国にたどり着いた男。哀しい詩を唄い、亡き最愛の者を想う。反逆の罪の疑いにて王と向き合う男は、この国に巣食う魔女の飼う獣の生け贄を、申し出る。謎の男の正体が明らかになってゆく。それは、哀しい男。しかし威厳を放つ。美形の顔に瞳の奥
に潜む、冷たくも温かい愛情を皆に。果たして、結末に笑うのは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-02 18:35:58
25333文字
会話率:21%
死の世界・不浄の大地<ディス・エンガッド>を旅するエヴァとヒロは、ある日、空を飛んできた少年・カイに『呪われた街を知りませんか?』と聞かれる。それは二人の退屈していた旅に、刺激的な事件をもたらすこととなる。『東方の天使西方の旅人』に登場して
いる同主人公たちの、1年前を描いた番外編。これだけでも、独立して読んでいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-11-22 00:02:10
54088文字
会話率:26%
亡国の王子ウィスリーと黒騎士ザインの物語。
最終更新:2007-08-27 23:01:11
7690文字
会話率:35%
亡国の玉座の間に、二人の王子が向かい合う。
最終更新:2007-04-05 10:36:07
5446文字
会話率:35%