ある日、根室恒平が眠りに落ちると、そこは《イマギカ》というMMORPG風のゲーム世界であった。
眠りに落ちると強制的にログインさせられてしまう、正体不明のゲーム世界である。
剣と魔法でモンスターを討伐する、シンプルながらも爽快な世界に、やが
て恒平は魅了されていく。
そうして《イマギカ》におけるプレイを楽しんでいた恒平の前に現れたのは、バトルフィールドのモンスターとは異なる不気味さと能力を有した、謎の怪物であった。
*便宜上、ジャンルは「VRMMO」を選択しましたが、あくまで「VRMMO風の世界」です。
*バトルシーンが多いので「残酷な描写あり」のキーワードを設定しましたが、過度に残酷な描写はないと思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-17 17:00:00
191267文字
会話率:38%
異世界、異世界について別に一家言もちとかではないのだが、詳しくないなりに言わせて貰えば普通は剣と魔法のファンタジーとかのはずである。魔王を倒すとか世界を救うとかそういう物語が展開するはずである。
だがここに来てから早、三年。どうやら俺の場
合は違ったようだ。
大きな大きな西洋風の城の中、その最深部では今日も似つかわしくない声色が響いている。
『ゴロウマル!わかっておろう、早う服を脱ぐのじゃ』
ピンクのバスローブを着込んだ、人で言えば10歳くらいの体躯をした青い肌の幼女が俺に服を脱ぐように命じた。
俺は屈辱に耐えながら、いつものことだと自分に言い聞かせ、仕方なく服を脱ぎ、ぴったりした黒いパンツ一枚の格好となる。
そんな俺をにまにまと黒目の真ん中に光る金色の瞳で眺めている青い肌の幼女は、湯上りに、毎日必ず飲んでいるワイングラスに入った深い緑色の液体を一気に飲み干して、フーと大きな息をついた。その瞬間幼女の青い顔に一気に紅色が刺す。いつもの光景だ。そしてこのあとは決まって、いつもせがむような口調で彼女は俺に命ずるのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-13 19:09:14
16424文字
会話率:29%
機械兵器と人類の戦争が日常的に行われていた世界で、ひとり異世界転移で逃がされた青年ノア・シグルドが辿り着いたのは“科学が衰退し、魔術が栄えた”世界。一切、異能の類を持ち合わせなかった彼が手に入れたのは、皮肉にも機械《ガラクタ》を自在に操る能
力だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-03 17:12:54
2459文字
会話率:37%
人よりかなり不器用な冒険者、リアン・クレスト。
そんな彼の職業(と呼んでよいものだとすれば)は未来予測を用いた戦術等の組立管理主任者、略して「戦術管理主任者」という聞きなれないものであった。
剣と魔法の世界において、そのいずれも満足に使え
ない彼が戦う唯一の手段は「戦術」のみ。
仲間とともに龍穴の開放に挑む、ちょっと変わった冒険記。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-02 23:21:46
34905文字
会話率:21%
百年前に作られた魔導機器。その使用者として、また冒険者としての窮地に立たされた少女のおはなし。
ある日彼女を救ったのは、最強の変人魔法使いとして一部で有名な青年でした。
主人公は剣を使っていますが、魔法がメインの話となりそうです。
あらす
じ欄は随時更新していくスタイル。
※投稿済みを含め、イラストを入れるかもしれません、
あらかじめご了承くださいますようにお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-19 00:57:20
113469文字
会話率:35%
炎が大地を生み、大地が妖精を生んでできた世界。その世界で妖精は人間や獣に「寄生」して命を長らえてきた。
どの人間も生まれた時より妖精に寄生され、生きていく。だが、いつしか人間は他者から妖精を奪い取り、自らの体に宿すことで力を手に入れ、人間の
価値は何体の妖精を体に宿しているかによって決まるようになった。
そんな時代の片隅に、彼と彼女は出会った。彼らの周囲に起こる事件。世界を蝕む異変。彼らの出会いがこの世界に大きな変化をもたらす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-12 17:03:39
1884文字
会話率:12%
ある日、事故に巻き込まれそうになった幼なじみを庇いこの世を去った青年、芦高 陣はその姿を認められてか異世界の女神に転生してもらうこととなる。
そこで授かった能力、それは武具に愛されるという『天武の愛』であった。
そうして新たな肉体に転
生を果たし、出会った魔剣少女アーマリア。二人が巡る異世界道中ははてさて、どうなることなのやら折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-10 18:00:00
6117文字
会話率:34%
アリア・スカール。近隣諸国にまで名の知れた、スカール野党団の首領である。ある日襲った馬車の中から変わった剣を見つける。その変わった剣の切れ味は鋭く、アリアも驚くほどだった。手下の男によると、その剣は東方の国の剣で、「かたな」というらしい。ア
リアがその「刀」を手にしたことから、この物語は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-25 17:38:06
78384文字
会話率:54%
突然飛ばされた世界では誰も何も覚えていなかった。そこでは能力は数字で表され、アイテムは自動でバッグへ入り、ワンタッチで取り出せる。
星太もまたどこからか飛ばされた人間の一人。見たこともない土地に自分の名前すら思い出せない状況。絶望すら感
じる余裕もなく伝えられたのはこの世界の仕組みと世界の名前だけ。『アスドレア』。それがこの世界の名前。
ゲームという概念が存在しない世界で、まるでゲームのような世界に送り込まれた者たちの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-23 15:08:49
6176文字
会話率:18%
聖剣が突如動き出す。標的はノアだった。ノアは聖剣に体を貫かれて、生死の境をさまよう。
その時ノアは強制的にオド(魔力のようなもの)を操る超人〈ラッフィナート〉にされてしまい、聖剣に宿っていたラッフィナートのフルミナンテから、同士として戦うよ
うに迫られる。
それは彼にとって長い戦いの始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-22 22:03:05
103610文字
会話率:29%
不死身の人間「不死者」が支配する世界。暴政の中、人間達の革命は幾度となく失敗してきた。
そんな中、一本の怪剣が世界と不死の魂を狂わせていく。
最終更新:2017-10-20 17:00:00
5937文字
会話率:50%
魔法が貴重なものであった時代から、日常的なものになるまでの過渡期にある世界。
その世界最大の領土と人口を誇る王国、エルーデ。
主人公アジールはそのエルーデの第二王子だったが、ある日、剣の師匠である男に家族を皆殺しにされてしまう。
恩
人である男の突然の裏切り。その動機は狂気かそれとも……。
地位も財産も全てを失った主人公の復讐劇が今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-17 20:43:25
16244文字
会話率:38%
女神の手違いで前世であらゆる不幸を背負って命を落とした高校生、四宮渉は、女神との交渉の末に幸運をMAXにしてもらい、彼女と共に異世界へと転生する。初めは慣れない生活に戸惑うも、様々な経験を積み、頼れる(?)仲間にも出会い、ついにはその世界の
闇の王へと剣を突き立てる。それから更に月日は流れ……
※本作は、前作の「幸福と不幸は女神様次第!?」の続編となります。なるべく説明は入れるつもりですが、直接、読んで頂けると分かりやすいと思います。
表紙や挿絵の付いている話には【表紙】【挿絵】と記載させて頂きます。その都度、服装や外見に違いがあることをあらかじめご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-04 22:28:43
90161文字
会話率:51%
戦士の聖域グラディア。
この街の名物は、七つある闘技場で行われる、力を求めし戦士たちの闘いの場、闘技会である。
世界中から腕自慢が集まる、世界一強い者を決める場と言ってもいいこの場所に、不釣り合いな少年が一人立っていた。
「あの、痛くない
ようにお願いします」
彼の名は小原啓明(こはら ひろあき)。
彼は何処にでもいる、ちょっとゲーム廃人なだけの男子高校生だ。
そんな彼はある日、公園のベンチでうとうとしていると……次に目を開けた時、そこは異世界の森の中だった。
森の中で木の化け物やツタを伸ばすやらしいモンスターに襲われる彼だったが、偶然通りかかった少女、アルトリウス・サムリアの力を借り、何とか脱出に成功する。
しかし、彼女の根城へと招待された啓明を待っていたのは、多額の報奨金の請求であった。
「さ、身ぐるみを脱いで貰おうか」
啓明は若干の人間不信に苛まれながらも、恩義を返す為、剣闘の世界へ足を踏み入れる事に。
はてさて、剣あり魔法ありの世界で、ただの高校生である彼は生き抜くことが出来るのだろうか――。
……僕は多分出来ないと思います。
※バトルシーンが多めになる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-26 19:00:00
54215文字
会話率:36%
――デクステラ大陸。
それは碧き星に浮かぶ三つの大陸の一つ。
その大陸は現在、〈イデアルタ共和国〉〈アスルカム王国〉〈オルフェーデ神聖国〉という三つの国が統治しており、それぞれお互いに対立していた。
その国の一つイデアルタ共和国は近年まで
はイデアルタ帝国として存在していたが、平民による大規模の反乱により、没落。平民率いる〈反貴族派組織軍《ラージュリベリオ》〉の勝利で終わり、現在のイデアルタ共和国となった。
しかし、この内戦が起こる前。
――きっかけとなった、とある事件が起きた。
一つの街が魔物に襲撃され壊滅したのだ。
貴族や平民、大人子供問わず多くの犠牲者がでた。
生き残った者は思った。なぜ、街に魔物がと。
貴族は言った。これは反乱分子による叛逆行為だと。
平民は言った。これは貴族の怠慢によって引き起こされた人災だと。
だが、本当の理由は誰も知らない。知っている者は皆死んだ。
ただ一人、リヒト・グランツェアを除いて。
彼は言う。この事件はある男によって起こされたのだと。
この内戦は――仕組まれたのだと。
この物語はその男に復讐を果たそうとするリヒト・グランツェアと、精霊を追う一人の天才魔導士サラ・ソルシエール。そして彼らを利用しようと画策する者たちによる大陸全土を巻き込んだ物語である。
※この作品はカクヨムにも投稿しております。
※現在、不定期又は週一投稿です。ではどうぞ、御一読を――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-19 22:16:37
68285文字
会話率:31%
東京に突如現れた悪魔の群れ。アサシンと呼ばれる玲次。最高のパワーとスピード。人間離れした力の持ち主。東京には似つかわしくない二人組がいた。
玲次より強い。ドーナツを食べながら玲次の剣を指二本で止めてしまう。銃も効かない。
意外な方法で解決す
る。そんな小説。あらすじじゃないこれ・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-11 16:19:33
4768文字
会話率:40%
世界に魔王が降臨し、勇者は未だ誕生していない。
だがそれでも――――勇者でなくとも、戦う者達が確かにいた。
魔王が現れた時代、勇者はまだ生まれていない世界で破滅へ立ち向かい、報いた一矢の物語たち。
勇者がいつか訪れるどこかで出会う、勇者で
はなかった”誰か”。
魔王に初めて立ち塞がる亡国の王子。
森にて聖剣を守るエルフの弓兵。
存在の意味を求めて戦う剛拳の獅子。
魔王によって流される涙へ戦いを挑んだ道化師。
戦地と愛する者とを繋ぎとめる輸送隊の騎士。
世界にただ独り残された、最後のドラゴン。
黒死の旗のもとに海を駆ける老海賊。
空を飛ぶ夢を追った二人の子供たち。
城塞都市を守り、不浄なる魔術と不死者へ立ち向かう流麗なる聖騎士。
終末へ立ち向かう者達を打ち鍛える隻腕隻眼の訓練教官。
闇に生き闇に死ぬ、遥か東国の“忍”。
――――運命の時を待つ、三人の仲間達。
世界の時を稼ぐために足掻いた者達、己の命を燃やした者達の戦いを描く一話完結の短編集。
2017/9/9完結!
応援いただきありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-09 00:02:45
480540文字
会話率:29%
見た目は平凡な魔法剣士の事が気に入った○○(ネタバレの為伏せます。)と、よく○○(正体は知らない)と会うなーと不思議に思う、魔法剣士の話。
バトルシーン等は無い為、魔法剣士の設定は皆無状態です…。
また、BL表記にしてありますがBL要素も、
ほぼ皆無です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-05 18:03:31
1999文字
会話率:49%
異世界転移すると同時に名前以外の記憶を失い(異世界転移して異世界にいることに気づいていない)俺は何故か神様の所の神社に居候することになった。食って、遊んで、修行して、寝る、を繰り返す日々を送っていた。
ある日俺は旅に出ることしにした。そした
ら、いかにも和風って感じの田舎に西洋の貴族が乗った馬車?金塊を見せつけ自慢してくるイケメン風盗賊や魔王を倒した勇者のくせに善人ぽくない勇者に雷を斬りまくって異名がついた弟子?西洋風の町かと思いきや和風?まだまだ他にも、いきなりドラゴン!中世に戦車?ってこの世界おかしすぎでしょ!!!果たして俺は、このちょっとずれてる異世界でやっていけるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-25 21:31:55
739文字
会話率:23%
13年に一度の出来損ない(ルーザー13)の二つ名を持つ男リョウマ。特技もなければ、全てが平均を大きく下回る。
そんな彼は一応幼馴染のカエデと旅をしていた。
リョウマはなぜか親に旅に行くように言われ、わけのわからないままあてのない旅をして
いた。
そんなリョウマだったが、遂に、秋の夜、敵に襲われ、眼前まで敵の剣が迫った。
そこで彼が見たものは一体、、、
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-25 17:13:50
2708文字
会話率:24%