18歳の男爵子息オリヴィン・ユングは、魔石を見るとその力が見えてしまう変わった目を待っている。面白い石、綺麗な石、変わった石が大好物。魔石を掘りに行った先で、輝く月夜の下で水浴びする長い髪の女の子を見てしまう。彼女はいったい何者なのか?少し
ずつその正体が明かされていく。
平穏な王都での暮らしに突然暗雲が立ち込める。迫り来る試練に、魔石で作った魔道具で危機を乗り越えることはできるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 13:10:28
314776文字
会話率:38%
ただのエッセイです。
面白くないかもしれませんし、もしかしたら、中には何か面白いものがあるかもしれません。
だたのエッセイです。
そんなに期待しないで下さいね?
最終更新:2025-01-21 18:21:44
35699文字
会話率:2%
ある男による「幽霊論」。意外に面白い仮説と物語になったと個人的には思っている。
最終更新:2025-01-21 12:28:22
2107文字
会話率:4%
連載作品のトップページ。目次のページの一番下の方にある『この作品をブックマークに登録している人はこんな作品も読んでいます』の欄。自分の作品についていると、どういう読者層が自分の投稿をブクマしてくれているのかが、よく分かって面白いですね。あと
[ランキングタグ]なるもの設定。使い方を知ったら、すごい便利。今回はそんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 14:51:32
848文字
会話率:7%
前回、思いのほか好評だった―― 「海外のなろう系小説投稿サイトには いったいどのようなものがあるのだろう?」トレンドも含め調べてみたら、とんでもない実態が……世界やべえよ! ―― (n6772jo)の続編記事。日本と海外のテンプレには、どの
ような違いがあるのだろうか?また共通点は?調べて見たら、たしかに読んだことはあるけど、近年は見かけなくなったテンプレが意外に欧米でトレンドとなっていたり、なかなかに興味深い。時に吸血鬼モノや人狼モノが一定の人気を得ていたり、やはり文化の違いは面白い。海外のロマンスやファンタジー、SFジャンルでは、いったい何がウケているのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 19:13:11
3310文字
会話率:0%
とある東国の山奥の神社の御祭神のタヌキが運営する「でっかい私塾」こと、誰が呼んだか「とある教育ユートピア」であると。
西洋文明の超克を目指すタヌキが、日々人を育ててるのでした。新感覚、「教育想像ファンタジー」なろう系ラノベがダンジョンや異
世界で煮詰まりつつある中で、新感覚を目指しました。
「教育想像ファンタジー」はその人が受けてきた教育課程を想像する事で未来を見る作品ジャンルです。挑戦難易度は高いですが、ハマると異世界転生より面白いと考えます。どうかよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 16:22:32
8014文字
会話率:0%
ピヨピヨのキャラクター紹介、アイリーンの作ったオリジナルソングの紹介、これまでの小説に出てきた登場人物たちへのインタビュー、アイリーンの面白いネタ集、ピヨピヨキャラクターランキングなど、コンテンツ盛り沢山!ゆる~い気持ちで読んで下さい(笑)
最終更新:2025-01-20 05:01:46
10309文字
会話率:9%
やる気がゼロになったので死にたくなったけど、そんなことでいちいち死ぬわけにもいかないので、闘病日記でもないけど、復活するまでエッセイなど書いてみることにしました。別段面白いこともないけれども、おヒマならお付き合い頂けたら幸いです。
追記:タ
イトルの八木縁起帳(やつぎえんぎちょう)は信楽焼きの八相縁起+通い帳(大福帳)から。通い帳を取引順に書き流すように、思いついた順に適当に書き流すので、適当に読み流し、読み捨ててね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 22:36:50
129876文字
会話率:16%
時は未来、所は宇宙……
そんな時代と場所にも過酷な労働環境に耐える者達がいる……
これは、そんなブラックまがいの企業に勤める、一見平凡な派遣社員が辿る驚異に満ちた世界のお話。
最初は太陽系。
とある事情で異文明の古代宇宙船と出会ったのが宿
命でなくて何なのか。
太陽系内でのトラブルバスターは大宇宙のトラブルバスターへと進化。
最初は主人公と宇宙ヨットの訳有り制御用人工頭脳のコンビ+超高性能の古代宇宙船。
次に、とある偶然から知り合った、この宇宙より長く生きてる精神生命体から贈られた生体端末たるメイド娘。
そして不定形生命体の一人(一体?)を仲間にした後、
もう一隻の超高性能古代宇宙船と合体し、超大型合体宇宙船の誕生!
追加分の頭脳体も仲間にし、合計6名のクルーに加え、異銀河団の異銀河にて追加クルーが参加。
そしてそして、ついに!
超銀河団も渡ることになった超大型合体宇宙船ガルガンチュアに2隻の銀河団探査船が参加して、前人未到の超科学の結晶「4隻合体版ガルガンチュア」が誕生し、クルーの数も9名に!
巨大宇宙船とクルー達が、この宇宙に存在するだろうトラブル、災害、悲劇、戦争、その全てを解決し、全ての生命体を救おうと宇宙を翔ける物語となりました。
銀河系から飛び出て、銀河団も、超銀河団すら飛び出した主人公の活躍、ご期待下さい!
この作品読んでて、
こんな作品の土台を借りたら面白いんじゃないの?
というアイデアが有りましたら最新話の読後に表示される感想欄に、お書き下さい。
できるだけアイデアは実現させてみたいと思います。
ただし、その作品世界もズバリではないことはご承知おき下さい。
(あくまで、土台を借りるだけです)この小説は2次創作ではありません。
追伸:
この作品世界はシェアワールドとしますので、フロンティアやガルガンチュアが通ってきた銀河団や超銀河団の中での話で、
「面白そうだな、僕(私)が、この続きを書きたいな」
と思われた方がいらっしゃれば、作者までご一報を。
よほどの変質した話でない限り、許可します(さすがに、性奴隷となるとか、そのあたりの続編はご勘弁を(笑))
作者は本編だけで手一杯(笑)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 20:28:00
1675868文字
会話率:28%
基本、釣れたら更新。
釣れなくても多分更新。
面白いコト(自分にとって、ね←ここ大事!ホントに大事!!)とかあったら、釣りカンケーなく更新するかも。
そんな感じで進めていけたらいいな。
っち、そもそもこんな偏った内容の作品、読んでもらえ
るのかな?
自信無いけど、まぁいっかぁ。
自分さえ楽しければ。
イチオー釣った順番にはなってますが、すべて独立した内容です。だから、どこから読んでもOK…な、はずです。
んで!
タイトルは「今日の~」ですけど、全然今日じゃありませんからね。
そこんとこ、どうかスルーでお願いいたしまする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 19:25:56
509689文字
会話率:2%
一文字読んだら面白いって思うから読んで!!読んで!!
最終更新:2025-01-18 18:00:00
31375文字
会話率:47%
・あらすじ「クソ程ざっくりの適当で」
自称至って普通の常識人である東雲蒼は思った。
そう、それは突如TSした幼馴染の友人、月乃璃寧を見て。
よしコイツメス堕ちさせようと。(???)
だってめっちゃ美少女で可愛いしこれを依存させてぐ
ずぐずに落としたらしたら絶対面白い筈だから。
まぁしかし娯楽感覚でやってたら思いの外反撃食らっていつのまにかこっちも落とされてたって話。
廃ゲーマーでヲタクな奴らののんびり日常恋愛モノです。
大体はふざけてます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 08:00:00
13327文字
会話率:50%
最強――それは頂点に立つ孤独だ。
圧倒的な力を持ち、敵を蹴散らし、戦いを楽しむことすら日常になっていたレオにとって、この世界はすでに退屈の連続だった。誰も彼を脅かせず、誰も彼に抗えない。その現実は、かつて夢見た「戦い」の刺激をすっかり色
あせたものにしていた。
そんなある日、すべてが一変した。
気がつくと、彼は奇妙なループの中に囚われていた。同じ日を、同じ時間を、無限に繰り返すという地獄のような状況――それが何者かの手によって仕掛けられた罠であることに気づくのに時間はかからなかった。
だが、その罠の正体も、仕掛け人の目的もまったく見えない。ひとつだけ確かなのは、ただ平穏に過ごすだけではこのループから抜け出せないということ。戦いを続け、人を殺し続けた時だけ、日付が変わる――そんな不条理な「条件」が突きつけられたのだ。
「誰だ? 俺をこんなゲームに巻き込んだのは?」
「何が目的だ? 面白いじゃないか…!」
ループの裏に隠された真実とは?
「最強」の男が繰り返す一日の中で、次第に浮かび上がる陰謀の輪郭。その先には、彼を待つさらなる戦いと予測不可能な運命が待ち受けている。
戦いこそが生きる意味――そう信じてきた彼が初めて感じる「違和感」。
果たして、レオはこの終わりなき戦場から抜け出すことができるのか?
そして、彼にタイムリープを仕掛けた者の正体とは?
この物語は、最強の男が最強の孤独と向き合う旅。
世界の運命を賭けた戦いの幕が、いま上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 14:16:10
117017文字
会話率:37%
※この作品は「ブレイドスキル・オンライン ~ゴミ職業『サモナー』で最弱武器『弓使い』でクソステータス『幸運値極振り』の俺、いつのまにか『ラスボス』に成り上がります!~(n3398fz)」の二次創作小説です。原作者馬路まんじ先生より許可を頂い
ております。
まんじ先生、心が広いぜっ!
※所々似た文があるのはパクリはありません。オマージュです。(などと供述しており(つまりパクリですね))。
アウトだったら修正します。
原作キャラとの絡み今のところ皆無です。
無理と思ったならばお静かにブラウザバックお願いします。
ジョブ、武器、スキル、アーツ、実績、クエスト全て、勝手に考えました。モンスターとダンジョンはそのまま。
ワールドニュースでどのあたりの時間かお察しください。最初はずらしてたけれど私が混乱したのでやめました。
×以下あらすじ。×
勉強漬けの毎日で目の死んでいる主人公・桜花は、現実逃避で逃げ込んだVRMMOの世界で気ままに暮らしてみるのも面白いんじゃないかと思い立ち、ヨクラートルという名でゲーム空間に降り立った。
「なんか気楽そう」との理由で『バード』のジョブと『楽器』を手にし、ふらりと冒険を始める。
魔王やガバガバな運営達に戸惑いながらものんびりと旅をする、そんな自由気ままな冒険日誌である。
――の予定だったが、どうしてこうなった?
×
『……私もブレスキ世界で吟遊詩人っぽいのやってる人の話でも書いてみようかな……(ごろ寝』
という私のツイートを、まんじ先生にリツイートされてもらったから始まったお話です。
まんじ先生に見つからなければそのまま没にしようかと思ったけれど、見つかってリツイートされちまったもんだから書くしかねェよなド畜生。
――って感じなので更新速度はお察しください。
一応、本編を雑に追っかけながら気ままに書いてみようと思います。
などと、色々言ってますが、リツイート、嬉しかったです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 08:17:31
55683文字
会話率:29%
とある日、Twitter上にて。
他愛ない会話から生まれた「しーちゃん1日貸出券」
神崎ライくんにプレゼントしたところ
なんと、しーちゃんを学園に招待してくれました。
しかも、その学園で可愛いお友達まで出来ちゃいました。
ひょんなこと
から始まったこの交流が、思わぬ波紋を呼び、いつの間にかお互いのキャラが入り乱れた異文化交流へと発展。
こんな面白い話、Twitterだけじゃもったいない!!
そうして生まれた奇跡のストーリー。
それがこのコラボ小説の始まりです。
なお、この物語は二つの原作と密接に関わっておりますが、もちろんこの小説だけ読んでいただいても楽しめる内容となっております。
それでは、しーちゃんとソフィーの物語をお楽しみ下さい!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 08:10:00
108930文字
会話率:56%
世界中を旅することが大好きな主人公アーチは、パリにいた。
カフェで相席になった男性ユーゴが持っていた宝くじを見て、パリにも宝くじある事に驚き、興味を持ったアーチは思わず『私も買ってみたいわ』と話す。
『一緒に買いに行こう』と誘われ、売り
場に案内されると、ユーゴが先に買った宝くじのうち1枚をアーチにプレゼントした。
そしてその時、彼からの提案で『もし、キミが当たったらコーヒーをごちそうして。でもオレが当たったら…オレの恋人になって』と言ってきた。
アーチは戸惑うばかりだったが、なぜか少しだけ面白いなと…ワクワクしている自分もいた。
結果は一ヶ月後…。
結果が出るまではお互いを知るためにも毎日カフェで同じ時間に会うことになるのだが…。
2人の結末は…アーチの本当の気持ちは…。
自由に生きる楽しさと、恋の両立…を考える女性のLove story♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 23:19:49
2263文字
会話率:65%
この小論では、私が読んで面白いと思った「小説家になろう」の作品群を、組織(世界設定と国家組織の関係とか)・戦術・戦闘技術といった観点を中心にご紹介します。随時追加しますので、あらかじめご承知おきください。
最終更新:2025-01-16 22:43:20
92384文字
会話率:3%
さて小説、アニメ、漫画曰く、異世界に転生や召喚されるパターンは、異世界の人に変なことに巻き込まれた~とか、神様がなんだかんやで~とか、本当は長く生きる予定だったやら~とか、色々あってそんな君に~とかある。
そんな異世界に旅立っていく
主人公達は、特殊な力、能力、スキル、知識、などなど、チートな特典物がついてくるのが多々ある。自分はそんな話しは好きだ。なかなかと思えば、独創的で、面白い視点と関心することだってある。
なので自分も・・・。
「つまり、自分の人生、経験、ロマン、栄光?を本にして出版してみようと思うんだ。うん多分売れる!間違いないね!このノンフィクションライトノベル!」
「・・・あんた・・・その原稿読んだけど事実を少し取り入れただけのフィクション文庫よ」
「価値無い」
「うわ。この二人否定からだよ」
「私こんなの違う。もっとキュート」
「残念だがこれが事実であり史実だ」
「ん゛っ・・・・」
「いっ!?ほら首!そうやって噛むっ!自分のどこが間違えて・・待って!その噛み方駄目な方っ!!持ってかれる!持ってかれるからっ!!」
「まったくバカやってないで仕事あるんだから。ほらささっと行く!」
「・・首が痛い」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 20:00:00
549727文字
会話率:55%
この物語の世界観は無駄に盛大で、数多くの世界が存在する。
そんな数多くの世界たちは他の世界と無数に隣り合い、無限に重なり合っている。
そんな世界のなかで目立つ唯一無二の世界、どの世界たちにとっても【一番遠くない世界】と言える中心に位置してい
る1つの世界、隣り合い重なり合った他の世界からの侵入者によって世界と世界の間の膜の様な物に、虫食いを連想する傷を負っている。
そんな中心世界がこの物語の基本的な舞台となる。
更に舞台を細かくするならその隣接し重なり合っているような異世界たちから、ファンタジックな物を乗せた空気や、突然変異を起こすものを乗せた空気などが、虫食いの様な穴の開いた空間から入り放題なそんな中心世界の中に、ある世界と同じ様な太陽系で、地球と言う同じ様な名前と造形をした惑星から、または島々から舞台は展開されていく。
活用されるかわからない舞台のお話は此処で切り上げよう、此処から下はこの無駄に壮大な舞台に比べて、ちっぽけな一人の主人公のあらすじ
日本列島にて、不幸の星の元に生まれたような少年【博人】が、親が残した二人の家族と過ごして居たある日、この世のものとは思えぬ化け物に遭遇してしまい……。
作者が読書歴皆無なのとその日のノリで書いてんのでとっ散らかってます。私的には色々詰めてて楽しいんですが他の人には面白いものではないと思われまする。多分、ついていけねえんじゃあないかなって思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 13:44:49
51974文字
会話率:31%
あ! ねえねえ、お兄さん。酒買うの? いいなあ、おれにも一つ買ってくれよお。お礼に、面白い話をしてあげるからさあ。ほらほら、ピッと押して、ガコンって……ああ、いい音だねえ。自販機って最高! その調子で、おれの分も買ってみようか!
あ、
知ってる? この自販機、前は喋ったんだよ。ボタンを押して飲み物を買うと、『朝が楽しいと、一日が楽しい! 今日も頑張りなさい!』とか『一日お疲れ様! 明日も元気に働こう!』ってね。お、買ってくれるの? ありがとうね、へへへ。よっ! 今日もお疲れ様! いよっ、知事様! はははは! まあ、本当はワインが好きなんだけどね。あはは! いやあ、へへへ、酒だあ……ん? ああ、面白い話ね、へへへ、じゃあ、そこのベンチで一杯やりながら話そうか。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-15 11:00:00
1414文字
会話率:0%
浜辺でひっくり返っていた亀を助けたおれは、そのお礼に竜宮城に招待され、存分なもてなしを受けた。しかし、何日も同じ場所にいると、さすがに飽きてきた。海の中はどこを見ても同じような景色ばかりなのだ。
「なあ、乙姫さん。どこか面白い場所はない
かい?」と、飽きもせずクラゲと戯れている乙姫に訊ねた。
「あら、でしたらいいところがありますよ。海の住人に大人気の場所です」
「ほう、それは面白そうだ。ぜひ、案内してくれ」
おれは乙姫に手を引かれて、海の中を泳いだ。竜宮城に来る際に亀がくれた海藻を食べたおかげで、海の中でも呼吸ができるのである。さあ、何を見せてくれるのだろう? タイやヒラメの踊りも悪くはないが、もっと海ならではの不思議なものが見たい。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-30 11:00:00
761文字
会話率:73%
月にうっすらと雲がかかる、薄暗い夜。風を切り、闇に覆われた大地を駆け抜ける一頭の馬。その背中には父親と息子が乗っていた。
父親は腕に抱きかかえた息子にちらと目をやり、訊ねた。
「坊や。どうして顔を隠しているんだ?」
息子は答えた。
怯えたように、体と声を震わせて。
「お父さん……見えないの……? 魔王がそこにいるんだよ。ぼく、怖いよ……」
「魔王? これはただの霧だよ。だいたい、どうしてそれが魔王だってわかるんだ? 幽霊ならまだしも……」
「名乗ったからだよ……。魔王がぼくを誘惑してくるんだ……。面白い遊びとか、綺麗な服に花とか、女の子がどうのこうのって……でも、ぼく、はっきり断ったんだ……。だって嫌だもん、お父さんと離れるのは……。ん? お父さん、聞いてる……?」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-13 11:00:00
1308文字
会話率:89%
クリームパンは潰すものだ。
異論のみ認める。賛同は許さない。
この物語を読もうと思ってくれた君。
ありがとう。君は素敵な人だ。
既に気づいているかもしれないが、どうやらこの作品は様子がおかしい。
何より、私が変な奴だ。
これから先、理解に
苦しむ話が出てくるかもしれんが、必死についてきて欲しい。
新境地に辿り着いた時、私達は同じ景色を楽しめることだろう。
さて、軽く自己紹介をしようじゃないか。
猿鬼川 優男。ピチピチの五十八歳。
クリームパン職人を目指しながら、コンビニとメイドカフェで働いている。
夢は、パン屋を営み、可愛いSTAFF達を沢山雇う事だ。
もちろん、可愛ければ男でも構わない。
気になる奴は、今すぐ求人サイトをチェックしてくれ。
もし見つけたら、詐欺だから気をつけろよ。
最後に一つ。
私は、神出鬼没の不審者と噂されているらしい。
ブックマークを推奨するぞ。
では、物語で会おう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 08:00:00
2285文字
会話率:27%
俺、神取雅孝は高校二年生。武闘派の高校「鏡学園」の学生だ。格闘技が主の学校、格闘技――最初はあまり興味を抱かなかった。つまらなそうに日常を平常運転していたことから父に転校を勧められた結果だというだけだ。鏡学園は父の母校でもある。当時は「番長
」と称し称されいい気分に浸っていたらしい。ほんとうにのっけは父の背なんてどうでもいいと思っていたのだ。今は違う。それなりに興味深いシチュエーションを楽しもうと考えている。俺を取り巻く環境はまあ豪華だ。空色の瞳の香田、ピンと張った背筋が綺麗な桐敷、そして万能な神様を地で行くべっぴんさんの風間――美少女三人揃い踏み。
今回の舞台、出来事、テーマは、「対抗戦」である。格闘技の深淵を標榜しているらしい鏡学園に則した格好で執り行われる部と部の戦闘だ。フィジカルとメンタルの全力全開全身全霊でもって真っ向からぶつかりあう――らしい。恐らく高校生の大会としては最高峰であろう格闘技のイベントだと考えるとテンションが上がらなくもない。風間を部長とする「ファイトクラブ」はここ二年の優勝チーム。風間が入学してからてっぺんだということだ。まあまあ面白い事実ではある。女子供が頂点を手に入れるとか――だなんて言うと、多様性が重んじられるこのご時世にあっては嫌われてしまうことだろうが。
たった一人の男――美少女どもに囲まれて幸せを謳歌する俺は連中にいいところを見せてより大きな愛情を得てやろうと考える――嘘だ。
男の価値は何を得たかではなく何をしようとしたかで決まる――異議は受けつけるし、その際には容赦なく論破してやろうと考える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 05:33:18
73647文字
会話率:59%