とっくに廃業した元暗殺者の村に住んでいたシャノンは「三ヶ月後に死に至る」という先祖の残した迷惑な呪いを身に宿し旅をしていた。
目指すは魔術師が集まる港町サイアーズ。
さっそく魔術師協会で呪いを解く相談をする彼女だが、高額すぎる相談料が
払えずに万策尽きる。
「こうなったら呪いの発動まで有り金すべて使い果たしてやる!」と後ろ向きに開き直っていたところに現れたのは国で一番の魔術師ウィルフレッド・レイ。
「貴様だな? この街に怪しい魔術を持ち込んだのは!」
眉間にシワを寄せた不機嫌そうな青年に危険人物として保護(強制)された彼女は、ウィルフレッドの協力を得て呪いから逃れる事が出来るのか?
潔癖で神経質だけど心優しい魔術師ウィルフレッドと、呪いを身に宿したシャノンが一つ屋根の下で暮らし、互いの過去を知り、一緒に歩む未来を考え、解呪に挑むお話しです。
※2017年6月9日、別バージョンのエンディングを追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-09 21:23:39
131450文字
会話率:42%
「光秀」
―――彼は、神経質そうな顔立ちにそぐわぬほどの酷くよく通る高い声に、切れ長の瞳に優しく朧気な……まるで次の瞬間には消えてしまいそうな儚げで虚ろな色を宿しながら、私の諱を呼んだ。
そうして歳を取りながらもどこか美童だった頃の
面影を未だ残す、十ばかり年下の主は言ったのだ。
「……殺せ、儂を。アレに完全に食い尽くさせる前に」
それは貴様にしか頼めぬ頼みなのだと、上様は言った。
そうして時は遡る。彼がまだ吉法師と呼ばれていた子供の頃に。
其の日、彼は津島神社で怪異と出会った。それが全ての始まり。
これはもしも織田信長が本当に『第六天魔王』に取り憑かれていたのだとしたら? という話。
※因みにBLタグは史実通り(?)利家と肉体関係があったよ描写がいずれ出てくるので入れているだけで、別に本筋はBLではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-12 12:21:30
13524文字
会話率:22%
今までほどほどに、を基本姿勢として生きてきた私。
今回ゾンビが闊歩する霊魂担当室・使役科に配属となりました。大の男も泣いて嫌がる仕事を私ができるのか。
めんどくさがりなのに突っ込み属性の私とゾンビと私たちを取り巻く状況。
ファンタジーコメデ
ィ時々ラブとシリアス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-17 14:16:33
17237文字
会話率:24%
「エルは僕のものだから!」とキャスタ。
「エル、私の傍においで」とビリアム。
「エルの顔を見ているだけで俺は満足だよ」とアランド。
「俺は剣しかない。ただ、剣を。俺の全てをエルに捧げるよ」とデルフィー。
四人が集まっている。
ゆるふわな金
髪カールに、美女のような顔立ち。元第一王子、アランド。
黒髪の神経質さを感じさせる、眉目秀麗の眼鏡。宰相輩出人数が多い名家の元跡取り。ビリアム。
ちんまりした体躯にショタ心を擽られる、可愛らしい容貌に生意気な毒舌。元王国一の商社財閥の跡取り。キャスタ。
茶髪の人の良さそうな優しい顔立ち、背が高く鍛え上げられた細く締まった体躯は令嬢達の心を掴み離さない。近衛騎士団長を代々輩出する名家の元跡取り。若き天才剣士、デルフィー。
甘い言葉を囁く、このABCDの四人。
全員が肩書に元とあり、家名が付いていないのに気付いただろうか。
そう、アランド、ビリアム、キャスタ、デルフィー。
全員が勘当されているのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-01 23:40:17
2505文字
会話率:30%
※講談社X文庫ホワイトハート新人賞落選作(題名変更、手直しあり)
精霊教を国教とし精霊使いたちによって土地の安定を図ってきたグリア王国は、刻の精霊による『精霊暴走』が起きてから約六百年、結界に閉ざされた国となっていた。
精霊暴走の収束と同
時に幾つにも分裂した刻の精霊は、それぞれが一個体として意識を持った『分離体』となり、時間を喰うことで各地に歪みを発生させた。国を覆う結界はこの分離体が逃げ出さないようにするためのものであり、精霊使いの支配下におかれた分離体は『刻喰い』、刻喰いと共に歪みの収拾にあたる精霊使いは『繰り師』と呼ばれるようになった。
ある日港町カロマイに、歪みが発生する。叔母夫婦の営む酒場に居候をしているアレナとミクの姉弟は、酒場を訪ねて来た繰り師の青年タキセに会う。神経質で周囲に馴染むのが下手なミクはタキセに精霊使いの素質があると言われ、精霊院で学ぶことを決意する。しかしタキセが歪みを収拾する場に居合わせてしまい、偶然歪みが暴走したことからミクの前で彼は瀕死の重傷を負ってしまう。
ミクはタキセを救うため、彼の相棒である刻喰いと契約を結ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-15 15:38:31
91642文字
会話率:42%
画廊[葎音]ということで絵画というか"PC ART"をやってみます。
……とはいえ、ここは小説のサイトなので何某かは用意します。
※ お茶目していて『みてみん』(関連画像サイト)を追放になってしまいました。よって
画は出ません。いずれ何らかの対応策を考えます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-19 12:18:53
14916文字
会話率:33%
顔とスタイルはそこそこなのに熱血ドジな新人編集者赤川麗子は入社二年目の24歳。10年前、当時17歳の若さで新人文学賞を受賞し世間一体を総なめにした少年・碓水聡明に憧れこの業界に入って初の担当を任されることに。
しかし陰気で卑屈で神経質な
ことからこれまで匙を投げた編集者も数知れない曰くつきの作家(通称・編集崩し)の異名を持つ彼こそ、10年前、赤川が恋い焦がれた碓水だった。
「書いてください、続編!」
「却下」
「エッ」
かつての有能小説家は、自信喪失と明けないスランプに陥っていた。
果たして、新米編集者赤川は小説家碓水の創作意欲を呼び覚ますことが来るのか?
父との確執、祖父との約束、元恋人との連鎖、未来を語り合った友人…すべてが織り交ざったとき、小説家は動き出す。
熱血編集と、卑屈な小説家の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-27 22:25:55
6004文字
会話率:70%
主人公は二日酔いで体調絶不調のアルバイター女性(24)。そんな彼女のバイト先に現れた1人の神経質なのかなんなのかとにかく注文の多い女性客。主人公の怒り、苛立ちに妙なエネルギッシュさを感じる爽快なストーリー。
キーワード:
最終更新:2015-04-09 15:15:26
2097文字
会話率:28%
過度な、、神経質な、、除菌は悪である。
キーワード:
最終更新:2015-02-25 09:44:43
2441文字
会話率:0%
始業式中の体育館に突撃してきたのは、白い竜だった。
潔癖で神経質の粳田一太は、その帰りに裸の少女と出会う。
異世界からやってきた竜の少女は一太を勇者様と呼び、一太と一緒に祖父の家に住む事となった。
秩序を乱し、崩壊へと向かう竜の世界を救うべ
く、異世界から次々と竜が世界を渡って現れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-05 00:39:14
39361文字
会話率:34%
雑誌、『レビューチャンネル』に、ある日、とあるWeb小説のレビュー依頼が来た。ところが、その前に起こったある事件の事もあって、レビュア達は神経質にならざるを得ない状況に立たされていたのだった。
キーワード:
最終更新:2013-11-16 15:58:34
9843文字
会話率:39%
先生からの先刻「中川斗真さんあなたは解離性同一性障害いわゆる多重人格です!」主人公・中川斗真と脳内にいる可笑しな仲間たちが繰り広げるリアルな脳内SFコメディ※多重人格もの美少女系がだめならおすすめできませんのでご了承のうえでお読みください
構想3か月ストーリーは俺の一生で手掛けた脳内コメディものです、お楽しみに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-25 10:30:20
6511文字
会話率:34%
5月30日
睡眠不足のもたらす神経質
最終更新:2012-05-30 22:13:45
552文字
会話率:0%
細かいことは気にしません。
最終更新:2012-05-26 03:09:50
266文字
会話率:0%
とーよーの200文字小説
最終更新:2011-07-29 10:02:01
200文字
会話率:34%
片付けられないわたしと神経質な同居人の会話
最終更新:2010-05-31 18:20:05
959文字
会話率:67%
高校生の真治は義父を受け入れられず、精神的疲労に陥っていた。そんな中、義父の故郷である美海部(みあま)村で一夏を過ごす事となってしまう。慣れない田舎生活。一癖も二癖もある人々との触れ合い。神経質な真治にとって、辛い日々が始まる。しかし、霊妙
な森で千夏という不思議な少女と出会い……幻想的な青春物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-03-15 02:36:29
139215文字
会話率:29%
由美は神経質で華奢な女。純粋な愛を貫き通す女である。由美は宗郎と暮らしている。宗郎を心から愛している由美。しかし、宗郎はベッドに横たわったままである。なぜ宗郎はベッドに横たわったままなのか。宗郎は本当の宗郎なのか。由美の言動が正しいのか宗郎
の言動が正しいのか。虚の中の真実なのか。由美は由美の幸せを生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-03-05 09:18:03
33801文字
会話率:28%