夏のホラー2021参加作品
かくれんぼが大嫌いになったのは夏休み、私が小学生の時。
ひんやりとした奥の部屋に向かった。ペタペタと裸足で歩き、ミシリ。時折、軋む廊下を急いで進んだ。
「……つぅ、ここのぉつ、とお。もういいかい?」
「
まあ、だだよ」
カランと広い家の中で、かくれんぼ。母親の明るい鬼の声。繰り返すやり取り。隠れる場所を探し回った。
置いてけぼりを食らった、かくれんぼなんか大嫌い。そんな彼女は、因習深い集落で運命の相手と出逢う。引っ越しの日に、皆で遊んだかくれんぼ。その最中、迎えに行くよと言っていた彼、来なかった彼、
呼び出す事にした彼女。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 11:26:15
8817文字
会話率:23%
女というのは基本的に、計算高くて甘ったるくて卑怯な生き物だーー騙され続ける父親を見て育ったせいで女嫌いになった小学生・兵伍はある日、今にも死にそうな中学生・伊織に出会う。関わりたくないと思うものの自殺を止めないでいられるほど冷徹にもなれず、
結局家に泊まらせることに。
ダメな大人と過酷な環境に翻弄されながら、二人は少しずつお互いを知り、傍にいることに慰めを見出していく。
シリアス下地のほのぼの年の差ラブロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 00:16:30
94347文字
会話率:49%
"私"は幼い頃からおばあちゃんの家が好きで長い休みの日になると度々でかけては泊まりで遊んでいた。けれど従妹の若葉ちゃんはおばあちゃんの家が嫌いになった。どうしてなのか聞いても教えてくれない。若葉ちゃんの兄・春太くんによる
と、若葉ちゃんはおばあちゃんから「嫌なら見なけりゃ良い」と言われたとか。いったい若葉ちゃんは「何」を見たのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 00:00:00
3606文字
会話率:51%
一カ月前のこと。
大学一年生の俺、大屋敦は付き合っていた彼女と別れた。
アイツを嫌いになったわけじゃないし、アイツに責任があるわけでもない。
ただ、デート、デート、デート。
アイツがずっと一緒に居ることを求めるので疲れた。
そこ
からの売り言葉に買い言葉で、一気に別れ話になってしまった。
独りきりの生活になって一ヶ月間。それは届いた。
バレンタインデーのチョコレート。
しかも手作り。
同封されていたメッセージカード。
否が応でも心が動いてしまう。
アイツは何を思って、これを送ったのか。
ある場所に呼び出して、意図を問いただしたのだけどー
これは、愛が重すぎた彼女と、
未練たらたらな男の子の、苦くて甘いお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 21:00:32
5180文字
会話率:50%
ある日のさわやかな午後。今日も婚約者であるシャーロットとお茶会をしていた。そこで彼女から爆弾ともいえる質問をされる。
「殿下は好きな人はいますか?」
親同士が決めた婚約だったが、俺は誰よりもシャーロットのことが好きだ。それを口に出したこと
がなかったためにこうなったのか。彼女は俺のことが嫌いになったのか。
グルグルと回る思考。側近にはヘタレと罵られ、ついにはシャーロットに飽きられてしまい?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 22:19:33
4864文字
会話率:67%
「王子…私のこと…嫌いになったんじゃないですか?…いいえ…わざわざ言われなくても分かってるんです…本当はもう婚約破棄したいんですよね…私のこと、捨てたいんですよね…」
「何を言っているんだキャサリーヌ!そんなわけないだろう」
蒼く輝く大き
な目の下に薄く広がる隈、美しさよりも不健康さが際立つ、血管が薄く透けて見える真っ白な肌、抑揚と生気のない声で話しているのはメンヘル公爵家令嬢キャサリーヌ。そして彼女の言葉を慌てて否定しているのが婚約者のクローニン第一王子。本来、女性なら誰でも見惚れてしまうような整った容姿なのだが、婚約者の機嫌を取ろうと必死になっている今、その眉は八の字に垂れ下がり少々情けない三枚目のように見える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 09:59:51
1971文字
会話率:59%
口を開かなければ『清楚美人』な後輩が、ある日突然ピアスを開けてきた。なんでも、彼氏ができた大好きな幼馴染に少しでも気にしてもらいたかったらしい。しかし、ピアスに気づいたのは僕だけ。
その彼氏のせいで夕焼けが嫌いになったと語る彼女に、僕は
決意した。――このめんどくさい後輩に告白するなら今しかない。
外面はいいけど互いに対しては遠慮なし、そんな先輩後輩の恋の話。
*このお話は別題でpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-13 13:27:33
16841文字
会話率:46%
学校での対人関係、母親との関係などから人間が嫌いになった男──藤橋優希。そんな彼は、大嫌いなクラスメイト達と異世界に召喚される。
しかし何も変わらない。思いも、扱いも、感情も全て、異世界だからという理由では変わらない。何も変えられない。
子供だからだとか、大人になればわかるだとか、そんな都合のいい話もない。好きになるきっかけもない。
──何故、僕はこんな人間と同じ種族なんだ……!
同様の作品をカクヨム、ノベルアップ+、アルファポリスにて公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-05 13:02:54
208877文字
会話率:49%
ある日、俺はラブコメが嫌いになった。
なんて大層な話じゃ無いけどさ。
でも、部長は違った。
こっちは大層な話だった。
これは俺と部長を取り巻くかもしれない、俺が嫌いなラブコメの話だ。
*取り敢えず1部完結までを目指します。
投稿ペース
はかなり遅めでエタるかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 08:20:28
3467文字
会話率:51%
魔術が存在する現代日本。
柊 遼河は恵まれた才能を持つ魔術師でありながら、そのコミュニケーション能力の低さから、中学ではその才能を生かすどころか、逆に才能を嫉妬され同級生からいじめを受けて不登校になってしまった。そのため、学校嫌いになった遼
河は、中学を卒業しても高校なんて行かずに死ぬまで引きこもってやると決め込んでいた。
しかし、遼河を溺愛する姉、ゆりねはそんな弟のことを心配し、一日だけでもいいからと一緒に高校に通ってみることを提案する。
ゆりねの助けもあり、遼河は高校で遺憾なくその魔術の才能を発揮し周囲からの評価を得ていく、そんな成り上がりの物語。
※とりあえずストックが尽きるまで毎日投稿します。
※新連載「立派な魔王になりたくて~魔王の息子に転生した無職の引きこもり、血統チートで異世界最強へと成り上がる~」を始めました。
https://ncode.syosetu.com/n4020gr/
あらすじはタイトルの通り、ニートの主人公が通り魔に刺されて死んで、異世界で魔王の息子として転生する物語です。
一途で可愛いヒロインも登場するのでぜひお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 14:30:49
45536文字
会話率:38%
バーチャルアイドル「カノン」こと橘奏乃子(たちばな かのこ)は、持ち前の要領の良さやピアノの演奏動画などが評価され、群雄割拠のバーチャルアイドル界でもトップクラスの人気を博していた。
だが彼女は、ファンの暴走、現実とバーチャルとのギャップや
ジレンマ、金が絡む人間の汚さに絶望、疲弊し、自殺という手段で11年という短い人生に幕を閉じる。
死後、そんな彼女を待ち受けていたのは、ウェーブのかかったピンク髪をツーサイドアップでまとめた、派手な雑誌モデルのような女性の姿をした、死神…れっきとした、死神の一人であった。
「かのこちゃんが生きてきた世界と別の異世界に転生して、そこで悪魔としてメッチャ暴れて、人間どもをコテンパンにしてさぁ…どう?楽しそうじゃない?」
その死神が発した一言は正気の人間であれば頷きがたいものであったが、生前に起きたある事件から人間に絶望した奏乃子は、うさんくさいピンク髪の死神「ミケ」との契約の持ちかけに二つ返事でOKしてしまう。
ミケに様々な機能を備えたキーボードとともに与えられた、他人の精神を自在に操るスキル「調律」により、悪魔として転生した「カノン・ベネデッティ」の行動は、世界中に"魔"の不協和音を広げていく…
かに見えたが、人間を滅ぼすべく転生したカノンは、憎んでいたはずの人間に懐柔されていた!?
月曜日と木曜日に、2000字目安で更新します。それ以外の日は不定期更新となりますが、体調が優れていればなるべく書くようにします。
バスカディア様、カクヨム様でも連載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-20 05:09:57
223576文字
会話率:55%
結婚して10年が過ぎた。
私は密かに離婚を決意している。
こうして私は旦那を嫌いになったという、匿名だからこそできる、暴露話です。
最終更新:2020-12-11 08:55:18
817文字
会話率:9%
高校一年生になった佐伯光太は、「探偵部」という部活の手伝いをする。そして登場人物にはそれぞれ秘密がある。勿論主人公にも・・・
最終更新:2020-12-02 23:00:00
10393文字
会話率:80%
ダンジョン、それは約50年前に突如地球上に出現しその数を増やした、そして日本にもまたひとつのダンジョンが誕生、それを中心に大きな街となり、日本ダンジョン都市と制定された。そして多くの人がダンジョンに挑戦し、そのものらを冒険者と呼び、さらにダ
ンジョンの最前線を挑戦する人達を攻略者と呼ぶようになった。そして、ここにもまた小さな冒険者がいたのだか、ある日を境にその者はダンジョンを嫌いになったのだ、そして5年が経ち、高校1年生となった宮田照一の物語である
(初めての投稿で全然文書力がないのですが書いてみたので是非読んでみてほしいです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-18 19:16:37
89994文字
会話率:67%
「お、俺と付き合ってください!」
「宏くんからの告白は受けることができないの」
中学二年の時、俺(西谷宏樹)は隣の隣の家に住んでいる幼馴染み(三井栞里)に告白したが、惨敗。
小学五年生の時から、栞里にラブコメを勧められ、ラブコメに
ハマった。栞里に最初に貸してもらった本の内容は、主人公の少年が幼馴染みのヒロインに、公園で告白するというものだった。しかし現実ではそんな上手くいくわけがなかった。上手くいくのは物語の中だけ。
俺はその日以降ラブコメを読まなくなった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-08 12:00:00
42932文字
会話率:47%
ある日、佐々木えつこは隣の席の親友の遠藤さえこのことが嫌いになった。
最終更新:2020-08-31 01:04:56
1381文字
会話率:15%
今や世間ではVRギアを着けながら歩くのが当然となっている。そんな世界で最も人気のあったゲーム、“Deamons of War”通称“DW”で、飛鳥と言う少年はトップクランを率いて、自身もトッププレイヤーとして君臨していた。
だがそれも一
年前の話。とある事件がきっかけでVR嫌いになった飛鳥は、幼馴染の陽祐、永遠と共にVRギアを外していた。
そんな中ある都市伝説のゲームを入手したことから、ゲームに熱中している人達の願望が生み出したゲームの中の世界――『電脳世界』に迷い込んでしまった三人は、そこで魔王が自分たちが住んでいる世界を壊そうとしていることを神アポスから聞くこととなる。
世界を救う為、そしてVRギアを人々の顔から外させるため、三人は電脳世界で勇者として魔王退治に赴くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-11 00:24:21
78695文字
会話率:56%
数々の国が存在する世界。そこには魔物を生み出す魔王という敵がいた。魔王は全部で12体。各国はその魔王を倒すことを目的とし、日々軍隊を強化していた。
アレス王国という小国の最弱騎士であったデュークは魔王を倒すため、魔王城であるダス城へと行った
。しかし、敵が強く、いつの間にか仲間は全滅。絶望的状況でデュークは魔王にある魔法をかけられた。それは「アンチステータス」。ステータスを反転させるという魔法をうけたデュークは気づけば最強になっていた。魔王を倒し、国へと帰ったデュークはなぜか、王国を追われてしまう。しかし、最強になったデュークは迫りくる様々な敵に負けることはない。国は嫌いになったが、民衆は護りたい。だからデュークはその後も魔王を倒すために旅に出るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 13:14:47
1364文字
会話率:79%
俺はとんでもなく女性にモテる体質だった、その人生の一部を皆さんにお見せしよう。
最終更新:2020-08-07 20:47:10
1543文字
会話率:4%
彼らには、人には言えない【弱点】(コンプレックス)を抱えている。
オタクと指をさされて笑われた者
まるで、小学生のような見た目とバカにされた者
どうして笑わないの?空気を読みなよと責められた者
最愛の人に、最悪の事をされて女性を嫌
いになった者
彼らには、人には言えない、【弱点】がある
人知れず、悩み、苦悩し…しかしいつか必ず前に進むことの重要性に気づくだろう
だけど、そんな彼らのオアシスと呼べる場所が存在する
天人大学「相談部」そこが彼ら4人のオアシスだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-14 22:41:53
8417文字
会話率:35%