あの夏を思い出したい
最終更新:2024-08-20 01:47:57
279文字
会話率:10%
中学まで友達のいなかった玄間邦康は、高校入学を機に心機一転して脱陰キャを目指すことにした。玄間の思い描く、平穏な高校生活を送るために、暗い性格の自分を変えることにした。
しかしそんな目標は早くも崩れ去った。原因は隣の席の斎無紗奈絵という少女
だった。学年のアイドルと注目されている斎無だが、幸運にも玄間は彼女の隣席になった。
可愛くて社交的な斎無を見て自分とは住む世界が違うと感じる玄間であったが、放課後に斎無に声をかけられる。
斎無は玄間に告げる。「あなたが犯人ね」と。
自称名探偵を名乗る美少女に巻き込まれる、玄間の非日常的な高校生活が始まろうとしていた。
ミステリー未満、ラブコメ未満の学園青春物語が幕を開ける。
●椅子すり替え事件
新学期初日、斎無の椅子が何者かにすり替えられたらしい。しかもその犯人が玄間だと言い切るのだ。玄間は自分には身に覚えのないことだった。
二人はお互いに証拠・アリバイ・動機を確認していく。議論は白熱し、斎無との勝負の末、玄間は自身の潔白を証明した。
●タバコの吸い殻発見事件
緊急の学年集会が開かれた。生徒指導の教師が「この中にタバコを吸ってるやつがいる」と怒り出した。
この発言に興味を持った斎無は放課後、玄間を連れてタバコの謎を追う。
●屋上開放事件
斎無に巻き込まれて、学校に起こる不思議な事件を解決していくことになった玄間は、次第に斎無に興味を抱く。
彼女もまた玄間と親しくなろうときっかけを探っていた。人付き合いが苦手な玄間にはどうすればいいのかわからない。
斎無のことを知りたいと悩んでいると事件が起きた。斎無の机に謎の鍵が放り込まれていた。二人は鍵の正体を突き詰め、学校の屋上の鍵だと知る。
屋上に侵入した二人は、そこからの景色に目を奪われる。そして互いの胸中を明かす。その結果、二人はわずかばかりの友情を確かめ合う。
●結末
ミステリー小説が好きな斎無と玄間。二人は平凡な日常に飽きていた。二人はフィクションのような非日常を心のどこかで求めていたのだ。
斎無は退屈な日々から抜け出したいために、日常の謎を大袈裟に事件のように扱い、自分を名探偵だと名乗る。
玄間が目標に掲げる平穏な高校生活など実在せず、本当は創作のような学園生活を送りたいと思っていた。
二人は性格が真逆なようで本質がよく似ていた。そんな二人の不思議な関係が続いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 09:00:00
103703文字
会話率:56%
言いたくは無いけど、吐き出したい話
キーワード:
最終更新:2024-08-11 05:09:40
413文字
会話率:0%
2023.2月に書いたもの
早く抜け出したい
題名はこれでよかったんだろうか、、、
キーワード:
最終更新:2024-08-09 09:41:01
879文字
会話率:0%
知らない部屋で目覚めたリゼ。記憶はない。ボロボロの身体、内側から開かない牢獄の様な部屋、悪辣な妹・フローラ。
絶望の中、リゼが魔女だとして告発されたと屋敷が騒がしくなる。リゼは現状から抜け出したいと、屋敷を出て検閲官チェンウェイに連行される
。連れて行かれた対魔女機関〈検閲機構〉の人達は優しくて――。
記憶のないリゼが、失われた記憶を幸せを手に入れる話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 20:00:00
75664文字
会話率:60%
死んだら知らない場所にいた。気付けば集落になり、村ができ、街となり――気付けば国となった。国作りの中心となっていた6人の魂は、周りの者達に請われ王となる。いつの間にか領土も広がり、人種も増え、種族も様々。6人での統治は難しいと、領土に寄り
王を別にたてた。彼等は皇帝となったのだ。
安定した帝国は人々が穏やかに過ごす。その中で、彼等も彼等なりに楽しく生活をしていた。
最初の6人のうち、紅一点の皇帝桜は感情の表現が苦手だ。好き嫌いの表出は大切なものを奪われる原因となった。
だが、この世界では関係ない。周りにいる者達のためにも、少しでも感情を表出したいと願っている。感情が伝わらないことに寄るトラブルを避けられれば、周りの者達の苦労も減るだろうと判断したのだ。努力をしてみても、理解し得ない感情は表情に出ない。感情を言葉にする練習は成果があるのに、表情には出なかった。
皇帝桜が最も苦労を掛けていると思っている相手――最初の6人の皇帝達の一人、皇帝凜夜。生前から彼女に仕え、彼女を愛している彼は別に何とも思っていない。彼女から与えられるものは、例え苦労だろうが何だろうか喜びを感じている。
そんな彼等彼女等の話
※文豪コロシアムにも同一作品を投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 21:43:16
103379文字
会話率:29%
中途半端なミスを出すくらいなら、切りのいいミスを出したい、なんて言ってはいけないとすぐに反省。
最終更新:2024-07-27 08:42:48
315文字
会話率:0%
金髪碧眼ロングヘアで白スクニーソのロリ巨乳エルフが好きな男が死んだ。死後、彼の魂は溶かされて再利用されるはずだったが、なぜか見知らぬ世界へと流れ着いていしまう。物に触れない幽霊の状態の男が目にしたのは、邪教の手によって今にも生贄にされそうな
一人の少女だった。彼女の見た目は、男が理想とする金髪碧眼ロングヘアで白スクニーソのロリ巨乳エルフにどこか似ていた。どうにかして彼女を救い出したい。接触不可、憑依不可、ポルターガイスト不可。世界にほとんど干渉できない幽霊の男が奮闘する救出劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 09:43:10
43715文字
会話率:55%
どうか皆さんに助けていただきたい。ある紳士を探しているのだ。
私は自ら組み立てた機械仕掛けのメイドと旧修道院で暮らしている。
ある夜、私のメイドが襲われバラバラにされた。
捕まえて警察に突き出したいわけではないが、私は彼とどうしても話がした
いのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 09:02:12
4145文字
会話率:24%
自己中で誰にでも横柄な態度を取るアビゲイル・ダンフォード侯爵令嬢は、何故かオペラに向かう馬車の中で何度も目を覚ます。
同じ景色、同じ目的地。
この日を起点として、3日後に、自分は刺殺される。
そして何度もタイムループを繰り返す。
この3日間
の行動を変えて、なんとか生き延びる道を模索するアビーは、死亡フラグをへし折って、生き延びることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 08:24:12
139026文字
会話率:33%
「俺」の部屋に現れたのは白い翼を背負った中年男。なんだこれ? コスプレか?
「ですからね、あなたはお亡くなりになりましたので私がお迎えに上がりました」
コスプレ男は至極まじめな顔でさっきと同じことを繰り返した。
「いやいやいや……は
?」
コスプレ男を一刻も早く部屋から追い出したい「俺」だったが、コスプレ男はスーツの懐から名刺を取り出した。
『いつでも真心サービスの安心案内 あなたのお心に寄り添います。
霊界ガイド課 主任 スズキ タロウ』
……は?
★全4~5話です。ほぼ書き上がってはいるのですが、最終話を分割するか迷い中です。
★感想欄は最終話を投稿してから解放する予定です。何卒よろしくお願いいたしますm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 19:50:00
20300文字
会話率:46%
田舎町で毎日野球に励む、野球少年こば。
そんなこばも小学生最後の試合が近づいてきました。
これまで練習してきた事を活かして、なんとかいい結果を出したい所ですが、次から次へと強豪チームが襲いかかってきます。
相棒で親友のナナイと仲間達
と共に駆け抜ける事ができるでしょうか。全国大会に出場するには先ずは地区大会の突破が必要となります。
頑張れこば!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 18:00:00
20070文字
会話率:35%
伯爵令嬢のリディアーヌは婚約者の不義の場面を目撃してしまったあげく、逆切れした婚約者から婚約破棄される。
そんな彼女を助けたのは、感情がないと噂される冷酷で最強の魔術師、オリヴィエ王子。彼はリディアーヌをお姫様抱っこで自分の部屋に連れて行
く。実はずっとリディアーヌを手に入れる機会を待っていたのだ。
笑顔とおかしな発言で距離を詰めてくるヤンデレ王子と、なんとか逃げ出したいと思いながらもほだされてしまうお人好し令嬢の攻防戦! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 11:00:00
10917文字
会話率:34%
王太子クリスピーノは愛しいエリザと結婚するため、暴虐な婚約者ダフネに婚約破棄を告げたのだが……。
どうしてなのか、すぐに五分前の過去に戻ってしまい、婚約破棄の場面を延々と繰り返している。しかもそのことに気がついているのはクリスピーノだけらし
い。
いい加減このループから逃げ出したいと思っていた101回目、クリスピーノが新しい行動をとってみると新しい事実が判明する。なんとダフネがクリスピーノの知らないところで……。
(カクヨムなどにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 08:32:59
8049文字
会話率:37%
現代社会における規制と自由、真実と虚構の狭間で揺れ動く心の葛藤を描いた歌詞です。この詞全体を通して、見たくない現実や偽りの姿を避けることなく、真実を見つけ出したいという強い意志が表現されています。
この詞を通して、私たちは規制や虚構に対する
反発心と、それでも真実を見つけ出したいという強い意志を感じ取ることができます。「規制された純白」は、現代社会に生きる私たちにとっての真実の探求と美の追求を強く訴えかける作品となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 02:58:50
390文字
会話率:0%
悲しい風を纏った蒼と、窮屈な日常から抜け出したい晴臣。突然発生した伝染病Xにより国は混乱の渦に巻き込まれていくが、二人は二人のための種集めの旅に出かける...はずだった。緩やかに交差しはじめる国の運命と二人の運命。旅の終着点に待っているもの
とは? 風が運ぶ、冒険ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 00:00:00
12460文字
会話率:46%
吐き出したいこの気持ち。文章に。
キーワード:
最終更新:2024-06-02 23:24:29
260文字
会話率:0%
魔法使いとしての素養を持つ者たちは魔法学園に入学し、『奇跡』に魅せられた彼らは日々魔法の研鑽を重ねる。
「私は忘れた記憶を思い出したい」
一人は過去に記憶を望み、
「退屈で飽き飽きしてしまう日常に意味なんてありません」
一人は現在に
未知を願い、
「つまりこれが未来への可能性ってやつよのう」
一人は未来に希望を紡ぐ。
三年間と限られた時間の中で、彼ら彼女らは何を成し遂げるのか。
「あ、じゃあ私と結婚してくれる? 西園寺くん」
「西園寺ぃぃぃ! テメェぇぇぇだけはぁぁぁ!!」
家族友人知人変人なんでもござれの魔法学園で繰り広げられる少しおバカで個性的な人物が駆け回る学園恋愛コメディ劇! ここに開演します!
※ノベルピアで先行公開中。章の区切り毎にこちらで順次公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 21:18:51
276920文字
会話率:36%
バンダナコミックの応募用に書き下ろしたシナリオです。
評判良いようなら、これも連載させるかも?
荒廃した惑星で繰り広げられるAIと人類の争い。
そんな中、いっぷう変わったAIと出会い、強くなっていく主人公。
さて、この不思議なコンビはどん
な冒険を行なっていくのでしょう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 16:05:41
5510文字
会話率:57%
死にたいと言い続けて,気づけば10年.
いつか死ねる日までの,長く短い走馬灯.
最終更新:2024-05-31 01:27:30
535文字
会話率:100%
ルティーナ・クワイエットはクワイエット公爵家の長女である。
サラデイン皇国は精霊の加護を受けた国。多かれ少なかれ皆、精霊の加護を持っている。
クワイエット公爵家は古くから闇の大精霊ヴァレリーの加護を受けており、ルティーナの傍には生まれたとき
から加護精霊ウリちゃん(黒マメシバの姿)が付き従っているぐらいに、その加護は強大なものだ。
闇の大精霊とは魅了の力を持つ。
ルティーナは幼い頃は無自覚に周囲を魅了し、浄化によって魅了がとけた友人たちから蛇蝎のごとく嫌われることを繰り返してきた。
そのため、すっかり人間不信い陥り、陰の者として部屋に閉じこもってきた。
強い闇の大精霊の加護を持つ――ということで王太子殿下であるカイネ・サラデインの婚約者に選ばれた十五歳の時、ルティーナは夢を見る。
これから入学するサラデイン貴族学園で、は、ルティーナとは真逆の可愛く明るく人気者である子爵令嬢ステラ・エルナンに心を奪われる。
嫉妬に身を焦がしたルティーナは、魅了の魔法をカイネに使用しようとして失敗し、その罪を断罪されて投獄されて、ルティーナの持つ力は危険だという理由で処刑をされる。
そんな未来はおそろしいのでできることなら穏便に、婚約破棄に辿り着きたい。
というかそもそも、カイネが明るすぎて眩しすぎて、光属性の加護が強すぎて、逃げ出したいんですけれど……!
そう――カイネはルティーナの幼馴染だった。
昔から、しょっちゅう家に乗り込んできては、遊びに誘ってくるのだ。
あぁ、今日もカイネの声がする。
「ルティ、ここをあけてくれ。雪を降らせたから、雪合戦をしよう!」
「こごえてしまいます……!」
「海に行こうか、ルティ」
「とけてしまいます……!」
粛々と婚約破棄を受け入れますから、どうか構わないでくれませんか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 10:21:14
173559文字
会話率:33%