人間の不良品が2つ、そこにはありました。
最終更新:2017-03-23 01:04:06
1122文字
会話率:0%
レーウォン・R・ラズメイルは西欧大陸ラージック王国ラズメイル男爵家の長男。成人前の十四歳。明るい茶髪、茶色い瞳で体は細く引き締まった筋肉質、顔は整っているが童顔。三歳の頃に神殿の石版で能力適性検査を受け、高い魔力適性と魔法の才能に目を付け
られて九歳でアストラ魔法学園に入学し魔法の研鑽を積む。が、魔法が一向に上達せず初級属性魔法は何とか、中級属性魔法はかろうじて使える程度で、上級以上は全く無理。其処で学園がレーウォンの能力適性を神殿で再検査すると確かに魔力と付与魔法の能力は高ったがその他の魔法適性は中級属性魔法以外全く無くアストラ学園の入学基準値を下回っていた。それよりも趣味の剣術や有人型ゴウレム《レムス》の操作等の適性が高かった。
学園側が神殿側にこの件を調査依頼した結果、実はレーウォンが三歳の時に能力測定で使用した石版はバグの在る不良品で測定が誤りだった事が神殿側の調査で判明。
その件が発覚後、レーウォンはアストラ学園を卒業間近で退学。失意の内に実家に帰ると今度は父親からアストラ学園を退学になった事をラズメイル男爵家の恥さらしと不当に罵倒し罵られ、『家は次男のリグルが次ぐからお前は用無し』と言われ絶縁され家を追い出されてしまう。
露頭に迷ったレーウォンは生活の為、仕方がないので自作のスクロールを売ったり、冒険者になってお金を稼ぐ日々を送ります。
ファンタジー・ロボットものの練習作品です。
先に連載している《幻想世界の槍使い》と《ブレイブエンブレム ~それ行け! 職人冒険者~》を優先しますので不定期更新になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-17 00:18:43
93584文字
会話率:44%
千堂アリシアは、ロボットである。ただし、<心のようなもの>を持ったロボットだった。人工知能が非常に進歩した社会においても、人工知能に心があるという事例はいまだ公式には確認されていない。その為、アリシアを製造したJAPAN-2(ジャパンセカン
ド)のロボティクス部門役員、千堂京一(せんどうけいいち)は、自身を被験者としてこの特異な状態にある自社製品のデータを集めるべく、メイドとして自宅で運用することにしたのであった。
かくして、規格品としては明らかな不良品であるロボットメイド・アリシアと、千堂京一の奇妙な日常が始まったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-27 07:48:43
115602文字
会話率:31%
「あなたの不良品の時間を修復しに来ました。」
人の運命の過ちを正す為に、天界より舞い降りた天界使のキュロノスとアズメの二人。
その二人が、出逢ったある運命不良者。
その冬の物語。
※本編、時間屋さん~運命の修復者~を先に読んで頂けたら
、より内容を楽しんで頂けると思いますので、本編の方もよろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-28 22:17:07
13118文字
会話率:44%
彼は、悩み苦しんでいた
上手くいかない仕事
上手くいかない人間関係
上手くいかない生活
何を到達点に生きているのか解らない自分
ある日、仕事で大きな失敗をした彼は夜の公園で自分の人生を振り返る
物心が着いた頃に、両親と呼べる人はもう居なく
肩身の狭い施設での暮らし
それでも、強く生きていけば
必ず「幸福」への道を歩んでいくのだと
縋る様に
しかし、信じて
真面目に
真面目にただ、生きてきた
「或いは、人生なんてものがこんなものなのかもしれないな」
寂しそうにそう呟く彼にある男が話しかけてきた
「いいや、人生はそう悲観するようなものじゃないぜ」
背の丈190㎝、痩せた輪郭には表情が見れない程深く大きい帽子
夏場だと言うのに、古緑色のコートは余りにも不自然だった
「あんたの不良品の時間。修復しに参りました」
それが、この不思議な男
「時間屋さん」との出会いだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-28 12:31:18
106731文字
会話率:39%
魔界。力が全てのその世界に、歴代でも最強と呼ばれる女帝がいる。
強さ、賢さ、美しさ……その全てにおいて他の追随を許さない魔族最強の女帝は、平凡な家に平凡なサキュバスとして生まれ、特殊な技能も才能もなかった。
他人と違ったのは、彼女が底抜
けに優しく、誠実な……悪徳こそが美徳な魔界において「不良」だったことだけ。チートのような能力を持つ者達と出会い、時に戦い、時に友になり……彼女は着実に成長し、魔界だけでなく天界や人間界にすら、その名を知らしめていく。最強の存在へと、登っていく。
これは、最強でありながら聖女よりも優しい魔王の、数奇な人生の物語。
異色の王道ファンタジーが、ここにある。
※横書き表示推奨です。アルファポリスにも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-21 20:23:02
249598文字
会話率:47%
魔術師。それは魔術を操り、精霊術を操る。
どちらか一方しか使えない者は不良品。そんな世の中に生まれたライド=ユリウスは、歴史に名を刻んだ魔術師を輩出してきた名家の次男ながら、精霊術を使うことができなかった。
しかし、彼には才能があった。圧
倒的な魔術の才能が。
紆余曲折あり、ライドは魔術師を育成する魔術修院に入ったのだが―――
彼はただの不良品か、それとも……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-26 10:00:00
2082文字
会話率:34%
吾輩はネジである。不良品である。
本来、頭に+の形の穴が空いているべきだが、どういうわけかzの形の穴が開いてしまっている。
最終更新:2016-05-17 21:58:54
1995文字
会話率:36%
アルファポリスとの重複投稿です。
高校1年生の愛徒優気(あいとゆうき)は、夏休みに彼女に振られて落ち込んでいた。そして、彼が帰宅しようと家の近くを歩いている時、前から「不良品」というタグがついた美少女が歩いてきた。
最終更新:2016-02-15 23:35:36
12599文字
会話率:43%
無能、役立たず、不良品、出来損ない……様々な言葉をくれた家族。そして、家族から用済みと捨てられた私は第2の人生を生きる。ただ、幸せを求め生きていく。
最終更新:2015-12-27 15:06:52
25124文字
会話率:26%
高校1年生の春。何かが足りない『不良品の彼女』と何かを失った『不完全な僕』が出会った。
キーワード:
最終更新:2015-10-16 00:00:00
1623文字
会話率:8%
家族に不良品と言われて育った天宮時雨(あまみやしぐれ)は、サッカー部の人気者の梨元照太郎(なしもとしょうたろう)に図書室に呼び出された。照太郎と話をする前に足下が光り、時雨は意識を失った。
ひょんな事から異世界で暮らすことになった時雨は無難
に無理なく暮らそうと決めるのだが………
時雨は異世界で幸せになれるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-28 02:09:32
61884文字
会話率:56%
ここまで説明したからには、返品交換は受け付けないだと!?
メーカーは品質保証期間過ぎてるし修理も無理って……
アップグレードは無理でもアップデートか……ああ無理ですか。そうですか。
この際、初期化でもいいのですが……
不良品ではなく仕様
だということですね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-30 16:57:45
768文字
会話率:10%
ペットショップでバイトをはじめた「僕」は、ある日、「びっこ」※の子犬を見つける。子犬は翌日、「不良品」として「処分」されることに。しかし、薬殺のために業者が来る直前、ある出来事が起こる。ペットショップでバイトをしていたときに、実際にあった話
。
※「びっこ」が差別用語だということは知っていますが、この言葉を使わないと、この話の雰囲気が出せないと思って使っています。ご寛容ください。他サイトに載せていたものを、移転してきました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-06 12:06:51
2490文字
会話率:20%
ある日、一人の年老いた人形師が家の火事によって死んだ。後に残ったのはその孫娘と、出来損ないの機械人形。人形にできることといえば、娘に愛を囁くことだけ。
今日も娘の車いすが、咎めるように小さく鳴いた。
最終更新:2015-04-27 14:05:55
3193文字
会話率:25%
「奴隷市場」における「不良品」についての虚しい考察。
最終更新:2014-12-30 20:48:29
1192文字
会話率:5%
人間関係にはいろいろありますが、突き詰めてしまえばやりたいことは一つです。そして、やりたくないことも一つなのかもしれません。
最終更新:2014-08-26 21:29:09
30741文字
会話率:42%
さて、昔々あるところに、サリアという不良品のアンドロイドがおりました。サリアが不幸な案山子として畑を守っていると、浮浪者のような見た目の男が通りすがりました。
――咲いた綺麗な花からは、とても不思議な香りがしていました。(本作品は、本文中の
一文一文がSFになっています。詳しくは、本作の後書き部分参照ください。)
(あなたのSFコンテスト参加作品2作目。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-24 21:17:12
8572文字
会話率:50%
優等生としてそれまで何不自由なく過ごし、温かな家庭にて育った僕。
そんな僕の生活はある日両親から告げられた両者の不倫、そして僕の高校卒業と同時に離婚するという話によってそれまで自身を支えてきた価値観の全てが崩壊する。
世の中の全てがどう
でも良くなり、僕以外誰もいなくなった冷たい家にある日一人の少女が転がり込んできた。
「ねえ、あたしをここに住まわせてよ」
不意に訪れたクラスメイトの少女との同居生活。類は友を呼び、世間では不良と呼ばれるはみ出しものたちとの関わりが生まれ、それまでの僕を徐々に変えていく。
これは不良品の物語。世間からあぶれ、何かが欠けた人々の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-23 16:06:41
3863文字
会話率:9%
青年スーラ・ゼルガーは魔法も騎馬も剣術も駄目な使い物にならない不良品。そんな彼に残されたのは盾となる道だった
キーワード:
最終更新:2013-06-19 00:30:03
1170文字
会話率:0%
禁忌とされる〝ココロ〟を所持した、アンドロイドの少年がいた。
変わらないと思われた生活の中で、彼は一人の青年と出会う。
少年は、彼と関わっていくことで本来の自分を取り戻していくが、現実は彼らを黙って見守ることはしなかった。
其の出会いは、
少年を〝修復〟するものではなく――〝破壊〟を齎すものだったのです。
――死にたくなければ刃をとれ。
――ヒトを悵恨するのなら、貴様にチャンスをくれてやろう。
――精々頑張れ、不良品。
「さあ、決められていた運命とやらを、跪かせてやろうか」
彼を中心に、錆びついた歯車が動き出した――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-10 17:15:38
302167文字
会話率:43%